2020年の秋ぐらいからビットコインの価格が急上昇し始め、ビットコインバブルになりました。バブルに乗じてビットコインで稼ぎたい人もたくさんいるでしょう。
ただし仮想通貨トレードにおいては、取引手数料やスプレッドなど基本的なことを知っておかないと、業者に手数料をぼったくられるリスクがあります。
またトレード手法においても、手持ちの資金を全部ビットコインに突っ込んで長期保有するだけだと、バブル崩壊後に資金を一瞬で失うことになるでしょう。
この記事では仮想通貨の取引所やおすすめのトレード手法、有益な情報源についてわかりやすく解説していきます。
長文なので、先に要約を述べておきます。
- 仮想通貨は、手数料の低い「取引所」で購入すること(販売所は高い)
- 国内取引所は、bitbankかliquidがおすすめ(取引コストが低い)
- 海外取引所は、bybitかBiboxがおすすめ(日本語対応で、取引手数料が低い)
- トレード手法は、botによる自動売買がおすすめ(再現性が高い)
- 情報源は、ユーロピアさんのTwitterアカウントかnoteがおすすめ
これら5つを押さえておくだけでも、仮想通貨でぼったくられるリスクを大きく軽減できます。
- 仮想通貨の基礎知識
- 仮想通貨のデモトレードは、CryptoGTがおすすめ
- 国内の仮想通貨取引所
- おすすめの国内仮想通貨取引所まとめ
- 海外の仮想通貨取引所
- bybit(バイビット):おすすめ
- Binance(バイナンス):ちょっとおすすめ
- CryptoGT(クリプトGT)
- FTX(エフティーエックス):中級者以上におすすめ
- Huobi Global(フォビグローバル):日本在住者は利用不可
- Bitfinex(ビットフィネックス)
- Poloniex(ポロニエックス)
- BitMart(ビットマート)
- CoinEx(コインエックス)
- Bibox(ビボックス):おすすめ
- Fcoin(エフコイン):破綻
- BitForex(ビットフォレックス):中級者以上におすすめ
- Changelly(チェンジリー):非推奨
- BITTREX(ビットレックス)
- Coinbase(コインベース):非推奨
- OKEx(オーケーイーエックス)
- bithumb(ビッサム)
- KuCoin(クーコイン):日本居住者は非推奨
- Kraken(クラーケン)
- Bitstamp(ビットスタンプ):非推奨
- YoBit(ヨービット):非推奨
- HitBTC(ヒットビ-ティーシー):非推奨
- KORBIT(コルビット):日本在住者は非推奨
- CoinExchange(コインエクスチェンジ):閉鎖済み
- おすすめの海外取引所まとめ
- 仮想通貨のトレードスタイル
- トレード以外で仮想通貨を稼ぐ方法
- 仮想通貨銘柄のおすすめは?
- おすすめの情報源・ツイッターアカウント
- まとめ:2021年に仮想通貨で稼ぐなら、自動売買がおすすめ
仮想通貨の基礎知識
ここからは仮想通貨の基礎知識を簡単にまとめておきます。
その1、国内業者の最大レバレッジは4倍
国内取引所の最大レバレッジは4倍。国内FX業者の25倍と比べても、かなり低めです。
さらに2020年5月1日からは、さらにレバレッジが2倍に引き下げられることが決定されています。
改正資金決済法が2020年5月1日に施行されることが決まり、最大レバレッジ倍率は2倍で確定となりました。
レバレッジが低いと、必要証拠金が大きくなります。大きな利益を出すには、大きな資金が必要となり、資金の少ない人ほど不利になるでしょう。
仮想通貨トレードで大きな利益を出したいなら、よりレバレッジの高い海外取引所を使うことをおすすめします。
海外取引所なら日本の法律が適用されないため、レバレッジ100倍でも利用できます。
その2、国内業者は取扱銘柄が少ない(10種類くらい)
国内の仮想通貨取引所は、取り扱い銘柄が10種類前後と非常に少ないです。
取り扱っている銘柄は、ビットコイン、リップル、イーサリアム、ライトコインなどメジャーなものばかり。逆に流通量の少ないアルトコインなどはあまり取り扱っていません。
アルトコイン投資をしたいなら、海外の取引所を利用しましょう。
その3、仮想通貨は、手数料の低い「取引所」で買おう
国内の仮想通貨取引所では、「取引所」が「販売所」のどちらかで仮想通貨を購入できます。
それぞれの違いは以下の通り。
- 取引所:他のトレーダーから仮想通貨を購入する(手数料は0.1%前後)
- 販売所:取引所から仮想通貨を購入する(手数料は1〜10%)
仮想通貨の取引コストを安く抑えたいなら、取引所がおすすめ。手数料の目安は、成約価格の0.1%ほど。
それに対して販売所は、ブローカーから直接仮想通貨を購入できるため、安定して仮想通貨を入手できる反面、取引コストが高めです。手数料の目安は、成約価格の1%から10%ほど。
販売所が存在するのは国内取引所だけで、海外取引所だと取引所のみでの販売となります。
仮想通貨の取引コストを安く抑えたいなら、販売所ではなく、取引所を使いましょう。
その4、スプレッドの狭い取引所を利用しよう
仮想通貨の取引手数料は、以下の2つに分けられています。
- 取引手数料:取引するときに発生する手数料。基本無料
- スプレッド:「売り」と「買い」の価格差。実質的な取引手数料
この取引手数料は、販売所形式だと基本無料で、気にしなくていいです。
それより重要なのはスプレッド。この数値が大きくなると、取引所に支払う手数料が大きくなり、利益も少なくなります。
特に広告費をたくさん使っている取引所だと、取引手数料が無料であることを強調している代わりに、スプレッドが広いこともよくあります。(Coincheck、bitFlyer、Zaifなど)
仮想通貨取引で利益を上げたいなら、スプレッドの狭い取引所を選びましょう。おすすめはbitbankやliquidあたりですね。
その5、仮想通貨における「メイカー・テイカー」とは?
