HotForexでは最大5つまで口座が作れます。追加口座は4つまで作れるわけですね。
海外FXでいろいろなトレード手法などを試してみたいなら、追加口座を開設しましょう。
追加口座を開設するメリットは以下の通り。
- 複数口座で資金を分散して、リスクヘッジできる
- 異なる口座タイプ・取引ツール・レバレッジを試せる
- ゼロカットの強みを存分に発揮できる
- 口座開設特典のEAなどを無料で入手できる
一方で追加口座を作りすぎると、パスワードの管理が煩雑になるなどのデメリットもあります。
この記事ではHotForexの追加口座の作り方などをわかりやすく解説していきます。
HotForexの追加口座開設は、HotForexの「会員ページ」から行えます。
HotForex追加口座で知っておきたいこと
ここからはHotForexの追加口座に関する基礎知識をまとめておきます。
HotForexでは最大5つの口座を保有できる
まずHotForexでは最大5つの口座を開設できます。他の海外FX業者と比べても平均的ですね。
最大口座数については、こちらの表をご覧ください。
保有口座数 | 口座休眠・凍結 | 口座維持手数料 | |
FBS | 50口座 | あり | なし |
AXIORY | 10口座 | なし | なし |
XM | 8口座 | あり | 1ヶ月5ドル |
LAND-FX | 5口座 | なし | なし |
HotForex | 5口座 | あり | 1ヶ月5ドル |
GemForex | 5口座 | あり | 3ヶ月15ドル |
Tradeview | 5口座 | あり | 1ヶ月50ドル |
特にFBSだと、かなりたくさん追加口座を開設できることがわかります。ただFBSは同じ口座タイプを開設するには、口座残高による制限があります。
ただXMも開設できる口座の数は多いですが、90日間口座を放置すると、毎月5ドルの口座維持手数料が発生します。必要以上に口座を作るのは控えましょう。
追加口座をたくさん作るなら、口座放置ペナルティのないAXIORYやLAND-FXがおすすめです。特にAXIORYは取引手数料が1ロット往復6ドルと低く、cTraderにも対応しています。
AXIORYの追加口座開設は、AXIORYの「MyAxiory」から行えます。
HotForexの口座維持手数料は月5ドル
HotForexでは口座を90日間放置すると、毎月5ドルの口座維持手数料が発生します。
こちらの表では口座維持手数料を比較しています。
口座維持手数料 | |
Tradeview | 1ヶ月50ドル(6ヶ月放置後) |
GemForex | 3ヶ月15ドル(90日放置後) |
XM | 1ヶ月5ドル(90日放置後) |
HotForex | 1ヶ月5ドル(90日放置後) |
AXIORY | なし |
LAND-FX | なし |
FBS | なし |
口座維持手数料はTradeviewが突出して高いですね。ただこれは手数料と言うよりも資金を動かす名目のようなもので、入金・トレードをすれば、手数料は返金されます。
またXMやGemForexでも口座維持手数料は発生しますね。どちらも日本人利用者が多いため、口座の維持コストを回収するためと考えられます。
HotForexの追加口座開設は、HotForexの「会員ページ」から行えます。
HotForex追加口座の開設方法・作り方
ここからはHotForexで追加口座を開設する手順をまとめておきます。
手順1、HotForex会員ページにログインする
まずはHotForex公式サイトから会員ページにログインしましょう。
公式サイトの画面上部にある「ログイン」ボタンをクリックすることで、ログインページに移動できます。
もしくはHotForexログインページに直接アクセスしてもOKです。
ログインするときには2つの情報を入力しましょう。
- myHF口座ID
- ログインパスワード
これらの情報は、HotForexで口座開設した後のメールに記載されているはずです。
メールが見つからないなら、HotForexのサポートデスクに問い合わせましょう。
なおHotForexのログインパスワードには、Chromeの自動入力が使えません。パスワード管理サービスやクリップボードなどで、パスワードを呼び出せるようにしておきましょう。
手順2、マイアカウントから「取引口座開設」をクリックする
HotForex会員ページへのログインに成功したら、会員メニューの「マイアカウント」から「取引口座開設」をクリックします。
