cTraderコピーは、FXプラットフォーム「cTrader」でコピートレードができるサービスです。
ウェブブラウザ上でも起動でき、優秀なトレーダーも多く利益が出しやすいですが、対応ブローカーはごく一部に限られます。(AXIORYとFxProは利用不可)
そしてcTraderコピーをするなら、ブローカーはTradeviewがおすすめ。ウェブサイトが日本語に対応しており、日本人利用者でも使いやすいからです。
cTraderコピーでフォローするストラテジーは、以下の基準で選びましょう。
- ROIグラフが3ヶ月以上右肩上がり
- 最大ドローダウンが20%以下
- フォロワー数が100人以上
- 口座残高が1,000ドル以下
- 勝率が70%以上
- 月間ROIが10〜30%(ナンピン・マーチンを多用しない)
これらの基準をバランスよく満たしているストラテジープロバイダーはこちら。(パソコン版のみ。モバイルでは閲覧不可)
どれも2021年3月の大変動を生き残った歴戦の猛者たちです。
cTraderコピーは、Tradeviewの「cTraderページ」から始められます。
この記事ではcTraderコピートレードの始め方、ストラテジープロバイダーの選び方などについてわかりやすく解説していきます。
cTraderコピートレードとは?
cTraderはFX向けの取引プラットフォームで、MT4・MT5よりも利便性が高いことで知られています。
対応している海外FX業者は、AXIORYやTradeviewくらいで、XMなどの有名な海外FX業者では使えません。
またcTraderにはコピートレードの機能もあり、ストラテジープロバイダーをフォローすることで、自動でトレードしてくれます。
VPSを契約する必要もないため、パソコン操作が苦手な人でも手軽に始められます。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」でログイン後に確認できます。
cTraderコピートレードのメリット
cTraderコピートレードのメリットは以下の通り。
cTraderコピートレードの最大のメリットは、放置するだけで勝手にトレードをしてくれること。裁量トレードのように、チャートを長時間見続けることもないため、兼業トレーダーと相性が良いです。
またEA自動売買のように2万円前後のEAを買う必要もなく、月額2000円前後のVPSを契約する必要もないため、初期投資も少ないです。
EA自動売買が難しそうと感じる方は、まずコピートレードから初めてみましょう。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」をご覧ください。
cTraderコピートレードのデメリット
cTraderコピートレードのデメリットは以下の通り。
cTraderコピートレードの最大のデメリットは、手数料が高いこと。コピートレードで得られた利益のうち、3割くらいをストラテジープロバイダーに支払うことになります。
またストラテジープロバイダーは裁量トレードをコピーするため、中の人が突然トレードを止めてしまうこともあります。もしくは精神的に不安定になって、突然無茶なトレードをするかもしれません。
コピートレードだけを収益源とするのはリスクが高いため、裁量トレードやEA自動売買、株式投資などでリスク分散しましょう。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」をご覧ください。
cTraderコピートレードの基礎知識
ここからはcTraderコピートレードの基礎知識をまとめておきます。
その1、cTraderコピーが使えるブローカーは限られている
cTraderコピーが使えるブローカーはごく一部です。
取引プラットフォームのcTraderに対応していても、cTraderコピーには対応していないことがあるからです。
例えば日本で有名なAXIORYとFxProでは、cTraderコピーが利用できません。
cTraderコピーが使える海外ブローカーは以下のとおり。
- Tradeview:日本語対応。スプレッド・約定力が優秀
- IC Markets:日本在住者は利用できない
- Foundex:現在は口座開設不可?