仮想通貨における手数料には他にも、「メーカー」と「テイカー」があります。
それぞれの違いは以下の通り。
- メイカー手数料:取引板にない価格で約定する取引
- テイカー手数料:取引板にある既存価格で約定する取引
メイカーは新しい価格を作り、流動性を生み出すことから、手数料が低めです。
それに対して、テイカーは既存の価格で売買をして、流動性を奪うことから、手数料が高めです。
メーカーとテイカーの違いについては、こちらの記事が参考になります。
仮想通貨のデモトレードは、CryptoGTがおすすめ
仮想通貨取引をするなら、まずは資金を失わないデモトレードから始めたいところ。
仮想通貨取引所でデモトレードに対応しているのは以下の3つ。
この中ならCryptoGTがおすすめ。海外取引所ですが、日本語にも対応しています。
またデモ口座を開設するまでの流れが、普通の海外FX業者と同じで、設定ハードルも低いです。
BitMEXは、ウェブブラウザで取引するタイプで、MetaTraderには非対応です。
BITPointは国内取引所ですが、デモ口座開設までの流れがわかりにくく、あまりおすすめはしません。
したがって仮想通貨でデモトレードをするなら、CryptoGTが1番おすすめと言うことになります。
デモトレードの始め方は、こちらの記事をご覧ください。
国内の仮想通貨取引所
ここからは代表的な国内取引所を紹介します。
Coincheck(コインチェック):非推奨
「Coincheck」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:1倍
- スプレッド目安:0.05%(取引所)/ 6.2%(販売所)
- 取引手数料:無料
- 取扱仮想通貨:13種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:500円相当/0.001BTC相当
- 入金手数料:無料〜入金金額×0.11% + 495 円(詳細へ)
- 出金手数料:一律407円(詳細へ)
- 送金手数料:0.001 BTC(詳細へ)
- ロスカットライン:50%
Coincheckの特徴は、ウェブサイトがシンプルなデザインで、直感的な操作がしやすいこと。
スマホアプリも同様にシンプルなデザインとなっており、ITや金融サービスが苦手な方でも、操作しやすい作りになっています。
取り扱い銘柄も13種類と、国内取引所の中では多い方です。
デメリットは取引手数料が高いこと。手数料の低い取引所で購入できるのは、ビットコインのみ。それ以外の仮想通貨は、手数料の高い販売所で買う必要があります。
初心者トレーダーが好みそうなシンプルなデザインをしていますが、取引手数料は高めなため、本格的に稼ぎたい人にはおすすめしません。
bitFlyer(ビットフライヤー):非推奨
「bitFlyer」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:4倍
- スプレッド目安:0.09%(取引所)/ 2.93%(販売所)
- 取引手数料:無料〜0.15%(詳細へ)
- 取扱仮想通貨:12種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.00000001 BTC(円換算で計算する)
- 入金手数料:無料〜330円(詳細へ)
- 出金手数料:220〜770円(詳細へ)
- 送金手数料:0.0004 BTC
- ロスカットライン:50%
bitFlyerの特徴は、高性能取引プラットフォーム「bitFlyer Lightning」が使えること。
このプラットフォームでは、MT4ように移動平均線などのテクニカル指標を表示できます。ただ効果音が非常にうるさいので、サウンド設定はオフにしておきましょう。
デメリットは、アルトコインの取引手数料が高いこと。イーサリアム、ビットコインキャッシュ以外ののアルトコインは、取引手数料の高い販売所でしか購入できません。
bitFlyerも取引手数料が高めなため、本格的に稼ぎたい人にはおすすめしていません。
DMM Bitcoin:初心者におすすめ
「DMM Bitcoin」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:4倍
- スプレッド目安:0.06%(取引所)/ 0.24%(販売所)
- 取引手数料:無料
- 取扱仮想通貨:11種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.001BTC(円換算で計算する)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:無料(詳細へ)
- 送金手数料:無料
- ロスカットライン:50%
DMM Bitcoinのメリットは、各種手数料が無料なこと。
入金手数料と出金手数料、送金手数料も無料なため、資金を頻繁に出し入れする人だと、トータルの手数料を安く抑えられます。
またアルトコインのレバレッジ取引にも対応しており、少ない資金でも大きな利益を狙いやすいです。
販売所の手数料もやや低めなため、多額の資金でビットコインを買う場合は、より手数料を安く抑えられます。
そして何よりDMM Bitcoinは、大手企業のDMMが運営しているため信頼性も高く、トラブルがあったときのサポートも充実しています。
GMOコイン:初心者におすすめ
「GMOコイン」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:4倍
- スプレッド目安:0.021%(取引所)/ 3.9%(販売所)
- 取引手数料:販売所は無料(メイカー:-0.01% / テイカー:0.05%)
- 取扱仮想通貨:10種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.0001BTC(日本円で換算する)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:無料(詳細へ)
- 送金手数料:無料
- ロスカットライン:30%(レバレッジ取引)/ 75%(暗号資産FX)
GMOコインのメリットは、入金手数料と出金手数料、送金手数料が無料であること。頻繁に資金を出し入れするなら、トータルの手数料を安く抑えられます。
さらに取引プラットフォームは、TradingViewにも対応。ウェブブラウザでも動作できるため、MacBookなどのパソコンでも利用できます。
またGMOコインは日本大手のGMOが運営しているため、サポートデスクの体制も充実しており、わからないことがあっても気軽に質問しやすいです。
トータルの手数料が低く、スマホアプリやプラットフォームを使いやすいことから、初心者トレーダーにもおすすめしやすいです。
bitbank(ビットバンク):おすすめ
「bitbank」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:1倍
- スプレッド目安:0.00007%(取引所)/ 0.02%(販売所)
- 取引手数料:-0.02%(メイカー)/ 0.12%(テイカー)
- 取扱仮想通貨:7種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.0001 BTC(日本円で換算する)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:550〜770円(詳細へ)
- 送金手数料:-0.02% 〜0.12%(詳細へ)
- ロスカットライン:100%
bitbankの特徴は、アルトコインの取引手数料が低いこと。
国内取引所だと、アルトコインは手数料の高い販売所で買うことが多いです。それに対しbitbankではアルトコインを取引所で購入できるため、手数料を安く抑えられます。
もう1つの特徴は、仮想通貨のレンディングに対応していること。
bitbankに仮想通貨を預けることで、年利3%ほどの金利が得られます。ただ預金保険などがないため、個人的にはおすすめしません。
bitbankのデメリットは、レバレッジ取引ができないこと。仮想通貨トレードで大きな利益を出すには、多額の資金が必要となります。
TaoTao(タオタオ):非推奨
「TaoTao」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:4倍
- スプレッド目安:1.02%(販売所のみ)
- 取引手数料:無料
- 取扱仮想通貨:5種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.001BTC(日本円で換算する)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:無料(詳細へ)
- 送金手数料:無料(詳細へ)
- ロスカットライン:80%
TaoTaoの特徴は、不正ログインに対し最大100万円の補償制度を設けていること。2段階認証をしていて、日本円での不正ログインに対してのみ、補償が適用されます。
デメリットは、販売形式が取引所ではないこと。販売所のみでの購入となるため、取引手数料が高くなりやすいです。
また取り扱い銘柄も5種類と少なく、アルトコインで取引をしたい人とも相性が悪いです。
仮想通貨トレードなどで頻繁に売り買いするなら、取引手数料の高いTaoTaoはおすすめしません。
SBI VC トレード
「SBI VC トレード」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:1倍
