FBSはゼロカットシステムを導入しています。
ゼロカットとは、口座残高がマイナスになった時に、すぐにゼロにリセットされる仕組みのこと。目的はロスカットと同じく利用者の資金保護です。
口座残高がマイナスになることがないため、追証による借金を抱え、海外FX業者に取り立てられる心配もありません。
ただゼロカットになると資金のほとんどを失うことになるため、できるだけリスク管理をして避けるべきです。
この記事ではFBSのゼロカットルールについてわかりやすく解説します。
ゼロカットルールは、FBSの「マージンとレバレッジ」でも確認できます。
FBSではゼロカットを利用可能
FBSはゼロカットを導入しています。
念のためFBS公式サイトからも引用しておきましょう。
レバレッジを使う際には、リスク管理について覚えておく必要があります。FBS運用口座をご利用のお客様に対して、マイナス残高の保護を提供させていますが、ストップ注文はリスクを最小限に抑えるのに役立ちます。
口座残高がマイナスになった場合、その保護を提供すると書いていますね。
FBSはレバレッジ3000倍の超ハイリスクなトレードが可能です。リスク管理を誤れば、口座残高がマイナスになることもあるでしょう。
しかしゼロカットが導入されていれば、口座残高がマイナスになっても、追証を請求されません。
ゼロカットは、FBSの「マージンとレバレッジ」で確認できます。
ロスカットとゼロカットの違いは?
ゼロカットと似た言葉に「ロスカット」があります。
FBSでのロスカットとゼロカットの違いは以下の通り。
- ロスカット:証拠金維持率が20%以下になると強制決済
- ゼロカット:口座残高がマイナスになると強制決済
ロスカットが発動しても、証拠金維持率が20%を下回った段階で決済されるので、最低限の資金は残ります。
それに対しゼロカットが発動すると、口座残高がマイナスからゼロになるだけで、資金は少しも残りません。
ただどちらも多額の資金を失うことには変わりありません。FXトレードの勝率を安定させたいなら、ロスカットもゼロカットも避けましょう。
ロスカットルールは、FBSの「カスタマーサポート」に質問して確認できます。
ゼロカットを避けるためにやるべきこと
ゼロカットが発動すると、口座残高がゼロになり、多額の資金を失います。FXトレードで安定して勝ちたいなら、ゼロカットは避けるべきです。
ここからはFBSでゼロカットを避けるためにやるべきことを紹介します。
その1、注文時に逆指値(ストップロス)設定をしておく
FBSのゼロカットを防ぎたいなら、まずは逆指値設定をしましょう。逆指値設定をすることで、損失が一定以上になったときに、自動で損切りしてくれます。
大まかな目安は以下の通り。
- スキャルピングトレード:5〜10 pips
- デイトレード:20〜40 pips
- スイングトレード:50〜100 pips
人間は損失を受け入れることに苦痛を感じるもの。FXトレードで大きな損失を抱えてしまうと、塩漬けにしてしまいがちです。
しかし注文時に逆指値設定をしておけば、損失が一定以上になったときに、本人の意思とは関係なく、自動で決済してくれるわけです。
FXトレードの収益を安定させたいなら、必ず逆指値設定を入れる癖をつけましょう。
その2、取引ロット数を少なくする
FBSでのゼロカットを避けたいなら、取引ロット数を減らすのも有効です。
FXトレードの収益・損失は、取引ロット数に直結します。取引ロット数が10倍になれば、収益も10倍になるわけですね。ただし損失も10倍になります。
FXトレードに慣れておらず、負けの方が多い方は、まずロット数を減らしましょう。損失を最小限に抑えられます。極端な話、ロット数を10分の1にすれば、損失も10分の1になりますからね。
FXトレードや取引ツールに慣れていない人は、ロット数を少なくしましょう。ロット数を引き上げるのは、FXトレードの勝率が安定してからでも遅くはないはずです。
取引ロット数は、FBSの「口座タイプ」で確認できます。
その3、証拠金維持率500%以上を意識する
ゼロカットが発動しやすい人は、FXトレードのリスク管理がうまくできていないことが多いです。
まずは証拠金維持率を高くキープすることを意識しましょう。証拠金維持率はリスクの許容度を示す指標で、高ければ高いほど資金的に安定していることを意味します。
デイトレードなら目安は500%以上でしょうか。スイングトレードをするなら、1000%以上を意識したほうがいいです。
海外FXは数百倍のレバレッジがかけられる非常にリスクの高いトレードです。証拠金維持率は常に高めに設定し、慎重な運用を心がけましょう。
証拠金維持率は、ポジション保有中に「MT4・MT5」で確認できます。
FBSのゼロカットに関するよくある質問
ここからはFBSのゼロカットについてよくある質問にお答えします。
FBSのゼロカットのメリットは?
FBSのゼロカットを利用するメリットは以下の通り。
- 少ない資金でハイリスクなトレードがしやすくなる
- マイナス残高になっても、追証による借金を請求されなくなる
ゼロカットがあれば、数百万円の損失を出しても、すぐにゼロにリセットされます。トレーダーが負担するのは、自分で入金した金額分だけです。
多額の損失を出しても、追証の借金となって請求されないので、トレーダーの心理的負担も少なくなります。
ちなみに国内FX業者はゼロカットを採用していません。金融庁がトレーダーの損失を補填する行為を禁止しているからです。
ゼロカットを活用したハイリスクトレードをするなら、海外FXがおすすめ。
ゼロカットは、FBSの「マージンとレバレッジ」で確認できます。
FBSのゼロカットのデメリットは?
FBSのゼロカットには、特にデメリットはありません。
確かにゼロカットが発動すると、口座残高がマイナスになってしまいますが、これはFXのトレードの損失によるもので、ゼロカットとは関係ないはずです。
むしろゼロカットを導入していない国内FX業者・証券会社の方が、追証を請求される恐れがあり危険です。
ゼロカットは、FBSの「マージンとレバレッジ」で確認できます。
FBSのゼロカットのタイミング・条件は?
FBSのゼロカットは、口座残高がマイナスになった1〜3秒後に発動します。
ゼロカットは、FBSの「マージンとレバレッジ」で確認できます。
FBSでゼロカットされると、複数口座に影響はある?
FBSのゼロカットが発動しても、口座残高がゼロになるのは1つの口座のみ。それ以外の複数口座は影響を受けません。
ただし海外FX業者の仕組みを悪用した取引をした場合は、その限りではありません。
FBSの禁止行為は、FBSの「カスタマーサポート」に質問して確認できます。
まとめ:FBSでゼロカットを活用するなら、入金額は少なめに
ここまでFBSのゼロカットについて解説してきました。
FBSにはゼロカットがあり、口座残高がマイナスになるとゼロにリセットされます。
ただゼロカットが発動すると、口座残高がゼロになるため、資金的に大きなダメージを受けることは間違いないです。
ゼロカットを避けるためにも、最低でも以下の3つは意識しましょう。
- 逆指値設定をしておく
- 取引ロット数を少なくする
- 証拠金維持率を高めにすることを意識する(目安は500%〜1000%)
1番大事なのは逆指値設定。注文時に20 pipsから40 pipsくらいの逆指値を設定しておきましょう。大変動に巻き込まれても、損失を最小限に抑えられます。
逆指値を設定しておくだけでも、ゼロカットのリスクを大きく減らせます。
ゼロカットルールは、FBSの「マージンとレバレッジ」でも確認できます。