海外FXにて短期間で大きく稼ぎたいなら、トレード手法はナンピンがおすすめ。
ナンピンは急騰・急落後のリバウンドを狙うため、勝率と再現性が高く、上級者トレーダーも好んで利用するトレード手法です。
デメリットは、過度のトレンド相場に弱いこと。200pips以上戻しなしでトレンドが続くと、高確率で口座が破綻してしまいます。得られた利益はこまめに出金しましょう。
なおナンピントレードの練習をするなら、以下のボーナスを活用した方がいいです。
この記事ではFXナンピントレードのやり方をわかりやすく解説していきます。
ナンピンの基礎知識
ナンピントレードは、相場の急騰・急落後に逆張りのポジションをたくさん注文し、リバウンドで大きな利益を得るトレード手法です。
画像で表すとこんな感じ。
ここからはナンピントレードの基礎知識をまとめておきます。
特徴1:利益率が高い(月利20%〜50%)
ナンピントレードの最大の特徴は、利益率が高いこと。
一般的な逆張りトレードは月利10%と低めなのに対し、ナンピントレードは月利20%〜50%とかなり高めです。
取引ロット数は資金1,000ドルあたり0.05ロット前後と少なめですが、トレード1セットで20〜40個のポジションを同時に保有するため、トータルの利益は大きくなりやすいのです。
海外FXでとにかく大きな利益を出したいなら、ナンピントレードはおすすめ。
特徴2:勝率・再現性が高く、FX上級者に人気
ナンピントレードのもう一つ大きな特徴は、再現性が高いこと。
チャートが急騰・急落した後は、その後高確率でリバウンドするため、トレード手法としての再現性が高く、利益も安定しやすいです。
実際cTraderコピーで3ヶ月以上安定した利益を出し続けているストラテジーは、トレード手法にナンピンを使うことが多いです。
またナンピントレードでは高度なテクニカル分析や高額なツールも不要で、FX初心者でもすぐに始めることができます。
FXの勝率が安定せず、なかなか利益が出せない方は、ぜひナンピントレードをやってみましょう。実際にcTraderコピーの上位ストラテジーも多用しているため、再現性も担保されています。
特徴3:レンジ相場に強く、トレンド相場に弱い
ナンピントレードでは、チャートが変動した後に逆張りポジションを保有します。
そのためチャートが上下するレンジ相場では利益を出しやすいです。
一方、チャートが一定方向に動き続けるトレンド相場では利益を出しにくくなります。
移動平均線が絡み合っているレンジ相場では、積極的にナンピンを仕掛けていいでしょう。
逆に移動平均線がきれいに平行線を描いているトレンド相場では、ナンピンは控えましょう。
特徴4:極端なトレンド相場(200pips以上)では口座破綻リスクが高い
ナンピントレードではトレンドに逆行するポジションをたくさん保有します。そのためトレンドの勢いが強ければ強いほど、含み損も大きくなり、口座破綻リスクも高くなります。
具体的には200pips以上戻しなしでトレンド相場が続くと、保有ポジションの含み損が非常に大きくなり、高確率で口座が破綻します。
そしてこの200pips以上のトレンド相場は、大体3ヶ月に1回くらいの頻度でやってきます。
チャートが急騰・急落した後、リバウンドするのか、トレンドが継続するのか。それを正確に予測することは不可能です。
ナンピントレードは3ヶ月に1回の大変動(200pips以上)で口座が破綻するため、長期的な運用には向いていないのです。
特徴5:複利運用には向かず、こまめな出金が必要
ナンピントレードは3ヶ月に1回の大変動で口座破綻するため、 長期的な複利運用には向いていません。
そのためナンピンで利益が得られるたびに、利益分をこまめに出金・資金移動させましょう。手続きが面倒なら、月に1回くらいの頻度でもいいでしょう。
ちなみに私の場合はcTraderコピーを使っていますが、資金1,000ドルあたり10%から30%の利益が得られた段階で、利益分を出金して運用を続けています。出金頻度は週に1回ほど。
ナンピントレードは3ヶ月に1回の頻度で口座が破綻します。いつ破綻してもいいように、得られた利益をこまめに出金、もしくは別口座に資金移動させておきましょう。
なお代表的な海外ブローカーなら、追加口座は以下のページから作れます。
追加口座は、既存の口座アカウントを持っていれば、無料ですぐに作れます。
