GemForexの抽選100%入金ボーナスを有効活用するなら、デイトレ系EA「Tiburon EA」での運用がおすすめ。
Tiburon EAは利幅10pips以上のデイトレード系EAなので、XM・GemForexなどスプレッド・スリッページが広い海外FXブローカーでも利益を出しやすいです。
Tiburon EAのメリットはこちら。(データは過去5年間のバックテストから)
- リカバリーファクター8.2、プロフィットファクター4.28と非常に優秀
- 最大ドローダウンも20%と低く、長期運用にも耐えられる
- 月間利益率も8%と優秀(AutoLot=3.0運用時)
- パラメータ「AutoLot」で月利・最大ドローダウンを簡単に調整できる
- GemForexの抽選100%入金ボーナス(要ログイン)と相性がいい
過去5年間のバックテストでのリカバリーファクター、プロフィットファクター、最大ドローダウンのどれもが優秀で、長期的に安定した利益が見込めます。
さらにパラメータの「AutoLot」を調整することでリスクとリターンのコントロールがしやすく、無料EAから有料EAに移行したいEA中級者にもおすすめです。
この記事では高収益デイトレ系EA「Tiburon EA」の使い方・運用方法を解説します。
Tiburon EAのバックテスト成績(過去5年間)
Tiburon EAの過去5年間のバックテスト成績はこちら。
条件は「初期証拠金10,000ドル/スプレッド10/AutoLot=3.0」で、Alpariのヒストリカルデータを使っています。
- リカバリーファクター:8.2
- プロフィットファクター:4.1
- 最大ドローダウン:19.21%
- 勝率:73%
- 平均利益:147ドル
- 平均損失:-98ドル
- 取引回数:3232回(年間646回)
過去5年間の運用でもリカバリーファクターが8.2、プロフィットファクターが4.1と、収益性が非常に高いです。
さらに最大ドローダウンも20%前後で抑えられており、一般的なナンピン・マーチンEAと比べても長期運用時のリスクが低いです。
勝率は70%以上と高めで、かつ平均利益が平均損失を上回っているため、苦手相場でも安定した利益を出しやすいです。
過去5年間のバックテストの数値はどれも優秀で、少なくとも私の知る限りにおいてデイトレ系EAの中では最もトレード期待値が高い逸品です。
XMの3種ボーナス・GemForexの高額ボーナスを安定運用したいなら、Tiburon EAは有力候補です。
Tiburon EAの特徴
ここからはTiburon EAの特徴を見ていきます。
その1:リカバリーファクターが8.2、プロフィットファクターが4.1と優秀
Tiburon EAは過去5年間のリカバリーファクターが8.2、プロフィットファクターも4.1と高く、長期運用しても安定して高い収益力を維持できることがわかります。
リカバリーファクターとは、純利益を最大ドローダウンで割った数値のこと。高ければ高いほど、少ないリスクで大きなリターンを得ていることになります。EAの収益力を測る上で最も重要な指標です。
2つ目のプロフィットファクターは、総利益を総損失で割った数値のこと。こちらも高ければ高いほど、EAの収益力が優れていることになります。リカバリーファクターの次に重要な指標です。
一般的にリカバリーファクターが5.0以上、プロフィットファクターが2.0以上であれば、そのEAは長期的に安定した利益を出せる可能性が高いです。
その点でTiburon EAはどちらの数値も基準を大きく上回っているため、収益性が非常に高いことがわかります。
その2:最大ドローダウンも20%と低く、長期運用にも耐えられる
Tiburon EAの最大ドローダウンは、過去5年間の運用でも20%前後と低めです。
最大ドローダウンとは、資産の最大下落幅のこと。例えば100万円を運用しているときに含み損が最大で50万円になれば、最大ドローダウンは50%となります。
一般的に最大ドローダウンが20%以下なら、そのEAはリスクが低いとされています。その点でTiburon EAは低頻度でマーチンゲールを行うのに、最大ドローダウンが20%と低めに抑えられていることから、他と比べてリスクの低いEAであることがわかります。
これが一般的なナンピン・マーチンEAだと最大ドローダウンが50%を超えることも多く、1年以上の運用で破綻することも珍しくありません。
EAを1年以上で長期運用するなら、なるべく最大ドローダウンが10〜20%のEAを選びましょう。Tiburon EAは「AutoLot=3.0」のデフォルト設定だと最大ドローダウンが20%前後に抑えられるため、EA初心者でも運用しやすい設計になっています。