クリックすると取引口座開設ページに移動するので、口座タイプの設定などを行いましょう。
手順3、取引プラットフォーム「MT4・MT5」のどちらかを選択する
取引口座開設ページでは、まず取引プラットフォームを選択します。MT4かMT5のどちらかを選びましょう。
それぞれの違いは以下の通り。
EA自動売買をしたり、チャートのカスタマイズにこだわったりするなら、MT4がおすすめ。
逆に自動売買をせずに、ウェブトレーダーやアプリなどでトレードするなら、操作性に優れたMT5がおすすめです。
MT4・MT5のダウンロードは、HotForexの「MT4・MT5」から行えます。
手順4、口座タイプを選択する
取引プラットフォームを選んだら、次はHotForexの口座タイプを選択します。
選べる口座タイプは以下の通り。
口座開設が初めてなら、まずはマイクロ口座がおすすめ。最低入金額が5ドルと低く、レバレッジも1000倍と非常に高いため、資金の少ない人でも始めやすいからです。
それ以外の口座タイプは、レバレッジ500倍と低めに設定されています。
口座タイプの違いは、HotForexの「口座タイプ」で確認できます。
手順5、レバレッジ・口座通貨・IB ID(任意)を入力する
口座タイプを選択したら、次は以下の情報を入力します。
- レバレッジ(1倍から500倍または1,000倍)
- 口座通貨(USD/EUR)
- ボーナスの選択(100%クレジットボーナス・100%スーパーチャージボーナス)
- IB ID(入力は任意)
HotForexで1倍から1000倍まで最大13種類のレバレッジが利用できます。資金が少ないなら、最大レバレッジの500倍・1,000倍で設定しましょう。
口座で使える通貨はアメリカとユーロのみ。残念ながら日本円は使えません。
HotForexには2種類のボーナスがあり、100%クレジットボーナスはマイクロ口座とプレミアム口座で使えます。スーパーチャージボーナスはプレミアム口座のみです。
最後のIB IDは、入力は任意。支援したいIBパートナーのID入力することで、そのパートナーにアフィリエイト収入が入ります。筆者のIDは「338428」です。
手順6、口座開設完了のメールを確認し、口座番号・ログインパスワードを控えておく
入力作業が終わったら、「口座を開設する」という赤いボタンをクリックしましょう。これで追加口座の開設手続きは完了です。
口座開設が終わったら、登録メールアドレスに口座開設完了のメールが届きます。
メールには口座番号とログインパスワードが書かれています。これらはMT4・MT5にログインするときに必要となるので、大切に保管しておきましょう。
HotForexで追加口座を作るメリット
ここからはHotForexで追加口座を作るメリットをまとめておきます。
複数口座で資金を分散して、リスクヘッジできる
HotForexで複数口座を保有することで、資金のリスクヘッジがしやすくなります。
海外FXはリスクの高い取引です。損切りをし忘れたときに、大変動に巻き込まれてしまい、ロスカット・ゼロカットされることもあります。
そんな時1つの口座がロスカットされてしまっても、他の口座に資金を分散させていればダメージを抑えられます。
トレードで多額の資金を運用するなら、複数口座を開設しておきましょう。資金を分散させることで、リスクヘッジできます。
HotForexの追加口座開設は、HotForexの「会員ページ」から行えます。
異なる口座タイプ・取引ツール・レバレッジを試せる
HotForexで複数口座を保有することで、いろいろな取引ツール・トレード戦術を試せるようになります。
HotForexではMT4・MT5の2種類の取引ツールが試せます。MT4が自分に合わないと感じたら、MT5口座を作って、MT5の取引ツールに乗り換えることも可能。
海外FXの口座タイプや取引ツールは色々あり、どれがおすすめかはトレーダーの持っているトレードスタイルによって異なります。
現在使っている口座が自分に合わないと感じたら、追加口座を開設して、新しい口座を試してみましょう。
取引プラットフォームはHotForexの「MT4・MT5」、口座タイプは「口座タイプ一覧」で確認できます。
ゼロカットの強みを存分に発揮できる
HotForexで追加口座を開設し、1口座の残高を少なくすることで、ゼロカットのメリットを生かしやすくなります。
