HotForexには6種類の口座タイプがあります。
口座タイプごとの特徴は以下の通り。(イスラム口座は除く)
- マイクロ口座:レバレッジ1,000倍が使える
- プレミアム口座:2種類のボーナスに対応
- ゼロスプレッド口座:スキャル向け
- 自動口座:EA自動売買ができる
- PAMM口座:PAMMという代行トレードができる
- HFCOPY口座:ソーシャルトレード専用
それぞれの口座タイプのスペックは、以下の表でまとめています。
マイクロ口座 | プレミアム口座 | ゼロスプレッド口座 | 自動口座 | PAMM口座 | HFCOPY口座 | |
最低入金額 | 5ドル | 100ドル | 200ドル | 200ドル | 250ドル | ストラテジーは500ドル、フォロワーは100ドル |
最大レバレッジ | 1000倍 | 500倍 | 500倍 | 500倍 | 300倍 | 400倍 |
マージンコール | 40% | 50% | 50% | 50% | 50% | 50% |
ロスカット | 10% | 20% | 20% | 20% | 20% | 20% |
取引手数料 | なし | なし | 1ロット往復5〜8ドル | なし | なし | なし |
最大ロット数 | 7ロット | 60ロット | 60ロット | 60ロット | 60ロット | 60ロット |
最小ロット数 | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
取引プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4 | MT4 | MT4 | MT4 |
ボーナス | あり(MT4のみ) | あり(MT4のみ) | なし | なし | なし | なし |
ではHotForexでFXトレードをするなら、どの口座タイプがおすすめなのでしょうか?
この記事ではHotForexの口座タイプについてわかりやすく解説していきます。
詳しくはHotForexの「口座タイプ」をご覧ください。
HotForexの口座タイプ一覧
ここからはHotForexの口座タイプをそれぞれ詳しく見ていきます。
マイクロ口座:レバレッジ1,000倍が利用可能
マイクロ口座のスペックは以下の通り。
最低入金額 | 5ドル |
最大レバレッジ | 1000倍 |
マージンコール | 40% |
ロスカット | 10% |
取引手数料 | なし |
最大ロット数 | 7ロット |
最小ロット数 | 0.01ロット |
取引プラットフォーム | MT4/MT5 |
ボーナス | 100%クレジット(MT4のみ) |
マイクロ口座の特徴は、唯一最大レバレッジ1000倍が使えること。
レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金が少なくなり、少ない資金でも大きなロット数でトレードができます。資金の少ない人にマイクロ口座がおすすめ。
ただしマイクロ口座は最大ロット数が7ロットと低め。もっと大きな通貨量で取引をするなら、他の口座タイプを選びましょう。最大60ロットで取引できます。
それとマイクロ口座(MT4)では100%クレジットボーナスが利用できます。ただボーナスに対応してるのはMT4口座のみで、MT5口座では使えません。
詳しくはHotForexの「マイクロ口座」をご覧ください。
プレミアム口座:2種類のボーナスから選べる
プレミアム口座のスペックは以下の通り。
最低入金額 | 100ドル |
最大レバレッジ | 500倍 |
マージンコール | 50% |
ロスカット | 20% |
取引手数料 | なし |
最大ロット数 | 60ロット |
最小ロット数 | 0.01ロット |
取引プラットフォーム | MT4/MT5 |
ボーナス | 100%クレジット・チャージド(MT4のみ) |
プレミアム口座の最大の特徴は、2種類のボーナスが使えること。
ボーナスの詳細は以下の通り。
- 100%スーパーチャージボーナス:最大5万ドルの100%入金ボーナス+キャッシュバック
- 100%クレジットボーナス:最大3万ドルの100%入金ボーナス+出金可能
ただし使えるのはどちらか1つのみ。
こちらもボーナスが使えるのはMT4口座のみ。MT5口座ではボーナスが使えません。
取引ロット数が7ロットを超えるなら、マイクロ口座よりもプレミアム口座の方がおすすめ。ただレバレッジは500倍になるので、資金には余裕を持たせましょう。
詳しくはHotForexの「プレミアム口座」をご覧ください。
自動口座:VPSの契約なしで自動売買ができる
自動口座のスペックは以下の通り。
最低入金額 | 200ドル |
最大レバレッジ | 500倍 |
マージンコール | 50% |
ロスカット | 20% |