- OctaFX:英語のみ。ウェブサイトは使いやすい。ECN口座はなし
- Scandinavian Capital Markets:取引手数料が10ドルと高め
- OMF:情報が少なく、信頼性に欠ける
この中ならブローカーはTradeviewがおすすめ。ウェブサイトが日本語に対応しており、日本人利用者でも使いやすいからです。
その2、通常のcTrader口座をフォロワー口座として使える
cTraderでコピートレードを始めるにあたって、専用のフォロワー口座を開設する必要はありません。cTrader口座をそのままフォロワー口座として使えます。
これがHotForexだと専用のフォロワー口座を開設する必要がありますが、cTrader口座なら作ってしまえばすぐにでもコピートレードが始められるわけです。
cTraderコピートレードは、利用までのハードルが低いといえます。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」をご覧ください。
その3、デモ口座でもコピートレードが可能
cTraderコピートレードは、デモ口座にも対応しています。
まずはデモ口座でコピートレードをやってみて、ストラテジープロバイダーの力量を試してみましょう。
これもHotForexだと、フォロワー口座はリアル口座しかないため、ストラテジープロバイダーを試すにもリアルマネーを使う必要がありました。
cTraderのデモ口座を作るなら、Tradeviewがおすすめ。ただしデモ口座の口座残高は、10,000ドルに固定されています。
ストラテジープロバイダーにも当たり外れがあります。優秀なストラテジープロバイダーを見つけられるまでは、デモ口座で運用しましょう。
cTraderのデモ口座は、Tradeviewの「cTrader」にログインすると自動で作成されます。口座残高は10,000ユーロです。
その4、VPSを設定する必要はない
コピートレードをするのに、VPSを契約する必要はありません。
VPS(仮想専用サーバー)とは、オンラインで24時間レンタルできるパソコン環境のこと。EA自動売買をするなら、必須のサービスです。
VPSの利用料金は、月額1,500円から3,000円ほど。大きな金額ではありませんが、節約できるならしておきたいレベルです。
コピートレードならVPSを使う必要がないため、VPSの利用料金を節約できます。資金の少ない人は、初期コストの低いコピートレードの方がおすすめです。
その5、1口座で複数のストラテジーをフォローできる
cTraderコピーの最大の特徴は、複数のストラテジーを同時にフォローできること。
HotForexのコピートレードのように、1口座に1つのストラテジーと限定されていません。
そのためcTrader口座を1つ作ってしまえば、複数のストラテジープロバイダーを同時にフォローして、リスク分散できるわけです。
こんな感じで1口座の資金が許す限り、好きなだけストラテジーを同時にフォローできます。
複数ストラテジーを1口座で管理できるのは、非常に快適です。
複数フォローの仕様などは、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
cTraderコピーが使える海外FX業者
cTraderコピーが使える海外ブローカーは以下のとおり。
- Tradeview:日本語対応。スプレッド・約定力が優秀
- IC Markets:日本在住者は利用できない
- Foundex:現在は口座開設不可?
- OctaFX:英語のみ。ウェブサイトは使いやすい。ECN口座はなし
- Scandinavian Capital Markets:取引手数料が10ドルと高め
- OMF:情報が少なく、信頼性に欠ける
この中ならブローカーはTradeviewがおすすめ。
Tradeviewはウェブサイトやサポートデスクが日本語に対応しているため、わからないことがあっても気軽に質問でき、日本人利用者でも使いやすいからです。
スプレッドなどはIC Marketsの方が優秀ですが、IC Marketsは日本在住者だと利用できません。
ウェブサイトが英語でも構わないなら、OctaFXも検討しましょう。レバレッジが500倍と高く、スプレッドも狭いため、コピートレードでも利益を出しやすいです。
とはいえ日本語に対応しており、スプレッドや約定力が優秀なことから、cTraderコピーをするなら、ブローカーはTradeviewが1番おすすめだといえます。
cTraderコピートレードの始め方
ここからはcTraderコピートレードの始め方をまとめておきます。
手順1、cTrader口座を開設する
まずはcTraderコピーに対応している海外FX業者で、cTrader口座を開設しましょう。
cTraderコピーに対応している業者は以下のとおり。
- Tradeview:日本語対応。スプレッド・約定力が優秀
- IC Markets:日本在住者は利用できない
- Foundex:現在は口座開設不可?