その3:月間利益率は8%前後と控えめ(AutoLot=3.0)
Tiburon EAは「AutoLot=3.0」で運用すると、月利8%前後になります。高頻度マーチンゲールEAの「Dark Venus」だと月利20%から40%ほどなので、それと比べるとやや控えめですね。
ただ一般的なマーチンゲールEAと違って、Tiburon EAは1年以上の長期運用をしても口座破綻リスクが低いため、100万円以上の資金で高額運用することができます。
例えば100万円運用で月利8%なら、毎月8万円稼げる計算になります。さらにGemForexの抽選100%入金ボーナスを利用して200万円で運用すれば、毎月16万円稼げる計算になります。
利益率は月利8%前後と控えめですが、一般的なマーチンゲールEAと違って破綻リスクが低いのがTiburon EAの良いところです。GemForexの高額ボーナスなどで長期運用するなら、Tiburon EAは有力候補と言えましょう。
その4:「AutoLot」を高くすれば、ハイリスク運用もできる
Tiburon EAでは「AutoLot」というパラメーターを調整することで、運用ロットを高くしてハイリスク・ハイリターンな運用に切り替えることもできます。
例えばデフォルトの「AutoLot=3.0」だと月利8%・最大ドローダウン20%となりますが、この数値を5.0にすることで月利19%・最大ドローダウン30%のややハイリスクな運用ができるわけです。
AutoLotごとの利益率・最大ドローダウンの目安はこちら。(10,000ドル/1年運用時)
AutoLot | 年利 | 月利 | 最大ドローダウン |
1.0 | 24% | 2.0% | 5.9% |
2.0 | 60% | 5.0% | 11.0% |
3.0 | 104% | 8.6% | 20.2% |
4.0 | 158% | 13.0% | 23.4% |
5.0 | 227% | 18.9% | 30.0% |
6.0 | 313% | 26.0% | 39.9% |
7.0 | 418% | 34.8% | 23.3% |
8.0 | 554% | 46.1% | 26.9% |
9.0 | 718% | 59.8% | 30.1% |
10.0 | 921% | 76.5% | 33.5% |
安定運用したいならAutoLotはデフォルトの3.0にしておいた方がいいでしょう。ただもう少しリスクを許容できるなら、AutoLotを5.0にすることで月利19%にすることができます。
AutoLot7.0以降は最大ドローダウンのパーセンテージが少なくなっていますが、これはドローダウン前の口座残高が高いからであって、残高が少ないとドローダウンが40%〜60%を超える可能性も高くなります。
ハイリスク・ハイリターンの運用でも、AutoLotは5.0に抑えておいた方がいいですね。
その5:低頻度でマーチンゲールを行うので、ロットの増やしすぎに注意
Tiburon EAはグリッド系EAですが、月に2、3回の頻度でマーチンゲールも行います。
マーチンゲールとは、トレンドが進むことに逆張りポジション・ロットの両方を増やしていく手法のこと。含み損が大きくなりやすいですが、得られるリターンは大きいです。
ただTiburon EAに1時間足で運用するため、ポジション数も少なくリスクも低めです。
それでも読みを外してしまうと大きな含み損を抱えてロスカットされる危険もあるので、運用ロットを過剰に高くするのは控えましょう。Tiburon EAを長期運用するなら、AutoLotは3.0から5.0に抑えておいた方がいいですね。
その6:利幅が10pips以上と広く、どんなブローカーでも利益を出しやすい
Tiburon EAは利幅が10pips以上と広めなため、XMやGemForexのようなスプレッド・スリッページが広いFXブローカーでも利益を出しやすいです。
逆にこれがスキャ系EAの運用となると、トレードの利幅は5pips前後と少なく、それでいて取引コストは3pip前後に大きくなるため、手数料負けしやすくなってしまいます。
デイトレ系EAは利益率ではスキャ系に劣りますが、トレード1回あたりの獲得pipsが多いため、海外FXブローカーを選ばないのが大きな利点です。
したがってXMの3種ボーナスやGemForexの抽選100%入金ボーナスなどを有効活用するなら、高収益デイトレEAのTiburon EAはおすすめです。
その7:価格は399ドルとやや高め(将来的に値上げあり)
Tiburon EAの販売価格は3月30日時点で399ドル。日本円換算だと5万円ほどですね。
