HotForexのコピートレードは、ストラテジープロバイダーの人数が多く使いやすいですが、フォロー口座が3つしか作れないのが欠点です。
もっとリスク分散したいなら、cTraderコピートレードを始めてみましょう。
cTrader口座さえあれば、特別な手続きなしで利用できます。(AXIORYとFxProは不可)
ただcTraderコピートレードの情報は非常に少なく、初めての人だと操作に手こずるでしょう。
この記事ではcTraderコピートレードの始め方、ストラテジープロバイダーの選び方などについてわかりやすく解説していきます。
cTraderコピートレードとは?
cTraderはFX向けの取引プラットフォームで、MT4・MT5よりも利便性が高いことで知られています。
対応している海外FX業者は、AXIORYやTradeviewくらいで、XMなどの有名な海外FX業者では使えません。
またcTraderにはコピートレードの機能もあり、ストラテジープロバイダーをフォローすることで、自動でトレードしてくれます。
VPSを契約する必要もないため、パソコン操作が苦手な人でも手軽に始められます。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」でログイン後に確認できます。
cTraderコピートレードのメリット
cTraderコピートレードのメリットは以下の通り。
cTraderコピートレードの最大のメリットは、放置するだけで勝手にトレードをしてくれること。裁量トレードのように、チャートを長時間見続けることもないため、兼業トレーダーと相性が良いです。
またEA自動売買のように2万円前後のEAを買う必要もなく、月額2000円前後のVPSを契約する必要もないため、初期投資も少ないです。
EA自動売買が難しそうと感じる方は、まずコピートレードから初めてみましょう。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」をご覧ください。
cTraderコピートレードのデメリット
cTraderコピートレードのデメリットは以下の通り。
cTraderコピートレードの最大のデメリットは、手数料が高いこと。コピートレードで得られた利益のうち、3割くらいをストラテジープロバイダーに支払うことになります。
またストラテジープロバイダーは裁量トレードをコピーするため、中の人が突然トレードを止めてしまうこともあります。もしくは精神的に不安定になって、突然無茶なトレードをするかもしれません。
コピートレードだけを収益源とするのはリスクが高いため、裁量トレードやEA自動売買、株式投資などでリスク分散しましょう。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」をご覧ください。
cTraderコピートレードの基礎知識
ここからはcTraderコピートレードの基礎知識をまとめておきます。
その1、cTraderコピーが使えるブローカーは限られている
cTraderコピーが使えるブローカーはごく一部です。
取引プラットフォームのcTraderに対応していても、cTraderコピーには対応していないことがあるからです。
例えば日本で有名なAXIORYとFxProでは、cTraderコピーが利用できません。
海外ブローカーとcTraderの関係について、簡単にまとめておきましょう。
- AXIORY:cTraderコピーができない(ストラテジー側は可能)
- Tradeview:cTraderコピー・ストラテジーを利用可能
- IC Markets:cTraderコピーを利用可能(ストラテジーは調査中)
- FxPro:cTraderコピー・ストラテジーのどちらも使えない
cTraderでコピートレードするなら、TradeviewかIC Marketsの二択。
おすすめは、日本語対応しているTradeview。ただIC Marketsの方がスプレッド・約定力が優秀なので、英語に強いならそちらを使いましょう。
その2、通常のcTrader口座をフォロワー口座として使える
cTraderでコピートレードを始めるにあたって、専用のフォロワー口座を開設する必要はありません。cTrader口座をそのままフォロワー口座として使えます。
これがHotForexだと専用のフォロワー口座を開設する必要がありますが、cTrader口座なら作ってしまえばすぐにでもコピートレードが始められるわけです。
cTraderコピートレードは、利用までのハードルが低いといえます。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」をご覧ください。
その3、デモ口座でもコピートレードが可能
cTraderコピートレードは、デモ口座にも対応しています。
まずはデモ口座でコピートレードをやってみて、ストラテジープロバイダーの力量を試してみましょう。