取引手数料 | なし |
最大ロット数 | 60ロット |
最小ロット数 | 0.01ロット |
取引プラットフォーム | MT4 |
ボーナス | なし |
自動口座では、VPS契約なしでEA自動売買ができます。
具体的に言うと、本来有料であるMQL5のシグナルサービスが1つだけ無料利用できるようになります。
ただし自動口座は1人1口座のみ、同時に利用できるEAも1つのみです。複数のEAを同時運用するなど、本格的な使い方をする人には向いていません。
どちらかと言うとVPSの契約がめんどくさいけど、EA自動売買をやってみたい人向けですね。
詳しくはHotForexの「自動口座」をご覧ください。
ゼロスプレッド口座:スキャルピングトレード向け
ゼロスプレッド口座のスペックは以下の通り。
最低入金額 | 200ドル |
最大レバレッジ | 500倍 |
マージンコール | 50% |
ロスカット | 20% |
取引手数料 | 1ロット往復5〜8ドル |
最大ロット数 | 60ロット |
最小ロット数 | 0.01ロット |
取引プラットフォーム | MT4 |
ボーナス | なし |
ゼロスプレッド口座の特徴は、スプレッドが非常に狭いこと。ECN口座なので、約定・決済スピードも速いです。
ゼロスプレッド口座も他のECN口座と同じように、取引手数料が発生します。
ただ手数料は通貨ペアによって異なります。詳しくは以下の表をご覧ください。
通貨ペア | 1ロット片道の手数料 | 1ロットの往復手数料 | メジャー・マイナー |
USD | 3ドル | 6ドル | メジャー通貨 |
USD | 4ドル | 8ドル | その他 |
EUR | 2.5ユーロ | 5ドル | メジャー通貨 |
EUR | 3.5ユーロ | 7ドル | その他 |
NGN(ナイジェリア ナイラ) | 1100ナイラ | 2200ナイラ | メジャー通貨 |
NGN(ナイジェリア ナイラ) | 1450ナイラ | 2900ナイラ | その他 |
クロスユーロのメジャー通貨で取引すると、1ロットの取引手数料は往復5ドルで抑えられます。1ロット往復5ドルは非常に安い方で、あのTradeviewと同じレベルです。
さらにレバレッジも500倍とECN口座にしては高く、資金の少ない人でもスキャルピングトレードに挑戦しやすいです。
欠点は取引ツールがMT4にしか対応していないこと。MT5やcTraderには対応しておらず、裁量トレードの効率が下がってしまいます。
本格的にスキャルピングトレードをするなら、やはりAXIORYやTradeviewがおすすめ。どちらも手数料が安く、cTrader対応です。
逆にMT4でEA自動売買をするなら、手数料の低いゼロスプレッド口座はおすすめです。
詳しくはHotForexの「ゼロスプレッド口座」をご覧ください。
PAMM口座:ソーシャルトレードができる(現在利用不可)
PAMM口座のスペックは以下の通り。
最低入金額 | 250ドル |
最大レバレッジ | 300倍 |
マージンコール | 50% |
ロスカット | 20% |
取引手数料 | なし |
最大ロット数 | 60ロット |
最小ロット数 | 0.01ロット |
取引プラットフォーム | MT4 |
ボーナス | なし |
PAMM口座は、HotForexでソーシャルトレードができる口座タイプです。
PAMM(Percent Allocation Management Module)とは、自分の資金をFX口座に入金し、他のFXトレーダーに運用してもらう手法のこと。
似たようなトレード手法にMAMがありますが、違いは以下の通り。
- PAMM:取引履歴を見られない
- MAM:取引履歴を見れる
PAMMは投資の運用履歴が見れないため、運用トレーダーが不正をしても、発覚しにくいデメリットがあります。PAMMはリスクが高く、MAMの方が安全とされています。
ただ現在はHotForexではPAMM口座が開設できません。サポートデスクに問い合わせたところ、日本在住者はPAMM口座を開設できないとのこと。
他人にトレードの代行させたいなら、ソーシャルトレード対応のHFCOPY口座を使いましょう。
詳しくはHotForexの「PAMM口座」をご覧ください。
HFCOPY口座:コピートレードができる
HFCOPY口座のスペックは以下の通り。
最低入金額 | ストラテジーは500ドル、フォロワーは100ドル |
最大レバレッジ | 400倍 |
マージンコール | 50% |
ロスカット | 20% |
取引手数料 | なし |
最大ロット数 | 60ロット |
最小ロット数 | 0.01ロット |
取引プラットフォーム | MT4 |
ボーナス | なし |
HFCOPY口座は、コピートレード専用の口座です。
