Tradeviewでは以下の3種類の取引ツールが利用できます。
ではTradeviewでパソコンによるFXトレードをするなら、どの取引ツールを使うべきでしょうか? 結論から言うと、cTraderが1番おすすめです。
この記事ではTradeviewの取引ツール4種類についてわかりやすく解説します。
詳しくはTradeviewの「取引プラットフォーム」をご覧ください。
TradeviewのMT4の特徴
ここからはTradeviewのMT4の特徴を見ていきます。
MT4の特徴を一言でまとめると、自動売買プログラム・インディケーターの種類が多いことです。
MT4のメリット
MT4のメリットは以下の通り。
- EA自動売買プログラムの種類が多い
- インディケーターの種類が多い
- 対応している海外FX業者が多い
デスクトップ版MT4の最大のメリットは、EA自動売買プログラムの種類が多いこと。MT4は利用者が多いため、EAの販売市場も活発です。
そしてMT4とMT5では自動売買プログラムの互換性がないことから、自動売買のためにMT4を使っているトレーダーはまだたくさんいます。
さらにMT4は対応しているインジケーターの種類も多く、自己流でチャート分析をする人にも人気があります。
MT4は対応海外FX業者が多く、ほとんどの海外FX業者で利用できます。MT4を使いこなせれば、そのノウハウを他の海外FX業者でも生かせるわけです。
海外FXが全くの初めてで、どの取引ツールを使えばいいのかわからない人は、とりあえず利用者の多いMT4から使い始めましょう。
MT4は、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で確認できます。
MT4のデメリット
MT4のデメリットは以下の通りです。
- MT5・cTraderと比べると、動作が遅め
- Mac OSには対応していない(エミュレーターを使えば可能)
- チャート上に日本時間を表示できない(専用インディケーターを使えば可能)
- 板情報や経済指標の確認ができない
デスクトップ版MT4のデメリットは、取引ツールとしての基礎性能が低いこと。
後続のMT5と比べると動作が遅いですし、cTraderのようにワンタップ注文や経済指標の確認などができません。
チャートに日本時間を表示する機能もありませんが、これは専用インディケーターをインストールすればできるようになります。
MT4は取引ツールとしての性能が低く、ワンタップ注文や自動損切り設定なども使えません。
FXトレードに慣れて安定した利益が出せるようになったら、MT4を卒業して、cTraderなどの高機能な取引ツールに乗り換えましょう。
MT4は、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で確認できます。
TradeviewのMT5の特徴
ここからはMT5の特徴を見ていきます。
MT5の特徴を一言でまとめると、MT4よりも動作が速いことです。
MT5のメリット
MT5のメリットは以下の通り。
- MT4と比べて動作が速い
- MT4と比べて時間足が多い
- 開発元のアップデート回数が多い
MT5はMT4の後継で、MT4と比べて動作が速くなっているのが特徴です。
それ以外の特徴としては、時間足が増えていることぐらいでしょうか。ただ正直時間足は5分足と1時間足が使えれば充分で、それ以外の時間足が増えても大きなメリットとは言えないです。
またメタトレーダーの開発元はMT5の開発に力を入れており、MT4と比べてもアップデート回数が多いです。アップデートの回数が多くなれば、新しい機能が追加されやすくなり、不具合があってもすぐ修正されるようになります。
パソコンでの裁量トレードがメインなら、MT4よりもMT5の方が相性がいいです。
MT5は、Tradeviewの「MT5ページ」で確認できます。
MT5のデメリット
MT5のデメリットは以下の通りです。
- MT4よりもEA自動売買プログラムの種類が少ない
- MT4よりもインジケーターの種類が少ない
- 対応している海外FX業者の数が少ない
MT5の最大のデメリットは、MT4よりもEA自動売買の種類が少ないこと。
MT5とMT4では自動売買プログラムに互換性がないため、自動売買プログラムにこだわる方は、MT4を使っている人が多いです。インディケーターの種類もMT4の方が多く、取引ツールの販売市場もMT4の方が活発です。
またMT5は対応している海外FX業者が少なく、MT5の設定を他の海外FX業者に引き継ぎにくいのも欠点です。
MT5に対応している海外FX業者の代表は、XM、LAND-FX、Tradeviewあたりでしょうか。
色々な海外FX業者で入金ボーナスをもらったり、追加口座開設でEAをたくさんもらったりする人には、MT5は相性が悪いです。
MT5は、Tradeviewの「MT5ページ」で確認できます。
TradeviewのcTraderの特徴
ここからはデスクトップ版cTraderの特徴を見ていきます。
cTraderの特徴を一言でまとめると、高性能かつ多機能であることです。
cTraderのメリット
cTraderのメリットは以下の通り。
- ワンタップ注文ができる
- 板情報や経済指標が確認できる
- オートチャーティストで相場の動きを予測できる
- 自動で損切り・利食いの設定ができる
- チャート・メニューの配置を自由にカスタマイズできる
- チャート内の標準時間を日本時間に設定できる(UTC+9)
cTraderはFXトレード向けの便利な機能がたくさん詰まった取引ツールです。