一般的にGogoJungle EAの価格相場が2万円前後なので、5万円のEAだとやや割高になってしまいます。ただTiburon EAは利益率に優れているため、100万円以上の高額運用すれば1ヵ月前後で購入代金は回収できるはずです。
MQL5の人気EAは販売数に応じて値上げされる傾向があります。Tiburon EAも私が買った時は299ドルでしたが、その1、2ヶ月後には100ドル値上げされてしまいました。
MQL5で優秀なEAを見つけたら早めに買っておきましょう。EAは100ドル単位で大幅値上げされるため、もたもたしていると1,000ドルを超えてしまうこともあります。(Night Hunter Proなど)
なおTiburon EAが値上がりしすぎて買えないようなら、第二候補としては「Euphoria MT4」もおすすめ。こちらもリカバリーファクター3.0、プロフィットファクター4.5と優秀で、価格は245ドルとお手頃になっています。
Tiburon EAの設定パラメーター
ここからは「Tiburon EA」で設定できるパラメーターを見ていきます。
sec1:重要な設定
この項目では保有ポジション数やマジックナンバーなどを設定できます。
- Number of orders Max:最大保有ポジション数(デフォルトは「100」)
- Use Fifo Rules:FIROルールを適用する(デフォルトは「false」)
- Allow Sell and Buy at same time:売り・買いポジを同時保有する(デフォルトは「true」)
- Magic Number ID:マジックナンバーの設定(デフォルトは「949494」)
- Order Comment:注文時のコメント(デフォルトは「Tiburon_EA」)
2つ目の「FIFOルール」とは、保有ポジションが常に一定になるよう、新しいポジションを注文したら、古いポジションを決済する手法のこと。ポジションの最大数は1つ目の項目で設定できます。(FIFOルールとは?)
4つ目の「マジックナンバー」は、EA注文時の識別番号です。1口座でEAを2つ以上運用するときは、それぞれのマジックナンバーが重複しないようにしましょう。(マジックナンバーとは?)
sec2:スプレッドフィルター
この項目ではスプレッドフィルターを設定できます。
- Max_Spread:許容スプレッドの最大値(デフォルトは「500=50pips」)
スプレッドフィルターでは、スプレッドが広がった時の許容スプレッドを設定します。
デフォルトは500ポイントに設定されているため、スプレッドが50pips以上になれば、トレードをしなくなります。(MT4では10ポイント=1pips)
デフォルトの50pipsだとほとんど機能しないため、スプレッドの狭い時間帯だけ取引したいなら、スプレッドフィルターは2.0〜5.0pipsくらいで設定しましょう。
具体的にスプレッドがどれくらい開くのかについては、以下のページが参考になります。
sec3:ロット(特に重要な項目)
この項目では取引ロット数を設定できます。
- FixLot:固定ロット(デフォルトは「0.01」)
- AutoLot(put Fixlot = 0):資金のn%でロット設定(デフォルトは「3.0」)
1つ目の「FixLot」は、基準となる取引ロット数のこと。
「Tiburon EA」はマーチンゲールを採用しているため、トレンドが進むにつれて0.01ロット、0.02ロット、0.03ロットとポジションが増えるごとにロットを増やしていきます。
デフォルトでは基準ロットは0.01ロットで固定されているため、資金が1,000ドルでも100,000ドルでも、0.01ロットを基準にトレードを開始します。
2つ目の「AutoLot」は、資金が増えるにつれて、ロットを増やしていく設定のこと。この設定をオンにするには、1つ目の「FixLot」を「0」にする必要があります。
デフォルトでは「AutoLot = 3.0」と設定されており、口座残高が3,000ドル増えるにつれて運用ロットが0.01ずつ増えていきます。例えば口座残高3,000ドルなら開始ロットは0.01ロット、6,000ドルなら0.02ロット、9,000ドルなら0.03ロットとなります。
AutoLotの数値を高くすることで、口座残高あたりの開始ロットが増えるため、ハイリスク・ハイリターンな運用ができるようになります・
AutoLotごとの利益率・最大ドローダウンの目安はこちら。(10,000ドル/1年運用時)
AutoLot | 年利 | 月利 | 最大ドローダウン |
1.0 | 24% | 2.0% | 5.9% |
2.0 | 60% | 5.0% | 11.0% |