これもHotForexだと、フォロワー口座はリアル口座しかないため、ストラテジープロバイダーを試すにもリアルマネーを使う必要がありました。
cTraderのデモ口座を作るなら、Tradeviewがおすすめ。ただしデモ口座の口座残高は、10,000ドルに固定されています。
ストラテジープロバイダーにも当たり外れがあります。優秀なストラテジープロバイダーを見つけられるまでは、デモ口座で運用しましょう。
cTraderのデモ口座は、Tradeviewの「cTrader」にログインすると自動で作成されます。口座残高は10,000ユーロです。
その4、VPSを設定する必要はない
コピートレードをするのに、VPSを契約する必要はありません。
VPS(仮想専用サーバー)とは、オンラインで24時間レンタルできるパソコン環境のこと。EA自動売買をするなら、必須のサービスです。
VPSの利用料金は、月額1,500円から3,000円ほど。大きな金額ではありませんが、節約できるならしておきたいレベルです。
コピートレードならVPSを使う必要がないため、VPSの利用料金を節約できます。資金の少ない人は、初期コストの低いコピートレードの方がおすすめです。
その5、1口座で複数のストラテジーをフォローできる
cTraderコピーの最大の特徴は、複数のストラテジーを同時にフォローできること。
HotForexのコピートレードのように、1口座に1つのストラテジーと限定されていません。
そのためcTrader口座を1つ作ってしまえば、複数のストラテジープロバイダーを同時にフォローして、リスク分散できるわけです。
こんな感じで1口座の資金が許す限り、好きなだけストラテジーを同時にフォローできます。
複数ストラテジーを1口座で管理できるのは、非常に快適です。
複数フォローの仕様などは、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
cTraderコピーが使える海外FX業者
cTraderコピーが使える海外FX業者の中でも、代表的なのは以下の2つ。
AXIORYとFxProでは、有料のストラテジーをフォローできず、cTraderコピーをまともに使えません。
ここからはcTraderコピー対応の海外FX業者を紹介します。
Tradeview:玄人向け。会員ページが使いにくい
Tradeviewの詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:400倍(cTrader口座)
- 最大口座数:5口座
- 取引手数料:往復5ドル/ロット
- 初回最低入金額:1,000ドル(cTrader口座)
Tradeviewは取引手数料・スプレッドが優秀なことから、玄人トレーダーが好んで利用しています。
またTradeviewのcTrader口座は、FM(フルメンバー)に分類されるため、cTraderコピーの機能を100%使えます。
ただTradeviewは会員ページの使い勝手が悪く、1アカウント1口座でしかログインできません。複数口座を同時に管理できないのです。
さらに公式サイトは日本語に対応していますが、情報量も少なく、もっと詳細な情報が欲しければ、英語版のTradeview公式サイトで確認する必要があります。
Tradeviewは海外FXに慣れた玄人トレーダー向けのブローカーだといえます。
IC Markets:とにかく高性能。日本語には非対応
IC Marketsの詳細スペックは以下の通り。
- 最大レバレッジ:500倍
- 最大口座数:2口座以上
- 取引手数料:往復6ドル/ロット
- 初回最低入金額:200ドル
IC Marketsも、高性能な海外FXブローカーとして知られています。
スプレッドと約定率のポテンシャルはTradeview以上で、マニアックな海外FXトレーダーが好んで利用しています。
ただIC Marketsは公式サイトが日本語に対応しておらず、必要な情報は全て英語で書かれているため、利用するには最低限の英語力が必要です。
またcTraderによるコピートレードだけでなく、Myfxbook AutoTradeなどにも対応しており、金融の最新技術で遊びたい人とも好相性です。
cTraderコピートレードの始め方
ここからはcTraderコピートレードの始め方をまとめておきます。
手順1、cTrader口座を開設する
まずはcTraderコピーに対応している海外FX業者で、cTrader口座を開設しましょう。
cTraderコピーに対応している業者は以下の2つ。
- Tradeview:会員ページが使いにくく、上級者向け
- IC Markets:サイトが日本語に対応しておらず、上級者向け
おすすめはTradeview。ウェブサイトとサポートデスクが日本語に対応しており、日本人でも使いやすいです。
cTrader口座の開設は、Tradeviewの「新規口座開設ページ」からおこないます。
手順2、cTraderにログインする
cTrader口座を開設したら、cTraderにログインしましょう。