- スプレッド目安:0.019%(取引所)/ 1.99%(販売所)
- 取引手数料:無料
- 取扱仮想通貨:3種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.0001BTC(日本円で換算する)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:50〜250円(詳細へ)
- 送金手数料:無料(詳細へ)
- ロスカットライン:調査中(おそらく100%か)
SBI VC トレードの特徴は、出金手数料が非常に安いこと。
日本円の出金先が住信SBIネット銀行なら、出金手数料を50円に抑えられます。
2つ目の特徴は、取引手数料が非常に安いことで、GMOコインの10分の1くらいに抑えられています。(参照記事へ)
SBI VC トレードのデメリットは、取り扱い銘柄が3種類と少ないこと。マイナーなアルトコインでトレードするなら、他の取引所を使った方が良いでしょう。
DeCurret(ディーカレット):非推奨
「DeCurret」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:1倍
- スプレッド目安:0.7%(販売所のみ)
- 取引手数料:無料
- 取扱仮想通貨:5種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.0001 BTC(日本円で換算する)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:275円(詳細へ)
- 送金手数料:0.0004BTC(詳細へ)
- ロスカットライン:100%
DeCurretの特徴は、豪華なキャンペーンを定期的に実施していること。直近だと1,000円から2,000円相当のビットコインがもらえるキャンペーンを行っています。
以前はキャンペーン金額が10,000円と高額だったのですが、仮想通貨ブームが収まるにつれて、金額も少なくなっています。
もう一つの大きな特徴は、仮想通貨を電子マネーにチャージできること。対応サービスは、auウォレット、楽天Edy、nanacoの3つ。
DeCurretのデメリットは、販売所形式にしか対応していないこと。そのため取引所形式と比べると、取引コストが高くなってしまいます。
仮想通貨で頻繁に売買するなら、取引手数料の高いDeCurretはおすすめしません。
楽天ウォレット:非推奨
「楽天ウォレット」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:2倍
- スプレッド目安:4.17%(販売所のみ)
- 取引手数料:無料
- 取扱仮想通貨:5種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:100円(購入時)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:300円(詳細へ)
- 送金手数料:無料(受け取りは0.001BTC)
- ロスカットライン:100%
楽天ウォレットのメリットは、楽天ポイントを仮想通貨に交換できること。
中途半端に余った楽天ポイントを仮想通貨と交換することで、口座入金なしで仮想通貨トレードを始められます。
デメリットは、販売所形式にしか対応していないこと。取引手数料の低い取引所形式には対応していません。しかも販売所の取引手数料も4%相当とかなり高め。
取引手数料が高ければ高いほど、トレードで得られる利益が少なくなります。仮想通貨トレードで稼ぎたい人には、楽天ウォレットはおすすめしません。
BITPoint(ビットポイント):非推奨
「BITPoint」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:4倍(現在はレバレッジ取引口座の受付停止中)
- スプレッド目安:0.5%(取引所)/ %(販売所)
- 取引手数料:無料
- 取扱仮想通貨:6種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ(MT4は終了)
- 最低取引数量:0.00000001BTC(日本円で換算する)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:無料(詳細へ)
- 送金手数料:無料
- ロスカットライン:100%
BITPointのメリットは特にありません。
以前は世界的に有名な取引プラットフォーム「MT4」が使えたのですが、現在は対応サービスを終了しています。
また利用者が非常に少ないため、取引通貨量も少なく、取引が成立しにくいデメリットもあります。
さらにBITPointは、2020年の7月にハッキング被害に遭い、大規模な資金流出をさせている過去があります。(詳細記事へ)
仮想通貨取引所としての性能が低く、セキュリティの信頼性も低いことから、個人的にはおすすめしません。
Huobi Japan(フォビジャパン)
「Huobi Japan」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:2倍
- スプレッド目安:0.2%(取引所)/ 2.58%(販売所)
- 取引手数料:販売所は無料(メイカー:0.008~0.100% / テイカー:0.024~0.100%)
- 取扱仮想通貨:5種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.001 BTC(日本円換算へ)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:330円(詳細へ)
- 送金手数料:0.0005 BTC(預け入れは無料)
- ロスカットライン:100%(追証モードONなら50%)
Huobiは中国で有名な取引所の1つで、世界全体にグローバル展開しています。
金融庁の認可も得ており、国内取引所と同じ制約を受けていますが、海外の仮想通貨取引所と似たような部分もあります。
最大の特徴は、取り扱い銘柄の100種類以上と多いこと。ただし日本向け法人の「Huobi Japan」は、銘柄が20種類ぐらいに限定されています。
もう1つの大きなメリットは、取引プラットフォームにTradingViewを採用していること。ウェブブラウザにも対応しており、テクニカル分析もしやすいです。
デメリットは取引量が少ないこと。仮想通貨の流通量が少なく、任意のタイミングで売買ができないことがあります。
BTCBOX
「BTCBOX」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:1倍
- スプレッド目安:調査中(取引所のみ)
- 取引手数料:販売所は無料(取引所は0.05 %から)
- 取扱仮想通貨:4種類
- 取引プラットフォーム:アプリ
- 最低取引数量:0.001BTC(日本円換算へ)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:400〜750円(詳細へ)
- 送金手数料:0.001 BTC
- ロスカットライン:110%
BTCBOXの特徴は、仮想通貨の借入ができること。
仮想通貨の融資をしてもらい、多額の仮想通貨を保有した上で、大きなロットで取引をすることで、さらに大きな利益を狙うこともできます。
ただし融資の手数料は、1日あたり約定金額の0.1%と高め。1ヵ月融資を続ければ、月利で3%の手数料が取られてしまいます。
さらにBTCBOXは、送金手数料が0.001BTCと、他の取引所より10倍ほど高めです。
トータルの手数料が高めで、利用者も少ないことから、おすすめはしていません。
BITMAX(ビットマックス):非推奨
「BITMAX」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:1倍
- スプレッド目安:2.8%(販売所のみ)
- 取引手数料:無料
- 取扱仮想通貨:5種類
- 取引プラットフォーム:LINEアプリ
- 最低取引数量:0.001BTC(日本円換算)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:400円(詳細へ)
- 送金手数料:0.001 BTC
- ロスカットライン:調査中(おそらく100%)
BITMAXは、SNSで有名な「LINE」が運営している仮想通貨取引所です。
最大の特徴は、LINE Payで入出金ができること。LINE Payの口座残高で仮想通貨トレードをして、得られた利益をLINE Payに渡したりできます。
デメリットは、仮想通貨は販売所でしか購入できないこと。手数料の低い取引所では購入できません。
また取引プラットフォームもLINEアプリのみで、パソコンでのトレードができません。
仮想通貨で本格的に稼ぎたい人には、BITMAXはおすすめしません。
Liquid by Quoine(リキッドバイコイン):おすすめ
「Liquid by Quoine」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:4倍
- スプレッド目安:0.001%(取引所)/ 0.001%(販売所)
- 取引手数料:無料(アルトコインは0.05%〜0.1%)