3.0 | 104% | 8.6% | 20.2% |
4.0 | 158% | 13.0% | 23.4% |
5.0 | 227% | 18.9% | 30.0% |
6.0 | 313% | 26.0% | 39.9% |
7.0 | 418% | 34.8% | 23.3% |
8.0 | 554% | 46.1% | 26.9% |
9.0 | 718% | 59.8% | 30.1% |
10.0 | 921% | 76.5% | 33.5% |
ローリスクで運用するならデフォルトの3.0でかまいませんが、リスクを許容できるならAutoLotを5.0にすることで月利19%・最大ドローダウン30%のハイリスク運用ができます。
sec4:トレード設定
この項目ではテクニカル指標「RSI・ストキャスティクス」を設定できます。
- Enable RSI Trades:RSIトレードを適用する(デフォルトは「true」)
- RSI Periods:RSIの適用期間(デフォルトは「8」)
- RSI Applied Price:RSIの適用価格(デフォルトは「Weighted Price(高値+安値+終値+終値の1/4)」)
- RSI Up Level:RSIの高値ライン(デフォルトは「60」)
- RSI Down Level:RSIの安値ライン(デフォルトは「40」)
- RSI Timeframe:RSIの適用時間足(デフォルトは「1時間足」)
- RSI_D1_Filter:RSIのD!フィルター(デフォルトは「true」)
- Enable Stochastic Trades:ストキャスティックトレードを適用する(デフォルトは「true」)
- Stochastic Timeframe:ストキャスティクスの適用時間足(デフォルトは「1時間足」)
- K_Period:Kラインの期間(デフォルトは「5」)
- D_Period:Dラインの期間(デフォルトは「3」)
- Slowing:スローイング(デフォルトは「3」)
- Stochastic Method:ストキャスティクスの方法(デフォルトは「シンプル」)
- Stochastic Price:ストキャスティクスの価格(デフォルトは「Low/High」)
テクニカル指標はEA運用の要です。テクニカル指標について熟知していない限り、この項目はあまりいじらないほうがいいでしょう。
うっかり設定を変更してしまいデフォルトの設定がわからなくなったときは、「チャート上で左クリック→エキスパートアドバイザー→設定」からリセットできます。
sec5:タイムフィルター
この項目ではタイムフィルターを設定できます。
- Enable Time Filter:タイムフィルターを適用する(デフォルトは「false」)
- Start Time(hour):トレード開始時間(デフォルトは「0」)
- Stop Time(hour):トレード終了時間(デフォルトは「24」)
タイムフィルターを設定することで、トレードする時間帯を制限できます。
例えば深夜の23時〜24時はスプレッドが広がりやすいため、その時間帯にトレードしないようにすれば、EAの利益率を高めることができます。
深夜帯のスプレッドの広がり具合については、以下のページで計測データが公開されています。
sec6:トレードする曜日
この項目ではトレードする曜日を設定できます。
- Monday:月曜日にトレードする(デフォルトは「true」)
- Tuesday:火曜日にトレードする(デフォルトは「true」)
- Wednesday:水曜日にトレードする(デフォルトは「true」)
- Thursday:木曜日にトレードする(デフォルトは「true」)
- Friday:金曜日にトレードする(デフォルトは「true」)
- Saturday:土曜日にトレードする(デフォルトは「true」)
- Sunday:日曜日にトレードする(デフォルトは「true」)
EAが負けやすい曜日を知っていれば、その曜日にトレードをしないよう設定をすることで、EAの収益性を高めることができます。
sec7:グリッド設定
この項目ではグリッドに関する設定を行います。
- Increase_Amount:ロットの増加率(デフォルトは「1.0」)
- Points distance between Orders:ポジション間の距離(デフォルトは「60=6pips」)
- Open 1 order- 1 bar for Grid:1バーにつき1ポジション(デフォルトは「true」)
1つ目の「Increase_Amount」では、グリッドトレードでのロット増加率を設定できます。
