iFOREXではスキャルピングトレードが禁止されています。海外FXでスキャルピングトレードしたいなら、他の海外FX業者を使いましょう。
スキャルピングトレードするなら、取引コストの安い海外FX業者を使うのが鉄則。中でも以下の2つの業者がおすすめです。
この記事ではiFOREXとスキャルピングトレードの関係をわかりやすく解説します。
iFOREXの取引ルールは、iFOREXの「取引条件」で確認できます。
iFOREXではスキャルピングトレードは禁止されている
iFOREXは公式がスキャルピングトレードを明確に禁止しています。
念のためiFOREXの「取引条件」からも引用しておきましょう。
許可されない取引行為
スキャルピングはわずかな価格の動きで大きな利益を出そうと試みる取引戦略です。この戦略を実行するトレーダーは、小さな価格変動は大きなものに比べて捉えやすいという考えに基づき、1日に10から数百に及ぶ取引を行います。
引用:iFOREXの取引条件
「許可されてない取引行為」の項目で、スキャルピングトレードについても明記されていますね。
なおiFOREXが定義しているスキャルピングトレードは、1日10回から100回に及ぶもので、1日に5回ぐらいであれば多めに見てもらえる可能性も高いです。
とはいえ規則違反のリスクを犯してまでスキャルピングトレードをするぐらいなら、AXIORYやTradeviewなどのスキャル向け海外FX業者を使った方が良いでしょう。
詳しくはAXIORY公式サイト、Tradeview公式サイトをご覧ください。
スキャルピングトレードとは? 獲得pips・取引回数について
ところでスキャルピングトレードとは、具体的にどのようなトレードなのでしょうか?
一般的なスキャルピングトレードの目安は以下の通り。
- 1日の取引回数は5回から10回
- 取引1回あたりの獲得pipsは3〜10 pips
1日100回以上のスキャルピングトレードとは、機械などを使ったスキャルピングトレードを指すと考えられます。
ゼロカットを悪用した両建ても禁止(同一口座はOK)
iFOREXの禁止取引は、スキャルピングトレードだけではありません。
ゼロカットの仕込みを悪用した両建て取引も禁止されています。
- iFOREXの複数口座での両建て
- 他の海外FX業者との両建て
逆にiFOREXの同一口座による両建て取引は認められています。
ただ同一口座で両建て取引をしても、スプレッドの分だけ損する可能性の方が高く、おすすめできません。
iFOREXの禁止取引は、iFOREXの「取引条件」で確認できます。
自動売買・API取引も禁止
またiFOREXでは自動売買やAPI取引も禁止されています。
そもそもiFOREXで利用できる取引ツールは、iFOREXオリジナルだけで、MT4・MT5には対応していません。
自動売買をしたいなら、他の海外FX業者を利用しましょう。中でも取引手数料の低いAXIORYとTradeviewはおすすめです。
詳しくはAXIORY公式サイト、Tradeview公式サイトをご覧ください。
iFOREXがスキャルピングトレードにおすすめできない理由
ただ仮にiFOREXがスキャルピングトレードを認めていたとしても、個人的におすすめしません。
ここからはその理由をまとめておきます。
理由1、iFOREXではECN口座が使えない
まずiFOREXではECN口座が使えません。
ECN口座とは簡単に言うと、スプレッドが非常に狭い口座タイプのことで、EA自動売買やスキャルピングトレードでよく使われます。
ECN口座と対になっているのがSTP口座。こちらはボーナスが豊富でレバレッジが高い代わりに、ECN口座よりもスプレッドが広く設定されています。
そしてiFOREXで使えるのはSTP口座のみで、ECN口座が使えないのです。
海外FXでスキャルピングトレードするなら、スプレッドの狭いECN口座を使いましょう。中でも取引手数料の安いAXIORYとTradeviewはおすすめです。
詳しくはAXIORY公式サイト、Tradeview公式サイトをご覧ください。
理由2、iFOREXは取引ツール「cTrader」に対応していない
またiFOREXは取引ツール「cTrader」にも対応していません。
cTraderはECN口座でのスキャルピングトレードに特化した取引ツールです。
自動で損切り・利食いの設定ができ、ワンタップ注文にも対応しているため、スキャルピングトレードと相性が良いのです。
cTraderに対応していて、ECN口座の取引手数料が安い海外FX業者は以下の2つ。
どちらかで迷ったら、AXIORYを選びましょう。AXIORYは公式サイトが使いやすく、初めてcTraderを使う人にもぴったりです。
AXIORYの詳細スペックは、AXIORY公式サイトで確認できます。
逆にTradeviewは公式サイトや会員ページが使いにくいため、ある程度海外FXでのトレードに慣れてから口座開設しましょう。
Tradeviewの詳細スペックは、Tradeview公式サイトで確認できます。
スキャルピングトレードにおすすめの海外FX業者
ここからはスキャルピングトレードにおすすめの海外FX業者を2つ紹介します。
