TradeviewでFXトレードをするには、まずは口座入金する必要があります。
ただTradeviewの入金方法は種類が多く、最初にどれにするかで迷ってしまう方も多いでしょう。
そこでこの記事ではTradeviewの入金方法や入金手数料、最低入金額、反映時間などを分かりやすく解説することにしました。
入金方法は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
Tradeviewの入金方法
Tradeviewでは大きく分けて以下の3種類の入金方法が使えます。
- 銀行送金
- 決済サービス
- Eウォレット
ここからはそれぞれの分類ごとの入金方法を見ていきます。
Tradeviewの「銀行送金」で入金
まずはTradeviewの銀行入金を見ていきます。
ただTradeviewの銀行送金はどれも海外送金で、入金手数料が高いため、おすすめできないです。
GC PARTNERS(日本円対応)に入金
イギリスのロイズ銀行に送金する方法です。日本円に対応しています。
ただTradeviewの入金ページから行えるのは、入金先の口座の確認のみ。実際の入金手続きは、トレーダーが保有している銀行口座から行う必要があります。
それとロイズ銀行への入金手続きをするには、日本人だとパスポートも必要となります。これはマネーロンダリング対策ですね。
パスポートの入手方法は、以下の外務省のページから確認できます。
GC PARTNERS入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
ScotiaBankに入金
メキシコのスコシアバンクに入金する方法です。
ただ対応している通貨がアメリカドルとメキシコペソのみで、日本円には対応していません。
ScotiaBank入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
banregioに入金
メキシコの地方銀行「banregio」に海外送金する方法です。
対応している通貨はアメリカドルとメキシコペソのみで、日本円は使えません。
banregio入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
BANCO PICHINCHAに入金
エクアドルの民間銀行「BANCO PICHINCHA」に海外送金する方法です。
対応している通貨はアメリカドルのみで、日本円は使えません。
BANCO PICHINCHA入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
Interbankに入金
ペルーの「Interbank」に海外送金する方法です。
対応している通貨はアメリカドルのみで、日本円は使えません。
Interbank入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
BMO(モントリオール銀行)に入金
カナダ五大銀行の1つ「モントリオール銀行(BMO)」に海外送金する方法です。
BMOに入金した資金は顧客分離口座として扱われ、万が一Tradeviewが倒産しても、資金を失うことはありません。
BMOの銀行入金に対応している通貨は、アメリカドル、日本円、ユーロ、カナダドル、スターリングポンドの5種類です。
分離口座の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
BMO入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
Tradeviewの「決済サービス」で入金
ここからはTradeviewでの決済サービスによる入金方法を見ていきます。
CREDIT CARD(クレジットカード)で入金
クレジットカードを使ってTradeviewのFX口座に入金する方法です。最低入金額は100ドル(10,000円)、最大入金額は9000ドル(900,000円)。
対応通貨はアメリカドル、ユーロ、カナダドル、スターリングポンド、ロシアルーブルの5種類で、日本円には対応していません。
ただクレジットカード入金は、出金手続きが煩雑になるためおすすめできません。
入金額と同じ金額だけ払い戻し処理をしてからでないと、他の出金方法も使えなくなるからです。これはクレジットカードの現金化対策と考えられます。
クレジットカード入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
NETELLERで入金
NETELLERはオンラインウォレットサービスの1つです。
最低入金額は100ドル(1万円)、1日あたりの最大入金額は50,000ドル(500万円)。
対応している通貨は、アメリカドル、ユーロ、日本円、カナダドル、スターリングポンド、南アフリカランドの6種類。
Tradeviewで入金するには、口座IDとパスワードが必要なため、事前にNETELLERでアカウント登録もしておく必要があります。
ただNETELLERは数年前に日本市場撤退し、金融庁の認可を得て戻ってきた過去があります。通常利用はできるようですが、海外FXでは使えない可能性も高いです。
NETELLERに登録する前に、現在使えるかどうかをTradeviewのサポートデスクに聞いておくといいでしょう。
