GemForexのレバレッジルールは以下の通り。
- レバレッジは1,000倍固定
- 口座残高200万円以上だと、レバレッジ500倍に制限
- CFD銘柄のレバレッジは66倍〜200倍
レバレッジは1,000倍で固定されており、他のレバレッジには変更できません。
この記事ではGemForexのレバレッジを解説していきます。
レバレッジルールは、GemForexの「取引条件→証拠金とレバレッジ」でも確認できます。
GemForexのレバレッジ基礎知識
ここからはGemForexのレバレッジの基本知識を解説します。
レバレッジは1,000倍固定。変更はできない
GemForexのレバレッジは1,000倍で固定されています。それ以外の倍率には変更できません。レバレッジ1,000倍のハイリスクトレード一択です。
レバレッジの低いFXトレードがしたいなら、XMがおすすめ。口座ごとに1倍から888倍まで自由に変更できます。
XMのレバレッジルールは、XMの「口座タイプ」で確認できます。
レバレッジの確認もできない
GemForexの「マイページ」を見ても、レバレッジは確認できません。
常に1,000倍で固定されており、確認する意味がないからでしょう。
それでもレバレッジをはっきりと明記していないのは不親切ですね。
口座残高200万円以上だと、レバレッジ500倍に制限
GemForexのレバレッジは1,000倍固定ですが、例外はあります。
口座残高が200万円以上になると、レバレッジが500倍に制限されるのです。
理由は、GemForex側の損失額を抑えるためと考えます。レバレッジ1,000倍に数百万円も突っ込んでゼロカットされたら、GemForex側の損失も莫大になりますからね。
とはいえGemForexはレバレッジが1,000倍と非常に高いので、大金を突っ込む必要はありません。5万円か10万円くらいで十分です。
海外FXの魅力は、少額の資金でも利益率の高いトレードができることにありますからね。
レバレッジ制限は、GemForexの「よくある質問→レバレッジについて」で確認できます。文章量が多いので「Control+F」のショートカットで、情報を探しましょう。
CFD銘柄のレバレッジは66倍〜200倍
GemForexのレバレッジ1,000倍にはもう一つ例外があります。
CFD銘柄のレバレッジは、66倍から200倍に設定されています。
株価指数銘柄のレバレッジは以下の通り。
株価指数銘柄 | レバレッジ |
Nikkei225 | 200倍 |
CAC40 (FRA40) | 100倍 |
DAX (GER30) | 100倍 |
FTSE 100 (UK100) | 100倍 |
NASDAQ (US100) | 100倍 |
US30 (DJ30) | 100倍 |
US500 (S&P500) | 100倍 |
ASX200 (AUS200) | 100倍 |
Euro50 (EUSTX50) | 100倍 |
Hang Seng50 (HK50) | 66倍 |
エネルギー銘柄のレバレッジは以下の通り。
エネルギー銘柄 | レバレッジ |
BRENT | 66倍 |
WTI Light Sweet (XTIUSD) | 66倍 |
CFD銘柄のレバレッジは、66倍から200倍と相場は決まっています。
CFD銘柄は、GemForexの「取引条件→CFD」で確認できます。
レバレッジ1,000倍の必要証拠金は?
GemForexはレバレッジが1,000倍と非常に高いため、必要証拠金も少なくなります。
取引ロット数ごとの必要証拠金は以下の通り。(1ドル=110円とする)
取引ロット数 | 必要証拠金目安(USD/JPY) |
0.01ロット(1,000通貨) | 110円 |
0.1ロット(10,000通貨) | 1,100円 |
1ロット(100,000通貨) | 11,000円 |
10ロット(1,000,000通貨) | 110,000円 |
レバレッジ888倍のXMだと、1ロットあたりの必要証拠金は1万2,000円ほど。それに対しGemForexの必要証拠金は11,000円、1割ほど低めです。
このようにレバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金は少なくなるのです。
資金が少ない人は、XMやGemForexなどのレバレッジが高い海外FXから始めましょう。1万円程度の資金でも、手軽にトレードを始められます。
GemForexのレバレッジは、GemForexの「取引条件→証拠金とレバレッジ」で確認できます。
必要証拠金の計算方法(1ロット10万通貨の場合)
ちなみに先ほどの必要証拠金は、以下のような手順で計算しています。(1ドル=110円、1ロット10万通貨、レバレッジ1,000倍と仮定)
- 110円*100,000通貨=11,000,000円
- 11,000,000円/1,000倍=11,000円
必要証拠金は、通貨価値をレバレッジで割って計算します。レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金も少なくなるわけですね。
仮に1,000倍のレバレッジが半分の500倍になれば、必要証拠金が2倍に、レバレッジが2倍の2,000倍になれば、必要証拠金は半分になります。
必要証拠金とレバレッジは反比例するわけです。
海外FXをする上で必要証拠金とレバレッジは重要です。計算方法も含めて覚えておきましょう。
計算が面倒なら、XMの「計算ツール」を使うのもありです。
GemForexのレバレッジを他の海外FX業者と比較
GemForexの最大レバレッジを他の海外FX業者と比較してみました。
詳細は以下の通り。
最大レバレッジ | |
GemForex | 1,000倍 |
XM | 888倍 |
TitanFX | 500倍 |
LAND-FX | 500倍 |
AXIORY | 400倍 |
Tradeview | 500倍 |
やはりGemForexの最大レバレッジ1,000倍は、他と比べても突出して高いです。
レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金は少なくなります。1万円程度の少額トレードをするなら、GemForexは選択肢に入れてもいいでしょう。
GemForexのレバレッジは、GemForexの「取引条件→証拠金とレバレッジ」で確認できます。
注意点:高すぎるレバレッジはデメリットにもなる
注意点として、レバレッジの高すぎる業者は、取引コストが高い傾向があります。
レバレッジが高ければ高いほど、ハイリスクなFXトレードをしやすくなります。無茶なトレードでゼロカットも発生しやすくなり、海外FX業者はその負担を強いられることになります。
さらにレバレッジが高いFX業者では、資金の少ないプレイヤーがたくさん参入してきます。事務的なコストも高くなるでしょう。
諸々のコストは、トレーダーにスプレッド・取引コストの形で跳ね返ります。
こうした背景から、レバレッジの高いFX業者は取引手数料が高い傾向があるのです。
取引手数料の低い業者お探しなら、AXIORYかTradeviewを選びましょう。どちらもレバレッジが400〜500倍と控えめで、ECN口座の取引手数料も低いです。
詳しくはAXIORY公式サイト、Tradeview公式サイトをご覧ください。
まとめ:レバレッジ1,000倍はハイリスクなトレードに向いている
ここまでGemForexのレバレッジについて解説してきました。
レバレッジは、GemForexの「取引条件→証拠金とレバレッジ」で確認できます。
GemForexの最大レバレッジは1,000倍と非常に高く、必要証拠金はXMよりも安く抑えられます。ただし口座残高が200万円を超えると、500倍に制限されるので注意しましょう。
またGemForexのレバレッジは1,000倍で固定されており、それ以外の倍率には変更できません。
低レバレッジのFXトレードがしたいなら、XMを選びましょう。1倍から888倍まで自由に変更できます。
XMのレバレッジルールは、XMの「口座タイプ」で確認できます。