- OctaFX:英語のみ。ウェブサイトは使いやすい。ECN口座はなし
- Scandinavian Capital Markets:取引手数料が10ドルと高め
- OMF:情報が少なく、信頼性に欠ける
おすすめはTradeview。ウェブサイトとサポートデスクが日本語に対応しており、日本人でも使いやすいです。
cTrader口座の開設は、Tradeviewの「新規口座開設ページ」からおこないます。
手順2、cTraderにログインする
cTrader口座を開設したら、cTraderにログインしましょう。
cTraderにログインするときは、メールアドレスとログインパスワードを入力します。
これらのパスワードを忘れてしまった場合でも、GoogleやFacebookのアカウントなどでログインできます。
手順3、左メニューの「Copy」からストラテジー一覧画面へ
cTraderにログインしたら、左メニューの「Copy」をクリックして、ストラテジーの画面に移動します。
手順4、フォローしたいストラテジーを選択する
ストラテジーリストでは、コピーしたいストラテジーを選択できます。
どれをフォローすればいいか分からないなら、以下の4項目を基準にしてください。
- ROIグラフがなだらかな右肩上がり
- 最大ドローダウンが20%前後
- 勝率が70%以上
- 運用期間が3ヶ月以上
これらを満たしているストラテジーは、それなりに優秀なはずです。
手順5、運用口座と入金額を設定する
ストラテジーの右側にある「コピーを開始」ボタンをクリックすれば、コピーの設定画面が表示されます。
運用する口座と入金額を設定して、トレードをコピーしましょう。
その6、ストラテジーをフォローできているか確認する
ストラテジーをフォローした後は、正常にフォローされているかを確認します。
cTraderの左上にあるハンバーガーメニューをクリックしましょう。
すると以下のように現在保有しているcTraderの口座一覧が表示されます。
現在私はTradeviewのデモ口座で「Fish」というストラテジーをフォローしています。
口座の下に「Fish」のストラテジープロバイダーが表示されていることから、正常にフォローできていることが確認できました。
これでcTraderコピートレードの設定手続きは完了。あとは利益が出るまで放置しましょう。
収益性の高いストラテジープロバイダーの選び方
cTraderでストラテジーをフォローするなら、以下の基準で選ぶのがおすすめ。
- ROIグラフが3ヶ月以上右肩上がり
- 最大ドローダウンが20%以下
- フォロワー数が100人以上
- 口座残高が1,000ドル以下
- 勝率が70%以上
- 月間ROIが10〜30%(ナンピン・マーチンを多用しない)
確認する項目が多すぎるなら、まずはROIグラフに着目しましょう。
ROIグラフが長期にわたって右肩あがりのストラテジーは、リスクの低い安定したトレードを行っており、今後も安定した利益をもたらす可能性が高いです。
ここからは優秀なストラテジープロバイダーを見つけるための要素を見ていきます。
選び方1:ROIグラフが3ヶ月以上右肩上がり
ストラテジープロバイダーをフォローするなら、まず最初にROIグラフを確認しましょう。ROIグラフなだらかな右肩上がりなら、今後も安定した利益をもたらす可能性が高いです。
ストラテジーのROIグラフは、cTraderの「ストラテジー一覧」で確認できます。
この時入出金日時をデフォルトの「1ヵ月」から「3ヶ月」にすることで、3ヶ月間のROIが高いストラテジーを絞り込めます。
よさげなストラテジーを見つけたら、ストラテジーの年齢も確認しておきましょう。
最低でも3ヶ月はトレードを続けているストラテジーが良いですね。
逆にROIグラフの変動が激しいストラテジーはおすすめしません。
例えば以下の画像のようなストラテジーですね。
こうしたストラテジーはトレード手法にナンピン・マーチンを使っている可能性が高く、利益率は非常に高いですが、長期運用では破綻するリスクが高いです。
ストラテジーを1年単位で運用するなら、安定志向のストラテジーを選びましょう。
選び方2:最大ドローダウンが20%以下
次はストラテジーの最大ドローダウンを確認しましょう。
最大ドローダウンとは、資産に対する最大下落率のこと。例えば資金100万円で20万円の含み損を抱えたら、最大ドローダウンは20%となります。
最大ドローダウンが高ければ高いほど、そのストラテジーは含み損をたくさん抱えがちで、リスクの高いトレードをしていることになります。
目安として、フォローするストラテジーの最大ドローダウンは20%以下が望ましいです。
ストラテジーの最大ドローダウンは、cTraderの「概要」で確認できます。
ただ最大ドローダウンが非常に低いストラテジーでも、資金に余裕があればリスクの高いナンピン・マーチントレードを行い、最大ドローダウンを大きく更新してしまうこともあります。
あくまで参考程度に留めておきましょう。
選び方3:フォロワー数が100人以上
