海外FXでスキャルピングトレードをするなら、取引手数料の安いTradeviewはおすすめです。
スキャルピングトレードとは、1日に何回もトレードをして利益を出すトレード手法のこと。利幅の目安は1回あたり5 pipsから10 pipsほど。
スキャルピングトレードは取引回数が非常に多いため、取引コストを狭くすることが重要となります。その点でTradeviewは相性がいいんですよね。
この記事ではTradeviewがスキャルピングトレードにおすすめな理由について詳しく説明していきます。
スキャルピングトレードは、Tradeviewの「口座開設ページ」から始められます。
Tradeviewではスキャルピングトレードが可能
Tradeviewではスキャルピングトレードが可能です。公式サイトではきっちりと明言していませんが、多くのトレーダーがスキャル目的に利用しています。
Tradeviewは取引コストが非常に低いため、特にベテランの海外FXトレーダーが多く使っている印象があります。
ただその一方でTradeviewのECN口座は、レバレッジが低い、最低入金額が高い、ロスカットラインが高い、などのデメリットがあり、資金の少ない人には使いにくいです。
海外FXに50万円から100万円ほどの資金を投入でき、スキャルピングトレードの利益率にこだわるなら、Tradeviewは有力候補と言えます。
スキャルピングトレードは、Tradeviewの「口座開設ページ」から始められます。
Tradeviewがスキャルピングトレードにおすすめな理由
ここからはTradeviewがスキャルピングトレードにおすすめな理由を解説します。
理由1、ECN口座の取引手数料が、1ロット往復5ドルと非常に低い
Tradeviewの最大の特徴は、ECN口座の取引手数料が安いこと。取引手数料1ロット往復5ドルは、海外FXの中でも最安値クラスです。
参考までに他のECN口座と比較すると、
これら3つと比べても、Tradeviewの1ロット往復5ドルが低いことがわかります。
そしてスキャルピングトレードをするなら、取引コストを低くすることに専念しましょう。取引回数が多いため、0.1 pipsでもコストを下げることが利益に直結するからです。
スキャルピングトレードは、Tradeviewの「口座開設ページ」から始められます。
ECN口座とは? STP口座との違いについて
念のため補足しておくと、ECN口座とはスプレッドが非常に狭い口座のこと。発注方式にECN方式を使っています。
ECN口座は取引に海外FX業者を通さないため、約定や決済のスピードが非常に早く、スプレッドも狭いのが特徴です。
その一方で海外FX業者は利益を得られないため、ECN口座は冷遇されがちとなります。ボーナスはもらえませんし、レバレッジも低めに設定されています。
したがって、ボーナス目当てでトレードをするならSTP口座、取引コストを極限まで低くしたいならECN口座を選ぶといいでしょう。
理由2、スキャルピングトレード向け取引ツール「cTrader」が使える
Tradeviewがスキャルピングトレードにおすすめな理由の2つ目。それは取引ツール「cTrader」が使えること。
cTraderはECN口座でのスキャルピングトレードに特化した取引ツールで、約定・決済のスピードが非常に速いのが大きな特徴。
またワンタップ注文にも対応しているため、ボタンを押せばすぐ注文できます。MT4と違って操作に手間取らず、一瞬で注文を済ませられるのは快適ですね。
スキャルピングトレードはわずかなpipsを稼ぐトレード手法であるため、トレードの速さが重要となります。ワンタップ注文ができるcTraderは、スキャルピングトレードと相性が良いのです。
cTraderは、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で確認できます。
理由3、約定・決済のスピードが速い
またTradeviewは他の海外FX業者と比べて、約定・決済のスピードが非常に速いことも特徴的です。
私もcTraderを使ったことがありますが、注文ボタンを押した瞬間に約定してくれるため、確かにスキャルピングトレードとは相性が良さそうです。
逆に約定・決済のスピードが遅いと、スリッページやリクオートが発生し、数ピップス単位の損失を抱えることもあります。
1回や2回くらいなら気になりませんが、100回も200回も取引をすると、積み上がって大きな損失になります。
したがって取引回数の多いスキャルピングトレードをするなら、取引ロスが少ないTradeviewはおすすめです。
スキャルピングトレードは、Tradeviewの「口座開設ページ」から始められます。
Tradeviewでスキャルピングトレードをするデメリット
ここまでTradeviewがスキャルピングトレードにおすすめな理由を解説していましたが、その一方でデメリットも存在します。
デメリットを一言でまとめると、資金の少ない人には使いにくいことでしょうか。
ここからはTradeviewでスキャルピングトレードをするときのデメリットを紹介します。
デメリット1、レバレッジが200倍と低め(cTrader口座なら400倍に引き上げられることも)
TradeviewのECN口座は、最大レバレッジ200倍と低めです。
参考までに他のECN口座と比較してみましょう。
これら3つと比べてもTradeviewのレバレッジ200倍は低めですね。
レバレッジが低ければ低いほど、必要証拠金がたくさん必要になり、資金の少ない人がFXトレードをするのが難しくなります。
