iFOREXのスプレッドはSTP口座の中では狭い方です。
特にアメリカドル円のスプレッドが0.7 pipsとかなり狭く、これはSTP口座の中でも最安値クラスです。
スプレッドが狭ければ狭いほど、取引コストが低くなり、取引回数の多いトレードで利益が出しやすくなります。その点でiFOREXはデイトレードと相性が良いです。
ではiFOREXの他の通貨ペアやCFD銘柄のスプレッドはどうでしょうか?
この記事ではiFOREXの銘柄ごとのスプレッドを紹介したり、他の海外FX業者とスプレッドを比較したりします。
スプレッドは、iFOREXの「取引条件」で確認できます。
iFOREXのスプレッド一覧
ここからはiFOREXのスプレッドを銘柄のカテゴリーごとに見ていきます。
FX通貨ペアのスプレッド一覧
FX通貨ペアのスプレッドは以下の通り。
通貨ペア | 最小スプレッド(pips) |
Dクローネ/円 | 50.0 |
NZドル/カナダドル | 6.0 |
NZドル/スイス | 4.0 |
NZドル/円 | 3.0 |
NZドル/南アランド | 200.0 |
NZドル/米ドル | 2.0 |
Nクローネ/Sクローナ | 3.0 |
Nクローネ/円 | 40.0 |
Pズウォティ/Hフォリント | 14.0 |
SGドル/円 | 250.0 |
Sクローナ/円 | 45.0 |
カナダドル/Hフォリント | 40.0 |
カナダドル/円 | 2.0 |
スイス/Hフォリント | 50.0 |
スイス/Nクローネ | 26.0 |
スイス/Pズウォティ | 26.0 |
スイス/カナダドル | 4.0 |
スイス/トルコリラ | 80.0 |
スイス/円 | 2.0 |
スイス/南アランド | 200.0 |
スウェーデンクローナ/デンマーククローネ | 2.8 |
トルコリラ/Hフォリント | 36.0 |
トルコリラ/円 | 70.0 |
ポンド/Dクローネ | 26.0 |
ポンド/Hフォリント | 70.0 |
ポンド/NZドル | 11.0 |
ポンド/Pズウォティ | 32.0 |
ポンド/カナダドル | 4.5 |
ポンド/スイス | 3.0 |
ポンド/トルコリラ | 250.0 |
ポンド/円 | 2.3 |
ポンド/南アランド | 300.0 |
ポンド/米ドル | 0.7 |
ポンド/豪ドル | 8.0 |
ポーランドズウォティ/スウェーデンクローナ | 9.0 |
ポーランドズウォティ/デンマーククローネ | 7.0 |
ポーランドズウォティ/ノルウェークローネ | 9.0 |
ユーロ/Cクローネ | 25.0 |
ユーロ/Dクローネ | 18.0 |
ユーロ/Hフォリント | 40.0 |
ユーロ/NZドル | 9.0 |
ユーロ/Nクローネ | 28.0 |
ユーロ/Sクローネ | 28.0 |
ユーロ/インドルピー | 120.0 |
ユーロ/オフショア人民元 | 45.0 |
ユーロ/カナダドル | 4.0 |
ユーロ/スイス | 2.0 |
ユーロ/トルコリラ | 90.0 |
ユーロ/ポンド | 1.1 |
ユーロ/ロシアルーブル | 241.8 |
ユーロ/円 | 1.2 |
ユーロ/南アランド | 100.0 |
ユーロ/米ドル | 1.1 |
ユーロ/豪ドル | 3.0 |
ユーロPズウォティ | 24.0 |
南アランド/円 | 90.0 |
米ドル/Cクローネ | 25.0 |
米ドル/Dクローネ | 20.0 |
米ドル/Hフォリント | 35.0 |
米ドル/Nクローネ | 26.0 |
米ドル/Pズウォティ | 14.0 |
米ドル/SGドル | 4.0 |
米ドル/Sクローネ | 25.0 |
米ドル/インドルピー | 80.0 |
米ドル/オフショア人民元 | 40.0 |
米ドル/カナダドル | 2.0 |
米ドル/スイス | 1.5 |
米ドル/チリペソ | 126.0 |
米ドル/トルコリラ | 65.0 |
米ドル/メキシコペソ | 50.0 |
米ドル/円 | 0.7 |
米ドル/南アランド | 90.0 |
米ドル/露ルーブル | 221.2 |
米ドル/香港ドル | 25.0 |
英ポンド/スウェーデンクローナ | 35.0 |
英ポンド/ノルウェークローネ | 35.0 |
豪ドル/Hフォリント | 40.0 |
豪ドル/NZドル | 11.0 |
豪ドル/カナダドル | 5.0 |
豪ドル/スイス | 4.0 |
豪ドル/円 | 3.0 |
豪ドル/米ドル | 0.8 |
香港ドル/円 | 40.0 |
アメリカドル円の0.7 pipsは、他のSTP口座と比べても最安値クラス。アメリカドル円でデイトレードをするなら、iFOREXは有力候補の1つです。
