iFOREXはゼロカットを導入しています。
ゼロカットとは、口座残高がマイナスになった時に、すぐにゼロにリセットされる仕組みのこと。目的はロスカットと同じく、利用者の資金を守ることです。
口座残高がマイナスになることがないため、追証による借金を抱え、海外FX業者に損失を請求されることもありません。
ただゼロカットが発動すると、資金のほとんどを失うことになります。適正なリスク管理をして、ゼロカットを防ぎましょう。
この記事ではiFOREXのゼロカットとその防ぎ方をわかりやすく解説します。
ゼロカットのルールは、iFOREXの「取引条件→追証なし」で確認できます。
iFOREXはゼロカットを利用できる
iFOREXはゼロカットを導入しており、公式サイトでも明言しています。
念のためiFOREX公式サイトからも引用しておきましょう。
しかし、当社におきましては、どのように為替相場が変動した場合でも、お客様の預け入れ証拠金以上の損失は発生しないよう、従来より「損失限定」「追証ゼロ」サービスを導入しております。
当社の場合、お客様のポジションの損失が証拠金を上回った時点で、すみやかに決済措置を取りますので、たとえ週末をまたいで大きく為替レートが動いた場合であっても、お客様の預け入れ証拠金以上の損失は絶対に発生いたしません。どうぞ安心してお取引ください。
引用部分を簡単にまとめると、「入金額以上の損失は絶対に発生しない」とのこと。
例えばiFOREXに10万円入金したら、100万円の損失を被っても、トレーダーが負担する損失は10万円までです。
海外FXでトレードするなら、必ずゼロカットを採用しているところを選びましょう。そうしないとマイナス分の口座残高を、海外FX業者から請求する恐れがあるからです。
その点でiFOREXはゼロカットを採用しているため、追証による借金の心配はなく、安心してハイリスクなトレードに専念できます。
ゼロカットルールは、iFOREXの「お取引までの手順→追証なし保証」で確認できます。
ゼロカットとロスカットの違いは?
ゼロカットと似た言葉に「ロスカット」があります。
iFOREXでのロスカットとゼロカットの違いは以下の通り。
ロスカットが発動しても、証拠金維持率が0%を下回った段階で決済されるので、最低限の資金は残ります。
それに対しゼロカットが発動すると、口座残高がマイナスからゼロになるだけで、資金は少しも残りません。
ただどちらも多額の資金を失うことには変わりありません。FXトレードの勝率を安定させたいなら、ロスカットもゼロカットも避けましょう。
ロスカットは、iFOREXの「取引条件→追証なし」で確認できます。
ゼロカットのメリット:損失を入金額までに抑えられる
iFOREXのゼロカットを利用するメリットは以下の通り。
- 少ない資金でハイリスクなトレードがしやすくなる
- マイナス残高になっても、追証による借金を請求されなくなる
ゼロカットがあれば、数百万円の損失を出しても、すぐにゼロにリセットされます。トレーダーが負担するのは、自分で入金した金額分だけです。
多額の損失を出しても、追証の借金となって請求されないので、トレーダーの心理的負担も少なくなります。
ちなみに国内FX業者はゼロカットを採用していません。金融庁がトレーダーの損失を補填する行為を禁止しているからです。
ゼロカットを活用したハイリスクトレードをするなら、海外FXがおすすめ。
ゼロカットは、iFOREXの「取引条件→追証なし」で確認できます。
ゼロカットのデメリット:特になし
iFOREXのゼロカットには、特にデメリットはありません。
確かにゼロカットが発動すると、口座残高がマイナスになってしまいますが、これはFXのトレードの損失によるもので、ゼロカットとは関係ありません。
逆にゼロカットを導入していない国内FX業者・証券会社の方が、追証を請求される恐れがあり危険です。
追証による借金のリスクを最小限に抑えたいなら、国内FXではなく、海外FXを利用しましょう。
ゼロカットは、iFOREXの「取引条件→追証なし」で確認できます。
ゼロカットを防ぐためにやるべきこと
ゼロカットが発動すると、口座残高がゼロになり、多額の資金を失います。FXトレードで安定して勝ちたいなら、ゼロカットは避けるべきです。
ここからはゼロカットを避けるためにやるべきことを紹介します。
その1、注文時に逆指値(ストップロス)設定をしておく
ゼロカットを避けたいなら、まずは注文するときに逆指値設定をしておきましょう。逆指値設定をすることで、損失が大きくなったときに、自動でポジションを決済して損切りしてくれます。
損切りの目安はデイトレードなら20 pips、スイングトレードなら40 pipsから60 pipsくらいです。ただiFOREXの取引プラットフォームは、pips単位で損切り設定ができないため、損切りの設定がめんどくさいです。
損切り・利確を自動化させたいなら、AXIORYの「cTrader」という取引ツールがおすすめ。AXIORYは、取引手数料が安くて、サイトデザインが使いやすい優秀な海外FX業者です。
詳しくはAXIORYの「cTrader」をご覧ください。
その2、取引ロット数を少なくする(目安は資金10万円で0.1ロット)
ゼロカットのリスクを下げたいなら、取引ロット数を少なくするのも有効です。
FXトレードの収益・損失は、基本的にpipsと取引ロット数で決まります。取引ロット数が少なければ、収益は少なくなりますが、損失も少なくなるのです。
例えばアメリカドル円で1ロット取引で20 pips損をすれば、20,000円くらいの損失になります。ただこれが0.1ロットだと同じ20 pipsでも、損失は2,000円程度に抑えられるのです。
このように取引ロット数を少なくすることで、損失を少なくし、ゼロカットのリスクを下げることができます。
特に海外FXを始めたての人は、トレードで負けの方が多くなりやすいです。ロット数を少なくして、損失を少なくした方が、生き残れる可能性がアップします。
取引ロット数は、iFOREXの「取引条件→商品詳細」で確認できます。
その3、証拠金維持率500%以上を意識する
ゼロカットを防ぎたいなら、証拠金維持率を高くキープしておくことも重要です。目安としては、デイトレードをするなら500%以上でしょうか。
例えばiFOREXでアメリカドル円を10万通貨保有するのに必要な証拠金は2万8000円。この場合、資金が14万円以上あれば、証拠金維持率を500%以上にできます。
証拠金維持率は、ポジション保有中にiFOREXの取引プラットフォームで確認できます。
まとめ:iFOREXでゼロカットを活用するなら、入金額は少なめに
ここまでiFOREXのゼロカットについて解説してきました。
iFOREXにはゼロカットがあり、口座残高がマイナスになるとゼロにリセットされます。
ただゼロカットが発動すると、口座残高がゼロになるため、資金的に大きなダメージを受けることは間違いないです。
ゼロカットを避けるためにも、最低でも以下の3つは意識しましょう。
- 逆指値設定をしておく
- 取引ロット数を少なくする
- 証拠金維持率を高めにすることを意識する(目安は500%〜1000%)
1番大事なのは逆指値設定。注文時に20 pipsから40 pipsくらいの逆指値を設定しておきましょう。大変動に巻き込まれても、損失を最小限に抑えられます。
逆指値を設定しておくだけでも、ゼロカットのリスクを大きく減らせます。
ゼロカットのルールは、iFOREXの「取引条件→追証なし」で確認できます。