コピートレードとは、他のトレーナーのトレード手法を真似て、それを自分の資金でトレードする手法のこと。日本では違法ですが、日本の法律の及ばない海外FXなら関係ありません。
コピートレードができる海外FX業者は珍しく、HotForex以外だとFBSくらいです。
HFCOPY口座には、2種類の口座があります。違いは以下の通り。
- ストラテジープロバイダー口座:トレードをコピーされる代わりに、報酬を得る
- フォロワー口座:トレードをコピーする代わりに、報酬を支払う
ストラテジープロバイダー口座は、オリジナルのトレードを行う口座です。トレードをコピーさせる代わりに、報酬を得られます。
フォロワー口座はオリジナルをコピーして、コピートレードを行います。コピーさせてもらう代わりに、手数料を支払うわけですね。
他人のトレードをコピーしたいなら、フォロワー口座を開設しましょう。
詳しくはHotForexの「HFCOPY口座」をご覧ください。
イスラム口座:イスラム教徒専用の口座
イスラム口座は、イスラム教徒のみが開設できる口座タイプです。
HotForexにも情報はわずかしかありませんが、引用しておきましょう。
- イスラム口座はイスラム教徒の信仰のクライアントのみが利用できます。
- 7日間を超えてオーバーナイトのポジションを保持する場合、選択した通貨ペアにキャリーチャージが適用されます。 詳細は利用規約をご覧ください。
- 当社は、取引口座に付与されたイスラム口座のステータスを取り消す権利を留保します。
詳しくはHotForexの「イスラム口座」をご覧ください。
HotForex口座タイプに関する注意点
ここからはHotForexの口座タイプに関する注意点をまとめておきます。
ボーナスを使えるのは、MT4口座のみ(MT5は不可)
HotForexのボーナスが利用できるのは、MT4口座のみ。MT5口座では利用できません。
MT5はMT4と比べて、操作性や快適性に優れています。特に裁量トレードをするならMT5を選ぶのが普通でしょう。
ただHotForexでボーナスを使いたいなら、取引プラットフォームはMT4を選びましょう。
詳しくはHotForexの「ボーナス一覧」をご覧ください。
プレミアム口座で使えるボーナスは2種類のうち1つだけ
HotForexでは2種類のボーナスを利用できます。
- 100%クレジットボーナス:最大5万ドルのキャッシュバック
- 100%スーパーチャージボーナス:最大3万ドルのキャッシュバック
両方のボーナスにも対応しているのは、MT4のプレミアム口座のみ。
ただこの場合でも選べるのは、どちらかのサービスのみです。英語の利用規約PDFをよく読んで、自分に合った方のボーナスを選びましょう。
ボーナスの仕様は、HotForexの「ボーナス一覧」で確認できます。
HFCOPY口座(フォロワー口座)の開設には、テストがある
HFCOPY口座には2種類の口座タイプがあることを話しました。
- ストラテジープロバイダー口座
- フォロワー口座
ストラテジープロバイダー口座は、トレードのコピー元となる口座。フォロワー口座はトレードをコピーする口座です。
フォロワー口座を開設する時、簡単なテストに合格する必要があります。テストの内容は、金融に関するリスクの許容度や理解などを試すもの。
コピートレードは「ほったらかしでも稼げる」イメージがあることから、金融リテラシーの低いトレーダーには魅力的に映ります。
ただやはり何も考えずにコピートレードをしてしまうと、資金は一瞬で失うリスクもあります。
できれば基本的なリスク管理やトレード手法を身に付けてから、コピートレードに挑戦したいですね。
テストの詳細などは、HotForexの「HFCOPY口座」で確認できます。
まとめ:HotForexでは自動売買・ソーシャルトレードの専用口座がある
ここまでHotForexの口座タイプについて詳しく見てきました。
HotForexでは以下の口座タイプを取り扱っています。
- マイクロ口座:レバレッジ1,000倍が使える
- プレミアム口座:2種類のボーナスに対応
- ゼロスプレッド口座:スキャル向け
- 自動口座:EA自動売買ができる
- PAMM口座:PAMMという代行トレードができる
- HFCOPY口座:ソーシャルトレード専用
- イスラム口座:イスラム教徒のみ利用できる
口座タイプが選べない方は、まずマイクロ口座から作ってみましょう。
マイクロ口座はレバレッジが1000倍と高く、最低入金額も5ドルと低いため、資金の少ない人でも参入しやすいです。
マイクロ口座である程度資金が貯まって、7ロット以上の取引をしたくなったら、プレミアム口座を開設しましょう。
スキャルピングトレードするならゼロスプレッド口座も良いですし、FXの仕組みに慣れてきたなら、HFCOPY口座に挑戦するのも良いでしょう。
口座タイプの違いは、HotForexの「口座タイプ一覧」で確認できます。