逆にユーロドルのスプレッドは1.1 pipsで、LAND-FXの0.9 pipsと比べると若干広めです。やはりiFOREXのウリは、アメリカドル円のスプレッドの狭さですね。
通貨ペアのスプレッドは、iFOREXの「取引条件」で確認できます。
商品先物のスプレッド一覧
商品先物のスプレッドは以下の通りです。
商品 | 最小スプレッド(pips) |
WTI原油 | 4 pips |
ガソリン | 26 pips |
ココア | 4 pips |
コーヒー | 20 pips |
コーン | 60 pips |
パラジウム | 539 pips |
ヒーティングオイル | 26 pips |
ブレント原油 | 5 pips |
上海原油 | 20 pips |
大豆 | 100 pips |
天然ガス | 0.72 pips |
小麦 | 40 pips |
白金 | 200 pips |
砂糖 | 1.5 pips |
綿 | 8 pips |
金 | 60 pips |
金 (EUR) | 90 pips |
金 (グラム, トルコリラ) | 8 pips |
銀 | 3.5 pips |
銅 | 30 pips |
商品先物(コモディティ)とは、オイルやレアメタル、穀物などを対象とした金融商品のこと。FX通貨ペアとは値動きが異なるため、資金のリスクヘッジに使われます。
商品先物のスプレッドは、iFOREXの「取引条件」で確認できます。
株価指数のスプレッド一覧
株価指数のスプレッドは以下の通り。
指数 | 最小スプレッド(pips) |
FANG+ | 0.37 pips |
USDX | 3.1 pips |
VIX | 45.5 pips |
イタリア40 | 20 pips |
インド50 | 2.93 pips |
オランダ25 | 16.1 pips |
オーストラリア200 | 2.25 pips |
ギリシャ20 | 46 pips |
サウジ全株指数 | 3.7 pips |
シンガポール 25 | 12 pips |
スイス20 | 2.07 pips |
スウェーデン30 | 0.41 pips |
スペイン35 | 1.7 pips |
トルコ100 | 68.8 pips |
ドイツ30 | 10.02 pips |
ドバイ指数 | 1.82 pips |
フランス40 | 5.19 pips |
ブラジル 60 | 29 pips |
メキシコ 35 | 24.07 pips |
ヨーロッパ50 | 1.59 pips |
中国A50 | 5.7 pips |
中国SSE | 1.25 pips |
中国SZSE | 4.55 pips |
台湾指数 | 17 pips |
日本100 | 0.35 pips |
日本225(円) | 16.7 pips |
日本225(米ドル) | 17 pips |
日本400 | 3.56 pips |
米国2000 | 29 pips |
米国30 | 21.48 pips |
米国500 | 2.49 pips |
米国テック100 | 5.3 pips |
英国100 | 4.34 pips |
韓国 200 | 8 pips |
香港50 | 9.4 pips |
株価指数とは、その国の特定の企業の株価を平均化したもの。日本だと日経平均株価や東証株価指数などが有名ですね。
株価指数は、複数の企業の株式を平均化しているため、一企業の株式を保有するよりもリスクが低いとされています。
株価指数のスプレッドは、iFOREXの「取引条件」で確認できます。
株式のスプレッド一覧
株式のスプレッドは以下の通り。
iFOREXの株式銘柄は600種類以上あるため、知名度のあるものだけ抜粋しています。
株式 | 最小スプレッド(pips) |
DeNA | 1.6 pips |
GMO | 2.4 pips |
LG電子 | 1.11 pips |
アップル | 43 pips |
アリババ | 33 pips |
ソニー | 8.9 pips |
株式のスプレッドは10 pips以上のものが多く、デイトレードやがスキャルピングトレードとは相性が良くありません。
またレバレッジも20倍と低いため、投資してまともな利益を出すとなると、多額の資金が必要となります。できれば50万円ぐらいは欲しいですね。
株式のスプレッドは、iFOREXの「取引条件」で確認できます。
ETFのスプレッド一覧
ETF銘柄のスプレッドは以下の通り。
ETF | 最小スプレッド(pips) |
EAFE | 11 pips |