cTraderにログインするときは、メールアドレスとログインパスワードを入力します。
これらのパスワードを忘れてしまった場合でも、GoogleやFacebookのアカウントなどでログインできます。
手順3、左メニューの「Copy」からストラテジー一覧画面へ
cTraderにログインしたら、左メニューの「Copy」をクリックして、ストラテジーの画面に移動します。
手順4、フォローしたいストラテジーを選択する
ストラテジーリストでは、コピーしたいストラテジーを選択できます。
どれをフォローすればいいか分からないなら、以下の4項目を基準にしてください。
- ROIグラフがなだらかな右肩上がり
- 最大ドローダウンが20%前後
- 勝率が70%以上
- 運用期間が3ヶ月以上
これらを満たしているストラテジーは、それなりに優秀なはずです。
手順5、運用口座と入金額を設定する
ストラテジーの右側にある「コピーを開始」ボタンをクリックすれば、コピーの設定画面が表示されます。
運用する口座と入金額を設定して、トレードをコピーしましょう。
その6、ストラテジーをフォローできているか確認する
ストラテジーをフォローした後は、正常にフォローされているかを確認します。
cTraderの左上にあるハンバーガーメニューをクリックしましょう。
すると以下のように現在保有しているcTraderの口座一覧が表示されます。
現在私はTradeviewのデモ口座で「Fish」というストラテジーをフォローしています。
口座の下に「Fish」のストラテジープロバイダーが表示されていることから、正常にフォローできていることが確認できました。
これでcTraderコピートレードの設定手続きは完了。あとは利益が出るまで放置しましょう。
cTraderコピーの機能まとめ
cTraderコピーに関する日本語の情報は非常に少ないです。
ここからはcTraderコピーの基本動作をまとめておきます。
cTraderコピーの入金方法
コピートレードの利益を増やしたいなら、フォロワー口座に入金しましょう。
入金方法は簡単で、まずフォローしているストラテジーの右にあるボタンをクリックします。
メニューが表示されるので、緑色の「資金を追加」ボタンをクリックしましょう。
この項目では、cTrader口座からストラテジーに入金できます。
入金額の横にある矢印ボタンをクリックすれば、cTrader口座の資金をすべてストラテジーに入金することもできます。
入金額の目安は、1,000ドル(10万円)がおすすめ。1万円だと利益が少なすぎますし、100万円はリスキーです。
入金方法は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
cTraderコピーの出金方法
コピートレードである程度利益が出たら、ストラテジーからcTrader口座に口座出金しましょう。
出金方法は簡単で、先程のメニューから「資金を削除」をクリックします。
すると以下のような画面が表示されます。
ただしストラテジーをコピーしている状態だと、口座内の資金を全て出金できません。
フォロワー口座にある資金をすべて出金する場合は、あらかじめコピーを停止させておきましょう。
出金方法は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
株式ストップロス:資金が一定以下になったときに強制決済
株式ストップロスは、資金が一定以下になったときにポジションを強制決済します。
例えば資金が1,000ドルで、株式ストップロスを500ドルに設定すると、資金が500ドルまで減少したときに、自動でポジションを全て決済してくれます。
設定方法は、先程のメニューから「株式ストップロスを設定」をクリックするだけ。
すると以下のような画面が表示されます。
株式ストップロスを設定しておくことで、最低限の資金を守ることができます。
ただ株式ストップロスはあまり高めに設定すると、フォロワー口座のリスク許容度が少なくなり、利益も少なくなります。コピートレードで大きな利益を出したい場合、一時的には大きな含み損も耐える必要があるからです。
株式ストップロスはなるべく設定せず、口座出金でリスク調整しましょう。
株式ストップロスは、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
ストラテジーのコピー停止方法
ストラテジーが利益を出せない場合、フォローを停止させましょう。
コピーを停止させるには、先程のストラテジーのメニューから「コピーを停止」をクリックします。
すると以下の画面が表示されます。
コピーを停止させても、一度フォローしたストラテジーはメニューに表示されたままになり、いつでも好きな時にコピーを再開できます。
コピーの停止方法は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
収益性の高いストラテジープロバイダーの選び方