デフォルトの「1.0」だと取引ロット数は「0.01→0.02→0.03」と増えていきます。これを「3.0」にすると、取引ロット数は「0.01→0.04→0.07→0.1」と普段の3倍のペースで増えるようになります。
2つ目の「Points distance between Orders」では、グリッドトレードにおける保有ポジションの距離を設定できます。
デフォルトでは「60ポイント=6pips」と設定されており、間隔が狭いほど取引回数が多くなり、間隔が広いほど取引回数が少なくなります。
3つ目の「Open 1 order- 1 bar for Grid」では、ローソク足1本につきトレード回数を1回に限定します。ローソク足がどれだけ長くなっても、取引回数が1回なら過大なリスクを取らずに済みます。
sec8:損切り・利食い設定
この項目では損切り・利食いの設定を行います。
- MainTP:利食いのポイント(デフォルトは「60=6pips」)
- Close only at bar close:ローソク足の終値で決済(デフォルトは「true」)
- Global Stop Loss:グローバルストップロスを適用する(デフォルトは「true」)
- global stop loss amount each 0.01:0.01ロットあたりのストップロス(デフォルトは「1000」)
- Close Friday:金曜日にポジションを決済(デフォルトは「false」)
- Close Friday Hour:金曜日の決済時間(デフォルトは「23」)
3つ目の「Global Stop Loss」は、損失が一定以上になるとすべてのポジションを損切りする設定。デフォルトの設定だと、運用ロット0.01ロットあたり1,000ドルの損失でストップロスが発生します。
初期運用ロットが0.02ロットなら含み損2,000ドル以上、0.03ロットなら含み損3000ドル以上でストップロスが発生するわけですね。
デフォルトの設定(AutoLot)だと、資金3,000ドルあたり0.01ロットの運用となるため、最大ドローダウンが最大33%を超えると自動的に決済されます。
Tiburon EAでストップロスが発生するのは、トレンドがあまりにも強すぎて1段目ポジションから300pips以上逆行した時くらいです。普通のナンピン・マーチンEAならとっくに破綻しているので、資金が6割残っただけでも「儲けもの」と考えましょう。
EA自動売買ではトレードロジックと並んで決済タイミングも重要な要素です。デフォルトの設定でも安定した利益が出せるため、下手にいじらないほうが良いでしょう。
sec9:チャート設定
この項目ではチャート上に表示される「インフォパネル・トレーディングパネル」を設定できます。
- Show Info Panel:インフォパネルを表示する(デフォルトは「true」)
- Font Size:フォントサイズ(デフォルトは「10」)
- Show Trading Panel:トレーディングパネルを表示する(デフォルトは「true」)
- Font Size Buttons:フォントサイズ(デフォルトは「12」)
具体的にはこんな感じですね。
インフォパネルはマジックナンバーや取引ロット数、スプレッドやエクイティなどを表示します。どれも重要な項目なので、基本的には表示させておいた方が良いでしょう。
トレーディングパネルでは、ロットの調整やポジションの注文・決済、トレードの停止・再開などが行えます。
うっかりボタンを押してしまうと、EAの意図にそぐわないトレードをしてしまうこともあるため、手動でEAを操作する予定がないなら、非表示にしておいた方が良いでしょう。
Tiburon EAの推奨設定
ここからはTiburon EAの推奨設定を紹介します。
通貨ペア:EURUSD(スプレッドが狭いため)
Tiburon EAを安定運用するなら、通貨ペアはEURUSD(ユーロドル)がおすすめ。
EURUSDは基本的にスプレッドが一番狭いため、EA自動売買でも利益を出しやすくなります。
また通貨供給量も多いため急騰・急落が発生しにくく、極端なトレンド相場が発生しにくいメリットもあります。Tiburon EAはグリッドトレードとマーチンゲールを主体にしているため、価格の乱高下が少ないレンジ相場の方が力を発揮しやすいです。
FXでは基本的にスプレッドが狭ければ狭いほど、トレードで利益を出しやすくなります。適用する通貨ペアで迷ったら、まずはEURUSDを選ぶようにしましょう。
時間足:H1(1時間足)
Tiburon EAは1時間足(H1)で運用しましょう。
パラメーターの設定項目がH1運用を前提にしているため、他の時間足で運用すると利益を出しにくくなるからです。
