FBSでは最大レバレッジ3000倍でトレードできます。ただレバレッジ3000倍が使える口座タイプは限られており、口座残高にも制約がつきます。
レバレッジルールは以下の通り。
- レバレッジ3000倍が使えるのは、スタンダード口座、マイクロ口座、ゼロスプレッド口座のみ
- レバレッジ3000倍が使えるのは、口座残高に200ドル未満のときのみ
- 入金ボーナスを利用すると、レバレッジ500倍に制限される
FBSのレバレッジ3000倍を活用するなら、最低でも以下の3つのルールは知っておきましょう。
この記事ではFBSのレバレッジルールについてわかりやすく解説していきます。
FBSのレバレッジは、FBSの「口座タイプ」でも確認できます。
FBSの最大レバレッジは3,000倍。必要証拠金は?
FBSの最大レバレッジは3000倍で、他の海外FX業者と比べてもかなり高いです。
では1ロットあたりの必要証拠金は何円くらいでしょうか?
1ドル=110円の時に、アメリカドル円を1ロット(10万通貨)保有するとしましょう。価値は11,000,000円に相当するため、以下のような計算式になります。
- 11,000,000円/3,000倍=3,666円
レバレッジ3000倍の時、FBSの1ロットあたりの必要証拠金は3600円くらいとなります。
レバレッジ888倍のXMで12,000円、レバレッジ1,000倍のGemForexでも10,000円なので、1ロット3,600円はかなりは低い方です。
10,000円から20,000円くらいのわずかな資金でハイリスクトレードするなら、FBSは選択肢の1つとして検討して良いでしょう。
FBSのレバレッジ3,000倍は、FBSの「口座タイプ」でも確認できます。
FBSでは1万円・2万円でどれくらいのトレードができる?
ではFBSのレバレッジ3000倍を使うと、1〜2万円で何ロットの取引ができるのでしょうか?
一応資金が10,000円あれば3,600円の必要証拠金で2.7ロット保有できることになります 。ただそれだと証拠金維持率がギリギリで、すぐにロスカットされてしまいます。
できれば証拠金維持率は500%以上を目標にしたいところです。
仮に資金1万円で1ロットを保有したときの証拠金維持率は以下の通り。
- 10,000円/3,600円*100%=277%
100%を大きく超えているため安全かもしれませんが、証拠金維持率は500%以上は欲しいところです。
では資金が2万円ならどうでしょうか? 資金20,000円で1ロット保有したときの証拠金維持率は以下の通り。
- 20,000円/3,600円*100%=555%
証拠金維持率が500%を超えています。これなら最低限のリスクを許容しつつ、ハイリスクのトレードができますね。
したがってFBSでレバレッジ3000倍のトレードをするなら、資金20,000円で最大1ロットが目安となります。
FBSのレバレッジ3,000倍は、FBSの「口座タイプ」でも確認できます。
FBSのレバレッジルール・レバレッジ制限まとめ
FBSではレバレッジ3000倍を利用できますが、利用制限もあります。
ここからはFBSのレバレッジルールについて基本的なことをまとめておきます。
その1、レバレッジ3,000倍が使えるのは、3つの口座タイプのみ
FBSの最大レバレッジ3000倍が使えるのは、以下の3つの口座タイプのみ。
それ以外の口座タイプの最大レバレッジは、セント口座で1,000倍、ECN口座で500倍となっています。
この中でおすすめなのはスタンダード口座。理由としては、
- スプレッドが口座タイプの中で一番狭い
- 1ロット通貨量が10万通貨
- 入金ボーナス対応
- 最低入金額が100ドルと低め
などが挙げられます。
それに対しセント口座はスプレッドが広く、1ロット=1,000通貨で利益が出しにくいです。最後のゼロスプレッド口座も、取引手数料がかなり高め。
以上のことからレバレッジ3000倍を利用するなら、スタンダード口座が1番おすすめという結論になります。
スタンダード口座は、FBSの「口座タイプ」でも確認できます。
その2、最大レバレッジ3,000倍が使えるのは、口座残高200ドルまで