ナンピントレードを始める前にやること
ここからはナンピントレードを始める前にやるべきことをまとめておきます。
その1:海外FX業者で口座開設する(初心者はGemForexかXM)
ナンピントレードを始めるなら、まずは海外ブローカーの口座開設が必要です。
ただナンピンは含み損が大きくなりやすいため、最初はボーナスの豊富な海外ブローカーを選びましょう。
入金ボーナスの豊富な海外ブローカーはこちら。
まずは1つ目のGemForexで口座開設し、2万円の未入金ボーナスを獲得しましょう。口座入金しなくてももらえるため、ナンピンの練習台にぴったりです。
2つ目のXMでは、以下の3種類のボーナスがもらえます。
またXMは日本人利用者も多く、海外FX初心者にもおすすめ。
3つ目のLAND-FXは、最大50万円の100%入金ボーナスがもらえます。
LAND-FXはボーナスこそ大盤振る舞いですが、出金手数料が高い、日本顧客向けの法人は金融ライセンスを保有していない、などのデメリットがあります。
XMと比べると信頼性で劣るため、利用は慎重になった方がいいでしょう。
その2:FXプラットフォーム「MT4・MT5」をダウンロードする
海外ブローカーの口座開設が終わったら、FXプラットフォームの「MT4・MT5」をダウンロードしましょう。
FXプラットフォームは、海外ブローカーの公式サイトからそれぞれダウンロードできます。
スマホアプリなら、仕様などを公式サイトで確認してから、App StoreやGoogle playからダウンロードします。
それに対してパソコンなら、Windows版をダウンロード・インストールします。ただしパソコンがMac OSならWindows版は使えないので、ブラウザ版のウェブトレーダーを利用してください。
ちなみにMT4とMT5は性能的に大きな差はありません。ただ裁量トレードがメインなら、操作性がすこし改善されているMT5の方がいいかもしれません。
その3:MT4・MT5にテクニカル指標「単純移動平均線」を表示させる
MT4・MT5をダウンロードしたら、チャートにテクニカル指標「単純移動平均線」を表示させましょう。
移動平均線とは、過去の平均価格を折れ線グラフにしたもの。 逆張りトレードでは平均価格を乖離したタイミングでポジションを保有するため、移動平均線と相性が良いのです。
中でも単純移動平均線(SMA)はテクニカル指標の中でも最もポピュラーで、FX初心者でも使いやすいです。
私がチャート分析で利用している移動平均線はこちら。
- 20MA:短期の移動平均線
- 50MA:中期の移動平均線
- 100MA:長期の移動平均線
特に便利なのは20MAの短期の移動平均線で、直近のトレンドの把握がしやすく、デイトレードで力を発揮しやすいです。
逆に50MA・100MAは長期的なトレンドを俯瞰的に見るときに使うだけで、利用頻度は高くありません。最初のうちは、20MAだけ使ってもいいでしょう。
単純移動平均線(SMA)は、XMの「MT4ページ」から試すことができます。
その4:取引ロット数の合計を決める(目安は資金10万円あたり1.0ロット)
ナンピントレードをする前には、合計の取引ロット数を決めておきましょう。
ナンピンは保有ポジションが多いため、基準となる取引ロット数も大きめに設定します。
取引ロット数の目安は、資金10万円あたり1.0ロット。 ポジション1つあたりの取引ロット数が0.05ロットとして、20ポジション同時に保有する計算になります。
ただ相場が70pips以上動くようなチャンス相場の場合は、さらに保有ポジションを増やして、合計2.0〜3.0ロットになることもあります。
取引ロット数が増えれば増えるほど、得られる利益は大きくなりますが、読みを外したときの損失も大きくなります。取引ロット数を増やすのは、リスク管理に慣れてからにしましょう。
ロットあたりの取引数量は、XMの「口座タイプ」などで確認できます。
その5:損切り・利確のpipsを決める(目安は損切り100pips、利確20pips)
合計の取引ロット数を決めたら、次は損切り・利確のpipsを決めておきましょう。
損切り・利確のpipsの目安はこちら。
- 損切り:100pips
- 利確:20〜30pips
損切りラインが100pipsと大きめですが、ナンピンはトレンドが深くなるにつれて、ポジションを増やしていくため、利益率が非常に高く、損切りラインが広くても元が取れます。