コピートレードで安定した収益を出すなら、優秀なストラテジープロバイダーを選ぶことが重要。
ここからは収益性の高いストラテジープロバイダーの選び方をまとめておきます。
選び方1、ROIグラフがなだらかな右肩上がり
まずはROIグラフがなだらかな右肩上がりを描いているストラテジープロバイダーをフォローしましょう。
ROI(Return On Investment)とは、投資利益率のことで、不動産や株式投資の利益率を測る指標に使われます。
ストラテジープロバイダーのROIグラフは、cTraderコピーで確認できます。
1年通算で見たときに、なだらかなグラフを描いているストラテジープロバイダーは優秀である可能性が高いです。
逆にROIグラフが右肩下がりになっていたり、上下に激しく変動していたりする場合は、トレードが安定していない可能性が高いため、フォローは非推奨です。
例えばこういうグラフですね。
コピートレードで安定した利益を出したいなら、コツコツと利益を積み上げているストラテジープロバイダーをフォローしましょう。
ストラテジーのROIグラフは、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
選び方2、最大ドローダウンが20%前後
最大ドローダウンは、20%前後のストラテジーをフォローしましょう。
最大ドローダウンについては、ストラテジープロバイダーごとの「概要」で確認できます。
最大ドローダウンとは、資産に対する最大下落幅のこと。例えば100万円の資産があるときに、20万円損すれば、最大ドローダウンは20%となります。
最大ドローダウンが低ければ低いほど、そのストラテジープロバイダーは堅実なトレードをしていることになり、資金を失うリスクも小さくなります。
ただ最大ドローダウンがあまりにも低すぎると、リスク許容度が少なくなりすぎて、トレードの利益が少なくなってしまいます。
コピートレードの利益率を重視するなら、最大ドローダウンは20%前後が望ましいです。
例外はいくらでもありますが、許容リスクが大きくなるほどリターンも大きくなることは覚えておきましょう。
ストラテジーの最大ドローダウンは、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
選び方3、勝率は70%以上
コピートレードの利益率を高く維持したいなら、勝率70%以上のストラテジープロバイダーをフォローしましょう。
ストラテジープロバイダーの勝率は、「概要→収益率」で確認できます。
勝率が高ければ高いほど、FXトレードの利益は大きくなり、損失は小さくなります。
そして順調に利益を増やしているストラテジープロバイダーは、勝率が70%以上であることが多いです。
EAだと勝率60%以上が合格ラインですが、ストラテジープロバイダーは裁量トレードなので、勝率70%以上と厳しめでOKです。
コピートレードで利益を出し続けたいなら、シンプルに勝率の高いストラテジーをフォローしましょう。
ストラテジーの勝率は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
選び方4、運用期間が3ヶ月以上
ストラテジープロバイダーは、基本的に不要期間が長ければ長いほど、トレーダーとしての信頼度が上がります。
ストラテジーの運用期間は、「ストラテジー年齢」で確認できます。
上記の画像だと1年3ヶ月(1Y 3M)のベテランということになりますね。
裁量トレードはメンタルとの勝負なので、ルールに沿って淡々と安定して利益をあげられる人の方が有利です。
そしてコピートレードも複利が発生するため、長期間トレードを続けてくれるトレーダーの方が、トータルの利益も大きくなります。
大まかの目安として、運用期間が3ヶ月以上のストラテジーを選びたいところです。
ただ資金が余っていて、トレード成績が優秀なストラテジーがあるなら、運用期間1ヶ月でもフォローして良いでしょう。
ストラテジーの運用期間は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
おすすめのストラテジープロバイダー
収益性の高いストラテジープロバイダーを選ぶ基準は、以下の4つ。
- ROIグラフがなだらかな右肩上がり
- 最大ドローダウンが20%前後
- 勝率が70%以上
- 運用期間が3ヶ月以上
ここからは個人的におすすめなストラテジープロバイダーを紹介します。
Relax
「Relax」の詳細スペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:2.71(1年3ヶ月)
- 勝率:74.21%
- 最大ドローダウン:19.46%
- 最小投資金額:2,000ドル
- 運用報酬:30%
- 管理手数料:0%
- ボリューム報酬:0ドル/100万通貨
「Relax」は長期にわたって堅実なトレードをしている優秀なストラテジープロバイダーです。