レバレッジ3000倍の利用条件はもう1つあります。それは口座残高200ドル未満であること。口座残高が200ドル以上になると、レバレッジが2000倍に制限されるので注意しましょう。
FBSでレバレッジ3000倍トレードをするなら、入金額は200ドル未満にしましょう。口座入金は、FBSの会員ページからおこないます。
もし口座残高が200ドルを超えているなら、200ドル未満になるよう出金か資金移動をしておきましょう。
口座出金・資金移動も、FBSの会員ページからおこないます。
その3、入金ボーナス利用時は、レバレッジ500倍に制限
FBSの入金ボーナスを利用すると、最大レバレッジは500倍に制限されます。
FBS会員ページから引用しておきましょう。
13.ボーナス口座の最大レバレッジは、最高500倍です。
引用:100%入金ボーナス(ログイン後に閲覧できる)
FBSの最大レバレッジ3000倍は魅力的ですが、入金ボーナスとセットで利用できません。FBSでハイリスクなトレードするなら、2万円でレバレッジ3000倍トレードをするのが鉄板です。
100%入金ボーナスの仕様は、FBSの「100%入金ボーナス」でも確認できます。
その4、口座残高が増えるごとに、レバレッジは低く制限される
FBSのレバレッジ3000倍を使うには、口座残高200ドル未満の条件があることはお話ししました。
ただFBSには口座残高によるレバレッジ制限もあります。
レバレッジ | 口座残高による制限 |
3,000倍 | 200ドル |
2,000倍 | 2,000ドル |
1,000倍 | 5,000ドル |
500倍 | 30,000ドル |
200倍 | 150,000ドル |
100倍 | 制限なし |
50倍 | 制限なし |
引用:What are the leverage limits?
口座残高が増えるごとに、レバレッジが低く制限されるのです。
口座残高が2000ドル(20万円)を超えると、レバレッジ2000倍に制限。さらに口座残高が5000ドル(50万円)を超えると、レバレッジ1,000倍に制限されます。
FBSで数十万円、数百万円のトレードをするなら、口座残高ごとのレバレッジ制限があることも覚えておきましょう。
FBSの口座残高・レバレッジは、FBSの会員ページで確認できます。
その5、CFD銘柄のレバレッジは10〜100倍
FBSのレバレッジ3,000倍が使えるのは、FX通貨ペアのみ。CFD銘柄だとさらに低いレバレッジになります。
CFD銘柄のレバレッジは以下の通り。
銘柄 | レバレッジ |
WTI | 33倍 |
BRN | 33倍 |
NASDAQ | 33倍 |
S&P500 | 33倍 |
DAX100 | 100倍 |
個別株 | 10倍 |
金銀 | 333倍 |
パラジウム、プラチナ | 100倍 |
引用:What are the leverage limits?
金銀を除くとどれも100倍以下ですね。
レバレッジが低ければ低いほど、必要証拠金が大きくなり、少ない資金でのFXトレードが難しくなります。少ない資金でたくさんのレバレッジをかけてトレードをするなら、CFDよりFXの方がおすすめです。
CFD銘柄は、FBSの「CFD銘柄」で確認できます。
その6、Trade 100 Bonus口座はレバレッジ100倍に制限
FBSのTrade 100 Bonus口座は、レバレッジが100倍に制限されます。
これは30日以内に5ロットの取引をすると100ドルのボーナスがもらえる口座です。
ただ100ドルもらうための条件が厳しく、口座の使い勝手も良くないため、おすすめはしていません。
詳しくはFBSの「Trade 100 Bonus」をご覧ください。
FBSのレバレッジ確認方法
FBSの現在レバレッジは以下の手順で確認できます。
- FBSの会員ページにログインする
- ダッシュボードにある口座アカウントをクリックする
- 口座アカウントの詳細画面でレバレッジを確認する
FBSはレバレッジ3000倍を喧伝していますが、条件によっては利用できなくなります。
FXトレードをする前には、現在のレバレッジを確認しておきましょう。
