TradersTrustでもEAによる自動売買トレードが可能です。
EA自動売買をするまでの手順は以下の通り。
- TradersTrustの口座開設ページで口座開設する
- VPSを契約する
- VPS内でMT4とEAをダウンロードする
- MT4にEAをインストールする
ただEA自動売買をするには、VPSを契約したり、EAを購入したりと、スマホのトレードと比べてハードルが高めです。
パソコンやサーバーの知識がある人でないと、EAの設定は難しいでしょう。
この記事ではTradersTrustでのEA自動売買のやり方をわかりやすく解説していきます。
TradersTrustでEA自動売買をする手順
ここからはTradersTrustでEA自動売買をするまでの手順をまとめておきます。
その1、TradersTrustで口座開設しておく
TradersTrustでEA自動売買をするには、当然TradersTrustの口座アカウントが必要です。
まだ口座を持っていない方は、TradersTrustの口座開設ページから口座アカウントを作っておきましょう。
またTradersTrustには3種類の口座タイプがあります。
EA自動売買をするなら、プロ口座がおすすめ。
クラシック口座はスプレッドの広がりやすいSTP口座ですし、VIP口座は利用に200万円の入金が必要だからです。
その点でプロ口座は最低入金額は2万円からなので、少ない資金でも手軽にEA自動売買を始めやすいです。
TradersTrustは最大3つの口座が作れます。迷ったらまずはプロ口座から口座開設しましょう。
プロ口座の詳細は、TradersTrustの「口座タイプ」をご覧ください。
その2、VPS(仮想専用サーバー)を契約する
TradersTrustの口座開設が終わったら、次はVPSの契約です。
VPSとは簡単に言うと、オンラインでレンタルできるパソコンのこと。
EA自動売買では24時間パソコンを起動し続ける必要があり、安定した運用のためにもVPSの契約は必須です。
FX向けのVPSとして代表的なものは以下の4つ。
- お名前.comデスクトップクラウド:VPS初心者におすすめ(月額2,000円くらい)
- ABLENET VPS:10日間のお試し期間あり(月額2,500円くらい)
- VULTR(ヴァルチャー):高機能・高コスパの海外VPS
- Contabo(コンタボ):コスパ最強の海外VPS(月額1,000円くらい)
EA自動売買が初めてなら、最初のVPSはお名前.comデスクトップクラウドがおすすめ。
日本最大手のGMOが運営しているため、わからないことがあったりトラブルがあったりしても、丁寧な日本語で対応してもらえるからです。
逆にEA自動売買でのトレードに慣れていているなら、VULTRやContaboなどの海外VPSを使いましょう。運用コストを半分にできます。
TradersTrustでは無料VPSが利用できますが、料金が高い割に使い勝手が良くないので、おすすめしていません。
詳しくはTradersTrustの「無料VPSサービス」をご覧ください。
その3、VPS内にWindowsOSをインストールする
VPSの契約が終わったら、WindowsOSをVPSにインストールします。
ただVPSを契約するときに、WindowsOSつきのプランを契約していた場合は、この作業は不要です。
VPSにWindowsOSをインストールするのは非常に難しいです。よほどパソコンに精通している人でない限り、WindowsOSつきのプランを選ぶのが無難でしょう。
その4、VPS内でMT4をダウンロード・インストールする
次はVPSにログインしてWindowsOSにMT4をインストールします。
VPSにアクセスすると内部のブラウザを利用できるようになります。ブラウザ経由でMT4をダウンロードしてください。
MT4をダウンロードする手順は、大きく分けて以下の2つ。
- MetaTrader公式サイトからダウンロードする
- TradersTrustの「取引プラットフォーム」からダウンロードする
どちらでも構いませんが、TradersTrustのMT4をダウンロードしておいた方が、不具合があったときにTradersTrustからのサポートを受けやすくなります。
なおお名前.comデスクトップクラウドの場合は、すでにVPSの中にMT4がインストールされているので、MT4をダウンロードする必要はありません。