NETELLER入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
bitwalletで入金
bitwalletは海外FXトレーダーの間で有名なオンラインウォレットサービスです。特に出金手数料が824円と非常に安いのが特徴。
bitwalletで入金をする際は、Tradeview公式サイトから直接入金手続きを行いましょう。入金手数料4%を節約できます。
大事な注意点が1つ。Bitwalletの会員ページからではなく、Tradeviewの入金ページから手続きをしないと4%の手数料がかかってしまいます。
それとTradeviewでbitwallet出金をすると、1ドル追加の手数料がかかることに注意しましょう。
Tradeviewは海外FX業者の中でも信用度がトップクラスに高いため、bitwalletが使えなくなる可能性は低いです。
bitwallet入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
ecoPayzで入金
ecoPayzはオンラインウォレットサービスの1つ。bitwallet・SticPayに比べると知名度は低めです。
ecoPayzの最低入金額は100ドル(10,000円)、1日あたりの最大入金額は30,000ドル(300万円)です。対応通貨はアメリカドル、ユーロ、日本円の3種類。
デメリットは手数料が高いこと。銀行入金で入金額の最大8.5%、クレジットカード入金で入金額の最大6.0%、為替手数料は2.99%もかかってしまいます。
Tradeviewでの入金にオンラインウォレットサービスを使うなら、まずは入金と出金の手数料が安いbitwalletから利用しましょう。
ecoPayz入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
TradeviewのEウォレットで入金
ここからはTradeviewでのEウォレットによる入金方法を解説します。
upholdで入金
upholdはビットコインで国際送金ができるサービスです。
仮想通貨9種類だけでなく、法定通貨23種類も利用でき、使える通貨の種類が多いことで有名。日本円にも対応しています。
ただupholdからTradeviewの口座に仮想通貨を送るには、事前に仮想通貨を保有しておく必要があります。
仮想通貨を入手するには、仮想通貨取引所でアカウント登録をして、購入する必要もあるため、手続きがめんどくさいです。
仮想通貨を経由することで手数料が安くなるわけでもないので、入出金の労力を減らしたいなら、通常の通貨で入出金した方が良いでしょう。
uphold入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
bitpayで入金
bitpayは仮想通貨を保管できるオンラインウォレットサービスです。
Tradeviewではbitpayを経由して仮想通貨でFX口座に入金ができるわけですね。ただし対応通貨はアメリカドルのみで、日本円は使えません。
bitpayのメリットはスマホだけでなく、パソコンにも対応していること。また日本語にも対応しているため、日本人ユーザにも優しい設計となっています。
ただbitpayは仮想通貨取引所ではないので、仮想通貨を入金するには、事前に仮想通貨取引所で仮想通貨を買っておく必要があります。
bitpay入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
STICPAYで入金
SticPayは海外FXトレーダーに人気のあるオンラインウォレットサービスで、bitwalletの次ぐらいに有名です。
入金額は100ドル(10,000円)で、1日あたりの最大入金額は50,000ドル(500万円)です。
対応通貨は、アメリカドル、ユーロ、日本円、スターリングポンド、オーストラリアドル、カナダドル、中国人民元。他と比べて対応通貨の種類が多いですね。
またSticPayの手数料は、銀行送金だと以下の通り(SticPayの手数料へ)。
- 入金手数料:入金額の2%
- 出金手数料:800円+出金額の1.5%
bitwalletと比べると手数料は高め。Tradeviewではbitwalletが使えるので、手数料の高いSticPayを使うメリットは少ないです。
SticPay入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
fasapayで入金
fasapayはインドネシア発祥のオンラインウォレットサービスです。
対応通貨はアメリカドルとインドネシアルピアの2種類。日本円は使えず、サイトは日本語に対応していません。
入金手数料が0.5%と安く、出金手数料もかからないため、アメリカドルを使うなら送金手数料を安く抑えられます。
ただ公式サイトが日本語に対応していないため、料金の仕組みで思わぬ見落としをするリスクもあります。安全度を優先させるなら、bitwalletの方がおすすめ。
fasapay入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
advcashで入金
advcashは仮想通貨に対応しているオンラインウォレットサービスの1つです。
対応通貨はアメリカドル、ユーロ、ロシアルーブルの3種類で、日本円には対応していません。