利確の目安は、変動幅が30pipsなら20pipsほど。ただ変動が60pipsを超えるようなら、利確ラインを30〜40pipsに増やしてもいいでしょう。
トレンドの変動幅が大きいほど、その後のリバウンドも大きくなるため、利確ラインが広くても利益を得やすくなります。
pipsあたりの損益計算は、XMの「pips計算ツール」でもおこなえます。
その6:利益を出した後の出金ルールを決めておく
ナンピンは非常にリスクの高いトレード手法です。
口座がいつ破綻しても大丈夫なよう、以下のような利益出金ルールを決めておきましょう。
- トレードで利益が得られるたび、利益分を出金する
- 週に1回、元手の10%〜30%を出金する
- 月に1回、得られた利益のすべてを出金する
私の場合もcTraderコピーで複数のストラテジーをフォローしていますが、利益が元手の10%から30%ぐらい増えたら、利益分だけを出金するようにしています。
海外FXはレバレッジが高いため、少ない資金でも効率よく資金を増やせます。むしろ資金を失うリスクが高いため、運用口座の資金は最低限にしておきましょう。
なお裁量トレードで通常のFX口座を使っている場合は、利益の避難先として追加口座を作っておきましょう。
代表的な海外FXブローカーなら、以下のページで追加口座を作れます。
海外FXでは口座出金すると出金手数料がかかります。頻繁に利益を出金するなら、追加口座を避難先にした方がいいでしょう。
ナンピントレードのやり方
ここからはナンピントレードのやり方を解説していきます。
手順1:レンジ相場かつ30pips以上変動している通貨ペアを探す(1時間足)
まずは1時間足でチャートがレンジ相場になっている通貨ペアを探します。
レンジ相場の見分け方は、
- 移動平均線がからみあっている
- チャートが上昇・下降をくりかえしている
- 上値・下値が更新されていない
などですね。
逆にトレンド相場は、逆張りトレードと相性が悪いので避けましょう。上値・下値がどんどん更新されるので、逆張りポジションを持つと、含み損が大きくなります。
次に、レンジ相場の中でも30pips以上変動している通貨ペアを探します。具体的に言うと、1時間足の20MAから30pips以上乖離している通貨ペアが良いですね。
ナンピントレードは急騰・急落後のリバウンドを狙うため、変動後の通貨ペアを狙った方が利益が安定しやすいです。
手順2:ローソク足が20MAから10pips以上乖離しているところでエントリー(5分足)
1時間足で30pips以上変動している通貨ペアを見つけたら、次は5分足のチャートに切り替えます。
そして5分足のチャートにて、ローソク足が20MAから10pips以上乖離しているところでエントリーし始めましょう。
保有ポジションはもちろん逆張り。チャートが下落中なら買い注文、チャートが上昇中なら売り注文をかけます。
ナンピントレードは、移動平均線から乖離した後のリバウンドで利益を得ます。そのため乖離の大きいタイミングでエントリーすれば、効率よくpipsを稼げるわけです。
手順3:ポジション保有時に、損切り・利確の設定もしておく
逆張りポジションを保有したら、損切り・利確の設定もしておきましょう。
損切り・利確pipsの目安は、損切りなら100pips、利確なら20〜30pipsほど。
ナンピントレードでは、トレンドが深くなるにつれてポジションをたくさん保有するため、損切りラインを広めに設定しても、リバウンド後の利益で元が取れます。
ただ急騰・急落後のリバウンドは、変動幅が20〜30pipsと少なめなので、利確のタイミングも同じくらいで合わせます。
なお損切り・利確を自動で設定する場合、デスクトップ版MT4なら「Automatic Stop Loss and Take Profit」というインジケーターがおすすめ。
プラットフォームがcTraderなら、設定の「クイックトレード」から損切り・利確を自動設定できます。
手順4:トレンド方向で5〜10pipsごとに逆張りの指値注文をしておく
ナンピントレードではチャートが保有ポジションから逆行するごとに、ポジションを増やしていきます。
目安としては、現在のポジションから5〜10pips逆行するたびに、1つずつポジションを増やします。