資金の少ない人がスキャルピングトレードをするなら、AXIORYのナノスプレッド口座がおすすめ。XMのECN口座はレバレッジ500倍と高いですが、取引手数料が高くおすすめできません。
ただTradeviewのcTrader口座は、口座開設した後に資金が少なければ、レバレッジを200倍から400倍に引き上げてもらえることもあります。
Tradeviewで400倍に引き上げられなかった場合のみ、AXIORYのナノスプレッド口座を検討しましょう。
ナノスプレッド口座は、AXIORYの「取引条件→口座タイプ」で確認できます。
デメリット2、最低入金額が10万円と高め
またTradeviewECN口座の最低入金額は10万円と高額に設定されています。
参考までに他のECN口座の最低入金額と比較すると、
やはりTradeviewの10万円は高い方ですね。
Tradeviewは取引コストこそ優秀ですが、最低入金額やレバレッジなどのハードルを高く、資金が少ない人には使い勝手が良くないです。
10万円の小額の資金でスキャルピングトレードするなら、AXIORYのナノスプレッド口座がおすすめ。最低入金額が2万円と低めです。
ナノスプレッド口座は、AXIORYの「取引条件→口座タイプ」で確認できます。
デメリット3、最小取引単位は0.1ロット(1万通貨)
TradeviewのECN口座の最小取引単位は0.1ロット。これは1万通貨に相当します。
TradeviewのXレバレッジ口座であれば0.01ロット(1,000通貨)から取引ができますが、ECN口座は0.1ロット(1万通貨)からの取引となります。
最小取引単位が少ないと、小額トレードができなくなります。資金の少ない海外FXトレーダーやEA自動売買のテストに使う人には使いにくいでしょう。
最小取引単位の0.01ロットで取引をしたいなら、AXIORYのナノスプレッド口座の方がおすすめです。
ナノスプレッド口座は、AXIORYの「取引条件→口座タイプ」で確認できます。
デメリット4、ロスカットラインは100%と高め
Tradeviewのロスカットラインは100%。
XM・GemForex・AXIORYの20%と比べると、かなり高めです。
ロスカットラインが高いと、含み損をあまり抱えられず、ロスカットされやすくなり、ハイリスクのトレードがしにくくなります。資金の少ない人には辛いでしょう。
ロスカットギリギリでスキャルピングトレードをするなら、TradeviewよりAXIORYの方がおすすめ。ロスカットライン20%なので、Tradeviewよりはロスカットされにくいからです。
AXIORYのロスカットは、AXIORYの「取引条件→ゼロカットとロスカット」でも確認できます。
補足:資金が少ないなら、AXIORYの「ナノスプレッド口座・cTrader」の方がおすすめ
ここまでTradeviewのECN口座のデメリットを紹介してきましたが、
- レバレッジが低い
- 最低入金額が高い
- 最小ロット数が大きい
など、資金の少ない人への負担が大きくなるものばかりです。
Tradeviewは取引コストを下げてトレード環境を整える代わりに、資金量の少ないトレーダーを締め出している一面もあります。
少ない資金でスキャルピングトレードをするのなら、TradeviewよりもAXIORYの方がおすすめです。
特にAXIORYのナノスプレッド口座はECN口座で、スプレッドが狭め。取引手数料も1ロット往復6ドルと、Tradeviewには劣りますが、狭い方です。
ナノスプレッド口座は、AXIORYの「取引条件→口座タイプ」で確認できます。
Tradeviewでスキャルピングトレードするなら、おすすめはcTrader口座
Tradeviewでは以下の6種類の口座タイプを選択できます。
- MT4 ECN口座
- MT4 STP口座
- MT5 ECN口座
- MT5 STP口座
- cTrader
- バイキング
裁量トレードでスキャルピングトレードをするなら、おすすめの口座タイプはcTrader口座。
cTraderは他の取引ツールと比べて注文・決済のスピードが非常に速く、スキャルピングトレードと相性が良いからです。
さらにスマホ版でもチャートを見ながらワンタップ注文ができるため、即決即断が求められるスキャルピングトレードにはぴったりといえます。
cTraderは、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で確認できます。
まとめ:Tradeviewは取引手数料が低く、スキャルピングトレードと相性バツグン!
ここまでTradeviewとスキャルピングトレードについて解説しました。
Tradeviewがスキャルピングトレードと相性の良い理由については、
- ECN口座の取引手数料が1ロット往復5ドルと安い
- スキャルピングトレードと相性の良いcTraderが使える
- Tradeview自体の注文・決済スピードが非常に速い
などが挙げられます。
Tradeviewは取引コストが非常に低いことから、ベテランの海外FXトレーダーの間でも人気があります。資金に余力があるなら、Tradeviewは最有力候補です。
ただその一方でレバレッジが低い、最低入金額が高いなどのデメリットもあり、資金の少ない人だとTradeviewのECN口座は使いにくいです。
資金の少ない方がスキャルピングトレードをするなら、AXIORYのナノスプレッド口座がおすすめ。取引手数料が1ロット往復6ドルと安いですし、cTraderにも対応しているからです。
ナノスプレッド口座は、AXIORYの「取引条件→口座タイプ」で確認できます。