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ファンダメンタル投資(バリュー投資)のやり方・始め方・稼ぎ方まとめ

ファンダメンタル投資は、企業の業績や財務状況を判断して、銘柄を長期保有する手法のこと。

企業の業績が株価に反映されるため、長期的にプラスになりやすく、トレードが苦手な人でも利益が安定しやすいというメリットがあります。

ファンダメンタル投資の始め方はこちら。

  1. SBI証券口座開設する
  2. 口座入金する(目安は100万円)
  3. 「SBIおすすめスクリーナー」の銘柄を長期保有する(ログイン必須)
  4. 資金に余裕が出たら、さらに買い増しする

投資を始めるまでのハードルが低く、特に投資初心者ならファンダメンタル投資はおすすめです。

この記事ではファンダメンタル投資のメリットやデメリット、始め方についてわかりやすく解説していきます。

 

  1. ファンダメンタル投資の基礎知識
    1. ファンダメンタル投資とは?
    2. 1銘柄を買うのに必要な金額は、10〜30万円(100株単位で買う)
    3. 一度銘柄を保有したら、10年以上放置
  2. ファンダメンタル投資のメリット
    1. メリット1:短期的な株価変動に収益が左右されにくい
    2. メリット2:プラスサムゲームなので、収支は長期的にプラスになりやすい
    3. メリット3:FXや短期トレードより利益が安定しやすい
    4. メリット4:チャートを見る時間が少なく、兼業でも成果を出しやすい
    5. メリット5:海外FX・仮想通貨より税制面で優遇されやすい
    6. メリット6:取引回数が少ないので、取引コストを低く抑えられる
    7. メリット7:海外FX・仮想通貨より安全性が高い
  3. ファンダメンタル投資のデメリット
    1. デメリット1:利益が出るまでに時間がかかる
    2. デメリット2:会社の業績分析に時間と労力がかかる
    3. デメリット3:レバレッジが低いため(3倍)、多額の資金が必要(500万円以上)
  4. おすすめの銘柄スクリーニングツール
    1. StockWeatherの「銘柄スクリーニング」
    2. トレーダーズウェブの「銘柄スクリーニング」
    3. SBI証券の国内株式銘柄スクリーニングツール(ログイン必須)
  5. 銘柄スクリーニングで使うべき指標
    1. PER(株価収益率):目安は15倍以下
    2. PBR(純資産倍率):目安は1倍以下
    3. ROE(株主資本利益率):目安は8%以上
  6. ファンダメンタルズ投資におすすめの証券会社
    1. 住信SBI証券:銘柄の種類が多い。SBI銀行と連携しやすい
    2. 楽天証券:楽天ポイントと相性がいい
  7. ファンダメンタル投資の始め方
    1. 手順1:証券会社で口座開設をする
    2. 手順2:証券会社に口座入金する
    3. 手順3:銘柄スクリーニングツールで将来性のある銘柄を絞り込む
    4. 手順4:銘柄を購入し、利益が出るまで数年単位で放置する
    5. 手順5:資金に余裕が出たら、さらに買い増ししよう
  8. ファンダメンタルズ投資で稼ぐコツ
    1. コツ1:まずは種銭を増やす(目安は500万円〜1,000万円)
    2. コツ2:SBI証券の「おすすめスクリーナー」を活用しよう
    3. コツ3:銘柄を買う前には、四季報もチェックしよう
    4. コツ4:チャートを頻繁に見ない(狼狽売りにつながる)
  9. まとめ:資金に余裕があるなら、ファンダメンタル投資はおすすめ

ファンダメンタル投資の基礎知識

ここからはファンダメンタル投資の基礎知識を見ていきます。

 

ファンダメンタル投資とは?

ファンダメンタル投資とは、企業の業績・財務状態を判断しながら行う投資のこと。チャートの形で判断するテクニカル投資と対比されます。

ファンダメンタル投資は企業の業績が判断基準となるため、将来性の高い企業に投資をすれば、長期的に安定して収益を出すことができます。

その一方で国内証券会社での運用が前提となるため、レバレッジ取引ができず、短期間で大きな利益を出すことはできません。

1,000万円以上の資金でローリスク・ローリターン運用をするなら、ファンダメンタル投資はおすすめ。

 

1銘柄を買うのに必要な金額は、10〜30万円(100株単位で買う)