ただチャートが逆行するまで、エントリーを待つ必要はありません。指値注文(リミットオーダー)で5〜10pips刻みに注文を予約しておけば、エントリーを自動化できます。
トレンドが落ち着いて、小型のレンジ相場が形成されるまでは、保有ポジションは少なめに抑えておきます。(5〜10ポジションくらい)
手順5:変動後に小型レンジ相場が形成されたら、さらにポジションを大きく増やす(20〜50個)
トレンドが落ち着いて、小型のレンジ相場が形成され始めたら、トレンドが転換するサインです。リバウンドが発生する前に、保有ポジションを増やしましょう。
具体的な目安は、20〜50ポジションくらいですね。
cTraderのナンピンストラテジーだと、1ポジションあたりの取引ロット数を0.05ロットにして、およそ20くらいのポジションを同時保有します。
ポジション1つあたりの取引ロット数を最小限にして、保有ポジションの個数を大幅に増やすことで、チャートの値動きに柔軟に対応できるようにするわけですね。
保有ポジションを大幅に増やすタイミングは、5分足の20MAからチャートが大きく乖離したとき。
乖離後のタイミングを狙えば、獲得pipsを効率よく増やせます。
手順6:リバウンドでポジションが利確されるまで待つ
保有ポジションを増やしたら、 リバウンドが発生して利確されるまで、じっくりと待ちましょう。
利確されるまでの間はチャートは見ずに、ゲームをしたり、他の仕事をしたりして時間をつぶします。
ナンピントレードは保有ポジション数が非常に多く、含み損も大きくなりやすいため、1日中チャートを見ていると精神的に不安定になりやすいからです。
手順7:利益を得たら、利益分の出金・資金移動をしておく
リバウンドが発生して十分な利益が得られたら、 利益分を出金・資金移動しましょう。
ナンピンは非常にハイリスクなトレード手法です。逆張りポジションを大量に保有するため、トレンドの勢いが強すぎると、高確率で口座が破綻するからですね。
目安としては、原資の回収を目標にしましょう。例えば10万円入金したら、利益が10万円得られた段階で、その10万円を出金します。
もっと慎重派の人は、元手の10〜30%の利益を得られたら、その利益も出金しましょう。
また口座の出金先は、追加口座がおすすめ。銀行出金と違って、出金手数料がかかりません。
代表的な海外FXブローカーでは、以下のページから追加口座を開設できます。
ナンピンは長期的に口座破綻リスクが高いため、口座内の資金を失いたくないなら、こまめに利益出金しましょう。
中級者向けのテクニック
ここからは中級者向けのトレードテクニックをまとめておきます。
テクニック1:トレードに慣れたら、cTraderに切り替えよう
裁量トレードに慣れてきたら、FXプラットフォームをメタトレーダーからcTraderに切り替えましょう。
cTraderは高性能なFXプラットフォームで、メタトレーダーよりも便利な機能がたくさん詰まっています。
中でも便利な機能はこちら。
- 損切り・利確pipsを自動設定できる
- チャートの表示時間を日本時間に変更できる
- チャートの真横に関連通貨ペアの経済指標を表示できる(しかも日本時間)
- チャート内のドラッグ操作でpipsを簡単に計測できる
- スマホアプリ版もデザイン・機能が洗練されて使いやすい
中でも便利なのが損切り・利確の自動設定。ワンクリック注文時に自動で設定してくれるため、損切りのし忘れで損失が際限なく大きくなる事故も防げます。
またスマホアプリ版のcTraderも、最近は操作性が改善されており、メタトレーダーのアプリより使いやすくなっています。(操作ボタンを画面下部に集中させるなど)
裁量トレードがメインで、より快適なFXトレードを楽しみたいなら、 メタトレーダーからcTraderへ切り替えてみましょう。
cTraderのダウンロードは、こちらのページでおこなえます。
テクニック2:cTraderコピーでトレード技術を学ぼう
逆張りトレードを始めてみたものの、具体的なエントリータイミングやロット・pips管理がわからない。そんな時はcTraderコピーでトレード技術を学びましょう。
cTraderコピーは、他人のFX口座を自分の口座と紐付けて、トレードをコピーできるサービスです。