またEAを運用している間は他の時間足に切り替えないでください。EAは適用チャートの時間足でトレードする仕様があるため、他の時間足に切り替えてしまうと1時間足でトレードできなくなります。
入金額:3,000ドル(開発者の推奨残高)
Tiburon EAの推奨口座残高は3,000ドルとされています。3000ドル/0.01ロットで運用することで、最大ドローダウンが10%以下に抑えられ安定運用が可能となります。
1,000ドル/0.01ロットでも運用できますが、最大ドローダウンは17%とやや高くなってしまいます。 XMの5万円ボーナスで10万円運用するなら、相場変動による含み損に気をつけましょう。
いきなり3,000ドルも入れるのが怖いなら、GemForexの抽選100%入金ボーナスを活用しましょう。ボーナス当選日に銀行入金すれば、15万円の入金でさらに15万円のボーナスが得られ、およそ3,000ドル相当の運用ができるようになります。(厳密には36万円必要)
Tiburon EAは低頻度でマーチンゲールを行うため含み損が大きくなりやすく、XMの3種ボーナスやGemForexの抽選ボーナスと相性が良いです。
ただしボーナス口座はスプレッドがやや広くなってしまうため、想定よりも利回りが落ちてしまいます。バックテストで利回りを計算するときは、スプレッドを「20〜30ポイント(2.0〜3.0pips)」に設定しましょう。
AutoLot:3.0〜5.0(月利8%〜19%相当)
Tiburon EAの開始ロット・運用利回りを調整するなら、パラメーター「AutoLot」を活用しましょう。AutoLotは口座残高が増えるにつれて、ロットを自動で増やしてくれる機能です。
例えば口座残高が3,000ドルなら開始ロットは0.01ロット、6,000ドルなら0.02ロット、9,000ドルなら0.03ロットとなります。
そしてAutoLotを3.0に設定しておくことで、口座残高が3,000ドルでも10,000ドルでも最大ドローダウンが20%前後になるロットに調整されるため、リスク管理がしやすくなります。
EAを長期運用するときは、AutoLotなどの複利運用機能を使いましょう。口座残高が増えるごとにロットを再計算してくれるため、完全放置でも適正ロットで運用してくれます。
AutoLotごとの利益率・最大ドローダウンの目安はこちら。(10,000ドル/1年運用時)
AutoLot | 年利 | 月利 | 最大ドローダウン |
1.0 | 24% | 2.0% | 5.9% |
2.0 | 60% | 5.0% | 11.0% |
3.0 | 104% | 8.6% | 20.2% |
4.0 | 158% | 13.0% | 23.4% |
5.0 | 227% | 18.9% | 30.0% |
6.0 | 313% | 26.0% | 39.9% |
7.0 | 418% | 34.8% | 23.3% |
8.0 | 554% | 46.1% | 26.9% |
9.0 | 718% | 59.8% | 30.1% |
10.0 | 921% | 76.5% | 33.5% |
Tiburon EAを安定運用するならAutoLotはデフォルトの3.0がおすすめ。最大ドローダウン20%・月利8%の安定運用ができます。
もう少しリスクを許容できるなら、AutoLotを5.0に増やして月利19%を狙うのも良いでしょう。その場合は最大ドローダウンも30%と高くなってしまいますが、過去5年間のバックテストでは破綻せずに利益を出し続けています。
Tiburon EA運用におすすめのFXブローカー
ここからはTiburon EA運用におすすめの海外FXブローカーを紹介します。
XM:3種ボーナスが使いやすい
Tiburon EAをお試し運用するなら、まずはXMがおすすめ。
XMでは以下の3種類のボーナスがもらえます。
特においしいのが5万円の100%入金ボーナス。XMに5万円口座入金すれば、さらに5万円分のボーナスがもらえて、実質的に10万円の資金で自動売買を始められます。
Tiburon EAの推奨口座残高は3,000ドルですが、1,000ドル運用でも最大ドローダウン17%でなんとか運用はできます。
またXMのボーナスは恒常ボーナスなので、GemForexの抽選ボーナスと違っていつでももらえます。今すぐにTiburon EAをボーナス運用したいなら、XMのボーナスから始めてみましょう。
XMの詳細については、XM公式サイトをチェックしましょう。
GemForex:抽選100%入金ボーナスで高額運用できる
Tiburon EAを3,000ドルで本格運用するなら、高額ボーナスがもらえるGemForexがおすすめ。