フォローするストラテジーは、なるべくフォロワー数が多いものを選びましょう。
フォロワーが多ければ多いほど、それだけたくさんの人がそのストラテジーを認めているということであり、ストラテジーの信頼性が担保されます。
cTraderコピーは参加人数が多いため、目安は100人以上がいいですね。
ストラテジーのフォロワー数は、それぞれのストラテジーの項目で確認できます。(画像はichiのストラテジー)
もちろんフォロワー数が100以下でも、それ以外の要素が優秀ならフォローしても構いません。フォロー数もあくまで参考基準の1つに過ぎないということです。
選び方4:口座残高が1,000ドル以下
コピートレードの利益率を高めたいなら、ストラテジーの口座残高にも着目しましょう。
ストラテジーの口座残高が低ければ低いほど、フォロワー口座のコピー率・取引ロット数が多くなり、利益率もアップするからです。
目安として、ストラテジーの口座残高は1,000ドル以下が好ましいですね。
ストラテジーの口座残高は、cTraderコピーの「概要」で確認できます。
ただストラテジーがトレードを続けていると、口座残高がどんどん大きくなり、資金の少ないフォロワー口座の利益率が少なくなってしまいます。
そのためコピートレードの仕組みに精通しているストラテジープロバイダーは、定期的に口座出金をして、口座残高を低く維持したりもしているのです。
コピートレードの利益率を高く維持したいなら、なるべく口座残高の低いストラテジーをフォローしましょう。
選び方5:勝率が70%以上
コピートレードの利益率にこだわるなら、なるべく勝率の高いストラテジーをフォローしましょう。
当たり前のことですが、勝率が高ければ高いほど、トレード全体の利益率も高いです。勝率の目安は70%以上ですね。
ストラテジーの勝率は、cTraderコピーの「概要」にある「収益率」で確認できます。
ただFXの勝率は、小さな利益をコツコツと利確して、大きな含み損を放置していても、90%以上になることもあります。
大きな含み損も確認できるという点では、勝率よりもROIクラブを参考にした方がいいですね。
選び方6:月間ROIが10〜30%(ナンピン・マーチンを多用しない)
コピートレードで安定して稼ぐなら、月間ROIが高すぎないストラテジーを選びましょう。
月間ROIが高すぎるストラテジー(1,000%以上)は、トレード手法にナンピン・マーチンを使っている可能性が高く、長期目線だと破綻しやすいです。
月間ROIの目安は、月10%から30%ほどでしょうか。
ストラテジーの月間ROIは、cTraderコピーの「ROI(月間)」で確認できます。
確かにナンピン・マーチンは利益率が非常に高い優秀なトレード手法です。レンジ相場なら短期間で爆発的な利益を出すこともできるでしょう。
ただ長期運用が前提のコピートレードでは相性が悪いため、ナンピン・マーチン使わないストラテジーをフォローしましょう。
cTraderコピーのおすすめストラテジープロバイダー
cTraderでフォローするストラテジーの選定基準をもう一度確認しましょう。
- ROIグラフが3ヶ月以上右肩上がり
- 最大ドローダウンが20%以下
- フォロワー数が100人以上
- 口座残高が1,000ドル以下
- 勝率が70%以上
- 月間ROIが10〜30%(ナンピン・マーチンを多用しない)
そしてこれらの基準をある程度バランスよく満たしているストラテジーはこちら。
どれも2021年3月の大変動を乗り切った猛者達です。
利益率は控えめですが、それでも月利10〜30%前後と高く、最大ドローダウンも低いため、口座も破綻しにくいです。
最低入金額も100ドルからのストラテジーが多いため、資金を10万円用意できれば、5つ以上のストラテジーに分散できるはずです。
なおリアル口座でcTraderのコピートレードするなら、TradeviewでcTrader口座を開設しておきましょう。(口座開設ページへ)
cTraderコピーの機能まとめ
cTraderコピーに関する日本語の情報は非常に少ないです。
ここからはcTraderコピーの基本動作をまとめておきます。
cTraderコピーの入金方法
コピートレードの利益を増やしたいなら、フォロワー口座に入金しましょう。
入金方法は簡単で、まずフォローしているストラテジーの右にあるボタンをクリックします。
メニューが表示されるので、緑色の「資金を追加」ボタンをクリックしましょう。
この項目では、cTrader口座からストラテジーに入金できます。
入金額の横にある矢印ボタンをクリックすれば、cTrader口座の資金をすべてストラテジーに入金することもできます。
入金額の目安は、1,000ドル(10万円)がおすすめ。1万円だと利益が少なすぎますし、100万円はリスキーです。
入金方法は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
cTraderコピーの出金方法
コピートレードである程度利益が出たら、ストラテジーからcTrader口座に口座出金しましょう。
出金方法は簡単で、先程のメニューから「資金を削除」をクリックします。