advcashの大きな特徴は、リアル・バーチャル2種類のクレジットカードを発行できること。リアル店舗でクレジットカードの支払いに便利そうですね。
ただ入金手数料が4%近くかかるため、bitwallet等と比べると手数料が高額。
さらに公式サイトは日本語にも対応していないため、思わぬ見落としで料金が更に請求されるリスクもありますし、日本語のサポートも受けられない可能性が高いです。
手数料が安くて日本語にも対応しているbitwalletの方が安全といえます。
advcash入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
Help2Payで入金
Help2Payは、東南アジアで使われているオンラインウォレットサービスです。
対応通貨は、ベトナムドン、タイバーツ、マレーシアリンギット、インドネシアルピアの4種類。日本円には対応していません。
さらに入金手数料が4%以上、出金手数料は1.5%以上かかるため、資金を動かすだけでもかなりの手数料をとられてしまいます。
少なくとも日本円で日本口座を使っているなら、このオンラインウォレットを使う必要はありません。
Help2Pay入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
PayRetailersで入金
PayRetailersは、南アメリカのオンラインウォレットサービスの1つです。
対応している通貨はアメリカのドルのみで、日本円は使えません。
サイトは日本語に対応しておらず、日本語の情報もほぼないため、日本人が使うメリットは少ないです。
PayRetailers入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
TransferMateで入金
TransferMateはアイルランド発祥のB2B決済サービスです。
日本円には対応していますが、サイトは日本語に対応していないため、日本人には使いにくいです。入金・出金手数料も明記されておらず、ユーザには優しくない印象でした。
Tradeviewの入出金の手段として使うなら、日本語にも対応しているbitwalletやSticPayの方がおすすめ。
TransferMate入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
Tradeview入金方法のおすすめは「bitwallet」
Tradeviewの入金方法は20種類ほどありますが、ほとんどは日本円や日本語に対応しておらず使いにくいです。
Tradeviewの入金方法の中で1番おすすめなのはbitwallet。
Tradeview経由なら入金手数料を無料にできますし、出金手数料も924円と非常に安いからです(Tradeview口座からbitwalletへの出金で100円)。
さらに利益出金にも対応しているため、入金額以上の出金も可能。
Tradeviewで入金・出金手続きをするなら、bitwalletを選びましょう。最初のアカウント登録が面倒かもしれませんが、長い目で見ると多額の手数料を節約できます。
bitwallet入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
Tradeview入金の基礎知識
ここからはTradeviewの入金に関する基礎知識をまとめておきます。主に入金手数料、反映時間、最低入金額などですね。
Tradeviewの入金手数料
Tradeviewの入金手数料は以下の通り。
入金方法が非常に多いので、カテゴリーごとにまとめました。
入金手数料 | |
銀行送金 | 無料 |
Eウォレット | 無料 |
決済サービス | 無料 |
どれも入金手数料は無料ですが、これはあくまでTradeview側の入金手数料です。
銀行や決済サービス側の入金手数料は別に発生するので注意してください。
入金方法は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
決済サービス・金融機関の入金手数料
金融機関や決済サービス側の入金手数料は以下の通りです。
入金手数料 | |
GC PARTNERS | 調査中 |
ScotiaBank | 調査中 |
banregio | 調査中 |
BANCO PICHINCHA | 調査中 |
Interbank | 調査中 |
BMO | 調査中 |
クレジットカード | 無料 |
NETELLER | 0%〜2.5%(Netellerの入金手数料) |
bitwallet | 無料(bitwalletの入金手数料) |
ecoPayz | 0%〜8.5%(ecoPayzの入金手数料) |
uphold | 0%〜3.9%(upholdの入金手数料) |
bitpay | 500円くらい |
SticPay | 1%〜3.85%(SticPayの入金手数料) |
fasapay | 0.5%(fasapayの入金手数料) |
advcash | 3.99% |
Help2Pay | 4% |
PayRetailers | 調査中 |
TransferMate | 調査中 |
海外銀行送金の入金手数料がどれも「調査中」になっていますが、手数料の相場は3000円から10,000円と見ておいた方が良いです。
海外銀行送金は事務的なコストが大きいため、手数料も高くなりがちです。入金手数料節約したいなら、オンラインウォレットサービスを使いましょう。