トレード期間も1年3ヶ月と長く、フォロワーも1,000人と非常に多いため、突然トレードを辞めてしまうリスクは低いです。
プロフィットファクターも2.71と非常に高く、1年以上運用しているのに、上位クラスのEAを凌ぐパフォーマンスを維持しています。
コピートレードで1年以上運用しているストラテジープロバイダーは、優秀な部類に入ります。メンタルの安定が求められる裁量トレードで、1年以上結果を出し続けているのはすごいことです。
デメリットは最小投資金額が2,000ドル(20万円)と高いことで、目安としている1,000ドルの2倍入金する必要があります。
「Relax」のトレード成績は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
TrieuPips
「TrieuPips」の詳細スペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:1.91(7ヶ月)
- 勝率:79.34%
- 最大ドローダウン:12.34%
- 最小投資金額:200ドル
- 運用報酬:30%
- 管理手数料:0%
- ボリューム報酬:0ドル/100万通貨
「TrieuPips」も、安定した利益を出し続けるストラテジープロバイダーです。
真ん中あたりにある最大ドローダウンが少し気になりますが、トータルで見ると収益グラフは右肩上がりを描いています。
トレード期間も7ヶ月と長めで、その間も着々と利益を積み上げていることから、優秀なストラテジープロバイダーであることがわかります。
最大ドローダウンは12%前後。低すぎず高すぎず、リスクとリターンに対する適正バランスを保っていますね。
最小投資金額も200ドルと低く、初めてフォローするストラテジープロバイダーとしておすすめ候補に入ります。
「TrieuPips」のトレード成績は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
Crazy
「Crazy」の詳細スペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:5.56(7ヶ月)
- 勝率:78.38%
- 最大ドローダウン:15.64%
- 最小投資金額:200ドル
- 運用報酬:30%
- 管理手数料:0%
- ボリューム報酬:0ドル/100万通貨
ROIの収益グラフはこちら。
特に大きなドローダウンもなく、7ヶ月を通して安定した収益グラフを描いており、堅実なトレードをしていることがわかります。
最大ドローダウンは15%と適正で、こちらもリスクとリターンに対するバランスが絶妙です。フォロワーも800人と多く、突然トレードを辞めてしまうリスクも低め。
こちらも最小入金金額が200ドルと低いため、資金の少ないトレーダーが初めてフォローするのにおすすめです。
「Crazy」のトレード成績は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
complex
「complex」の詳細スペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:5.86(4ヶ月)
- 勝率:78.14%
- 最大ドローダウン:2.07%
- 最小投資金額:200ドル
- 運用報酬:30%
- 管理手数料:0%
- ボリューム報酬:0ドル/100万通貨
ROIの収益グラフはこちら。
12月あたりからトレードをしていないのは、相場の方向性が見えないからでしょう。
最大ドローダウンが2%と非常に低いことから、慎重なトレードスタイルであることが伺えます。
ただ取引期間は4ヶ月と短めで、フォロワーも170人前後と少なめ。上で挙げたストラテジーよりも信頼性で劣るため、フォローの優先度が下がってしまいます。
安定重視のストラテジーとしてポートフォリオ組み込むならおすすめですが、収益率を上げるなら、他のストラテジーと併用した方がいいです。
「complex」のトレード成績は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
ichi
「ichi」の詳細スペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:2.86(4ヶ月)
- 勝率:75.12%
- 最大ドローダウン:4.87%
- 最小投資金額:100ドル
- 運用報酬:30%
- 管理手数料:0%
- ボリューム報酬:0ドル/100万通貨
ROIの収益グラフは以下の通り。
12月1日あたりに大きなドローダウンがありますが、これは一時的な含み損で、確定した損失ではありません。その証拠に最大ドローダウンは4%です。
運用期間が4ヶ月と短めですが、プロフィットファクターが2.8と非常に高いことから、短期間でのトレード成績が優秀であることがわかります。