証券会社で1銘柄を買うのに必要な金額は、10万円から30万円ほどになります。

上場企業銘柄の取得単価は、大体1,000円から3,000円ほど。 SBI証券だと最低取引単位(単元株)が100株となっているため、必要金額はおよそ10万円から30万円ですね。

レバレッジが3倍になる信用取引なら、証拠金を3分の1に減らすこともできますが、SBI証券だと別に信用取引口座を開設することになります。

銘柄を10くらいに分散するにしても、資金は最低100万円は用意しておきたいです。

 

一度銘柄を保有したら、10年以上放置

ファンダメンタル投資で一度株式を保有したら、その後は利益が出るまで5年、10年単位で保有し続けます。企業の業績が順調なら、時間が経つにつれてどんどん株価が上がるでしょう。

例えばユニクロの持株会社「ファーストリテイリング」は、上場当初こそ株価は1,000円前後でしたが、 およそ20年後の2021年には株価は80,000円前後になっています。(チャートを見る

倍率換算で80倍。当時10万円相当の株式を保有していれば、800万円になっていたわけですね。

仮にファーストリテイリングの業績がうまくいかず、上場廃止になったとしても、失うのは10万円のみ。経済的な損失も少なめです。

このように長期目線ならローリスク・ハイリターンになりやすいのがファンダメンタル投資の大きな強みです。

 

ファンダメンタル投資のメリット

ここからはファンダメンタル投資のメリットを見ていきます。

 

メリット1:短期的な株価変動に収益が左右されにくい

ファンダメンタル投資では高いレバレッジをかけることがないため、短期的に株価が下がっても、損失は小さめに抑えられます。

これが海外FXだとレバレッジ400倍以上が前提となるため、200pips以上変動すると、取引ロット数次第ではロスカット・ゼロカットされてしまうことがあります。

FXはで大きな資金量を運用して小さな利ザヤを稼ぐため、予想外に大きな価格変動があると、損失も大きくなりやすいのです。

投資で長期的に安定して稼ぎたいなら、FXよりもファンダメンタル投資の方がおすすめ。

 

メリット2:プラスサムゲームなので、収支は長期的にプラスになりやすい

ファンダメンタル投資は、長期的に見ればプラスサムゲームです。

プラスサムゲームとは、 参加プレイヤー全員の収益がトータルでプラスになるゲームのこと。

逆にパチンコや競馬など、プレイヤー全員の収益がマイナスになるようなものはマイナスサムゲーム、FXなどプレイヤー全員の収益がプラマイゼロになるものは、ゼロサムゲームと呼ばれます。(実際は取引コストでマイナスになる)

また株式投資でも短期トレードなどは、取引手数料が発生し、資金の奪い合いになるため、マイナスサムゲームの要素が強くなります。

それに対しファンダメンタル投資は企業の業績を反映するため、企業が成長すればプレイヤー全員の投資額がプラスになりやすいです。

FXのように資金の奪い合いになりにくいため、高度な情報戦で他のトレーダーを出し抜くのが苦手なら、ファンダメンタル投資はおすすめ。

 

メリット3:FXや短期トレードより利益が安定しやすい

ファンダメンタル投資は企業の業績に投資するため、会社の業績が安定していれば、安定した利益を出し続けてくれます。

それに対しFXや株式投資のテクニカルトレードだと、直近の値動きやテクニカル指標等を判断するため、読みが外れると大きな損失を出すリスクもあります。

例えばFXだとナンピン・マーチンは再現性・収益率の高いトレード手法とされていますが、200pips以上前後に動く激しい相場だと、どんな凄腕トレーダーでも口座破綻は避けられません。

したがって投資資金に余裕があり、爆発的な利益率を追い求めないなら、利益の安定しやすいファンダメンタル投資の方がおすすめです。

 

メリット4:チャートを見る時間が少なく、兼業でも成果を出しやすい

ファンダメンタルズ投資では、FXのように長時間チャートを見続ける必要がないため、仕事で忙しい兼業トレーダーと相性がいいです。

逆にFXの裁量トレードだと、最低2、3時間に1回はチャートの確認をする必要があるため、自営業や専業トレーダーの方が有利になりやすいです。

ファンダメンタル投資は一度株式を買ったら、後は数年単位で放置するだけなので、チャートを見る必要もほとんどありません。

チャートを見る時間を最小限に抑えつつ、本業の仕事に集中したいなら、投資の労力が低いファンダメンタル投資がおすすめ。

 