- 取扱仮想通貨:5種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.001 BTC(日本円換算)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:510円(詳細へ)
- 送金手数料:0.0007 BTC(詳細へ)
- ロスカットライン:100%
Liquid by Quoineの特徴は、取引手数料が非常に低いこと。仮想通貨の取引量が最大級であるため、スプレッドも狭くなりやすいのです。
Liquid公式の情報によると「円建ての取引の9割は手数料が100円未満、50%以上は50円未満」とのこと。さらに独自のキャッシュトークンを使うことで、取引手数料が半額になります。
取引コストが低ければ、トレードで得られる利益も大きくなります。そのため玄人トレーダーほど取引コストを低くすることに拘ります。
Liquidは、仮想通貨界隈で有名なユーロピアさんも使うほどなので、取引コストを少しでも安くしたい玄人トレーダーなら、導入を検討しても良いでしょう。
デメリットは、日本円での出金手数料が510円と高めなこと。出金回数はなるべく最小限に抑えたいところです。
FXcoin
「FXcoin」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:調査中
- スプレッド目安:1.0%(取引所)/ 1.0%(販売所)
- 取引手数料:無料
- 取扱仮想通貨:4種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:調査中
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:300円(詳細へ)
- 送金手数料:0.001BTC(詳細へ)
- ロスカットライン:調査中
FXcoinの特徴は、リップルを基軸とした銘柄で注文ができること。リップルをメインとして保有しているトレーダーなら、その利点を生かせるかもしれません。
それ以外のメリットは特にありません。
入金手数料や出金手数料を安くしたいなら、DMM BitcoinやGMOコインの方がおすすめですし、取引手数料を安くしたいなら、Liquidを使った方が良いです。
FXcoinは仮想通貨取引所としてはルーキーで、信頼度はまだ低いです。大切なお金を預けるなら、もっと有名な取引所を選んだ方が良いでしょう。
Zaif(ザイフ):非推奨
「Zaif」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:1倍
- スプレッド目安:0.02%(取引所)/ 4.1%(販売所)
- 取引手数料:無料(メイカー:0% / テイカー:0.1%)
- 取扱仮想通貨:5種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.001 BTC(日本円に換算)
- 入金手数料:495〜605円(詳細へ)
- 出金手数料:385〜770円(詳細へ)
- 送金手数料:0.0001 〜 0.01 BTC
- ロスカットライン:30%
Zaifのメリットは特にありません。
取引手数料0%を謳っていますが、実質的なスプレッドが非常に広く、トレードで安定した利益を出すことはほぼ不可能です。
画像引用元:Zaif(ザイフ)でビットコイン購入のときには注意!ビットコイン取引所のスプレッド比較
また入金手数料や出金手数料も300円以上と高め。それなら各種手数料が無料のGMOコインを使ったほうが、全体コストを安く抑えられます。
さらにZaifはハッキングにより67億円相当の仮想通貨を流出させた過去があります。セキュリティ面でも大きな不安が残りますね。
取引手数料が高く、セキュリティ面での不安が残ることから、個人的にはおすすめしません。
おすすめの国内仮想通貨取引所まとめ
ここまで国内取引所を一通り紹介しましたが、中でもおすすめなのは以下の3つ。
- bitbank:スプレッドが一番狭い(0.00007%)
- Liquid by Quoine:スプレッドが二番目に狭い(0.001%)
- GMOコイン:各種手数料が無料。スプレッドが狭い(0.021%)
取引手数料を安くしたいなら、まずはbitbankがおすすめ。取引手数料が国内取引所の中ではトップクラスに低いです。
ただbitbankはレバレッジ取引ができません。レバレッジ取引をするなら、次に手数料の低いLiquidがおすすめ。
ただしbitbankもLiquidも出金手数料は500円以上と高め。頻繁に入出金をするなら、GMOコインを使いましょう。各種手数料が無料で、スプレッドも狭いです。
逆にCoincheckやbitFlyer、zaifなどは、広告費をたくさん使っている分、費用がスプレッドに上乗せされているため、トレードで利益を出しにくいです。
仮想通貨トレードで稼ぎたいなら、取引手数料とスプレッドの狭い取引所を選びましょう。
海外の仮想通貨取引所
仮想通貨で本格的に稼ぎたいなら、国内取引所ではなく、海外取引所を使いましょう。
海外取引所には、以下のメリットがあります。
- 国内取引所よりもレバレッジが高い(100倍以上)
- 銘柄の種類も多い(100種類以上)
- 豪華なボーナスやキャンペーンを実施していることもある
- 取引所トークンで取引すれば、手数料を低くできる
ここからは代表的な海外取引所を紹介していきます。
bybit(バイビット):おすすめ
「bybit」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:100倍
- スプレッド目安:0.0052%
- 取引手数料:-0.025%(メイカー)/ 0.075%(テイカー)
- 取扱銘柄:9種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:
- 入金手数料:無料
- 出金手数料:無料
- 送金手数料:0.0005 BTC
- ロスカットライン:
bybitの特徴は、メイカー側の手数料がマイナスであること。手数料がマイナスだと、逆にリベートがもらえるため、取引コストを大きく減らせます。
もう一つの特徴は、レバレッジが100倍と高いこと。10万円前後の少ない資金でも、利益率の高いトレードが可能です。
またbybitはサイトが日本語にも対応しているため、英語が苦手な方でも利用しやすいです。
デメリットは、銘柄の種類が5種類と少ないこと。アルトコインでトレードをしたいなら、他の取引所を使いましょう。
bybitは取引手数料が非常に低いことから、海外取引所の中でもトップクラスにおすすめです。
Binance(バイナンス):ちょっとおすすめ
「Binance」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:125倍
- スプレッド目安:なし
- 取引手数料:一律0.1%
- 取扱銘柄:700種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.0001 BTC
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:0.0005 BTC(詳細へ)
- 送金手数料:0.0005 BTC(詳細へ)
- ロスカットライン:
Binanceの特徴は、取り扱い銘柄が多いこと。700種類以上の銘柄があるため、アルトコイントレードと相性がいいです。
さらに最大レバレッジも125倍と高いため、少ない資金であっても、取引ロット数を増やすことで大きな利益を狙えます。
Binanceは以前金融庁から警告を受けて、日本語でのサービスを取りやめると言う発表もありました。ただ現在は撤回されており、日本語サービスを提供しています。
ウェブサイトが日本語に対応しているため、英語が苦手な方でも利用しやすいです。
CryptoGT(クリプトGT)
「CryptoGT」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:500倍
- スプレッド目安:0.08%〜0.6%
- 取引手数料:無料
- 取扱銘柄:12種類
- 取引プラットフォーム:MT5
- 最低取引数量:0.01ロット(1,000通貨)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:無料(詳細へ)
- 送金手数料:無料(トランザクションフィーは別)
- ロスカットライン:100%
CryptoGTの特徴は、取引プラットフォーム「MT5」が使えること。海外FXでMT4・MT5を使っていた人なら、違和感なく操作できるでしょう。
またレバレッジも500倍と非常に高く、少ない資金でも大きな利益を狙いに行けます。資本効率はbybitやBinenceよりも上ですね。
さらに20〜70%の入金ボーナスも実施しており、資金の少ない人でも証拠金を増やしてトレードできます。(ボーナスは10〜200万円相当)
海外FXでの裁量トレードに慣れており、MT5を使い続けたいなら、CryptoGTはおすすめです。
FTX(エフティーエックス):中級者以上におすすめ
「FTX」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:101倍(詳細へ)
- スプレッド目安:0.1%
- 取引手数料:0.02%(メイカー)/ 0.07%(テイカー)(詳細へ)
- 取扱銘柄:40種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:無料(詳細へ)
- 送金手数料:無料(詳細へ)