その5、VPS内でEAをダウンロード・購入する
VPS内部のブラウザから、EAをダウンロードします。
EAをダウンロード・購入できる代表的サイトは以下の4つ。
- MQL5:無料EAが豊富で、EAの情報量も多め
- Forex Factory:英語のみで、日本語には非対応
- GogoJungle:日本で人気のEA販売サイト
- システムトレードのテラス:サイトが使いにくい
おすすめはMQL5のフォーラムサイト。無料EAの種類が豊富で、いろいろなEAを試せます。
EAの中には、収益性がないのに高額なものもたくさんあります。ハズレのEAを買わされないためにも、まずは無料のEAを試して、優秀なEAの目利きができるようになりましょう。
優秀なEAの探し方については、こちらの記事をご覧ください。
その6、MT4にEAをインストールする
次はEAのファイルをMT4にインストールします。
EAのインストール方法は以下の通り。
- MT4を起動する
- 「ファイル」の「データフォルダを開く」をクリックする
- 「MQL4」から「Experts」を選択する
- 利用したいEA(ex4/mq4)を「Expertsファイル」に移動させる
- MT4を再起動する
インストールしたMT4で初めてEA自動売買をするなら、オプションから「自動売買を許可する」のチェックボックスにチェックを入れておきましょう。
EAの詳しいインストール方法は、こちらの記事をどうぞ。画像をたくさん使っており、わかりやすいです。
これでTradersTrustでのEA自動売買のセッティング方法は以上となります。
EA自動売買におすすめの海外FX業者
TradersTrustはECN口座の取引手数料が1ロット往復6ドルと低めで、EA自動売買とは相性が良い海外FX業者です。
ただ口座は3つしか作れないため、複数のEAを同時運用したい人とは相性が悪いかもしれません。EA自動売買では、1口座につき1つのEAを使うことを推奨されていますから。
ここからはEA自動売買におすすめの海外FX業者を2つ紹介します。
AXIORY:最大10口座開設でき、同時運用と相性がいい
EA自動売買を本格的にやるなら、まずはAXIORYがおすすめ。
AXIORYでは最大10口座開設できます。EA自動売買では1EAを1口座で運用することが推奨されているので、複数のEAを同時に運用したい人におすすめです。
さらにAXIORYでは口座を長期間放置しても、口座休眠・凍結にならず、口座維持手数料も発生しないため、口座の管理コストもゼロに抑えられます。
そしてAXIORYでは高性能取引ツール「cTrader」が利用できます。
cTraderはFXトレードを快適にする機能がたくさん備わっているため、裁量トレードの成績をあげたい人におすすめ。
詳しくはAXIORY公式サイトをご覧ください。
Tradeview:取引手数料が1ロット往復5ドル
EA自動売買の取引コストを極限まで下げたいなら、Tradeviewもおすすめ。
Tradeviewは取引手数料が1ロット往復5ドルと非常に安く、自動売買の利益率アップに貢献してくれます。
さらにTradeviewでもAXIORYと同じようにcTraderが使えるため、裁量トレードでも利益を出しやすいです。
ただしTradeviewは口座管理が厳しめで、口座休眠・凍結になりやすく、口座維持手数料も50ドルと高めです。(返金可能)
詳しくはTradeview公式サイトをご覧ください。
まとめ:TradersTrustはEA自動売買と相性がいい
ここまでTradersTrustのEA自動売買についてわかりやすく解説してきました。
TradersTrustでのEA自動売買は、以下の手順で行います。
- TradersTrustの口座開設ページで口座開設する
- VPSを契約する
- VPS内でMT4とEAをダウンロードする
- MT4にEAをインストールする
ただTradersTrustでは最大3口座しか作れず、複数のEAを同時に運用する人とは相性が悪いかもしれません。EA運用は1つのEAにつき1口座で行うことが推奨されていますからね。
複数のEAを同時運用したり、たくさんのEAを片っ端から試したりしたいなら、TradersTrustよりもAXIORYの方がおすすめ。
最大10口座作れるため、EA自動売買のテストとも相性がいいです。
AXIORYの追加口座開設は、AXIORYの「MyAxiory」にログイン後に行えます。