メリット5:海外FX・仮想通貨より税制面で優遇されやすい

ファンダメンタル投資は、海外FXや仮想通貨と比べて税率が低め。

ファンダメンタル投資は株式投資の譲渡益にあたるため、利益がどれだけ高くても、税率は20%に固定されています。

逆に海外FXや仮想通貨で得られた利益は雑所得に分類されるため、 所得額が4,000万円以上だと最大45%の税率が課されてしまうのです。(国税庁「所得税の税率」

したがって投資資金が1,000万円以上あり、かつ大きなリスクを取る必要が無いなら、税率の低いファンダメンタル投資の方がおすすめだといえます。

 

メリット6:取引回数が少ないので、取引コストを低く抑えられる

ファンダメンタル投資は、一度ポジションを保有したら10年単位で保有し続けるため、取引回数は非常に少ないです。

手数料についても、例えば住信SBI証券だと約定料金100万円以下なら無料となるため、トータルの手数料は安く抑えられます。(SBI証券「手数料」

逆にこれがFXだと取引回数が多い分トータルの取引手数料も大きくなりやすいです。トレードの腕が未熟だと、手数料負けして口座残高がどんどん減っていくでしょう。

テクニカルトレードが苦手なら、取引回数の少ないファンダメンタル投資はおすすめです。

 

メリット7:海外FX・仮想通貨より安全性が高い

ファンダメンタル投資では、基本的に国内の証券会社を使います。

国内証券会社は金融庁の厳しい審査をくぐり抜けているため、セキュリティの安全度も高く、信託保全も十分なため、万が一破綻しても十分な補償を受けられます。

逆に海外FXブローカーや海外の仮想通貨取引所などは、 金融庁の認可を受けていないことが多いです。信託保全が不十分だったりするため、口座の資金をロストしても十分な補償を受けられないこともあります。

1,000万円以上の資金を預けるなら、 セキュリティが厳重でハッキングリスクの低い国内証券会社を使った方が良いでしょう。

 

ファンダメンタル投資のデメリット

ここからファンダメンタル投資のデメリットを見ていきます。

 

デメリット1:利益が出るまでに時間がかかる

ファンダメンタル投資の最大のデメリットは、利益が出るまでに時間がかかること。短くて1年、長くて10年以上かかります。

FXのようにレバレッジをかけて大量の資金を運用できないため、株価が上がったとしても、得られる利益は少ないのです。

ファンダメンタル投資は忍耐力との勝負です。一度ポジションを保有したら、数年後にまとまった利益が得られるまで放置しておきましょう。

逆に短期間で爆発的な利益を出したいなら、海外FXのナンピン・マーチン、もしくは仮想通貨のIDO・アルトコイントレードの方がおすすめ。どれもリスクが非常に高いですが、資金を数ヶ月で10倍〜100倍にできるポテンシャルがあります。

 

デメリット2:会社の業績分析に時間と労力がかかる

ファンダメンタル投資では、収益性が高く将来性のある銘柄に投資するため、企業の業績や財務状況の分析をするのに時間がかかります。

一応PER・PBRなどの指標で有望な銘柄を絞り込むこともできますが、銘柄を数年単位で長期保有をするなら、その会社のビジネスモデルなどは把握しておいた方が良いです。

FXのようにチャートの形だけで投資の判断をするわけではないので、リアルビジネスに興味があり、調べ物が得意な人でないと、企業分析に手間取るかもしれません。

 

デメリット3:レバレッジが低いため(3倍)、多額の資金が必要(500万円以上)

ファンダメンタル投資で使う国内証券は、レバレッジが3倍と低め。レバレッジが低ければ低いほど、 必要な証拠金も大きくなります。

例えば1,000万円相当の資金を動かす場合、レバレッジ3倍だと333万円の資金が必要になりますし、レバレッジなしなら1,000万円そのものが必要となります。

逆にレバレッジ1,000倍のGemForexだと、1,000万円の資金を動かすのに必要な資金はたったの1万円となるのです。

ファンダメンタル投資はレバレッジが非常に低いため、まとまった金額の銘柄を保有するには、最低100万円以上の資金が必要となります。

逆に投資に使える資金が100万円以下なら、レバレッジの高い海外FXの方がおすすめです。

 

おすすめの銘柄スクリーニングツール

ファンダメンタル投資の原則は、収益性の高い銘柄をできるだけ安い価格で買うこと。

収益性の高い銘柄を見つけるなら、銘柄のスクリーニングツールを使うのがおすすめ。

ここからは無料で使える銘柄スクリーニングツールを見ていきます。

 

