一部の海外FX業者は、コピートレードに対応しています。
コピートレードを使うことで、優秀なトレーダーにトレードを委託でき、チャートを見る時間を節約できます。
コピートレードをするなら、まずは3つの基礎知識を抑えておきましょう。
- コピートレードをするなら、HotForexがおすすめ(トレーダーの数が多いから)
- ストラテジープロバイダーは最大ドローダウン20%以下を選ぼう
- 資金は最低10万円入れておきたい
コピートレードは自動売買と比べて設定のハードルが低いと言うメリットがありますが、手数料が高いというデメリットがあります(利益の5〜30%)。
では海外FXのコピートレードで稼ぐには、どうすればいいのでしょうか?
この記事では、海外FXのコピートレードについて全体的に解説していきます。
コピートレードの基礎知識
ここからはコピートレードの基礎知識を見ていきます。
コピートレードの仕組み
コピートレードとは、自分の口座を他人のトレーダーの口座と紐付けて、同じトレードを行うこと。勝率の高いトレーダーのトレードをコピーすることで、こちらのトレード勝率も上げられます。
ただコピートレードも無料ではありません。他人のトレードをコピーした場合、得られた利益の数%をコピー元のトレーダーに支払う仕組みになっています。
コピー元のトレーダーは、通常のトレード収益に加えて、コピートレードの手数料も受け取れるのです。でないとコピー元のトレーダーにメリットがありませんからね。
トレードの腕に自信がないなら、優秀トレーダーをコピーした方がいいでしょう。逆にトレードの腕に自信があるなら、ストラテジープロバイダーとなって手数料を稼ぐのもおすすめです。
コピートレードができるのは基本的に海外FX業者のみ
日本人がコピートレードをする場合は、基本的に海外FX業者を使います。
日本のFX業者でコピートレードができるところはほぼありません。日本でコピートレードをするには、投資助言の資格が必要で、そのハードルが非常に高いからです。
逆に海外FX業者であれば、日本の法律は適用されないため、コピートレードのビジネスもしやすくなるわけです。
日本在住者がコピートレードをする場合は、HotForexなどの海外FX業者を使いましょう。
コピートレードのメリット
コピートレードのメリットは以下の通り。
- チャートを見る時間を節約できる
- EA自動売買と違って、VPSを契約・設定する必要がない
- 高額なEAを買う必要がない(相場は1つ3万円)
- 設定が簡単で、パソコンが苦手な方でも操作しやすい
コピートレードの最大のメリットは、簡単に設定できること。
コピートレード用の口座を開設して、口座入金して、トレーダーを選択するだけで、簡単にコピートレードが始められます。
逆にEA自動売買だと、VPSを設定したり、MT4にEAをインストールしたりと、やることが多くて大変です。特にVPSの設定は、パソコンが苦手な方だと難しいでしょう。
その点でコピートレードは、パソコンが苦手な方でも手続きしやすく、トレードを始めるまでのハードルが低いのです。
コピートレードのデメリット
コピートレードのデメリットは以下の通り。
- 優秀なトレーダーを探す手間がかかる
- トレーダーが突然無茶なトレードをして、大きな損失を抱えるリスクがある
- トレーダーが突然トレードを止めてしまうリスクがある
- 手数料が高い(利益の5〜30%)
コピートレードの最大のデメリットは、手数料が高いこと。得られた利益の5%から30%をストラテジープロバイダーに支払うことになります。
手数料は海外FX業者によって様々で、FBSだと5%と低めですが、HotForexだと30%前後と高めです。コピートレードで10万円稼いだとしても、3万円を手数料として取られるのは痛いです。
大きな金額でトレードするなら、利益率に優れるEA自動売買の方がおすすめ。
コピートレード対応の海外FX業者
コピートレードを利用するには、コピートレード対応の海外FX業者で口座開設する必要があります。
ここからはコピートレード対応の海外FX業者を詳しく見ていきます。
HotForex:トレーダーの参加人数が多く、一番おすすめ
HotForexのコピートレードは、個人的に1番おすすめ。
トレーダーの参加人数が800人と非常に多く、うまく条件を絞り込めば、優秀なトレーダーを見つけやすいからです。
