LAND-FXではロスカットは証拠金維持率30%以下、マージンコールは50%以下で発動します。
ロスカットとは、証拠金維持率が一定以下になると、ポジションが強制的に決済させられること。目的はトレーダーの資金保護です。
ではLAND-FXのロスカットラインは他と比べてどうなのでしょうか?
この記事ではLAND-FXのロスカットについてわかりやすく解説します。
ロスカットの仕様は、LAND-FXの「よくある質問」で確認できます。
LAND-FXのロスカットは証拠金維持率30%以下で発動
LAND-FXのロスカットラインは証拠金維持率30%です。
ストップアウトレベル(ロスカット)とは証拠金維持率が30%を割り込む点を差し、その時点に達するとポジションは自動的に強制決済されます。強制決済は損失の大きなものから順に始まります。
引用:LAND-FX FAQ
公式サイトにも書かれている通り、証拠金維持率が30%以下になると、損失の大きなポジションから強制的に決済されてしまいます。
ロスカットを避けたいなら、証拠金維持率はできるだけ高くキープしましょう。
ロスカットの仕様は、LAND-FXの「よくある質問」で確認できます。
LAND-FXのロスカットラインを比較
ではロスカットライン30%は高い方なのでしょうか?
他の業者のロスカットラインと比較してみましょう。
海外FX業者 | ロスカットライン |
LAND-FX | 30% |
XM | 20% |
GemForex | 20% |
AXIORY | 20% |
Tradeview | 100% |
主要な海外FX業者が20%であるのに対し、LAND-FXは30%と若干高めです。
とは言え10%の差はそれほど大きくないので、よほど大きなトレードしない限りは、ロスカットライン30%でも問題ないはずです。
ロスカットラインは、LAND-FXの「よくある質問」で確認できます。
マージンコールは50%以下で発動
LAND-FXのマージンコールは、証拠金維持率50%以下で発動します。
マージンコールレベルとは、証拠金維持率が50%以下になることを差し、その時点でトレーディングターミナルに警告の赤信号が表示されます。
引用:LAND-FX FAQ
マージンコールとは、証拠金維持率が少なくなると表示される警告のこと。
国内FX業者だと新規注文できなくなることが多いのですが、海外FX業者では単なる警告で終わることが多いです。
実際LAND-FXでマージンコールになっても、MT4・MT5で警告されるだけで、取引が制限されることはありません。リスクを許容できるなら、取引ロット数を増やすこともできるでしょう。
とはいえ証拠金維持率50%は資金的に危ない状態です。損失が出ているポジションは決済して、証拠金維持率を回復させましょう。
マージンコールは、LAND-FXの「よくある質問」で確認できます。
ロスカットラインの基礎知識
ロスカットラインとは、ロスカットされる時の証拠金維持率のこと。ロスカットラインはそれぞれの海外FX業者ごとに決められています。
例えばXMやGemForexは20%、LAND-FXは30%、Tradeviewは100%ですね。
ロスカットラインが高かったり低かったりすると、どんな影響があるのでしょうか?
ここからはロスカットラインが与える影響を見ていきます。
ロスカットラインが低いとどうなる?
ロスカットラインが低くなると、以下の影響があります。
- ロスカットされにくくなる
- 含み損をたくさん抱えられるようになる
- 資金が少なくても、トレードしやすくなる
- ロスカット時のダメージが大きくなる
ロスカットラインが低いということは、証拠金維持率が非常に低くなっても、ロスカットされないということ。
含み損をたくさん抱えられるようになり、ハイリスクトレードでの収益が狙いやすくなります。
ただし証拠金維持率が低いときにロスカットされると、FX口座内の資金の大部分を失い、大ダメージを受けることにもなります。
ロスカットラインギリギリのトレードするときは、失っても生活に影響の出ないお金を使いましょう。
ロスカットラインが高いとどうなる?