すると以下のような画面が表示されます。
ただしストラテジーをコピーしている状態だと、口座内の資金を全て出金できません。
フォロワー口座にある資金をすべて出金する場合は、あらかじめコピーを停止させておきましょう。
出金方法は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
株式ストップロス:資金が一定以下になったときに強制決済
株式ストップロスは、資金が一定以下になったときにポジションを強制決済します。
例えば資金が1,000ドルで、株式ストップロスを500ドルに設定すると、資金が500ドルまで減少したときに、自動でポジションを全て決済してくれます。
設定方法は、先程のメニューから「株式ストップロスを設定」をクリックするだけ。
すると以下のような画面が表示されます。
株式ストップロスを設定しておくことで、最低限の資金を守ることができます。
ただ株式ストップロスはあまり高めに設定すると、フォロワー口座のリスク許容度が少なくなり、利益も少なくなります。コピートレードで大きな利益を出したい場合、一時的には大きな含み損も耐える必要があるからです。
株式ストップロスはなるべく設定せず、口座出金でリスク調整しましょう。
株式ストップロスは、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
ストラテジーのコピー停止方法
ストラテジーが利益を出せない場合、フォローを停止させましょう。
コピーを停止させるには、先程のストラテジーのメニューから「コピーを停止」をクリックします。
すると以下の画面が表示されます。
コピーを停止させても、一度フォローしたストラテジーはメニューに表示されたままになり、いつでも好きな時にコピーを再開できます。
コピーの停止方法は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
cTraderコピーに関するQ&A
ここからはcTraderコピーに関するよくある質問に回答していきます。
Q1、コピートレードの手数料・報酬体系は?
cTraderコピーの手数料は以下の3つに分けられています。
- 管理手数料:年間当たりの手数料。0%が多い
- 運用報酬:純利益に対する手数料。相場は20〜30%
- ボリューム報酬:100万通貨あたりの手数料。相場は10〜50ドル
管理手数料(Management Fee)は、年間あたりに発生する手数料。投資信託でよくありますね。コピートレードだと0%のところが多いです。
運用報酬(Performance Fee)は、純利益にかかる手数料のこと。相場は30%くらいで、ストラテジープロバイダーは基本的にこれで稼いでいます。
ボリューム報酬(Volume Fee)は、片道100万通貨あたりの手数料。0ドルに設定しているストラテジーが多いですが、相場は10ドル前後です。
これらの手数料は、ストラテジープロバイダー一覧で確認できます。
ストラテジーの手数料は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
Q2、ブローカーのFM・DM・GMとは?
cTraderコピーでは、cTrader口座がFM・DM・GMに分類され、一部の機能が制限されます。
それぞれの違いは以下の通り。
- FM:フルメンバー。制限なし
- DM:デモメンバー。無料のストラテジーだけフォローできる
- GM:ゲストメンバー。ストラテジーをフォローできない
FMだと無制限にcTraderコピーが使えますが、DMやGMだと手数料の発生するストラテジーをフォローできません。
例えばAXIORYはDMで、FxProがGMなので、手数料の発生するコピートレードができません。一方TradeviewはFMなので、制限なしでcTraderコピーを利用できます。
cTraderコピーで利益を出したいなら、TradeviewのcTraderを使いましょう。
保有している口座がFMかどうかは、cTraderのコピートレード口座一覧で確認できます。
FM・DM・GMの詳細は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
Q3、ストラテジーをフォローできないんだけど?
cTraderコピーでストラテジーをフォローできない場合、以下の原因が考えられます。
- DM・GMの口座で有料ストラテジーをフォローしようとしている
- 入金額が最小投資金額に達していない
特にcTraderコピーの「FM・DM・GM」ルールは、初見だとわかりにくいため、うまくフォローできない人もいるでしょう。
cTraderコピーを使うときは、基本的にTradeviewの口座を使いましょう。Tradeviewは口座がFM(フルメンバー)なので、cTraderコピーの機能を制限されません。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
Q4、cTraderコピートレードはどれくらい儲かるの?