2020年の秋ごろは相場の方向性が見えず、EAでも利益を出せないことが多かったのですが、それでも安定して利益を出しているのは心強いですね。
取引期間の短さが気になりますが、ROIグラフの形から考えても、十分に伸びしろのあるストラテジーと判断できます。
「ichi」のトレード成績は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
Xag pro
「Xag pro」の詳細スペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:3.12(1ヶ月)
- 勝率:85.34%
- 最大ドローダウン:1.84%
- 最小投資金額:500ドル
- 運用報酬:30%
- 管理手数料:0%
- ボリューム報酬:0ドル/100万通貨
ROIの収益グラフは以下の通り。
1ヶ月とはいえプロフィットファクターが3.12と非常に高く、ROIグラフでも安定した右肩上がりで利益を積み上げています。
勝率も8割以上と非常に高く、最大ドローダウンは1%前後のため、トレード期間が1ヶ月と短いことを考慮に入れても、かなり有望です。
ただ最小投資金額が500ドルと高めなので、余った資金で軽く運用してみたい人には、ハードルが高いかもしれません。
「Xag pro」のトレード成績は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
GU vip
「GU vip」の詳細スペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:3.44(1ヶ月)
- 勝率:84.02%
- 最大ドローダウン:54.23%
- 最小投資金額:100ドル
- 運用報酬:20%
- 管理手数料:3%
- ボリューム報酬:5ドル/100万通貨
ROIの収益グラフは以下の通り。
収益グラフが右肩上がりなのに、最大ドローダウンが58%と非常に高いですね。
その理由は、以下の画像を見ればわかります。
資金が少ない時に大きな含み損を抱えると、最大ドローダウンが大きくなります。
ストラテジーの口座残高が少ないと、コピー率が大きくなるメリットがありますが、最大ドローダウンが大きくなりやすいデメリットもあります。
またこのストラテジーは手数料が20%と低めですが、その代わりに管理手数料とボリューム手数料が発生します。
それでも利益率は高いため、100ドルだけ入金して放置するだけでも、数年後には大きな金額になって戻ってるかもしれません。
「GU vip」のトレード成績は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
cTraderコピーに関するQ&A
ここからはcTraderコピーに関するよくある質問に回答していきます。
Q1、コピートレードの手数料・報酬体系は?
cTraderコピーの手数料は以下の3つに分けられています。
- 管理手数料:年間当たりの手数料。0%が多い
- 運用報酬:純利益に対する手数料。相場は20〜30%
- ボリューム報酬:100万通貨あたりの手数料。相場は10〜50ドル
管理手数料(Management Fee)は、年間あたりに発生する手数料。投資信託でよくありますね。コピートレードだと0%のところが多いです。
運用報酬(Performance Fee)は、純利益にかかる手数料のこと。相場は30%くらいで、ストラテジープロバイダーは基本的にこれで稼いでいます。
ボリューム報酬(Volume Fee)は、片道100万通貨あたりの手数料。0ドルに設定しているストラテジーが多いですが、相場は10ドル前後です。
これらの手数料は、ストラテジープロバイダー一覧で確認できます。
ストラテジーの手数料は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
Q2、ブローカーのFM・DM・GMとは?
cTraderコピーでは、cTrader口座がFM・DM・GMに分類され、一部の機能が制限されます。
それぞれの違いは以下の通り。
- FM:フルメンバー。制限なし
- DM:デモメンバー。無料のストラテジーだけフォローできる
- GM:ゲストメンバー。ストラテジーをフォローできない
FMだと無制限にcTraderコピーが使えますが、DMやGMだと手数料の発生するストラテジーをフォローできません。
例えばAXIORYはDMで、FxProがGMなので、手数料の発生するコピートレードができません。一方TradeviewはFMなので、制限なしでcTraderコピーを利用できます。
cTraderコピーで利益を出したいなら、TradeviewのcTraderを使いましょう。
保有している口座がFMかどうかは、cTraderのコピートレード口座一覧で確認できます。
FM・DM・GMの詳細は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
Q3、ストラテジーをフォローできないんだけど?