ただオンラインウォレットサービスの入金手数料も、サービスごとに異なります。詳細はそれぞれの公式サイトで確認してください。
入金方法は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
Tradeviewの入金反映時間
Tradeviewの入金反映時間は以下の通り。
反映時間 | |
銀行送金 | 1〜3営業日 |
Eウォレット | 即日 |
決済サービス | 即日 |
銀行送金は事務的な作業や審査などもあるため、どうしても時間がかかってしまいます。入金手続きを一瞬で済ませたいなら、オンラインウォレットサービスを使いましょう。
入金方法は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
Tradeviewの最低入金額
Tradeviewの最低入金額は以下の通りです。
最低入金額 | |
GC PARTNERS | なし |
ScotiaBank | なし |
banregio | なし |
BANCO PICHINCHA | なし |
Interbank | なし |
BMO | なし |
クレジットカード | 100ドル |
NETELLER | 100ドル |
bitwallet | 調査中 |
ecoPayz | 100ドル |
uphold | 調査中 |
bitpay | 調査中 |
SticPay | 100ドル |
fasapay | 100ドル |
advcash | 調査中 |
Help2Pay | 100ドル |
PayRetailers | 調査中 |
TransferMate | 調査中 |
海外銀行送金に最低入金額はありませんが、入金額が少ないと、多額の手数料差し引かれて、まともな金額を入金できなくなります。
他のオンラインウォレットサービスでも最低入金額は100ドル。TradeviewでFXトレードを始めるなら、1万円は必要ということですね。
入金方法は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
Tradeviewの入金手順
ここからは実際にTradeviewで入金をするまでの手順をまとめておきます。
手順1、Tradeview公式サイトにアクセスする
まずはTradeviewの公式サイトにアクセスしましょう。
手順2、Tradeview会員ページにログインする
次に画面上部にある「会員ログイン」をクリックし、Tradeviewのログインページに移行します。スマホの場合は、右上のハンバーガーメニューをタップしましょう。
ログインページでは、Tradeviewの口座アカウント番号とパスワードを入力します。
アカウント番号とパスワードは、Tradeviewで口座開設した後に送られるメールには記載されているはずです。
パスワードを忘れてしまったら、Tradeviewのサポートデスクに連絡をしましょう。メールアドレスは以下の通り。
- サポートデスク:japanesesupport@tvmarkets.com
メールのリンクをクリックすると、メーラーが自動で開きます。
手順3、「入出金」タブから入金方法を選択する
会員ページにログインしたら、「入出金」タブをクリックしましょう。
Tradeviewの入金方法は非常に多く、3種類のカテゴリーに分類されています。
- 決済サービス
- Eウォレット
- 銀行送金
3つめの銀行送金は、入金手数料が高く時間もかかり、手続きも煩雑になるため、おすすめできません。Tradeviewで入金するなら、決済サービスかEウォレットのどちらかを選びましょう。
入金方法のおすすめはbitwallet。理由は入金・出金手数料が安く、日本語に対応しており、利益出金も可能だから。
bitwalletは海外FXの入出金方法の中でも有名で、利用者も多いです。数ある入金方法の中で迷ったら、とりあえずbitwalletを選びましょう。
入金方法は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
手順4、それぞれのページから入金手続きを進める
Tradeviewの入金ページで、名前やログインID、入金額などの情報を入力して送信ボタンを押しましょう。
するとそれぞれの決済サービスのページに移行します。移行先のページで入金の手続きを完了させましょう。
まとめ:Tradeviewの入金方法は、bitwalletがおすすめ
ここまでTradeviewの入金方法を解説してきました。
Tradeviewは入金方法がたくさんありますが、大半は日本語や日本円に対応していないので、使える入金方法は限られます。
1番のおすすめはbitwallet。入金・出金の手数料が安いですし、利益出金にも対応しているため、入金額以上の金額を出金できるからです。
さらにbitwalletは日本語にも対応しているため、困った事やわからないことがあっても、日本語でメールを送れば、丁寧な日本語で返信してくれます。
最初にアカウント登録をするのは面倒かもしれませんが、長期的にかなりの手数料を節約できることを考えれば、bitwalletに登録する価値はあるといえます。
bitwallet入金は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。