FBSのスワップポイントまとめ。確認方法・計算方法・FX/CFDのスワップポイントはいくら?

FBSでスイングトレードをするなら、スワップポイントについても知っておくべきです。

スワップポイントとは、通貨ペアの金利の差のこと。1日以上ポジションを保有することで、金利を得られたり、金利を支払ったりします。

特に注意するべきはマイナスのスワップポイント。マイナー通貨ペアを数日保有するだけで、数千円のスワップポイントを支払うこともありえます。

ではスワップポイントのダメージを最小限にするにはどうすればいいのでしょうか?

この記事ではFBSのスワップポイントをわかりやすく解説します。

詳しくはFBSの「スワップポイント一覧」をご覧ください。

 

目次

FBSのスワップポイント一覧

ここからはFBSの銘柄ごとのスワップポイントを列挙します。

 

FBSのFX通貨ペアのスワップポイント

FX通貨ペアのスワップポイントは以下の通り。

通貨ペア スワップロング
スワップショート
AUDCAD 0.12 -5.57
AUDCHF 2.42 -7.56
AUDJPY 0.81 -6.72
AUDNZD -5.13 -2.66
AUDUSD 0.26 -3.56
CADCHF 0.54 -5.52
CADJPY -1.19 -4.54
CHFJPY -5.8 -1.77
EURAUD -13.11 3.65
EURCAD -8.8 -0.1
EURCHF -1.98 -4.27
EURGBP -2.81 -2.21
EURJPY -4.8 -2.91
EURNZD -15.68 5.6
EURUSD -6.69 0.24
GBPAUD -16.12 5.68
GBPCAD -11.08 1.2
GBPCHF -1.43 -5.96
GBPJPY -6.12 -2.97
GBPNZD -20.17 8.93
GBPUSD -8.44 0.96
NZDCAD 0.72 -6.76
NZDCHF 4.06 -7.94
NZDJPY 1.65 -7.31
NZDUSD 0.32 -5.03
USDCAD -3.65 -4.27
USDCHF 1.33 -6.97
USDJPY -1.11 -6.01

表で記載されているスワップポイントは、円換算ではありません。スワップポイントは金利のようなもので、通貨ペアによって単位が異なるからです。

メジャー通貨ペアのスワップポイントは、FBSの「FX通貨ペア」で確認できます。

 

FBSのエキゾチック通貨ペアのスワップポイント

エキゾチック通貨ペアのスワップポイントは以下の通り。

通貨ペア スワップロング
スワップショート
CNHJPY -13.36 -3.42
EURCNH -8.19 -1.63
EURTRY -45 1.5
USDBRL -15.43 2.82
USDCNH -8.63 -1.63
USDMXN -22.7 10.5
USDRUB -327.19 -106.81
USDTRY -42.2 1
USDZAR -19.15 9.87

マイナー通貨ペアのスワップポイントは、FBSの「エキゾチック通貨ペア」で確認できます。

 

FBSの金銀のスワップポイント

金銀のスワップポイントは以下の通り。

スワップロング
スワップショート
Palladium -15 -10.3
Platinum -8.5 -10.2
XAGUSD -1.56 -1.03
XAUUSD -2.01 -1.32

どのスワップポイントもマイナスなので、スワップポイント目当てで取引する必要はないでしょう。

金銀のスワップポイントは、FBSの「レアメタル」で確認できます。

 

FBSのCFDのスワップポイント

CFD銘柄のスワップポイントは以下の通り。

スワップロング
スワップショート
BRN -1 -1
DAX30 -1 -1
NASDAQ -1 -1
S&P500 -1 -1
WTI -1 -1

どのスワップポイントも一律「-1」となっていますね。

CFD銘柄のスワップポイントは、FBSの「CFD銘柄」で確認できます。

関連記事:FBSのCFD銘柄一覧

 

FBSの株式のスワップポイント

株式のスワップポイントは以下の通り。

スワップロング
スワップショート
AIG -0.1 -0.1
ALCOA -0.1 -0.1
ALIBABA -0.1 -0.1
AMAZON -0.1 -0.1
APPLE -0.1 -0.1
AT&T -0.1 -0.1
BAC -0.1 -0.1
CISCO -0.1 -0.1
CITIGROUP -0.1 -0.1
COCA-COLA -0.1 -0.1
DISNEY -0.1 -0.1
EBAY -0.1 -0.1
FACEBOOK -0.1 -0.1
FORD -0.1 -0.1
GE -0.1 -0.1
GM -0.1 -0.1
GOOGLE -0.1 -0.1
HP -0.1 -0.1
IBM -0.1 -0.1
INTEL -0.1 -0.1
JPM -0.1 -0.1
MASTERCARD -0.1 -0.1
MCDONALDS -0.1 -0.1
MICROSOFT -0.1 -0.1
NETFLIX -0.1 -0.1
NIKE -0.1 -0.1
NVIDIA -0.1 -0.1
ORACLE -0.1 -0.1
PEPSICO -0.1 -0.1
PFIZER -0.1 -0.1
TESLA -0.1 -0.1
VISA -0.1 -0.1
WALMART -0.1 -0.1