cTraderコピーでストラテジーをフォローできない場合、以下の原因が考えられます。
- DM・GMの口座で有料ストラテジーをフォローしようとしている
- 入金額が最小投資金額に達していない
特にcTraderコピーの「FM・DM・GM」ルールは、初見だとわかりにくいため、うまくフォローできない人もいるでしょう。
cTraderコピーを使うときは、基本的にTradeviewの口座を使いましょう。Tradeviewは口座がFM(フルメンバー)なので、cTraderコピーの機能を制限されません。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
Q4、cTraderコピートレードはどれくらい儲かるの?
コピートレードの利益率の目安は、月利20〜30%ほど。これはcTraderコピーでも、HotForexコピートレードでも大差ありません。
裁量トレードのように、1ヵ月で資金を2倍や10倍にすることはできませんが、それでもEA自動売買や株式投資と比べると非常に利回りが高いです。
利益の目安としては、1口座に1,000ドル入れて運用した場合、1ヵ月で200〜300ドル稼げる計算になります。
もっと厳密に言うと、慎重なストラテジーは利回りが月利10〜20%なのに対し、利益率重視のストラテジーだと月利30〜40%といったところでしょうか。
利益率を重視するなら、最大ドローダウンが20%前後のストラテジーを選びたいところですね。
cTraderコピーの利益率は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
Q5、cTraderに関するメールの通知をOFFにするには?
cTraderを使っていると、かなり頻繁にメールの通知がやってきます。うっとおしいなら、メールの通知をオフにしましょう。
メール通知をオフにする手順は以下の通り。
- cTraderにログインして、右上のメニューを開く
- メニューの中から「Manage cTrader ID」を選択する
- cTrader会員ページに移動したら、「Notification」をクリック
- Eメールのチェックを外して、「Save」の緑ボタンを押す
ただ通知を全てオフにしてしまうと、ストラテジーが消えたり、口座がロスカットされたときに、連絡が来なくなります。
通知をオフにするのは、cTraderの仕組みになれて、収益が安定してからでも遅くないでしょう。
cTraderの通知メール解除は、Tradeviewの「cTrader」で行えます。
Q6、HotForexコピートレードと、どっちがおすすめ?
コピートレード初心者なら、HotForexのコピートレードの方がおすすめ。
会員ページの「マイ・フォロワー口座」でコピー率を確認できますし、cTraderコピーと比べると、コピートレードの仕組みを直感的に理解しやすいです。
ただHotForexのコピートレードでは、フォロワー口座を3つしか開設できないため、リスク分散としては不十分です。
将来的にはcTraderのコピートレードも使いましょう。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
まとめ:まずはTradeviewで1ストラテジー10万円で試してみよう
ここまでcTraderのコピートレードについてわかりやすく解説してきました。
cTraderのコピートレードをするなら、最低限以下のことを知っておきましょう。
- cTraderコピーではトレーダー口座は、FM・DM・GMに分類される
- 有料ストラテジーをフォローできるのは、FMのみ
- AXIORYはDM、FxProはGMなので、有料ストラテジーをフォローできない
- 有料ストラテジーをフォローするには、FMのTradeviewを使うこと
AXIORYとFxProはcTraderに対応していますが、どちらもFMではないため、有料のストラテジーはフォローできません。
本格的にコピートレードで利益を出したいなら、FMのトレードビューぜひトレーダー口座を開設してください。
入金額の目安は、ストラテジー1つにつき10万円ほど。cTraderコピーでは複数のストラテジーを同時にフォローできるため、1口座に30万円入金して、10万円ずつ3つのストラテジーに分散することもできます。
cTraderコピーの詳細は、Tradeviewの「cTrader」で確認できます。
cTrader口座の開設は、Tradeviewの「新規口座開設ページ」から行えます。