- ロスカットライン:0.6〜3%(レバレッジで変化)
FTXの特徴は、専用取引所トークン「FXTトークン」が購入できること。
このトークンは仮想通貨トレードの証拠金として使うことができ、保有量が多ければ多いほど、取引手数料が多く割引されます。
またFTXの最大レバレッジも101倍と高いため、少ない資金でも大きな利益を狙いやすいです。
取引手数料はメーカー側で0.02%。海外取引所だと0.1%が相場なので、それと比べてもかなり低いです。
デメリットは日本円入金ができないこと。入金する場合は別の取引所に入金して、そこから仮想通貨でFTXに送金する必要があります。
FTXのウェブサイトや取引プラットフォームは日本語に対応していないため、英語が苦手な方だと使いにくいかもしれません。
Huobi Global(フォビグローバル):日本在住者は利用不可
「Huobi Global」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:5倍
- スプレッド目安:0.1%(詳細へ)
- 取引手数料:0.2%(メイカー)/ 0.2%(テイカー)
- 取扱銘柄:819種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.000001 BTC
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:0.0005 BTC(詳細へ)
- 送金手数料:0.0005 BTC(詳細へ)
- ロスカットライン:
Huobi Globalは、グローバル展開している中国の仮想通貨取引所です。
そしてHuobiにはいくつか支社があり、Huobi Japanは日本向けに運営しているのに対し、Huobi Globalは世界全体で展開しています。
Huobi Globalのメリットは、取り扱い銘柄が800種類以上と非常に多いこと。アルトコイントレードとは相性が良さそうです。
ただし日本在住者だと、Huobi Globalには登録できません。どうしても使いたいなら、Huobi Japanで登録しましょう。
Bitfinex(ビットフィネックス)
「Bitfinex」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:3.3倍
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0~0.1%(メイカー)/ 0.1~0.2%(テイカー)
- 取扱銘柄:299種類以上
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:10〜25ドル相当(詳細へ)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:0.0005BTC(詳細へ)
- 送金手数料:0.0004BTC(詳細へ)
- ロスカットライン:15%
Bitfinexの特徴は、取引通貨量が多ければ、取引手数料が非常に安くなること。
Bitfinexの「Fees schedule」によると、30日以内の取引量が7,500,000ドルを超えると、メーカー側の手数料が0%になるとのこと。
30日以内の取引量が500,000ドル以下だと、取引手数料はメーカー側で0.1%、テイカー側で0.2%と高めになってしまいます。
デメリットは最大レバレッジが3.3倍と低めなことで、資金の少ない人だと利益率の高いトレードができなくなります。
またウェブサイトも日本語に対応していないため、口座開設やトレードをするには、ある程度の英語力が必要となります。
レバレッジが3倍と低いことから、資金の少ない個人トレーダーにはおすすめしません。
Poloniex(ポロニエックス)
「Poloniex」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:2.5倍
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0.125%(メイカー)/ 0.125%(テイカー)
- 取扱銘柄:284種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.0001BTC
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:無料(トランザクションフィーは別)
- 送金手数料:無料(トランザクションフィーは別)
- ロスカットライン:
Poloniexの特徴は、ビットコインによるレンディングサービスが使えること。ビットコインを欲しがっている人に貸し付けることで、一定期間後に利子を得られます。
ただ実際に公式サイトを見ていると、需要がよりも供給の方が圧倒的に多く、レンディングで利益を出すのは難しそうです。
またPoloniexはレバレッジが2.5倍と低めで、取引手数料も0.425%と割高なため、基本性能もぱっとしません。
サイトも日本語に対応しておらず、日本円での入金もできないため、日本人トレーダーだと使いにくいでしょう。
FTXやBinanceなどの上位互換がある以上、Poloniexを使うメリットは少ないです。
BitMart(ビットマート)
「BitMart」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:100倍
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0.25%(メイカー)/ 0.25%(テイカー)
- 取扱銘柄:176種類
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.00001 BTC
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:ほぼ無料(詳細へ)
- 送金手数料:ほぼ無料(詳細へ)
- ロスカットライン:
BitMartを利用するメリットは、特にありません。
以前は取引手数料が0.05%と、海外業者の中でもトップクラスに低かったのですが、2021年現在は0.25%と高めになっています。(手数料相場は0.1%)
レバレッジも100倍と高く、取り扱い銘柄も170種類以上と多いですが、これなら上位互換のBinanceを使った方が良いです。
またBitMart限定で取引所トークン「BMXトークン」をプレゼントしていたのですが、こちらも既に終了しています。
余談ですが、海外取引所は新規顧客を呼び込むため、仮想通貨トークンを配布することがよくあります。
CoinEx(コインエックス)
「CoinEx」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:100倍
- スプレッド目安:0.17%
- 取引手数料:0.2%(メイカー)/ 0.2%(テイカー)
- 取扱銘柄:402種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:1ドル以上(詳細へ)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:0.00067 BTC(詳細へ)
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
CoinExの特徴は、基軸通貨がビットコインキャッシュであること。そのためビットコインで送金するよりも、早く送金できます。
2つ目の特徴は、独自トークン「CET」を定期的にプレゼントしていること。一定量を保有することで、手数料の割引や出金スピードアップなどの特典を受けられます。
取り扱い銘柄も400種類以上と多いため、マイナーなアルトコインを長期保有したい人とも相性が良いです。
デメリットは取引手数料が0.2%と若干高めなこと。取引手数料を0.1%以下に抑えたいなら、BinanceやBiboxを使った方が良いです。
Bibox(ビボックス):おすすめ
「Bibox」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:150倍
- スプレッド目安:0%
- 取引手数料:0.075%(メイカー)/ 0.15%(テイカー)
- 取扱銘柄:268種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.01 USDT
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:0.0008 BTC(詳細へ)
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
Biboxの特徴は、配当金として独自トークン「BIX」がもらえること。
報酬金額として、Biboxが得た総利益の30%が保有量によって分配されます。
もう一つの特徴は、取引手数料が0.075%と低めなこと。海外取引所の手数料相場が0.1%なので、それより3割低く、botトレードで利益を出しやすくなります。
さらに独自トークン「BIX」で取引をすることで、1年目なら最大50%の手数料の割引を受けられます。2年目には25%、3年目には12.5%と割引率は半減していきますが、それでも1年目のディスカウント率は破格。
最大レバレッジも150倍と高めなため、手持ちの資金が少なくても、大きめのロットでトレードをすることもできます。