IPO | 5.3 pips |
WTI原油先物ロングx3 | 0.2 pips |
アジア太平洋(除く日本) | 11.6 pips |
エマージング・マーケット | 6.7 pips |
オーストラリア200ファンド | 9.1 pips |
カナダ | 4.1 pips |
グローバル | 12.26 pips |
グローバル・カンナビス | 2.4 pips |
グローバル・ゴールド・マイナーズx3 | 6 pips |
グローバル・ブロックチェーン | 3 pips |
グローバル・リチウム&バッテリー | 4.3 pips |
グローバル・ロボティクス | 3.6 pips |
ゴールド・トラスト | 30.5 pips |
シルバー・トラスト | 2.7 pips |
ジュニアゴールドマイナーロングx3 | 356 pips |
ドイツ30ファンド | 16.4 pips |
ブラジルファンド | 4.8 pips |
中国トップ50ロングx3 | 2.1 pips |
中国大型株 | 7.2 pips |
原油ファンド | 0.89 pips |
日本 | 10 pips |
日本225 ETF | 39.41 pips |
日本225ショートx2 | 2.41 pips |
日本225ロングx2 | 28.13 pips |
欧州先進国ファンド | 8.5 pips |
欧州先進国大型株 | 5.9 pips |
米セミコンダクター | 23 pips |
米国100ロングx3 | 8.8 pips |
米国2000ファンド | 22.4 pips |
米国30トラスト | 43.2 pips |
米国500トラスト | 51 pips |
米国500ロングx3 | 5.3 pips |
米国500小型株 | 11 pips |
米国インダストリアル | 12 pips |
米国エネルギー | 6 pips |
米国テクノロジー | 15.7 pips |
米国テック100大型株信託 | 36.9 pips |
米国バイオテク | 21 pips |
米国ファンド | 25.3 pips |
米国ヘルスケア | 17 pips |
米国一般消費財 | 20 pips |
米国不動産 | 14 pips |
米国公共事業 | 11.1 pips |
米国基礎素材 | 8.9 pips |
米国好配当 | 15 pips |
米国生活必需品 | 10.7 pips |
米国金融 | 4.2 pips |
米国金融ロングx3 | 4.8 pips |
米国銀行 | 5.5 pips |
英国 | 4.7 pips |
韓国 | 9.1 pips |
韓国トップ50ロングx3 | 1.4 pips |
ETFとは、株価指数に連動するように運用される投資信託のこと。正式名称は「Exchange Traded Fund」で、日本語では「上場投資信託」と呼びます。
ETFも複数の企業に投資するため、株価指数と同じくリスクの低い金融商品です。
ETFのスプレッドは、iFOREXの「取引条件」で確認できます。
仮想通貨のスプレッド一覧
仮想通貨のスプレッドは以下の通り。
仮想通貨 | 最小スプレッド(pips) |
EOS | 191.6 pips |
イーサリアム | 112.8 pips |
イーサリアム(ユーロ) | 101.5 pips |
イーサリアム(日本円) | 121.4 pips |
ダッシュ | 76.4 pips |
ビットコイン | 35.49 pips |
ビットコイン/イーサリアム | 42.48 pips |
ビットコイン/ライトコイン | 142.93 pips |
ビットコインキャッシュ | 1.85 pips |
ビットコイン(ユーロ) | 31.93 pips |
ビットコイン(日本円) | 38.22 pips |
モネロ | 49.3 pips |
ライトコイン | 33.52 pips |
ライトコイン(ユーロ) | 30.16 pips |
ライトコイン(日本円) | 36.1 pips |
リップル | 24.5 pips |
リップル(ユーロ) | 22.04 pips |
リップル(日本円) | 26.38 pips |
仮想通貨は全体的にスプレッドが広く、デイトレードやスキャルピングトレードと相性が悪いです。
またレバレッジも10倍と低く、まとまった利益を出すには、多額の資金が必要となります。個人的に仮想通貨投資はおすすめしません。
仮想通貨のスプレッドは、iFOREXの「取引条件」で確認できます。
スプレッドの確認は、iFOREX取引ツールで行える