コピートレードの利益率の目安は、月利20〜30%ほど。これはcTraderコピーでも、HotForexコピートレードでも大差ありません。
裁量トレードのように、1ヵ月で資金を2倍や10倍にすることはできませんが、それでもEA自動売買や株式投資と比べると非常に利回りが高いです。
利益の目安としては、1口座に1,000ドル入れて運用した場合、1ヵ月で200〜300ドル稼げる計算になります。
もっと厳密に言うと、慎重なストラテジーは利回りが月利10〜20%なのに対し、利益率重視のストラテジーだと月利30〜40%といったところでしょうか。
利益率を重視するなら、最大ドローダウンが20%前後のストラテジーを選びたいところですね。
cTraderコピーの利益率は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
Q5、実際のフォワード成績などはある?
私がデモ口座で1ヵ月間運用したストラテジーの成績は以下の通り。(期間は12月23日から1月23日)
2020年12月はボラティリティが低く、利益の出しにくい相場でしたか、それでも平均月利20%前後とかなり健闘しています。
ここで挙げた7つのストラテジーはどれも成績が優秀だったのですが、残念ながら2つは成績がマイナスになっています。
ただ残り5つは月利10%以上と優秀。経験則的に言って、1ヵ月安定して利益を上げられたストラテジーは、今後も安定した利益を出す可能性が高いです。
まずはcTraderのデモ口座でいろいろなストラテジーを試して、優秀なストラテジーを絞り込んでから運用したいですね。
cTraderのデモ口座は、Tradeviewの「cTraderページ」にログインすることで自動作成できます。
Q6、cTraderに関するメールの通知をOFFにするには?
cTraderを使っていると、かなり頻繁にメールの通知がやってきます。うっとおしいなら、メールの通知をオフにしましょう。
メール通知をオフにする手順は以下の通り。
- cTraderにログインして、右上のメニューを開く
- メニューの中から「Manage cTrader ID」を選択する
- cTrader会員ページに移動したら、「Notification」をクリック
- Eメールのチェックを外して、「Save」の緑ボタンを押す
ただ通知を全てオフにしてしまうと、ストラテジーが消えたり、口座がロスカットされたときに、連絡が来なくなります。
通知をオフにするのは、cTraderの仕組みになれて、収益が安定してからでも遅くないでしょう。
cTraderの通知メール解除は、Tradeviewの「cTrader」で行えます。
Q6、HotForexコピートレードと、どっちがおすすめ?
コピートレード初心者なら、HotForexのコピートレードの方がおすすめ。
会員ページの「マイ・フォロワー口座」でコピー率を確認できますし、cTraderコピーと比べると、コピートレードの仕組みを直感的に理解しやすいです。
ただHotForexのコピートレードでは、フォロワー口座を3つしか開設できないため、リスク分散としては不十分です。
将来的にはcTraderのコピートレードも使いましょう。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
まとめ:cTraderコピーをするなら、Tradeviewがおすすめ
ここまでcTraderのコピートレードについてわかりやすく解説してきました。
cTraderのストラテジーをフォローするなら、以下の基準でストラテジーを選びましょう。
- ROIグラフが3ヶ月以上右肩上がり
- 最大ドローダウンが20%以下
- フォロワー数が100人以上
- 口座残高が1,000ドル以下
- 勝率が70%以上
- 月間ROIが10〜30%(ナンピン・マーチンを多用しない)
そしてこれらの基準をある程度バランスよく満たしているストラテジーはこちら。
他のストラテジーは、Tradeviewの「cTraderコピー」で確認できます。
cTraderでコピートレードを始めるなら、まずはTradeviewの「口座開設ページ」でcTrader口座を開設しましょう。