FTXやbybitと比べると知名度は劣りますが、取引手数料の安さや配当トークンを考えると、優秀な海外取引所の1つと言えます。
Fcoin(エフコイン):破綻
Fcoinは中国の取引所ですが、2020年には既に破綻しています。
原因は、データのミスで配当金を配りすぎたことによる資源枯渇とのこと。
マイナーな取引所だと、信託保全をしていないことが多いため、破綻すると預けた資金が返ってこないことがあります。
仮想通貨初心者なら、入金額は多くても10万円まで。100万円以上の資金を入れるのは、取引所の目利きができるようになってからにしましょう。
BitForex(ビットフォレックス):中級者以上におすすめ
「BitForex」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:200倍(詳細へ)
- スプレッド目安:0%
- 取引手数料:0.04%(メイカー)/ 0.06%(テイカー)
- 取扱銘柄:213種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.0001 BTC
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:0.0005 BTC(詳細へ)
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
BitForexの特徴は、取引手数料が非常に低いこと。
メイカー側の取引手数料は、銘柄がビットコインやイーサリアムだと0.04%。相場の0.1%と比べても半分以下です。他のアルトコインも、メイカー側では0.06%と低め。
さらに仮想通貨の最大レバレッジも200倍と非常に高く、少ない資金でも大きな利益を出しやすいです。
もうひとつ大きな特徴として、BitForexは取引所トークン「BFトークン」を配布しています。このトークンを保有していると、保有量に応じて取引手数料が割引されたり、配当金を受け取ったりできます。
BitForexも日本では知名度は低いですが、取引手数料が非常に低いことから、botトレーダーにおすすめしやすいです。
Changelly(チェンジリー):非推奨
「Changelly」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:10倍(詳細へ)
- スプレッド目安:3%(片道)
- 取引手数料:0.5%(詳細へ)
- 取扱銘柄:83種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:
- 入金手数料:無料(カード入金は5%)
- 出金手数料:無料
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
Changellyの特徴は、アルトコインの交換がスムーズにできること。
アルトコイン投資を交換するときに、Changellyが代わりに仲介してくれるため、交換の手間を節約できます。
デメリットは取引手数料が0.5%と高めなこと。海外取引所の手数料相場は0.1%なので、それと比べてもかなり高いです。
またレバレッジも10倍と低めなので、大きな利益を出すには、まとまった資金が必要となります。
Changellyは取引手数料が高く、レバレッジも低いことから、個人的にはおすすめしません。
BITTREX(ビットレックス)
「BITTREX」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:1倍
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0.25%(メイカー)/ 0.25%(テイカー)
- 取扱銘柄:609種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:50,000 Satoshis(3.8ドル相当)
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:無料〜0.0005 BTC(詳細へ)
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
BITTREXの特徴は、取り扱い銘柄が600種類と多いこと。そのためアルトコインの長期保有と相性が良いです。
デメリットは、取引手数料が0.25%と若干高めなこと。海外取引所の手数料は0.1%が相場なので、相場の2倍の手数料を支払うのは厳しいです。
Binanceの方が銘柄の種類が多く、かつ取引手数料も安いため、下位互換であるBITTREXを使うメリットは少ないです。
Coinbase(コインベース):非推奨
「Coinbase」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:3倍
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0.5%(メイカー)/ 0.5%(テイカー)
- 取扱銘柄:129種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.001 BTC(詳細へ)
- 入金手数料:
- 出金手数料:
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
Coinbaseを利用するメリットは特にありません。
取引額が10,000ドル以下だと、取引手数料が0.5%と高くなるため、仮想通貨トレードの利益が少なくなってしまいます。
またレバレッジも3倍と低めなため、資金が少ないと、利益率の高いトレードができなくなります。
海外取引所の手数料相場が0.1%である以上、相場の5倍の手数料が発生するCoinbaseを使う必要はないでしょう。
OKEx(オーケーイーエックス)
「OKEx」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:100倍
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0.1%(メイカー)/ 0.15%(テイカー)
- 取扱銘柄:548種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:0.0005 BTC(詳細へ)
- 送金手数料:
- ロスカットライン:110%
OKExの特徴は、専用の取引所トークン「OKB」を取り扱っていること。保有量に応じて、取引手数料が割引されたり、利子を受け取ったりできます。
取引手数料も0.1%とまあまあ低いため、仮想通貨でデイトレードやスイングトレードをしても利益を出しやすいです。
レバレッジも100倍と高く、資金の少ないトレーダーでも大きなロットで取引ができます。
仮想通貨のマイニングやイールドファーミング、レンディングなどにも力を入れており、最先端の金融技術で遊んでみたい人にもおすすめ。
bithumb(ビッサム)
「bithumb」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:10倍
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0.1%(メイカー)/ 0.1%(テイカー)
- 取扱銘柄:134種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:0.001 BTC(詳細へ)
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
bithumbは韓国の取引所です。
最大の特徴は、クーポンを利用することで、取引手数料を最小0.04%まで下げられること。取引通貨量の多い人ほど、クーポンの恩恵を多く受けられます。
通常の取引手数料も0.1%と低めなため、デイトレードやスイングトレードでも利益を出しやすいです。
ただ最大レバレッジが10倍と低く、資金の少ないトレーダーだと、大きなロットでの取引がしにくくなります。
またウェブサイトは日本語に対応しておらず、韓国語のみとなっています。
取引所のスペックが低いわけではないですが、もっと優秀な取引所はいくつもあるので、無理に使う必要はないでしょう。
KuCoin(クーコイン):日本居住者は非推奨
「KuCoin」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:100倍(詳細へ)
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0.1%(メイカー)/ 0.1%(テイカー)(詳細へ)
- 取扱銘柄:524種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.001 BTC
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:0.001 BTC(詳細へ)
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
KuCoinの特徴は、独自トークン「KCS」を発行していること。
これを購入して保有することで、取引手数料の割引を受けたり、保有量に応じた配当金を受け取ったりできます。
銘柄も500種類以上多く、アルトコインでトレードをしたい人とも相性がいいですね。
注意点として、Kucoinは日本居住者向けのサービスを停止しており、ウェブサイトも日本語に対応していません。日本居住者だと、認証手続きがうまく行えないことがあります。