ゼロカットとは、口座残高がマイナスになっても、一定時間後にゼロにリセットされる仕組みのこと。
例えば口座残高が100万円の状態で100万円損をすると、残高がゼロになりますよね。ただ口座残高が10万円の場合、100万円損しても、本来は90万円のマイナスになるところがゼロにリセットされます。
つまり口座残高が少なければ少ないほど、ゼロカットのメリットを享受できるわけです。
ただし口座残高が少なくなると、証拠金維持率が少なくなり、ロスカット・ゼロカットのリスクも高くなります。リスク管理はシビアに行いましょう。
リスク管理をするなら、HotForexの「トレーディング計算機」もおすすめ。具体的な損失額などを計算できます。
口座開設特典のEAなどを無料で入手できる
HotForexで追加口座を作ると、FXの口座開設特典をもらえるようになります。
一部のアフィリエイターは、アフィリエイトリンクを踏んで口座開設をすることを条件に、無償でEAを配布しているからです。
中でも代表的なのは以下のサイト。
リンクを踏んで口座開設することを条件に、無料でEAを配布しています。
ただ無料配布のEAを使っても、必ずしも稼げるとは限りません。その気になればバックテストを改ざんすることも可能です。
収益性の高いEAを見抜くには、相応の知識とノウハウが必要です。それでも無料でEAを入手できる方法があることは、覚えておきましょう。
HotForexの追加口座開設は、HotForexの「会員ページ」から行えます。
HotForexで追加口座を作るデメリット
ここからはHotForexで追加口座を作るデメリットをまとめておきます。
デメリット1、パスワードの管理が煩雑になる
追加口座を作ることの最大の欠点は、管理コストが高くなること。
複数口座を運用していると、その数だけ口座アカウント番号とログインパスワードを管理する必要も出てきます。
10口座を同時に運用をしているなら、パスワードは10口座分になるわけです。特にパソコンやインターネットサービスに疎い方だと、これだけのパスワードを同時に管理するのはめんどくさく感じるでしょう。
そうでなくとも海外FXは仕組みが複雑です。HotForexで追加口座を開設するのは、HotForexの仕組みに慣れてからでも遅くはありません。
HotForexの追加口座開設は、HotForexの「会員ページ」から行えます。
デメリット2、HotForexで口座を60日間放置すると、口座アーカイブ(無効)になる
HotForexでトレードをせずに口座を60日間放置していると、口座がアーカイブ状態になってしまいます。
アーカイブされた口座は、ログインができず、トレードもできません。アーカイブ口座は、HotForex会員ページから復元できます。
海外FXではセキュリティの観点から、使わなくなった口座は休眠・アーカイブさせることがよくあるのです。
アーカイブ口座は、HotForexの「会員ページ」で確認できます。
デメリット3、HotForexでアーカイブ口座を90日間放置すると、口座維持手数料が月5ドル発生する
さらにHotForexではアーカイブ口座を90日間を放置していると、口座維持手数料が毎月5ドル発生します。
ただ口座維持手数料が発生するのは取引口座のみで、myHF口座では発生しません。
使わなくなった口座は、myHF口座に資金移動させておくことで、口座維持手数料を節約できます。資金移動はHotForex会員ページから行えます。
それでも使わなくなった口座の後処理をするのはめんどくさいです。口座を使う予定がないなら、必要以上に追加口座を作るのは控えましょう。
HotForexの口座管理は、HotForexの「会員ページ」から行えます。
まとめ:資金に余裕があるなら、追加口座で遊んでみよう
ここまでHotForexの追加口座についてわかりやすく解説してきました。
HotForexでは最大5口座を開設でき、追加口座開設はHotForexの会員ページから行います。
追加口座の口座タイプは4種類、レバレッジも最大13種類あるため、いろいろな条件でFXトレードしたい人にも最適です。
ただしHotForexには以下の口座放置ペナルティもあります。
- 口座を60日間放置すると、口座アーカイブ(無効)になる
- アーカイブ口座を90日間放置すると、口座維持手数料が月5ドル発生する
口座を管理するのにも手間がかかるので、必要以上に口座を作るのは控えましょう。
アーカイブ口座は、HotForexの「会員ページ」で確認できます。