HotForexで利用できる取引プラットフォームは、MT4とMT5の2種類。
違いや特徴は以下の通りです。
MT4 | MT5 | |
動作 | 普通 | 速い |
時間足 | 9種類 | 21種類 |
対応業者 | 多い | 少ない |
EA自動売買 | 多い | 少ない |
カスタムインディケーター | 多い | 普通 |
仮想通貨 | 非対応 | 対応 |
描画ツール | 31種類 | 44種類 |
アプリでワンタップ注文 | できない | できる |
アプリでチャート2画面表示 | できない | できる |
基本的にはEA自動売買をするならMT4、裁量トレードをするならMT5がおすすめ。
この記事ではHotForexの取引プラットフォームについて詳しく見ていきます。
MT4・MT5のダウンロードは、HotForexの「MT4・MT5」から行えます。
HotForexの取引ツール・プラットフォーム一覧
ここからはHotForexで利用できる取引プラットフォーム「MT4・MT5」を見ていきます。
MT4 デスクトップ(Windows/Mac)
MT4デスクトップは、パソコンでMT4を操作する取引プラットフォームです。
最大の特徴はEAによる自動売買やインジケーターのインストールができること。
外部のツールをインストールできるため、他の取引プラットフォームと比べてもカスタマイズ性が高いです。MacOSにも対応していますが、その場合はWineなどの仮想環境ソフトも必要となります。
ただMT4は規格が古いため、新しいパソコンだとうまく動作しないこともありますし、動作が遅いこともあります。
EA自動売買をしないなら、無理にデスクトップ版MT4を使う必要はないでしょう。
MT4のダウンロードは、HotForexの「MT4 デスクトップ」で行えます。
MT4 アプリ(iPhone/iPad/Android)
MT4アプリは、スマホやタブレットでMT4を動かす取引プラットフォームです。iPhoneやiPadだけでなく、Androidスマホやタブレットにも対応しています。
OSがiOS・AndroidOSであるためか、アップデートも頻度も多く、動作も安定しやすいです。よほど古い端末でなければ、サクサク操作できるでしょう。
ただMT4アプリは後述のMT5アプリと比べると、操作性で若干を取ります。MT5アプリだとワンタップ注文やチャートの2画面表示ができるのですが、MT4アプリだとそれができません。
HotForexはMT4アプリだけでなく、MT5アプリにも対応しています。基本的には上位互換のMT5を使ったほうが良いでしょう。
MT4アプリのダウンロードは、HotForexの「MT4 アプリ」で行えます。
MT4 ウェブトレーダー
MT4ウェブトレーダーは、パソコンブラウザでMT4操作する取引プラットフォームです。
MT4デスクトップと違って、ソフトウェアをダウンロードする必要もありませんし、MacOSでも問題なく操作できます。
パソコンの大画面でFXトレードをしたいなら、まずはウェブトレーダーがおすすめ。
注意点としては、MT4ウェブトレーダーでは、EA自動売買やインディケーターのインストールはできないこと。EA自動売買をするなら、デスクトップ版MT4を選びましょう。
基本的にFXは情報量が多い方が有利です。FXの勝率をあげたいなら、スマホよりも情報効率の良いパソコン版のウェブトレーダーを選びましょう。
MT4ウェブトレーダーは、HotForexの「MT4 ウェブトレーダー」で利用できます。
MT5 デスクトップ(Windows/Mac)
MT5デスクトップは、パソコンでMT5を操作できるプラットフォームです。
MT5デスクトップもパソコンのソフトウェアなので、EA自動売買やインディケーターのインストールにも対応しています。
ただMT5ではMT4のEAを利用できません。そして自動売買プログラムはMT4の方が種類が多いため、自動売買トレーダーはMT4を使うことが多いのです。
MT5デスクトップもMacに対応していますが、MacOSで動かすには以下の仮想環境ソフトを使う必要があります。
Macユーザーにとって、MT5デスクトップを使うハードルは高いです。MT5で自動売買をしないなら、後述のMT5ウェブトレーダーの方がおすすめ。
MT5のダウンロードは、HotForexの「MT5 デスクトップ」で行えます。
MT5 アプリ(iPhone/iPad/Android)
MT5アプリは、スマホやタブレットでMT5を操作できるプラットフォームです。
MT4からの改良点は以下の通り。
- 全体的に動作が速くなっている
- ワンタップ注文に対応している
- 1画面で2チャートを同時表示できる
- 板情報を確認できる
逆にMT4アプリの優位性は見当たらないため、スマホやタブレットでFXトレードするなら、MT5アプリの方がおすすめです。
MT5アプリのダウンロードは、HotForexの「MT5 アプリ」で行えます。
MT5 ウェブトレーダー
MT5ウェブトレーダーは、パソコンブラウザで操作できる取引プラットフォームです。
基本的な性能はMT4ウェブトレーダーとほぼ同じで、EA自動売買やインディケーターのインストールはできません。
ただMacOSでも特殊なソフトウェアが不要で利用できるため、Macユーザにはおすすめしやすいです。
MT5ウェブトレーダーは、HotForexの「MT5 ウェブトレーダー」で利用できます。
MT4 マルチターミナル
MT4マルチターミナルは、複数のMT4口座を管理するプラットフォームです。
MT4にログインできるのは1アカウント1口座だけなので、複数の口座を確認するには、それぞれの口座にログアウト・ログインを繰り返す必要があります。
しかしマルチターミナルを使えば、複数の口座を同時に管理済し、口座残高や取引履歴なども閲覧できるようになります。
EA自動売買やソーシャルトレードで複数口座を運用をしたり、他のトレーダーの取引を管理したりする場合、MT4マルチターミナルを使うと便利です。
MT4マルチターミナルは、HotForexの「MT4 マルチターミナル」で利用できます。
HotForex FIX/API
HotForexではFIX/APIが利用できます。
FIX/APIとは、金融システムで使われるプログラミング言語のこと。MT4・MT5など既存のプラットフォームではできない取引をするときに採用されます。
ただHotForexのFIX/APIを使うには、最初の入金額で20万ドル必要となります。20万ドルは日本円で2000万円に相当するためかなりの大金です。
少なくとも一般的なFXトレーダーであれば、FIX/APIを使う必要はないでしょう。
FIX/APIは、HotForexの「HotForex FIX/API」で利用できます。
取引ツール「MT4とMT5」の違いは?