iFOREXの取引プラットフォームでは、銘柄のスプレッドが表示されません。銘柄の2つの表示価格を引き算して、スプレッドを計算します。
他の取引ツールだとスプレッドが表示されるのは当たり前なので、このiFOREXのスプレッド仕様はかなり不便です。
iFOREXでスプレッドを確認する手順は以下の通り。
- iFOREXの口座開設ページで口座開設しておく
- iFOREX会員ページにログインする
- 取引画面から銘柄を探す
- 「買い」の価格から「売り」の価格を引き算する
主要通貨のスプレッドは、iFOREXのトップページで確認できます。
ただマイナー通貨ペアやCFD銘柄だと、会員ページにログインして、取引ツールから確認する必要があります。
リアルタイムのスプレッドを瞬時に確認できないのは不便なので、早めに改善してほしいですね。
iFOREXのスプレッド計算方法
iFOREXのスプレッドは以下のように計算します。
- スプレッド=「買い」の表示価格 ー「売り」の表示価格
例えばアメリカドル円だと表示価格は以下の通り。
- 買い:108.389
- 売り:108.382
2つの価格を引き算して、スプレッドを計算します。
- 108.389 – 108.382 = 0.007
クロス円のスプレッドは、小数点第2位が1 pipsとなります。価格差が0.01なら、1 pipsになるわけですね。今回の価格差は0.007なので、スプレッドは0.7 pipsとなります。
ただしクロス円以外の通貨ペアだと計算方法は変わります。その場合は小数点第4位が1 pipsとなるのです。価格差が0.0001なら1 pipsです。
2つ目の例をあげましょう。
アメリカドル円トルコリラの通貨ペアの表示価格は以下の通り。
- 買い:6.68883
- 売り:6.68233
これらの表示価格を差し引くと、
- 6.68883-6.68233 = 0.0065
価格差は0.0065となるため、アメリカドル円トルコリラのスプレッドは65 pipsとなるわけです。
スプレッドの計算は難しそうに見えますが、慣れてしまえば大まかなスプレッドが計算できるようになります。
iFOREXはリアルタイムのスプレッドを表示できないので、表示価格からスプレッドを計算する癖を付けておきましょう。
スプレッドは、iFOREXの「取引条件」で確認できます。
表示価格からのpips計算方法については、こちらの記事が参考になります。
iFOREXのスプレッドを他の海外FX業者と比較(STP口座、USD/JPY)
iFOREXの長所は、アメリカドル円のスプレッドが0.7 pipsと狭いことです。
ではこれを他の海外FX業者と比べて、どれくらい狭いのでしょうか?
参考までに他の海外FX業者のスプレッドと比較してみました。
海外FX業者 | スプレッド(STP口座、USDJPY) |
iFOREX | 0.7 pips |
LAND-FX | 0.8 pips |
GemForex | 1.2 pips |
AXIORY | 1.3 pips |
XM | 1.6 pips |
Tradeview | 1.8 pips |
FBS | 2.0 pips |
やはりiFOREXの0.7 pipsは、他のSTP口座と比べても狭いことがわかりますね。アメリカドル円でデイトレードをするなら、選択肢の1つにしてもいいでしょう。
iFOREXの主要通貨スプレッドは、iFOREXの「トップページ」で確認できます。
iFOREXのスプレッドが狭くなる時間帯
iFOREXでデイトレードやスキャルピングトレードをするなら、スプレッドが狭い時間帯を狙いましょう。
特に取引通貨量の多い時間帯は、スプレッドが狭くなりやすいです。
ここからはiFOREXのスプレッドが狭くなる時間帯を見ていきます。
16時〜18時(日本時間):ロンドン市場が活発に
デイトレードで効率よく稼ぎたいなら、まずはロンドン市場がおすすめ。ロンドン市場は世界で最も取引通貨量の多い市場です。
ロンドン市場では通貨供給量が多くなり、取引も活発になるため、チャートの値動きがなだらかに大きくなります。チャートの動きも予測しやすくなり、トレンドに乗るだけでも利益を出しやすくなります。
ロンドン市場が始まるのは冬時間だと日本時間16時、夏時間だと日本時間15時です。それ以降の時間帯はチャートが多く動くため、ロンドン時間が始まる前にポジションを保有しておきたいですね。
ロンドン市場が始まり、チャートが大きく動いたタイミングで、トレンドに乗って利確する、という手法は割と鉄板です。
主要通貨スプレッドは、iFOREXの「トップページ」で確認できます。
23時〜2時(日本時間):ニューヨーク市場が活発に