ストラテジープロバイダーの情報量も多く、口座残高や取引ロット数、勝率などが記載されており、フォローすべきかの判断もしやすいです。
デメリットは手数料が高いこと。得られた利益の20〜30%を支払う必要があるため、他のコピートレードよりも手数料が割高になってしまいます。
詳しくはHotForexの「ストラテジープロバイダーリスト」をご覧ください。
FBS:トレーダーの情報が少ない・専用アプリのみ
FBSのコピートレードは、HotForexの次におすすめ。
トレーダーの参加人数が多く、優秀なトレーダーを見つけられる可能性がアップします。
ただコピートレードは専用アプリで行うため、パソコンのブラウザを使うときよりも、情報量が少なく、優秀なトレーダーを探しにくいです。
手数料は5%と低めで、優秀なストラテジープロバイダーを見つけられれば、HotForexよりも大きな利益があげられるかもしれません。
詳しくはFBSの「コピートレード」をご覧ください。
TradersTrust:トレーダーの人数が少ない
TradersTrustもコピートレードを実施しています。
ただ参加しているトレーダーの人数が10人前後と少なく、優秀なトレーダーを探しにくいため、個人的にはおすすめしていません。
コピートレーダーのリストは、TradersTrust会員ページで確認できます。
LAND-FX:トレーダーの人数が少ない
LAND-FXもコピートレードの一種「PAMMシステム」を導入しています。
PAMMもコピートレードの仲間で、自分の口座を他人の口座に紐付けて、代わりに運用してもらうことで、トレードをコピーできます。
参加人数もそれなりに多く、最大ドローダウンなどで検索をかければ、優秀なトレーダーを見つけられるかもしれません。
またLAND-FXの開催しているデモコンテストで優秀な成績を収めることで、ファンドマネージャー(コピー元)になることもできます。
詳しくはLAND-FXの「PAMMシステム」をご覧ください。
Tradeviewの「cTrader Copy」:情報が少ない
高性能取引プラットフォームのcTraderには、コピートレードができる「cTrader COPY」という機能もあります。
普通のコピートレードと同じように、コピー元のトレーダーを選択することで、自動でトレードのコピーをしてくれるわけです。
cTrader COPYはcTrader口座を持っていれば利用でき、コピートレード専用の口座を開設する必要はありません。
cTraderコピーは、Tradeviewの「cTrader」で利用できます。
優秀なストラテジープロバイダーの選び方
コピートレードで利益を出したいなら、まずは優秀なストラテジープロバイダーを見つけることから始めましょう。
おすすめの選定基準は以下の通り。
- 口座残高グラフが右肩上がりになっている
- 最大ドローダウンが20%以下(理想は10%以下)
- フォロワー数は50人以上(人数が少ないと突然辞めることも)
- 半年以上トレードを続けている
ストラテジープロバイダーの人数が多くても、これらの条件をもとに絞り込めば、10人前後に厳選できるはずです。
この中から自分のトレード戦術に合ったストラテジープロバイダーを見つけて、口座をフォローしましょう。
ストラテジープロバイダーを探すなら、トレーダーの人数が多く、検索機能の充実している、HotForexのコピートレードが個人的におすすめ。
トレーダーの検索は、HotForexの「ストラテジープロバイダーリスト」から行えます。
まとめ:コピートレードをするなら、まずはHotForexがおすすめ
ここまで海外FXのコピートレードについてわかりやすく解説してきました。
コピートレードの最大のメリットは、EA自動売買よりもセットアップの簡単なこと。パソコンが苦手な方でも、簡単に始められます。
デメリットは手数料が高いこと。得られた利益のうち5〜30%を、ストラテジープロバイダーに支払うことになります。
資金が10万円前後のなら、コピートレードの方が良いですが、口座残高が大きくなった場合は、EA自動売買に切り替えた方が良いでしょう。
コピートレードをするなら、海外FX業者はHotForexがおすすめ。
HotForexはコピートレードの参加人数が多く、検索機能も充実しており、優秀なトレーダーを探しやすいからです。
参加トレーダーは、HotForexの「ストラテジープロバイダーリスト」で確認できます。