Kraken(クラーケン)
「Kraken」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:5倍(日本居住者は1倍)
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0.16%(メイカー)/ 0.26%(テイカー)
- 取扱銘柄:237種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.001 TBTC
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:0.00025 TBTC(詳細へ)
- 送金手数料:
- ロスカットライン:20%
Krakenの特徴は、日本円入金ができること。最低入金額は15,000円で、入金手数料は無料です。
他の海外取引所だと、日本円入金はできず、仮想通貨で送金するのが普通ですが、Krakenなら送金の手間を省けるわけです。
デメリットは、日本居住者だとレバレッジ取引ができないこと。そのため仮想通貨トレードでまとまった利益を出すには、100万円以上の資金が必要となります。
取引手数料も0.16%と若干高めで、botによる自動売買で利益を出すのは難しそうです。
レバレッジや取引手数料の面で優位性が見出せないため、日本居住者がKrakenを使うメリットは少ないです。
Bitstamp(ビットスタンプ):非推奨
「Bitstamp」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0.5%(メイカー)/ 0.5%(テイカー)
- 取扱銘柄:42種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:0.001 BTC
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:無料〜3ユーロ / 0.0005 BTC(詳細へ)
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
Bitstampの特徴は、クレジットカード入金ができること。
ただ入金手数料が5%と非常に高いため、銀行入金の方がおすすめ。銀行入金なら、入金手数料は0.05%と非常に安いです。
またBitstampは取引手数料が0.5%とかなり高め。相場の0.1%の5倍も取られてしまいます。
取引手数料や各種手数料が高く、仮想通貨トレードの利益率が低くなってしまうため、個人的にBitstampはおすすめしません。
YoBit(ヨービット):非推奨
「YoBit」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:
- スプレッド目安:0.1%
- 取引手数料:0.2%(メイカー)/ 0.2%(テイカー)
- 取扱銘柄:454種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:
- 入金手数料:無料(詳細へ)
- 出金手数料:無料〜7%(詳細へ)
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
YoBitは運営会社や創設者などの情報を公開していません。仮想通貨取引所としての信頼性が低いため、利用しないほうがいいです。
仮想通貨トレードがハイリスクとはいえ、大切なお金を預けるのですから、なるべく信頼性の高い取引所を使いましょう。
HitBTC(ヒットビ-ティーシー):非推奨
「HitBTC」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:12倍(詳細へ)
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0.1%(メイカー)/ 0.25%(テイカー)(詳細へ)
- 取扱銘柄:856種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:
- 入金手数料:0.0006BTC / 0.003ETH(他のコインは無料)
- 出金手数料:0.001BTC
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
HitBTCも、運営会社などの情報を公開していません。
仮想通貨取引所としての信頼度が低いため、利用は非推奨です。
KORBIT(コルビット):日本在住者は非推奨
「KORBIT」の詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:1倍
- スプレッド目安:
- 取引手数料:0.15%(メイカー)/ 0.15%(テイカー)(詳細へ)
- 取扱銘柄:28種類(詳細へ)
- 取引プラットフォーム:ウェブブラウザ・アプリ
- 最低取引数量:
- 入金手数料:
- 出金手数料:
- 送金手数料:
- ロスカットライン:
KORBITは、韓国の仮想通貨取引所です。
口座開設するには韓国の電話番号が必要で、韓国在住者しか使えません。
日本在住者がこの取引所を使うメリットはないでしょう。
CoinExchange(コインエクスチェンジ):閉鎖済み
CoinExchangeは、アルトコインを専門とした仮想通貨取引所です。
ただ2019年の12月に閉鎖することが決まりました。
閉鎖の理由は、アルトコインの価値低下やボラティリティー低下によって、取引所の収入が少なくなり、運営コストが維持できなくなったため。
仮想通貨取引所は、運営するだけでもお金がかかります。取引所の破綻を避けたいなら、なるべく利用者の多い取引所を使いましょう。
おすすめの海外取引所まとめ
海外取引所を使うなら、取引手数料の低いところを選びましょう。
特にデイトレードや自動売買をするなら、取引回数が多くなるため、取引手数料が低いほど、トレードの利益率もアップします。
手数料の低い取引所ベスト5は以下の通り。
メイカー手数料 | 銘柄 | 最大レバレッジ | 日本語対応 | |
bybit | -0.025% | 9種類 | 100倍 | あり |
FTX | 0.020% | 40種類 | 101倍 | なし |
BitForex | 0.040% | 213種類 | 200倍 | なし |
Bibox | 0.075% | 268種類 | 150倍 | あり |
CryptoGT | 0.080% | 12種類 | 500倍 | あり |
海外取引所を使うのが初めてなら、まずはbybitがおすすめ。
日本語対応で、口座開設の手続きも簡単なため、手軽に仮想通貨トレードを始められます。レバレッジも100倍と高めで、資本効率も優秀。
CryptoGTもレバレッジが500倍と高く、MT5が使えるため、海外FXでトレードをしていた人と相性がいいです。
アルトコインでトレードするなら、Biboxもおすすめ。こちらも日本語対応で、銘柄も200種類以上と多いため、マイナーなアルトコイン銘柄も見つけやすいです。
FTXとBitForexは、取引手数料が0.02%前後と低めですが、どちらも日本語には対応していません。これらの取引所を使うのは、海外取引所に慣れてからにしましょう。
仮想通貨のトレードスタイル
仮想通貨で稼ぐには、実際にトレードをして利益を得る必要があります。
ここからは仮想通貨の代表的なトレードスタイルを見ていきます。
長期保有
仮想通貨の世界でメジャーなのは、長期保有トレード。
例えばビットコインなどに100万円くらい突っ込んで、後は値上がりするまで放置するスタイルです。
このトレードスタイルの良いところは、取引回数が少ないこと。BitFlyerやCoincheckなどスプレッドの広い取引所でも、利益を出しやすいでしょう。
デメリットは再現性が低いこと。
2021年現在は仮想通貨バブルでビットコインのチャートが右肩上がりですが、ずっと続くとは限りません。むしろ急騰後の戻しで大損を抱える可能性の方が高いでしょう。
後述のデイトレードや自動売買などで、少しずつ利益を獲得していくスタイルの方が安定しやすいです。レバレッジ取引なら、下落トレンドでも利益を出せます。
デイトレード・スイングトレード
仮想通貨では、FXと同じようなデイトレードやスイングトレードも可能です。
ただその場合は取引回数が多くなるため、取引手数料の低い取引所を使いましょう。
国内取引者ならbitbankやLiquid、海外取引所ならbybitやBiboxなどがおすすめ。逆にCoincheckやBitFlyer、Zaifなどは、スプレッドが広いので非推奨です。
トレード手法はFXとほぼ同じです。チャートに移動平均線を表示させて、普段の裁量トレードで利益を出しましょう。
中でも代表的なトレードスタイルは以下の3つ。
- トレンド相場での押し目買い・戻り売り
- レンジ相場でのレジサポラインからの逆張り
- 急騰・急落後の逆張り
ただ裁量トレードは1日中チャートを見続けることになるため、専業トレーダーでないと安定した利益を出すのは難しいです。
兼業トレーダーで利益を安定させたいなら、後述の自動売買やコピートレードの方がおすすめ。
botによる自動売買
チャートを見る時間がないなら、botによる自動売買がおすすめ。仮想通貨取引所でも、MT4のEAのような自動売買が可能です。
仮想通貨向けの自動売買プログラムは、Pythonなどのプログラムで作成できます。自動売買プログラムを仮想通貨取引所のAPIに組み込めば、あとは放置で売買をしてくれます。