AXIORY:取引手数料1ロット往復6ドル、cTrader対応
スキャルピングトレードするなら、まずはAXIORYのナノスプレッド口座がおすすめ。
ECN口座の取引手数料が1ロット往復6ドルと安く、取引回数の多いスキャルピングトレードでも利益を出しやすいからです。
なおスキャルピングトレードをするなら、海外FXの口座タイプはECN口座を選びましょう。スプレッドが広がりにくく、スリッページも発生しにくいからです。
さらにAXIORYでは取引ツール「cTrader」も利用できます。cTraderは高機能な取引ツールで、ワンタップ注文や自動損切り・利食い設定も可能です。
AXIORYは公式サイトや会員ページがTradeviewよりも使いやすく、初めてcTraderを使う人におすすめです。
詳しくはAXIORY公式サイトをご覧ください。
Tradeview:取引手数料1ロット往復5ドル、cTrader対応
取引コストもっと安く抑えたいなら、TradeviewのILC口座(ECN口座)もおすすめ。
取引手数料が1ロット往復5ドルで、他の海外FX業者と比べても最安値クラスです。例えばXMだと1ロットで往復10ドルかかります。
またTradeviewもcTraderに対応しており、ワンタップ注文・自動損切りなどを活用することで、裁量トレードの成績アップに貢献してくれます。
ただしTradeviewには以下のデメリットもあります。
- Tradeview会員ページで複数の口座を同時に管理できない
- 公式サイトに日本語の情報が少ない
- 口座が休眠・凍結しやすい
- 口座維持手数料が月50ドルと高め(入金・トレードで返金される)
Tradeviewは全体的に使い勝手が悪く、玄人向けの海外FX業者です。初めてスキャルピングトレードをするのなら、AXIORYの方がおすすめ。
詳しくはTradeview公式サイトをご覧ください。
iFOREXに向いているトレード
冒頭でも述べた通り、iFOREXはスキャルピングトレードと相性が悪いです。
ただスキャルピングトレード以外のトレードであれば、iFOREXでも十分役割をこなせます。
ここからはiFOREXと相性の良いトレード手法を述べていきます。
スイングトレード・長期投資
まずiFOREXはスイングトレードや長期投資と相性が良いです。
理由として、iFOREXには3%の固定金利ボーナスがあり、口座内の資金が多いほど、たくさんの利子が得られるからです。
獲得条件は以下の2つ。
- 口座残高1,000ドル以上
- 月に1回以上取引をする
銀行の定期預金でも金利は高くて0.2%なので、リスク管理がきちんとできるなら、資金の一部をiFOREXに入れておくのもありでしょう。
ただし3%固定金利ボーナスをもらうには、最低でも月に1回はトレードしている必要があります。資金を預けっぱなしにするだけでは、ボーナスは得られないので注意しましょう。
3%固定金利ボーナスは、iFOREXの「プロモーション」で確認できます。
CFD取引(コモディティ・株式・ETF・仮想通貨を含む)
またiFOREXでは700種類以上ものCFD銘柄を取り扱っています。
小麦やオイルなどのコモディティ銘柄だけでなく、株価指数、株式、ETF、仮想通貨などにも投資が可能。
特に株式の種類は600種類以上と非常に多く、有名企業の株式であれば大体はそろっているはずです。応援したい企業の株式があれば、長期保有も検討しましょう。先述の3%金利ボーナスとも好相性です。
CFD銘柄は、iFOREXの「取引条件」で確認できます。
スワップ取引:スワップポイントを計算しやすい
トルコリラなどでスワップ取引をする場合も、iFOREXはおすすめ。
iFOREXの取引プラットフォームは、ポジションを保有する前に、獲得スワップポイントを日本円で計算してくれます。例えばスワップで1日1000円を稼ぐには、どれぐらいの通貨量が必要かもわかるわけですね。
逆にMT4・MT5だと、スワップポイントを計算してくれる機能などは少なく、あっても使い勝手は良くないです。
さらにスワップ取引でポジションを長期保有するなら、iFOREXの3%固定金利ボーナスとも併用しやすいです。ただし残高1,000ドル未満にならないよう注意しましょう。
日本円のスワップポイントは、iFOREXの「取引プラットフォーム」で確認できます。
まとめ:iFOREXはスキャルピングトレードと相性が悪く、長期投資・スワップ取引向け
ここまでiFOREXとスキャルピングトレードの関係について解説してきました。
iFOREXは取引条件にて、1日10回〜数百回のスキャルピングトレードは禁止されています。
ただiFOREXにはECN口座がないので、たとえスキャルピングトレードが認められていたとしても、個人的にはおすすめしないでしょう。
海外FXでスキャルピングトレードをするなら、以下の2つの海外FX業者がおすすめ。
特にAXIORYは公式サイトと会員ページの使いやすく、玄人トレーダーにも人気があります。逆に取引コストを少しでも安くしたいなら、Tradeviewを選びましょう。
詳しくはAXIORY公式サイト、Tradeview公式サイトをご覧ください。