海外FXの世界にも、さまざまな手数料が存在します。取引手数料や入金手数料、出金手数料、口座維持手数料などですね。
「国内FXでは無料のサービスが、海外FXでは有料だった」というケースもよくあります。海外FXを使うなら、手数料も把握しておかないと安心できませんよね?
そこでこの記事は、XMで発生する様々な手数料をわかりやすく解説することにしました。
具体的には取引手数料、入金手数料、出金手数料、口座維持手数料の4つに言及します。
XMの手数料などは、XM公式サイトでも確認できます。
XMの口座ごとの取引手数料
XMの取引手数料は以下の通り。
- スタンダード口座・マイクロ口座:無料
- XM Zero口座:10ドル/1ロット(10万通貨)
これだけだとわかりにくいので、それぞれの口座の取引手数料をもっと詳しく解説します。
スタンダード口座・マイクロ口座:取引手数料は無料
XMのスタンダード口座・マイクロ口座では取引手数料は無料。
FXトレードするごとに、海外FX業者にスプレッドを支払います。国内FXと同じですね。
ただXMのスプレッドは、アメリカドル円で平均1.6 pips。海外FX業者の中では平均レベルですが、国内FX業者の平均(0.3 pips)と比べると高いです。
まとめると、スタンダード口座とマイクロ口座では取引手数料が無料だけど、スプレッドは若干広めということです。
XMの取引手数料は、XMの「口座タイプ」で確認できます。
XM Zero口座:取引手数料は1ロット(10万通貨)10ドル
XM Zero口座では、1ロット(10万通貨)あたり10ドルの手数料が発生します。
XM Zero口座の発注方式はECNです。スプレッドが極端に狭い代わりに、取引手数料が別に発生します。
XM Zero口座のスプレッドは、アメリカドル円で0.1 pips。取引手数料の1ロット10ドルを加えても、実質的なスプレッドは1.1 pipsとなります。スタンダード口座の1.6 pipsと比べて、スプレッドが0.5 pipsも狭いことがわかりますね。
XM Zero口座はスプレッドが極端に狭いため、スキャルピングトレードと相性が良いのです。
そのかわり入金ボーナスがもらえず、ロイヤリティプログラムにも参加できず、CFD取引も利用できません。
XMの取引手数料は、XMの「口座タイプ」で確認できます。
他の海外FX業者との取引手数料を比較(ECN口座)
XM Zero口座はECN口座なので、スプレッドが非常に狭く、スキャルピングトレードと相性がいいです。
ECN口座とは、スプレッドが極端に狭い代わりに、取引手数料が発生する口座のこと。
ECN口座はXM以外にも存在します。主要な業者は以下の通り。(カッコ内は1ロット手数料と最大レバレッジ)
XMのECN口座は、他と比べて手数料が高いですね。
ECN口座でトレードするなら、Tradeview、AXIORY、TitanFXの3社が優秀です。
ただこれら3つの海外FX業者では入金ボーナスがもらえません。資金の少ない人は、まずXMスタンダード口座で入金ボーナスをもらいつつ、資金を増やしましょう。
XMのボーナスは、XMの「プロモーション」で確認できます。
XMの入金手数料
XMの入金手数料は以下の通り。
- 国内銀行送金:銀行側で108円〜
- クレジットカード・デビットカード:無料(一部のカードは使えない)
- bitwallet:銀行送金は入金額の1%、クレジットカードは4〜5%
- SticPay:銀行送金は入金額の1%、クレジットカードは3.85%
- ビットコイン:無料(現在は使えない)
- 海外銀行送金:無料(出金手数料が超高い)
この中でおすすめの入金方法は、国内銀行送金(銀行入金)。
入金額以上の出金ができ、セキュリティも万全で、サービスが突然制限されるリスクがないからです。
クレジットカードやデビットカードも無料で入金できますが、入金額以上の出金ができません。
bitwalletは手数料が安いのですが、2019年4月から利益出金ができなくなりました。SticPayも同じく利益出金ができません。
XMで入金するなら、入金方法は銀行入金がおすすめ。利益出金ができます。
入金方法は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
ログイン前に確認したいなら、こちらの記事をご覧ください。
XMの出金手数料
XMの出金手数料は以下の通り。
- 国内銀行送金:受け取り銀行側で3,000円〜5,000円
- クレジットカード・デビットカード:返金処理のため無料
- bitwallet:824円(利益出金できない)
- SticPay:出金額の1.5%+800円(利益出金できる)
- ビットコイン:無料、ただし換金の手数料は発生する
- 海外銀行送金:4,000円〜8,000円
おすすめの出金方法は銀行出金。利益出金に対応しており、セキュリティも万全だからです。
それに対しクレジットカード、デビットカード、bitwallet、SticPayは利益出金できません。消去法で考えて、出金方法は銀行出金がおすすめです。
出金方法は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
ログイン前に確認したいなら、こちらの記事をご覧ください。
XMの口座維持手数料(90日間利用がなければ、毎月5ドル)
XMの口座は、90日間利用していないと休眠口座になります。
口座が休眠状態だと、毎月5ドルの口座維持手数料を差し引かれます。使わなくなった口座とはいえ、毎月500円の手数料が発生するのは痛いですね。
休眠口座を復活させる方法は、口座内の資金を動かすこと。
入金したり出金したり、FXトレードしたりすれば、休眠状態から復活します。
XM口座を使う予定がまだあるなら、90日おきにトレードをして、口座を休眠させないようにしましょう。
XMの口座休眠・凍結は、XMの「会員ページ」で確認できます。
残高がゼロのまま90日経過すると、口座凍結に
XMでは口座残高がゼロの状態で90日間放置すると、凍結口座になります。
休眠口座と凍結口座の違いは以下の通りです。
- 休眠口座:口座を90日間放置。口座は復活できる
- 凍結口座:口座残高ゼロの状態で、90日間放置。口座は復活できない
XMで口座を凍結させられてしまうと、二度と復活できません。新しく取引を始めたいなら、口座を作り直しましょう。
リアル口座の開設は、XMの「口座開設ページ」から行えます。
XMの手数料は安くて、おすすめ!
XMは海外FX業者の中でもまともです。利用者が気軽に利用できるよう、手数料も低く抑えられています。
銀行入金だと1万円以上で入金手数料が無料に、銀行出金でも2万以上で手数料が無料になります。手数料が無料になりやすいのも、XMの良いところです。
ただしECN口座の手数料は1ロット10ドルと高め。本格的にスキャルピングトレードするなら、もっと手数料の安い業者を選びましょう。
それでもXMには最大50万円の入金ボーナスや、日本人利用者が多いことによる安心感もあります。
XMの手数料などは、XM公式サイトで確認できます。