StockWeatherの「銘柄スクリーニング」

ファンダメンタル投資が初めてなら、まずはStockWeatherの銘柄スクリーニングがおすすめ。

無料で使えるスクリーニングツールの中ではサイトデザインが洗練されており、初心者でも直感的に使いやすいです。

会員登録をしなくても使えますが、会員登録をすることで銘柄をお気に入り登録できるようになります。

 

トレーダーズウェブの「銘柄スクリーニング」

Traders Webの銘柄スクリーニングも無料で利用できます。ただStockWeatherのツールと比べるとサイトデザインが洗練されておらず、若干使いにくいです。

また月額11,000円の有料会員になることで、Traders Webの推奨銘柄情報やIPOの詳細情報などを閲覧できるようになります。

ただ無料会員だと提供している情報が少なめ。無料で会社の情報を閲覧したいなら、1つ目に紹介したStockWeatherのツールの方がおすすめです。

 

SBI証券の国内株式銘柄スクリーニングツール(ログイン必須)

国内証券会社のSBI証券も専用の銘柄スクリーニングツールを提供しています。ただし利用には口座開設・ログインが必要です。

このスクリーニングツールはSBI証券のドメイン傘下にあるため、気に入った銘柄があればポートフォリオに加え、すぐにSBI証券で注文を入れることができます。

また銘柄の個別ページでは四季報を閲覧できるため、その会社の銘柄の行っているビジネスや将来性などを判断するのにも役立ちます。

SBI証券でファンダメンタル投資をするなら、ぜひとも「国内株式銘柄スクリーニングツール」をフル活用しましょう。

 

銘柄スクリーニングで使うべき指標

ファンダメンタル投資では銘柄のスクリーニングツールを使って、有望銘柄を絞り込むのが一般的です。

ここからはスクリーニングツールで使うべき有用な指標を3つ紹介します。

 

PER(株価収益率):目安は15倍以下

PER(Price Earnings Ratio)とは、現在の株価が1株当たりの純利益の何倍かを示す指標のこと。

この数値が低ければ低いほど、会社の収益性が過小評価されており、株価が割安であることになります。

ファンダメンタルズ投資では、収益性が高くて株価の低い銘柄を探すことが一般的です。そのためPERの低い銘柄を探すことで、優秀な会社の株を格安で買いやすくなるのです。

おおまかな目安として、PRが15倍以下ならその銘柄はお買い得とされています。

銘柄の種類が多すぎてうまく選べないなら、まずはPERの低い銘柄から投資してみましょう。

 

PBR(純資産倍率):目安は1倍以下

PBR(Price Book-​value Ratio)とは、現在の株価が1株当たり純資産の何倍かを示す指標のこと。

この数値が低ければ低いほど、会社の保有資産が過小評価されていることになり、その銘柄がお買い得であることになります。

先程のPERが会社の事業価値の相場を示すものなら、PBRは会社の資産価値の相場を表すものだといえます。

おおまかな目安として、PBRが1倍以下ならその会社の銘柄はお買い得と判断できます。

ただ新興企業などで純資産が少ないと、PBRが1倍を大きく超えることがあります。銘柄を保有する前には、PERなどと合わせて検討しましょう。

 

ROE(株主資本利益率):目安は8%以上

ROE(Return On Equity)は、会社の自己資本がどれだけの収益を生み出したかを示す指標のこと。

この指標が高ければ高いほど、会社の経営効率が優れており、会社の株価が値上がりする可能性も高くなります。

おおまかな目安として、ROEが8%から10%以上ならその会社の経営効率が優れていることになります。

ただしROEが高いと会社の資産における負債の割合も高くなるため、事業の安定性は低くなります。

ROEが高いからといってすぐに銘柄を購入せず、 他の指標とあわせて検討しましょう。

 

ファンダメンタルズ投資におすすめの証券会社

ここからはファンダメンタル投資におすすめの証券会社を見ていきます。

 

住信SBI証券:銘柄の種類が多い。SBI銀行と連携しやすい

ファンダメンタル投資が初めてなら、最初の証券会社はSBI証券がおすすめ。銘柄の種類が非常に多く、 検索機能も優秀で、優秀な銘柄を見つけやすいです。

またSBI証券はウェブ系証券会社としては古参の部類に入り、日本人利用者も多いため、わからないことがあっても日本語の情報も探しやすいです。

それ以外のメリットとしては、

  • IPOの当選枠が大きい(それでも1〜5%)
  • 収益性の高い米国株・中国株も取り扱っている
  • 銘柄ごとの四季報を無料で閲覧できる
  • 投資信託・ETFの種類も多い