フォローしているストラテジーの保有ポジションなども閲覧できるため、自分より上手なストラテジーをフォローすれば、トレード手法を盗み見ることもできます。
またcTraderコピーはデモ口座にも対応。資金を失いたくない方はTradeviewのcTraderデモ口座を作って、そこから上位のストラテジーをフォローすると良いでしょう。
cTraderコピーのデモ口座は、TradeviewでcTraderにアクセスし、cTraderアカウントを作成したときに、自動で開設されます。
cTraderのアクセスは、以下のページからおこなえます。
テクニック3:指値注文(リミット注文)でエントリーを予約しよう
「ナンピントレードでエントリーしたいけれど、今はベストなタイミングではない」
もしくは「ベストタイミングまで待つのはめんどくさい」
そんな時は指値注文(リミット注文)を利用しましょう。指値注文は、あらかじめ設定しておいた価格になると、自動でエントリーする注文方法のこと。
ナンピントレードのエントリータイミングは以下の2つ。
- トレンド継続中に、5分足20MAから10pips以上乖離したとき
- 小型のレンジ相場が形成された後、 5分足の20MAから5〜10pipsほど乖離したとき
チャートを見ているときにそのタイミングでないなら、ベストタイミングでエントリーをできるよう、指値注文でエントリーを予約しておきましょう。
指値注文のやり方は、 チャート上の任意の価格で右クリックして、現れたメニューバーから指値注文をするだけ。
ただし右クリックで指値注文ができるのはデスクトップ版のみ。スマホアプリ版のメタトレーダー・cTraderでは、この機能は使えません。
ナンピントレードで細かく指値注文をするなら、FXプラットフォームはデスクトップ版がおすすめです。
デスクトップ版MT4/cTraderのダウンロードは、こちらのページから行えます。
テクニック4:マーケットセンチメント(売買比率)をチェックしよう
ナンピントレードでエントリーする前には、マーケットセンチメントも把握しておきましょう。
マーケットセンチメントとは、FXにおける「市場心理」のこと。売り注文・買い注文をしているトレーダーの割合をグラフで表示してくれます。
例えばチャートが急騰した後に売りナンピンするとき、売り注文の割合が70%を超えたタイミングでエントリーした方が、勝率が上がりやすいです。
もちろん売り注文が70%を超えれば必ずチャートが下落するわけではありませんが、エントリーの根拠は多いに越したことはありません。
ただマーケットセンチメントはcTrader特有の機能で、メタトレーダーには備わっていません。
メタトレーダーを使っている人は、VANTAGE FXの公開している「FXセンチメントインディケーター」を利用しましょう。口座開設なしで無料で利用できます。
とはいえマーケットセンチメントの確認は、基本的にエントリーの直前にするものです。
情報収集を1画面で済ませたいなら、個人的にはcTraderの方がおすすめだと思います。
まとめ:ナンピンは利益率こそ高いが、こまめな出金が大切
ここまで海外FXのナンピントレードについてわかりやすく解説してきました。
ナンピンの具体的なやり方は以下の通り。
- 30pips以上変動している通貨ペアを探す(1時間足)
- ローソク足が20MAから10pips以上乖離しているところでエントリー(5分足)
- チャートが5〜10pips逆行するごとにポジションを1つ増やす
- 変動後に小型レンジ相場が形成されたら、さらにポジションを大きく増やす(20〜50個)
- リバウンドでポジションが利確されるまで待つ
このトレード手順は実際にcTraderコピーで安定した利益を出しているストラテジーも採用しているため、再現性が高く、FX初心者でも使いやすいはずです。
ただしナンピンでは逆張りポジションを大量に保有するため、トレンド相場に弱いです。200pips以上戻しなしでトレンドが続くと、高確率で口座が破綻してしまいます。
そしてこうした大変動は、3ヶ月に1回くらいの頻度で前触れもなくやってきます。いつ口座が破綻しても大丈夫なよう、ナンピンで運用する場合は、利益出金のルールを決めておきましょう。
ナンピンの練習をするなら、以下のボーナスを活用しましょう。
ボーナスはFXの証拠金として使えるため、多額のボーナスがあれば、たくさん実践経験を積むことができます。