APIの組み込みは、ほとんどの仮想通貨取引所に対応しています。
自動売買プログラムの作り方は、これらの記事が参考になります。
- 仮想通貨自動取引入門
- 【コピペOK】仮想通貨をPythonで自動売買する方法を初心者向けに解説
- Bitcoinの自動売買ツールをPythonを使って作る
- BitflyerでビットコインFXの自動売買BOTを作ろう
それと仮想通貨の自動売買プログラムは、基本的に自分で作ることになります。
GogoJungleのような自動売買プログラムの販売プラットフォームがまだ存在せず、優秀な自動売買プログラムを購入できないからです。
パソコンやプログラムに強い人なら、自動売買を検討してもいいでしょう。
ちなみに仮想通貨でも自動売買をするなら、VPS(仮想専用サーバー)の契約は必須です。初心者はお名前.comデスクトップクラウド、中級者以上はContaboがおすすめ。
コピートレード
プログラミングが苦手で、自動売買プログラムを作れないなら、コピートレードを検討しましょう。
コピートレードでは、自分の口座を他人の口座と紐付けて、他人のトレードをコピーできます。上手い人のストラテジーをフォローすることで、こちらも利益率の高いトレードを真似できるわけですね。
代表的なコピートレードプラットフォームは以下の通り。(参照記事へ)
料金 | 対応取引所 | ストラテジー数 | |
BitCopy | 無料 | 4取引所 | 220 |
Coinmatics | 利益の15%+初期費用59ユーロ | Binanceのみ | 90 |
3Commas | 月額29〜99ドル | 23取引所 | |
Shrimpy | 月額0〜19ドル | 16取引所 | |
CopyMe | 月額40〜55ドル | 3取引所 | 9 |
kryll | 無料 | 8取引所 | |
Trade-Mate.io | 月額20ドル | 3取引所 | |
Tradelize | 月額0〜39ドル | 10取引所 | |
Wunderbit | 月額0〜44ドル | 12取引所 | |
Zignaly | 無料 | 3取引所 |
おすすめはBitCopy。ストラテジーの数が220と多めで、日本語に対応。公開している情報も多く、信頼度はまあまあ高いです。
ただ仮想通貨のコピートレードはまだ発展途上で、参加トレーダーの数が少なく、優秀なトレーダーを探しにくいです。
また有効証拠金グラフや勝率、平均利益、平均損失など、重要なデータも公開していないところが多く、FXのコピートレードと比べると信用度は低めです。
仮想通貨コピートレードのプラットフォームが本格的に成長するまでは、HotForexのコピートレードやcTraderのコピートレードを使った方がいいでしょう。
アービトラージ取引
アービトラージ取引とは、同じ銘柄の価格差で利益を得るトレードのこと。
例えば価格が少し低めの取引所でビットコインを購入し、それを価格が少し高めの取引所で売却する感じですね。
ただアービトラージ取引の利益率は非常に低く、数百万円、数千万円単位の運用が基本となります。
取引所ごとの銘柄の価格を調べたり、送金したりするため、リサーチなどの手間もかかります。
さらにアービトラージ取引で稼げたとしても、他のトレーダーが真似て同じことをすると、優位性がなくなり、稼げなくなってしまいます。
仮想通貨が大好きで、市場の歪みを見つけることが得意な人以外には、アービトラージ取引はおすすめできません。
トレード以外で仮想通貨を稼ぐ方法
仮想通貨ではトレード以外にも稼ぐ方法があります。中でも代表的なのは、レンディングやマイニングですね。
ただトレードと比べると利益率は低いため、あまりおすすめはしません。
レンディング(貸し付け)
仮想通貨の世界では、個人トレーダーが仮想通貨取引所に仮想通貨を貸し出して、利息を得ることができます。
日本の取引所が行なっているレンディングサービスは以下のとおり。
- Coincheck「貸仮想通貨サービス」:年率5%。
- GMOコイン「貸暗号資産」:年率3%。解約手数料10%
- bitbank「暗号資産を貸して増やす」:年率3%。解約手数料5%
- SBI VCトレード「貸暗号資産サービスとは」:年率1〜3%
年利が1〜5%と高めで、銀行に預けるよりは確かにお得です。
ただ仮想通貨レンディングには、預金保険がありません。万が一の預け先の取引所が破綻すると、預けたお金もなくなってしまうリスクがあります。
仮想通貨自体の価値が不安定で、いつ暴落するかもわかりません。そんな仮想通貨を他の取引所に長期間預けるのは、リスクが高い行為と言えます。
それでもレンディングをするなら、海外のプラットフォームの方がおすすめ。年利も10%を超えているものが多く、リターンも大きめです。
マイニング(仮想通貨の発掘)
仮想通貨は、マイニングすれば無料で入手できます。
マイニングの簡単な手順は以下の通り。
- 高性能なグラフィックボードを購入する(GTX1060など)
- グラフィックボードをパソコンに組み込む
- 仮想通貨マイニング用のソフトウェアを起動する(Minergateなど)
- 放置すれば、少しずつ仮想通貨を獲得できる
結論から言ってしまうと、仮想通貨マイニングはあまり稼げません。
こちらの記事を読んでみると、収益の目安は1ヵ月あたり3万円相当。そこから電気代を差し引いて、利益は月15,000円ほどになります。
ただグラフィックボードの購入代金まではペイできていないとのこと。
グラフィックボードはメジャーな「GTX1060」でも価格は3万円と高額なため、上記のケースだと元が取れるまで2ヶ月はかかる計算になります。
仮想通貨マイニングは、電気代とグラフィックボードのコストが大きいため、利益率は低いです。
PCゲームなどで余ったグラフィックボードを活用したいなら別ですが、仮想通貨で稼ぎたい人にはおすすめしません。
仮想通貨銘柄のおすすめは?
仮想通貨銘柄は星の数ほどあるため、トレードで稼ぎたいなら、銘柄の見極めも重要です。
ここからはトレードにおすすめな仮想通貨銘柄を見ていきます。
取引回数が多いなら、スプレッドの低いメジャー銘柄
仮想通貨トレードで安定して稼ぐなら、デイトレードやbotによる自動売買がおすすめ。下降トレンドでも安定して稼げます。
そして取引回数の多いトレードするなら、銘柄は流通量が多く、スプレッドが狭いものを選びましょう。
仮想通貨銘柄の中でも、時価総額が高く、流通量が多いものは以下の5つ。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- テザー(USDT)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
引用元:CoinMarketCap
ビットコインやイーサリアム、リップルなどは、日本の取引所でも購入できます。逆にテザーなどは日本の取引所では取り扱いが少なく、海外取引所で購入することになります。
仮想通貨の流通量が多いほど、流動性が高くなり、スプレッドが狭くなります。スプレッドが狭ければ、トレードの利益率もアップします。
特にbot自動売買で稼ぎたいなら、スプレッドの狭いメジャー通貨でトレードしましょう。
長期保有なら、ボラティリティの高いアルトコイン
裁量トレードがめんどくさいなら、アルトコインの長期保有もおすすめ。
新しく上場したアルトコインをすぐに購入し、値上がりするまでじっくり待ち、値上がりしたらすぐに売るパターンですね。
アルトコインを購入するなら、銘柄の多い取引所を使いましょう。
おすすめは以下の3つ。
どれも取引手数料が0.1%以下と低いため、普通のトレードでも利益を出しやすいです。
おすすめの情報源・ツイッターアカウント
仮想通貨トレードをするなら、以下のTwitterアカウントが参考になります。
- ヨーロピアン(@sen_axis)
- JIN@システムトレーダー(@ea_fx_suzuki)
- Hoheto(@i_love_profit)
- BANE16(@pokerlogs)
- UKI(@blog_uki)
中でもヨーロピアンさんは仮想通貨界隈では有名で、実際に億単位の資産を築いた実績もあります。
ツイートも有益で客観性の高いものが多く、変に買い煽りもしないため、仮想通貨界隈の中では信頼のできるTwitterアカウントと判断できます。
またヨーロピアンさんは仮想通貨で稼ぐ方法論をnoteでまとめています。
文章量は多めですが、仮想通貨の世界で生き残りたいなら、ぜひ読んでおきましょう。
まとめ:2021年に仮想通貨で稼ぐなら、自動売買がおすすめ
ここまで仮想通貨取引所やトレード手法について長々と解説してきました。
重要な情報をまとめると、
- 仮想通貨は、手数料の低い「取引所」で購入すること(販売所は高い)
- 国内取引所は、bitbankかliquidがおすすめ(取引コストが低い)
- 海外取引所は、bybitかBiboxがおすすめ(日本語対応で、取引手数料が低い)
- トレード手法は、botによる自動売買がおすすめ(再現性が高い)
- 情報源は、ユーロピアさんのTwitterアカウントかnoteがおすすめ
これら5つを押さえておけば、仮想通貨で大損するリスクを最小限に抑えられます。
仮想通貨は2021年だとバブルですが、トレードを煽るような情報も多く、業者の言うがままにトレードをしていると、資金がどんどん減っていきます。
仮想通貨トレードで稼ぎ続けたいなら、
- 取引コストを低くすること
- 期待値の高いトレードを続けること
この2点にこだわりたいですね。