ロスカットラインが高いと、以下の影響があります。
- ロスカットされやすくなる
- 含み損をあまり抱えられなくなる
- ロスカット時のダメージは比較的小さめ
海外FXで高いレバレッジのトレードをするときは、基本的にハイリスクなトレードとなります。
含み損もたくさん抱えられたほうが収益化のチャンスが広がるため、ロスカットラインが高いことでのメリットは少ないです。
特にTradeviewは、ロスカットラインが100%とかなり高いことで有名。
もともとTradeviewはレバレッジが低く、最低入金額も高いため、資金に余裕のある海外FX上級者向けとなっています。
ECN口座の取引手数料が1ロット5ドルと非常に安く、スキャルピングトレードと好相性。
詳しくはTradeview公式サイトをご覧ください。
ロスカットを防ぐためにやるべきこと
ロスカットが発生すると、含み損が全て現実のものとなってしまうため、多額の損失を被ります。
FXトレードで勝率を安定させたいなら、ロスカットは避けるべきです。
ここからロスカットを避けるためにトレーダーがやるべきことを紹介します。
注文時に逆指値を設定する(⇦最優先)
ロスカットを防ぐためにもっとも有効なのは、逆指値を設定すること。
例えばアメリカドル円で20 pips上がると思ったら、買い注文をするはずです。
それと同時に20 pips下がったときにはポジションを決済するように逆指値で注文しておくのです。読みが外れて100 pips下がったとしても、損失は20 pipsに抑えられます。
FXトレードをするときは、逆指値を設定する癖をつけましょう。自動で損切りをしてくれるため、非常に便利です。
人間の脳は損失を受け入れるのが難しいように設計されています。損切りはできるだけ自動化しましょう。
pipsあたりの損失計算は、XMの計算ツールを使うと便利です。
取引ロット数を少なくする
FXトレードでは含み損が大きくなるほど、証拠金維持率が低くなります。
含み損を小さくしたいなら、まずは取引ロット数を少なくしましょう。トレードの利益は小さくなりますが、損失も小さくなります。
特にFXトレードに慣れていないうちは、損失の方が大きくなりがちです。経験を積んで収益が安定するまでは、取引通貨量は少なめにするのが無難。
目安としては資金10万円なら、0.1ロットから0.3ロットでしょうか。
これが1ロットになると多すぎです。20 pips損をするだけで、2万円失いますからね。少ないロット数で経験を積むのが安全です。
1ロット通貨量は、LAND-FXの「LIVE口座・ECN口座」で確認できます。
レバレッジを低く設定する
資金に余裕があるなら、レバレッジを低くするのもありです。
レバレッジを低くすると、取引ロット数が大きく制限され、ロスカットされにくくなります。
LAND-FXのレバレッジは以下の9種類(ECN口座は最大200倍)。
- 1倍、10倍、25倍、50倍、100倍、200倍、300倍、400倍、500倍
低いレバレッジを設定すれば、ローリスクのトレードも可能です。
ただレバレッジが低くなると、必要証拠金が大きくなり、少ない資金でFXトレードができなくなります。低レバレッジトレードは、資金に余力のある人にのみおすすめ。
レバレッジ変更は、LAND-FXの「マイページ」から行えます。
口座に入金して、証拠金維持率を回復させる(おすすめしない)
FX口座に資金を追加入金しても、証拠金維持率を回復させられます。
証拠金維持率は、資金の安全度を示す指標です。口座の資金が増えれば、安全度が高くなるのは当然でしょう。
ただこの方法は個人的におすすめしません。
トレードに負けて口座に資金を増やすのは、パチンコで負けてさらにお金を突っ込むのと変わらないからです。負けを取り戻そうとすると、相場を大局的に見られなくなり、無茶なトレードに走りやすくなります。
トレードの負けが続いて証拠金維持率が低くなった場合は、トレードの手法やリスク管理を見直しましょう。
口座入金は、LAND-FXの「マイページ」から行えます。
まとめ:LAND-FXのロスカットラインは平均レベル
ここでLAND-FXのロスカットラインを解説してきました。
LAND-FXのロスカットラインは30%で、XMやGemForexの20%と比べると若干高めです。
それでもロスカットライン30%は海外FX業者の中では低い方。ハイリスクなデイトレードをするなら、LAND-FXは選択肢に入ります。
ただロスカットギリギリのハイリスクのトレードは、勝率が安定しませんし、心臓にも悪いです。証拠金維持率は500%以上を維持しつつ、無難なトレードを心がけましょう。
LAND-FXの最大レバレッジは500倍と十分に高いため、1ロットの取引でも十分な利益を狙えます。
ロスカットの仕様は、LAND-FXの「よくある質問」で確認できます。