FXトレードで大きく稼ぎたいなら、ニューヨーク市場が活発になるニューヨーク時間もおすすめ。
ニューヨーク市場はロンドン市場の次に通貨供給量の多い市場です。チャートの値動きが大きくなるため、デイトレードやスキャルピングトレードで利益が出しやすくなります。
ただニューヨーク市場の活発になる時間帯は、重要な経済指標もたくさん発表され、チャートが予測不可能な動きをすることもあります。特にレンジ相場だと上下に100 pips動くことも珍しくはありません。
うっかり損切りをし忘れると、100〜1,000 pipsもマイナスになることもあるでしょう。
それにニューヨーク時間は日本時間だと真夜中です。トレードに熱中しすぎると、生活リズムを崩してしまうリスクだってあります。
FXトレードと日常生活を両立させたいなら、まずはロンドン市場を狙うのが安全です。
主要通貨スプレッドは、iFOREXの「トップページ」で確認できます。
iFOREXのスプレッドが広くなる時間帯
iFOREXでデイトレードやスキャルピングトレードをするなら、スプレッドが広くなる時間帯は避けましょう。
スプレッドが広いと、取引コストが大きくなり、FXトレードの利益率がダウンするからです。
ここからはiFOREXのスプレッドが広がりやすい時間帯を見ていきます。
経済指標前後
経済指標が発表される前後の時間帯は、トレードは控えましょう。
経済指標が発表される時間帯は、機関投資家やプロトレーダーなどがトレードに参入し、注文回数が非常に多くなります。海外FX業者はサーバーの負担を減らすために、スプレッドを広く設定することもあるのです。
確かに経済指標が発表されるタイミングでは、チャートが大きく動きます。うまくトレンドに乗ることもできれば、1回で100 pips以上稼ぐことも可能でしょう。
ただその動きを予測するのはプロトレーダーですら困難です。経済指標が発表されるタイミングでは、注文は控えましょう。
なお経済指標カレンダーは、iFOREXの「取引プラットフォーム」でも確認できます。ただ表示時間はGMT+0なので、日本時間のGMT+9にすることをお忘れなく。
オセアニア時間(朝4〜8時)
オセアニア時間もトレードは控えましょう。この時間帯は通貨の流通量が少なく、スプレッドが広がりやすいからです。
通貨供給量が多ければ多いほど、スプレッドは狭くなります。例えば通貨供給量の多いアメリカドル円は1 pips前後ですが、供給量の少ないトルコリラだと100 pipsを超えることも珍しくありません。
通貨供給量の少ないオセアニア時間だと、スプレッドの狭いアメリカドル円ですら10 pips前後になります。
スプレッドの狭いタイミングでFXトレードをするなら、ロンドン時間やニューヨーク時間などを狙いましょう。
取引時間は、iFOREXの「取引条件」でも確認できます。
FX市場の開始直後(月曜の朝6〜7時)
FX市場が開始した直後の時間帯も、トレードを控えましょう。この時間帯も取引通貨量が少なく、スプレッドが広がりやすいからです。
iFOREXのトレードが始まる時間は以下の通り。
- 夏時間(サマータイム):月曜 6:05〜
- 冬時間:月曜 7:05〜
朝にFXトレードをするなら、FX市場が開始したから2時間後くらいがおすすめ。その頃には通貨供給量が多くなり、スプレッドも狭くなっているはずです。
取引時間は、iFOREXの「取引条件」でも確認できます。
FX市場の終了直前(土曜の朝6〜7時)
FX市場がクローズする直前の時間帯も、トレードは控えましょう。これも同じ理由で、取引通貨量が少なくなり、スプレッドが広くなるからです。
iFOREXのFX市場がクローズする時間は以下の通り。
- 夏時間(サマータイム):〜土曜 5:00
- 冬時間:〜土曜 6:00
週末明けの月曜日の朝は、チャートが大きく動きます。デイトレードがメインの人は、土曜日の朝までにはポジションを決済しましょう。
取引時間は、iFOREXの「取引条件」でも確認できます。
まとめ:iFOREXのスプレッドはSTP口座の中では狭く、デイトレードにおすすめ
ここまでiFOREXのスプレッドを銘柄ごとに紹介しました。
iFOREXはスプレッドが狭く、特にアメリカドル円のスプレッド0.7 pipsは、他のSTP口座と比べても狭い方です。
ECN口座ではないのでスキャルピングトレードは厳しいですが、デイトレードなら十分な利益を狙いに行きます。
スプレッドが狭ければ狭いほど、取引コストが安くなり、FXトレードの利益率が上がりますからね。スプレッドの広いXM・GemForexからの乗り換え先としては合格点です。
iFOREXのスプレッドは、iFOREXの「取引条件」で確認できます。