FBSでもスキャルピングトレードは可能です。運営側も特に取引ロット数などで制限を設けていません。
ただFBSでのスキャルピングトレードはおすすめできません。理由は3つ。
- ECN口座の取引手数料が高い(1ロット往復12ドル)
- スキャルピングトレード向け取引ツール「cTrader」が使えない
- 約定力が高くなく、スリッページが生じやすい
特にECN口座の取引手数料が1ロット往復12ドルと高く、スキャルピングトレードと相性が悪いです。
それよりも取引手数料が安くてcTraderにも対応しているAXIORYやTradeviewを使ったほうが、利益を出しやすいはずです。
この記事ではFBSでスキャルピングトレードがおすすめできない理由をわかりやすく解説していきます。
FBSでのスキャルピングトレードは、FBSの口座開設ページから始められます。
FBSでスキャルピングトレードは可能
冒頭でも述べた通り、FBSではスキャルピングトレードが可能です。
GemForexのように大きなロットの高速売買を制限していません。数百ロットの通貨量を数分間で高速売買することもできます。
EA自動売買によるスキャルも制限なし
FBSではEA自動売買によるスキャルピングトレードも制限していません。
ただFBSは取引コストが高く、スキャルピングトレードで利益を出すのが難しいです。スキャル向けEAを使うのは、やめておきましょう。
FBSでのEA自動売買は、FBSの口座開設ページから始められます。
pipsが一定以下だと一部のサービスが適用されない
FBSは豪華なボーナスやプロモーションを提供していますが、獲得pipsが少ないと適用されなくなります。
具体例は以下の2つ。
- 5.9 pips以下だとロイヤリティプログラムのポイントがもらえない
- 10 pips以下だと「Trade 100 Bonus」が適用されない
スキャルピングトレードでは5 pips以下の小さな利益を狙うことが多く、ロイヤリティプログラムのポイントが貯まりにくいです。
ロイヤリティプログラムのポイントを貯めたいなら、デイトレードやスイングトレードに切り替えましょう。
ロイヤリティプログラムの仕様は、FBSの「ロイヤリティプログラム」でも確認できます。
前提:スキャルピングトレードではECN口座を使おう
海外FXでスキャルピングトレードをする上で、1つ知っておくべきことがあります。
それは「スキャルピングトレードするならECN口座の方が有利」ということ。
ECN口座はスプレッドが非常に狭い口座タイプ。スキャルピングトレードは取引回数の多いトレード手法です。
取引回数の多いスキャルピングトレードでは、取引コストが下がれば下がるほど、利益を出しやすくなります。逆に取引コストが高いと、取引回数の多いスキャルピングトレードでは、取引をするごとに赤字になってしまいます。
海外FXでスキャルピングトレードをするなら、スプレッドが狭いECN口座を使いましょう。
FBSのECN口座は、FBSの「口座タイプ」で確認できます。
FBSがスキャルピングトレードにおすすめできない理由
ただFBSでスキャルピングトレードをするのはおすすめしません。
今からその理由をお話しします。
理由1、ECN口座の取引手数料が非常に高い(1ロット往復12ドル)
FBSのECN口座の取引手数料は1ロット往復12ドル。これは他の海外FX業者のECN口座と比べても高めです。
参考までに、他の海外FX業者の手数料を比較してみましょう。
海外FX業者 | ECN手数料(1ロット往復) |
Tradeview | 5ドル |
AXIORY | 6ドル |
LAND-FX | 7ドル |
TitanFX | 7ドル |
XM | 10ドル |
FBS | 12ドル |
主要な海外FX業者と比べても、FBSの取引手数料は高いことがわかります。1番低いTradeviewの2倍以上ですからね。
スキャルピングトレードでは取引コストが低ければ低いほど、利益を出しやすくなります。当然ECN口座の取引手数料も安い方が良いです。
その点でFBSの取引手数料は高く、スキャルピングトレードで利益を出すのが難しいのです。
スキャルピングトレードで利益を出したいなら、AXIORY、Tradeviewなどの取引手数料の安い海外FX業者がおすすめです。
詳しくはAXIORY公式サイト、Tradeview公式サイトをご覧ください。
理由2、スキャルピングトレード向け取引ツール「cTrader」が使えない
またFBSでは取引ツール「cTrader」が利用できません。