HotForexで利用できる取引ツールは「MT4・MT5」の2つです。
両者の違いを簡単にまとめると以下の通り。
MT4 | MT5 | |
動作 | 普通 | 速い |
時間足 | 9種類 | 21種類 |
対応業者 | 多い | 少ない |
EA自動売買 | 多い | 少ない |
カスタムインディケーター | 多い | 普通 |
仮想通貨 | 非対応 | 対応 |
描画ツール | 31種類 | 44種類 |
アプリでワンタップ注文 | できない | できる |
アプリでチャート2画面表示 | できない | できる |
MT4の特徴は、自動売買とカスタムインディケーターの種類が多いこと。
特にEA自動売買の種類がMT5よりも多いため、自動売買トレーダーはMT4を使うことが多いです。
逆にMT5はMT4よりも操作性と機能性に優れています。裁量トレードがメインなら、MT5を使いましょう。
またアプリ版の性能もMT5の方が上なので、スマホやタブレットでFXトレードするなら、MT5アプリを使った方が良いです。
MT4・MT5の特徴は、HotForexの「MT4・MT5」で確認できます。
HotForex取引ツール「MT4・MT5」のダウンロード方法
HotForexでMT4・MT5をダウンロードする方法は以下の通り。
- HotForex公式サイトにアクセスする
- メニューの「プラットフォーム」からプラットフォームを選択する
- ダウンロードリンクをクリックする
デスクトップ版であれば、ダウンロードリンクをクリックした段階で、ソフトウェアのダウンロードが始まります。MacOSの場合は、Wineなども一緒にダウンロードしておきましょう。
スマホ・タブレット版の場合は、ダウンロードリンクをクリックすることで、App StoreやGoogle playのダウンロードページに遷移します。
そこからMT4・MT5アプリをダウンロードするわけですね。
プラットフォームのダウンロードは、HotForexの「MT4・MT5」で行えます。
HotForexでのMT4・MT5へのログイン方法・始め方
MT4・MT5をダウンロードしただけでは、まだトレードを始められません。
HotForexでFXトレードをするには、HotForexの取引口座が必要です。
HotForexでFXトレードを始めるまでの手順は以下の通り。
- HotForexでmyHF口座を開設する
- HotForex会員ページで取引口座を開設する
- 口座開設後に届くメールで、口座番号とログインパスワードを控えておく
- MT4・MT5を起動する
- 口座番号・ログインパスワードを入力してログインする
ログインに成功すれば、MT4・MT5でトレードができるようになります。口座入金を済ませて、リアルマネーでFXトレードを始めましょう。
口座入金は、HotForexの「会員ページ」で行えます。
入金方法は、HotForexの「入金方法」で確認してください。
HotForexでは高性能取引ツール「cTrader」は使えない
裁量トレードの成績をもっと良くしたいなら、cTraderを使いましょう。
cTraderはMT4・MT5よりも高機能なFX取引ツールです。
cTraderには便利な機能がたくさん備わっています。例えばワンタップ注文や自動損切り設定、経済指標の表示、標準時間の日本時間設定などもできます。
ただ残念ながらHotForexではcTraderは使えません。
cTraderを使いたいなら、以下の2つの海外FX業者で口座開設しましょう。
どちらかで迷ったら、まずはAXIORYがおすすめ。公式サイトの情報量が多く、会員ページも使いやすいからです。
cTraderのダウンロードは、AXIORYの「cTrader」、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で行えます。
まとめ:HotForexではMT4・MT5のどちらも利用できる
ここまでHotForexの取引プラットフォーム「MT4・MT5」についてわかりやすく解説してきました。
HotForexではMT4とMT5の2種類の取引ツールが利用できます。
MT4の特徴は、EA自動売買やインジケーターの種類が多いこと。そのためEA自動売買をする人などにおすすめです。
MT5の特徴は、MT4よりも操作性や機能性に優れていること。裁量トレードをするのなら、MT5の方がおすすめです。