などが挙げられます。

デメリットはサイトデザインが複雑で、分かりにくいことくらいでしょうか。

SBI証券は取り扱っている金融商品の種類が多く、ファンダメンタルズ投資以外でもインデックス投資や米国株投資をする上でも役立ちます。

ファンダメンタル投資が初めてなら、まずはSBI証券で口座開設をしましょう。そして足りない機能があった場合に、他の証券会社を併用するといいでしょう。

公式サイト:SBI証券

 

楽天証券:楽天ポイントと相性がいい

普段の生活で楽天カードや楽天ポイントを使っているなら、楽天証券もおすすめ。

楽天証券で投資信託をすることで、獲得できる楽天ポイントの倍率がアップしますし、さらに獲得したポイントを投資信託に回すこともできます。

また収益性の高い米国株や中国株も取り扱っており、投資戦略の幅も広がりやすくなります。

公式サイト:楽天証券

 

ファンダメンタル投資の始め方

ここからはファンダメンタル投資の始め方をまとめておきます。

 

手順1:証券会社で口座開設をする

ファンダメンタル投資で株式を保有するには、証券会社の口座アカウントが必要です。証券会社の公式サイトにアクセスし、口座開設しましょう。

ファンダメンタルズが初めてなら、証券会社はSBI証券がおすすめ。銘柄の種類が非常に多く、有望銘柄を探すためのスクリーニングツールも充実しています。

 

手順2:証券会社に口座入金する

証券会社の口座開設が終わったら、口座入金をしましょう。(SBI証券「入金ページ」

入金額の目安は100万円以上。

証券会社は通常口座だとレバレッジ取引ができないため、多額の証拠金が必要になります。 1つの銘柄を買うのに10万円から30万円は必要だと考えておきましょう。

またSBI証券で口座入金をするなら、即時入金がおすすめ。 口座入金がすぐに反映されるため、最速でファンダメンタル投資を始められます。

即時入金に対応している銀行はこちら。

3大メガバンクやネットバンキングなどに対応しているのもありがたいですね。

それ以外の対応銀行については、SBI証券の「入金ページ」で確認できます。

 

手順3:銘柄スクリーニングツールで将来性のある銘柄を絞り込む

口座入金が終われば、いつでも銘柄を注文できるようになります。

SBI証券で将来性の高い銘柄を探すなら、銘柄スクリーニングツールを使いましょう。 特定の条件を満たす銘柄だけを絞り込んだり、PER・PBRごとにソートをかけたりできます。

例えばPERが15%以下で、PERの低い順にソートするとこんな感じになります。

PER・PBRが低ければ低いほど、銘柄の株価は格安になります。株価の安いタイミングで買っておくことで、長期的に大きな利益が期待できるでしょう。

またPER・PBRだけで銘柄を選ぶのが怖いなら、 SBI証券のおすすめ銘柄を買うのもありです。

SBI証券は「おすすめスクリーナー」を導入しており、一定の条件をクリアしている将来性の高い銘柄を絞り込めます。

  1. 高配当銘柄(主力銘柄)
  2. 財務健全・割安銘柄(主力銘柄)
  3. 高成長銘柄
  4. 20万円以下で買える大型銘柄
  5. 大型優良銘柄
  6. 高ベータ銘柄(ベータが株式市場の平均「1」より高い)

これらの銘柄に長期投資することで、安定した利益を期待できます。

 

手順4:銘柄を購入し、利益が出るまで数年単位で放置する

銘柄を保有したら、値上がりするまで数年単位で放置しましょう。

何かしらのニュースや不祥事などで株価が一時的に下がることもありますが、長期的に見ればプラスになる可能性の方が高いです。

ファンダメンタル投資では株式を保有したらもうやることはないので、余った時間と労力はもっと利回りの高いFXや仮想通貨に回したほうがいいです。

 