まずcTraderではチャートを表示しながらのワンタップ注文が利用できます。即決即断が重要なスキャルピングトレードとは相性が良いですね。
さらにワンタップ注文をしたときに、自動で損切りや利食いの設定もできます。損切りのし忘れで、大きな損を抱えるリスクも避けられます。
またcTraderでは標準時間は日本時間に設定することで、チャート上で日本時間を表示できます。これはMT4・MT5にはない機能です。
他にも便利な機能がたくさんあり、裁量トレードをするなら、取引ツールはcTraderがおすすめです。
cTraderは、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で確認できます。
cTraderのデメリット
cTraderのデメリットは以下の通り。
- 対応している海外FX業者の数が少ない
- 日本人利用者の数も少なく、日本語の情報が出回っていない
- 機能が多すぎて、FX初心者だと使いこなせないことも
- 自動売買も利用できるが、ハードルが高め(ほぼ英語の情報)
cTraderのデメリットをあえて挙げるとすれば、使える海外FX業者の数が少ないこと。
cTraderが使えるまともな海外FX業者はAXIORYとTradeviewくらい。FxProも対応していますが、おすすめできるスペックではありません。
またcTraderは海外のサービスなので、日本人向けのチュートリアルやマニュアルはありません。
日本人利用者が少ないため、ネット上でも日本語の情報が少なめ。わからないことがあっても、自己解決することが求められます。
cTraderはFXトレーダーに慣れている玄人向けの取引ツールといえます。
cTraderは、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で確認できます。
MT4・MT5・cTraderのダウンロード方法
ここからはTradeviewでの取引ツールの使い方・始め方を具体的な手順でまとめておきます。
手順1、Tradeview個人口座申請ページで口座開設しておく
TradeviewでFXトレードをするには、当然Tradeviewの口座アカウントが必要です。
まだ口座アカウントを持っていない方は、Tradeviewの口座開設ページからアカウント登録しておきましょう。
Tradeviewで口座開設するときは、以下の2種類の本人確認書類が必要になるので、事前にスマホで撮影しておくといいですよ。
- 本人確認書類:免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
- 住所確認書類:公共料金の請求書、住民票の写しなど
住所確認書類を早く手に入れたいなら、住民票の写しがおすすめ。マイナンバーカードを持っていれば、コンビニで簡単に発行できます。
マイナンバーカードを持っていない方は、市役所などで発行しましょう。料金は200円くらいです。
確認書類も、Tradeviewの「口座開設ページ」で確認できます。
手順2、口座アカウント番号・パスワードを確認する
Tradeviewでの口座開設が完了すると、口座開設完了のメールが送られてきます。
口座アカウントにログインするには、以下の2つの情報が必要です。
- 口座アカウント番号(半角数字)
- ログインパスワード(半角英数)
メールを掘り返すのが面倒なら、事前にメモを控えておきましょう。
手順3、ダウンロードページから取引ツールをダウンロードする
次はTradeviewの「ダウンロードページ」で、取引ツールをダウンロードします。
ただデスクトップ版の取引ツールは意外と容量が重く、ダウンロードに時間かかります。パソコンに余分なもの入れたくない方は、cTraderのウェブトレーダーを使いましょう。
cTrader口座を持っていれば、Tradeviewの「ダウンロードページ」からすぐにトレードを始められます。
手順4、パスワードを入力して、ログインする
取引ツールを起動すると、ログインを求められます。口座アカウント番号とログインパスワードを入力して、ログインしましょう。
ログインが完了すれば、FXトレードを始められるようになります。
リアルマネートレードをするなら、Tradeviewの会員ページから口座入金もしておきましょう。
まとめ:Tradeviewの取引プラットフォームは、cTraderがおすすめ
ここまでTradeviewの取引ツールを解説してきました。
Tradeviewでは以下の3種類の取引ツールが利用できます。
3つの中で1番おすすめな取引ツールはcTrader。理由は取引ツールとしての性能が最も高いからです。
ほんの一例を挙げるだけでも、以下の機能が利用できます。
- ワンタップ注文できる
- 板情報や経済指標が確認できる
- オートチャーティストで相場の動きを予測できる
- 自動で損切り・利食いの設定ができる
- チャートのカスタマイズを直感的にできる
- チャート内の標準時間を日本時間に設定できる(UTC+9)
パソコンにcTraderをインストールするのがめんどくさいなら、ウェブ版のcTraderを使うのもありです。VPSによる自動売買などはできませんが、それでもパソコン版に劣らない機能を発揮できます。
私もcTraderはスマホ版とデスクトップ版の両方使いましたが、画面の広いデスク版が使いやすかったです。
Tradeviewの取引ツールでどれを使うか迷ったら、まずはブラウザ版のcTraderから試してみると良いでしょう。
ブラウザ版cTraderは、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で利用できます。