どのスワップポイントも一律「-0.1」となっています。

株式のスワップポイントは、FBSの「株式銘柄」で確認できます。

 

FBSのスワップポイントが高い銘柄ランキング

FBSの中で最もスワップポイントが高い銘柄は以下の通り。

スワップショート
USDMXN 10.5
USDZAR 9.87
GBPNZD 8.93

FBSのスワップポイントは良くないです。

通常メキシコペソや南アフリカランドなどの売りポジションは、スワップポイントが100以上であることが多いのですが、FBSのスワップポイントは総じて低めです。

理由としては、スワップポイントのコストをトレーダーに負担させているからと考えられます。FBSのようなボーナスの豊富な海外FX業者は、ボーナスのコストを取引コストに転嫁することがよくあります。

それがスプレッドや取引手数料だけでなく、スワップポイントに現れても不思議ではありません。

FBSでスワップポイント目当てにスワップ取引をするのはおすすめできません。

詳しくはFBSの「スワップポイント一覧」をご覧ください。

 

FBSのスワップポイントのマイナスが大きい銘柄ランキング

スワップポイントのマイナス値が大きい銘柄もまとめました。

スワップロング
USDRUB -327.19
USDTRY -42.2
USDMXN -22.7

これらの通貨ペアを買いポジションで長期保有すると、多額のスワップポイントを支払うことになります。

仮にデイトレードをするにしても、1日以上買いポジションで保有したままにするのは避けたいです。

詳しくはFBSの「スワップポイント一覧」をご覧ください。

 

FBSスワップポイントの基礎知識

ここからはスワップポイントの基礎的な知識をまとめておきます。

FBSでスイングトレードやスワップ取引をするなら、読んでおきましょう。

 

FBSスワップポイントの計算方法

1日のスワップポイントは、以下のように計算します。

  • 1日のスワップポイント
    =取引通貨量×スワップレート×0.01/365(日)×円評価レート

MT4で表示されているスワップレートは、%を省略しているため、実際の計算では100で割り算します。

またこのスワップレートは1年分の金利なので、1日のスワップポイントを計算するには、さらに365で割り算します。

ただスワップポイントの計算は、はっきり言って面倒臭いです。

スワップポイントの数値だけわかればいいなら、XMのスワップ計算機を使いましょう。面倒なスワップポイントの計算を一瞬で行えます。

 

FBSスワップポイントの確認方法

FBSのスワップポイントは、FBSの「スワップポイント一覧」で確認できます。

ただこの方法で確認できるのは金利レートとしてのスワップポイントで、1日あたりで得られる円換算のスワップポイントではありません。

円換算のスワップポイントを知りたいなら、XMのスワップ計算機を使うのが手っ取り早いです。厳密にはFBSのスワップポイントではありませんが、ざっくりと計算するには便利です。

 

FBSスワップポイントが付与される時間・タイミング

FBSのスワップポイントが付与される時間帯は以下の通りです。

  • 日本時間は07:00(サマータイムだと06:00)
  • MT4時間は00:00

日本時間だと午前7時にスワップポイントが付与されるわけですね。ただしMT4の表示時間だと、午前0時にスワップポイントが付与されます。

時間がずれている原因は、日本の標準時がGMT+9で、MT4の標準時間がGMT+2だから。詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

スワップポイントの仕様は、FBSの「スワップポイント」で確認できます。

 

FBSのスワップ取引がおすすめできない理由

スワップ取引とは、マイナーな通貨ペアを長期間保有し続け、高額なスワップポイントを獲得し続けるトレード手法のこと。

ポジションを保有したまま、放置だけで稼げる印象がありますが、個人的にはあまりおすすめしていません。

ここからはスワップ取引がおすすめできない理由をお話しします。

 

理由1、マイナー通貨ペアのスプレッドは非常に広い

スワップ取引で稼ぐには、マイナー通貨ペアを続ける必要があります。ロシアルーブル、メキシコペソ、南アフリカランドなどがその代表ですね。

ただこれらの通貨ペアは、スプレッドが非常に広く、何も考えずに保有すると、大損を抱えたままトレードを始めることになります。例えばロシアルーブルのスプレッドは1,000 pips以上です。