GemForexでは抽選で100%入金ボーナスを実施しています。当選日に18万円銀行入金することで、さらに18万円のボーナスがもらえて、実質的に36万円(3000ドル)で運用できるようになります。
抽選ボーナスの当選確率は月2〜3回ほど。まずはGemForexでアカウント登録をしておいて、会員ページで当選結果を毎日確認するようにしましょう。
GemForexはスプレッド・スリッページの広いブローカーです。Tiburon EAは利幅が大きいので赤字になる可能性は低いですが、それでも利回りは想定より少なくなることがあります。
高額運用する前には、バックテストでスプレッドを「20〜30ポイント」に設定して運用益を再計算しておきましょう。
GemForexの詳細については、GemForex公式サイトをご覧ください。
AXIORY:スプレッド・約定力が優秀で、全体的に使いやすい
Tiburon EAの利益率をさらに高めたいなら、海外FXブローカーをAXIORYに切り替えましょう。AXIORYはスプレッド・約定力が優秀なので、GemForexより利益を出しやすくなります。
例えばGemForexのスプレッドはEURUSDで1.5pipです。ここでマイナススリッページを往復0.7pips足して、実質的な取引コストを2.2pipsとします。(情報ソース)
それに対してAXIORYのナノスプレッド口座は、EURUSDのスプレッドが0.3pipsです。ここに取引手数料を往復0.6pips、マイナススリッページを往復0.5pips足して、実質的な取引コストは1.4pipsとなります。(引用データ)
たった0.8pipsの違いと思われるかもしれませんが、取引回数が多くなるほど、運用ロットが大きくなるほど、この0.8pipsを節約する効果は大きくなります。
運用金額が30万円前後ならGemForexでもかまいませんが、100万円以上の高額運用なら取引コストの低いAXIORYに切り替えた方がいいです。
AXIORYの詳細については、AXIORY公式サイトをご覧ください。
HotForex:マイナススリッページが非常に狭い(往復-0.06pips)
EAの利益率を最大限まで高めたいなら、ブローカーはHotForexがおすすめ。
特にHotForexのゼロスプレッド口座は、スプレッド・取引手数料・マイナススリッページのどれもが狭く、取引コストが非常に低いため、どんなEAでも収益力が大幅にアップします。
中でも重要なのはマイナススリッページで、HotForexのゼロスプレッド口座はマイナススリッページが往復-0.06pipsと非常に狭いです。(AXIORYは往復-0.5pips。情報ソース)
マイナススリッページの狭い口座はスキャ系EAで力を発揮しますが、Tiburon EAも年間トレード回数は600回と多いため、取引コストを減らすメリットは大きいです。
HotForexは知名度の低いマイナーなブローカーですが、トレード環境は非常に優秀です。将来的にスキャ系EAをするなら、口座開設しておくことを強くおすすめします。(口座開設ページへ)
HotForexの詳細については、HotForex公式サイトをご覧ください。
まとめ:高額ボーナス運用なら、デイトレEAのTiburon EAがおすすめ
ここまで高収益デイトレ系EA「Tiburon EA」についてわかりやすく解説してきました。
Tiburon EAを運用するメリットはこちら。
- リカバリーファクター8.2、プロフィットファクター4.28と非常に優秀
- 最大ドローダウンも20%と低く、長期運用にも耐えられる
- 月間利益率も8%と優秀(AutoLot=3.0運用時)
- パラメータ「AutoLot」で月利・最大ドローダウンを簡単に調整できる
- GemForexの抽選100%入金ボーナス(要ログイン)と相性がいい
Tiburon EAは過去5年間のバックテストによるリカバリーファクター、プロフィットファクター、最大ドローダウンのどれもが優秀で、長期運用でも安定した利益を出しやすいです。
デフォルトの「AutoLot=3.0」運用でも月利8%になりますが、もう少しリスクを許容できるなら「AutoLot=5.0」に設定することで、月利19%の運用ができるようになります。
また利幅も10pips以上と広めなため、スプレッド・スリッページの広いブローカーでも利益を出しやすく、特にGemForexの抽選ボーナスによる高額運用と相性が良いです。
ただ販売価格は2020年3月段階でも399ドル、日本円で5万円相当になるためやや割高です。購入費用の元を取るなら、100万円以上で高額運用することをおすすめします。