手順5:資金に余裕が出たら、さらに買い増ししよう

ファンダメンタル投資のコツが掴めたら、余剰資金でさらに銘柄を買い増ししましょう。投資金額が増えるほど、投資で得られる収益も大きくなります。

ファンダメンタル投資はレバレッジ取引を行わず、かつ業績の安定した会社に投資するため、暴落で資金を失うリスクは低いです。

極端な話、生活防衛資金(生活費6ヶ月分)を確保したら、残りの資金は全部投資に回しても良いくらいです。

銀行口座にお金を預けてもほとんど増えませんが、投資にお金を回せばお金が増える可能性があります。そしてファンダメンタル投資はプラスサムゲームなので、長期的に見てお金が増える可能性が高いのです。

 

ファンダメンタルズ投資で稼ぐコツ

ここからはファンダメンタル投資で効率よく稼ぐコツをまとめておきます。

 

コツ1:まずは種銭を増やす(目安は500万円〜1,000万円)

金融投資は投資金額が多ければ多いほど、得られる収益も大きくなります。

ファンダメンタル投資ではレバレッジ取引を行わないため、必要証拠金もかなり高くなります。最低でも100万円、できれば500万円から1,000万円は欲しいところです。

逆に投資金額が100万円以下なら、ファンダメンタルズ投資で得られる利益はそれほど大きくはありません。多少リスクはありますが、FXや仮想通貨投資の方が期待値が高いでしょう。

ローリスク・ローリターンな投資ほど、多額の種銭が必要なことは覚えておいてください。

 

コツ2:SBI証券の「おすすめスクリーナー」を活用しよう

ファンダメンタル投資で有望な銘柄が決められないなら、SBI証券の「おすすめスクリーナー」を活用しましょう。

SBI証券が独自の指標で優秀な銘柄を絞り込んでくれます。

おすすめは2つ目の「財務健全・割安銘柄」

財務基盤が安定しており、利益率が高く、それでいて株価の割安な銘柄を絞り込んでくれます。

「おすすめスクリーナー」では他にも、利回りの高い銘柄や配当の高い銘柄、20万円以下で買える格安の銘柄なども見つけられます。

銘柄スクリーナーをうまく使いこなせないなら、まずはSBI証券のおすすめをチェックしましょう。

 

コツ3:銘柄を買う前には、四季報もチェックしよう

SBI証券でファンダメンタル投資向けの銘柄を買う前には、その会社の四季報もチェックしておきましょう。

その会社の行っているビジネスや財務状況、今後のビジネスの展開、 現状に対する対策などを閲覧できます。(閲覧にはログインが必要)

四季報はAmazonで2000円前後で買うこともできますが、SBI証券の口座開設をしておけば、無料で見られます。

ファンダメンタル投資をするなら、投資する会社のビジネスを四季報で理解しておきましょう。

 

コツ4:チャートを頻繁に見ない(狼狽売りにつながる)

ファンダメンタル投資では銘柄を保有したら、チャートはなるべく見ないようにしましょう。

不祥事や悪いニュースなど株価が下落したタイミングで見ると、狼狽売りにつながるからです。

株式投資は短期目線だと資金を奪い合い、手数料だけ損するマイナスサムゲームですが、長期目線なら会社の業績を基盤にして上がるプラスサムゲームになります。

株式投資で銘柄を保有したら、後は完全放置して、FXや仮想通貨投資などもっと利回りの良い投資に労力を使った方がいいでしょう。

 

まとめ:資金に余裕があるなら、ファンダメンタル投資はおすすめ

ここまでファンダメンタル投資のメリットやデメリット、始め方についてわかりやすく解説してきました。

ファンダメンタル投資のやり方はこちら。

  1. SBI証券口座開設する
  2. 口座入金する(目安は100万円)
  3. 「SBIおすすめスクリーナー」の銘柄を長期保有する(ログイン必須)
  4. 資金に余裕が出たら、さらに買い増しする

ファンダメンタル投資のメリットは、長期的に収益が安定しやすいこと。 格安な有望銘柄を買っておけば、 10年後には投資金額の2、3倍になることもあります。

また株価は企業の業績を反映しているため、長期的にはプラスになりやすく、高度なテクニカルトレードができなくても安定した利益を出しやすいです。

デメリットは、レバレッジ取引ができず、多額の資金が必要なこと。最低でも100万円、できれば500万円から1,000万円は用意しておきたいです。

そしてファンダメンタル投資を始めるなら、最初の証券会社はSBI証券がおすすめ。

取り扱っている銘柄の種類が非常に多く、スクリーニングツールも優秀なため、ファンダメンタル投資の戦略の幅が広がります。

まずはSBI証券に100万円入金して、SBIのおすすめ銘柄から買ってみるのが良いでしょう。

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