確かにロシアルーブルはスワップポイントが高額ですが、それでも注文して2、3日でロスカットされてしまうと、スプレッドの元が取れなくなります。

スプレッドの広い通貨を扱うのはリスキーです。リスク管理が徹底できない人は、アメリカドル、ユーロドルなどスプレッドの狭い通貨でトレードしましょう。

スプレッドは、FBSの「通貨ペアスプレッド」で確認できます。

 

理由2、ロット数を増やすと、損失のリスクが大きくなる

スワップ取引で得られる利益は少ないので、ロット数を増やして収益を増やすことが多いです。ロット数が10倍になれば、得られるスワップポイントも10倍になります。

ただFXの世界では、マイナー通貨を大量に保有し続けるのは非常に危険です。マイナー通貨は供給量が少ないため、わずかな出来事でも、大きく変動してしまう恐れがあるからです。

ロット数を10倍にすれば、利益は10倍になりますが、同時に損失も10倍になります。海外FXは非常にリスクの高い取引なので、常に最悪を想定してトレードしましょう。

1ロット通貨量は、FBSの「口座タイプ」でも確認できます。

 

理由3、マイナー通貨は変動が激しく、損失のリスクが大きい

マイナー通貨ペアは流通量が少ないため、ささいな出来事でも、チャート上で大きく変動します。

特にスワップ取引だと保有ロット数が大きくなりがちなため、大変動の時の損失も大きくなりやすいです。

マイナー通貨ペアは、為替相場に詳しいFX上級者向けの銘柄です。

FXを始めたばかりの人は、アメリカドルやユーロドルなどの通貨量が大きく、流れが読みやすい通貨ペアでトレードしましょう

通貨ペアの詳細は、FBSの「通貨ペアスプレッド」をご覧ください。

 

理由4、FBSのスワップポイントはレートがよくない

そもそもFBSのスワップポイントはレートが良くありません。

例えば南アフリカランドやメキシコペソなどの売りポジションは、スワップポイントが100を超えていることが普通ですが、FBSだとそれを大きく下回っています。

これはFBSがボーナスやプロモーションなどのコストをスワップポイントに転嫁させているからだと考えられます。

スワップ取引で稼ぎたいなら、ボーナスがなく取引手数料の安い海外FX業者を選びましょう。

例を挙げるとTradeviewなどがおすすめ。Tradeviewはボーナスを提供しておらず、取引コストも安く、スワップポイントも優秀だからです。

Tradeviewのスワップポイントは、英語版Tradeviewの「Forex Rollover Rates」で確認できます。

 

FBSスワップポイントの注意点

ここからはFBSのスワップポイントに関する注意点などをまとめておきます。

 

スワップポイントが3倍になるのは水曜日

FBSでは水曜日にポジションを保有したままだと、スワップポイントが3倍になります。

水曜日から木曜日までポジションを保有すると、スワップは通常の3倍になります。

引用:スワップとロールオーバー

より厳密に言うと、3倍スワップポイントが付与されるのは、日本時間の木曜日の朝です。

スイングトレードなどで、スワップポイントのマイナスが大きいポジションを保有している場合、水曜日の間にポジションを決済しておくことをおすすめします。

スワップポイントの仕様は、FBSの「スワップポイント一覧」で確認できます。

 

スワップポイントのみの出金はできない(決済してから利益が実現する)

FBSでポジションを数週間保有していると、スワップポイントがどんどん貯まります。保有ロット数が多いと、スワップポイントだけで数千円、数万円は貯まるでしょう。

ただこれらのスワップポイントだけを出金することはできません。スワップポイントが獲得できるタイミングは、保有ポジションを決済してからです。

スワップポイントの仕様は、FBSの「スワップポイント」で確認できます。

 

まとめ:FBSのマイナー通貨で取引するなら、スワップポイントに気をつけよう

ここまでFBSのスワップポイントについて説明しました。

スワップポイントは、ポジションを1日以上保有すると発生します。そして通貨供給量の少ないマイナー通貨ペアほど、スワップポイントは高めです。

これがプラスのスワップポイントであれば利益になりますが、マイナスのスワップポイントだとトレーダーが支払うことになります。

特にマイナー通貨ペアでスイングトレードをする際は、スワップポイントに気をつけましょう。2、3日保有するだけでも、数千円のスワップポイントが発生します。

スワップポイントを日本円で計算するなら、XMのスワップ計算機を使うと便利です。

FBSのスワップポイントは、FBSの「スワップポイント」で確認できます。

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この記事を書いた人

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