cTraderは高性能なFX取引ツールで、ECN口座でのスキャルピングトレードに特化しています。
cTraderでできることは以下の通り。
- チャートを表示させたままワンタップ注文ができる
- 自動で損切り・利食いの設定ができる
- 取引ツール内で板情報や経済指標の確認ができる
- チャートの表示時間を日本時間に変更できる(MT4・MT5アプリはできない)
- チャート予測ツール「オートチャーティスト」が利用できる
特に便利なのは自動損切り設定。スキャルピングトレードは取引回数が多いため、うっかり損切りをし忘れることもあります。
この機能を使えば、損切りのしわすれで、経済指標による変動に巻き込まれて、ロスカットされるリスクも減らせます。
ただFBSではcTraderは利用できません。cTraderが利用できる海外FX業者は、AXIORYやTradeviewなどです。
cTraderの詳細は、AXIORYの「cTrader」、Tradeviewの「取引プラットフォーム」をご覧ください。
理由3、約定力もそれほど高くない
残念ながらFBSは約定力もそこまで高くはありません。
私もFBSのMT4でトレードしたことがありますが、わずかに引っかかる感じがありました。これがデイトレードやスイングトレードなら気になりませんが、スキャルピングトレードなら命取りとなるでしょう。
cTraderを使わないにしても、スキャルピングトレードをするなら、約定力の高い海外FX業者を使った方が良いです。
約定力が高くて日本語対応の海外FX業者としては、AXIORYやTradeviewが有名。
中でもAXIORYはサイトの情報量が多く、海外FXが不慣れな方でも使いやすいはずです。
逆にTradeviewは公式サイトの情報量が少なく、会員ページも使いにくいため、海外FX上級者向けです。
詳しくはAXIORY公式サイト、Tradeview公式サイトをご覧ください。
スキャルピングトレードにおすすめの海外FX業者
ここまでFBSがスキャルピングトレードにおすすめできない理由をお話ししてきました。
では海外FXでスキャルピングトレードをするなら、どの業者を使うべきでしょうか?
ここからはスキャルピングトレードにおすすめなAXIORYとTradeviewを紹介します。
AXIORY:会員ページが使いやすく、cTraderにも対応
AXIORYは取引手数料が安いことで定評があります。
ECN口座の取引手数料は1ロット往復6ドルで、Tradeviewの次に狭いです。約定力も高く、スリッページやリクオートが発生しないのも魅力的。
さらにAXIORYは高性能取引ツール「cTrader」にも対応しています。
cTraderはチャートを表示しながらのワンタップ注文、自動損切り・利食い設定もできるため、スキャルピングトレードと相性が良いです。
またAXIORYは最大10口座を保有でき、それらを1つの会員ページで管理できます。会員ページも使いやすいため、複数口座を同時に使う人と相性が良いです。
詳しくはAXIORY公式サイトをご覧ください。
Tradeview:取引手数料が非常に低く、cTraderも使える
Tradeviewは取引手数料が非常に安いことで定評のある海外FX業者です。
ECN口座(ILC口座)の取引手数料は、1ロット往復5ドル。AXIORYの6ドルよりも1ドル安いです。
さらにTradeviewでもcTraderが使えます。cTraderはスキャルピングトレードと相性が良く、トレードの成績にも貢献してくれるはずです。
Tradeviewの欠点は、会員ページが使いにくいこと。1アカウントで1口座しかログインできず、複数の口座を同時に管理できません。
複数口座をたくさん作って色々と試したいなら、AXIORYの方がおすすめです。
詳しくはTradeview公式サイトをご覧ください。
まとめ:FBSはスキャルピングトレードに向いてない
FBSでもスキャルピングトレードは可能です。その気になれば、FBSの口座開設ページからすぐにでも始められます。
ただ以下の3つの理由から、おすすめはしていません。
- ECN口座の取引手数料が高い(1ロット往復12ドル)
- スキャルピングトレード向け取引ツール「cTrader」が使えない
- 約定力がそれほど高くなく、スリッページが生じやすい
海外FXでスキャルピングトレードをするなら、取引手数料が安くてcTraderも使えるAXIORYやTradeviewを使った方が良いです。
詳しくはAXIORY公式サイト、Tradeview公式サイトをご覧ください。