レバレッジの確認は、FBSの会員ページからおこないます。
FBSのレバレッジ変更方法
FBSのレバレッジ変更は、以下の手順で行います。
- FBSの会員ページにログインする
- ダッシュボードにある口座アカウントをクリックする
- 口座アカウント詳細画面の「レバレッジの変更」リンクをクリックする
- レバレッジを選択して「保存」ボタンをクリックする
FBSのレバレッジを変更するなら、以下の点に注意しましょう。
- レバレッジ変更は口座ごとに1日1回
- 変更できるレバレッジは最大7種類(50倍、100倍、200倍、500倍、1,000倍、2,000倍、3,000倍)
- レバレッジ3000倍が使えるのは、スタンダード口座、マイクロ口座、ゼロスプレッド口座のみ
- レバレッジ3000倍が使えるのは、口座残高200ドル未満の時のみ
FBSの最大の魅力はレバレッジ3,000倍が使えることですが、利用条件は厳しく制限されています。口座残高が200ドルを超えると、レバレッジが2,000倍に制限されます。
レバレッジの変更は、FBSの会員ページからおこないます。
FBSのレバレッジを他の海外FX業者と比較
ではFBSのレバレッジは他の海外FX業者と比べて高いのでしょうか? それとも低いのでしょうか?
ここからはFBSのレバレッジを他の海外FX業者と比較してみます。
FBSの最大レバレッジ(STP口座)を比較
FBSの最大レバレッジを比較してみましょう。
比較対象は他の海外FX業者のSTP口座です。
海外FX業者 | レバレッジ(STP口座) |
FBS | 3,000倍 |
GemForex | 1,000倍 |
XM | 888倍 |
LAND-FX | 500倍 |
Tradeview | 500倍 |
AXIORY | 400倍 |
FBSのレバレッジ3,000倍は、他の海外FX業者と比べても圧倒的に高いことがわかりますね。GemForexのレバレッジ1,000倍も高い方ですが、FBSはその3倍です。
ただFBSのレバレッジ3,000倍が使えるのは、口座残高200ドル未満の時のみ。さらに入金ボーナスは適用できません。
レバレッジが高くなればなるほど、海外FX業者側のリスクも高くなるため、口座残高などで制限されやすいのです。
FBSのレバレッジは、FBSの「口座タイプ」でも確認できます。
FBSのECN口座のレバレッジを比較
FBSではスプレッドが非常に狭いECN口座が利用できます。
こちらの表では、FBS ECN口座のレバレッジを他の海外FX業者と比較しています。
海外FX業者 | レバレッジ(ECN口座) | 1ロットの取引手数料 |
FBS | 500倍 | 12ドル |
XM | 500倍 | 10ドル |
AXIORY | 400倍 | 6ドル |
LAND-FX | 200倍 | 5ドル |
Tradeview | 200倍 | 7ドル |
GemForex | なし | なし |
ECN口座のレバレッジを比較すると、FBSとXMのレバレッジが500倍と1番高いですね。ただFBSもXMも取引手数料が高めで、スキャルピングトレードで利益を出しにくくなってしまいます。
スキャルピングトレードは取引回数の多いトレード手法です。スプレッドの狭いECN口座を使うなら、手数料の低いAXIORYやTradeviewの方がおすすめ。
詳しくはAXIORY公式サイト、Tradeview公式サイトをご覧ください。
まとめ:FBSのレバレッジ3,000倍はとても高いが、利用制限がきびしい
ここまでFBSのレバレッジルールについてわかりやすく解説してきました。
FBSの最大レバレッジは3,000倍と非常に高いですが、以下の条件があります。
FBSの他のレバレッジルールは以下の通り。
- 入金ボーナスを使うと、レバレッジは500倍に制限
- 口座残高が増えると、レバレッジが低くなる
- CFD銘柄のレバレッジは10倍から100倍ほど(金銀は333倍)
FBSのレバレッジルールは複雑です。少しでもわからないことがあれば、FBSのサポートデスクに問い合わせましょう。
FBSのレバレッジは、FBSの「口座タイプ」でも確認できます。