XMは海外FX業者の中でも最大手です。最初に海外FXをするなら、まずはXMを選べば間違いないでしょう。
ただそれでも国内FXと海外FXはまったくの別物。
初めて海外FXをする人にとっては、分からないことだらけです。
この記事では、XMで取引を始める方法についてわかりやすく解説していきます。
XMでのFXトレードは、XMの「口座開設ページ」から始められます。
スマホ・タブレットでの取引方法
まずはスマホ・タブレットでXMを始める方法から。
基本的にはMT4/MT5/XMアプリでトレードを行います。
XMで口座開設する
最初にXMの口座開設ページにアクセスします。
自分の名前や住所、利用する銀行等をローマ字で入力するため、ちょっとめんどくさいです。所用時間は5分〜10分ほど。
口座開設が終わると、ログインIDとパスワードが記載されたメールが送られます。
ID・パスワードは取引ツールや会員ページへのログインで必要になるので、メールは削除しないでください。
口座有効化をする
XMでリアルトレードをするには口座有効化も必要です。
2種類の確認書類をアップロードしましょう。
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 住所証明書(健康保険証、公共料金の利用明細など)
確認書類のアップロード・口座有効化は、XMの「会員ページ」から行います。
アプリをインストールする(MT4/MT5がおすすめ。公式アプリは微妙)
口座開設が終わったら、XMの「取引プラットフォーム」からMT4・MT5をダウンロードします。
スマホ・タブレットの場合は、MT4/MT5のアプリをダウンロードしてください。
MT4とMT5の主な違いは以下の通り。
アプリでは自動売買が使えないため、動作の早いMT5がおすすめ!
XMはオリジナルアプリも用意していますが使い勝手は微妙です。特にこだわりがなければ、取引ツールはMT5を選びましょう。
MT4・MT5アプリの詳細は、XMの「プラットフォーム」で確認できます。
アプリにログインID・パスワードを入力する
MT4/MT5アプリを起動すると、XMのログインIDとパスワードの入力が求められます。
ログインIDとパスワードは、XMで口座開設した後のメールに記載されています。
メールが見つからない方は、XMのサポートデスクに問い合わせましょう。
FX口座に入金する
口座入金は、XMの会員ページから行います。
主な入金方法は以下の通り。
- 国内銀行送金(おすすめ)
- 海外銀行送金
- クレジットカード・デビットカード
- bitwallet
- SticPay
- ビットコイン(現在は利用不可)
この中でいちばんおすすめなのは国内銀行送金。利益出金に対応しており、セキュリティも万全で、使い勝手もいいからです。
逆にクレジットカードやbitwalletは利益出金に対応していないため、出金するときに不便です。
国内銀行送金のデメリットは、出金手数料が3,000〜5,000円と高額なこと。しかし手数料の安い住信SBIネット銀行や楽天銀行を使えば、手数料を節約できます。
入金方法は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
ログインせずに確認したいなら、こちらの記事をご覧ください。
パソコンでの取引方法
パソコンでの取引の始め方も、スマホ・タブレットと同じ。
プラットフォームがアプリではなくソフトウェアになります。
XMで口座開設する
まずはXMの口座開設ページから口座開設を行います。
ただ名前や住所、銀行情報をローマ字で入力するのは面倒ですよね。
そんな時は「JuDress」や「君に届け!」などのローマ字変換サービスを使えば、入力作業が捗ります。
口座開設が終われば、ログインIDとパスワードが記載されたメールが送られます。
口座有効化を行う
口座開設が終わったら、次は口座有効化です。これをしないとXMで本番トレードができません。
口座有効化はXMの会員ページから行います。口座IDとパスワードを入力してログインしましょう。
パソコンで口座有効化するときも、本人確認書類のアップロードが必要です。
一番手っ取り早いのは、スマホで確認書類を撮影し、GoogleフォトやiCloudで転送する方法でしょうか。
取引ツール「MT4・MT5」をダウンロードする(Mac OSも対応)
次はMT4/MT5のダウンロードです。
取引ツールのダウンロードは、XMの「プラットフォーム」から行います。
MT4とMT5の違いは以下の通り。
自動売買がメインならMT4、裁量トレードメインで動作の快適さを求めるならMT5を選びましょう。
取引プラットフォームの詳細は、XMの「プラットフォーム」で確認できます。
ログインID・パスワードを入力する
MT4/MT5を起動したら、ログインIDとパスワードを入力します。
どちらもXMで口座開設した後に送られたメールに記載されているはずです。
メールが見つからない方は、XMのサポートデスクに問い合わせましょう。
FX口座に入金する
FX口座への入金は、XMの会員ページから行います。
XMの入金方法は国内銀行送金(銀行入金)がおすすめ。理由は4つ。
- 利益出金に対応(入金額以上を出金できる)
- セキュリティが万全
- 突然サービスが制限されるリスクが低い
- ネットサービスの管理が煩雑にならずに済む
デメリットは出金手数料が3,000〜5,000円と高いことですが、手数料の安い銀行口座を使えば緩和できます。
入金方法は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
取引の注意点
海外FXと国内FXはまったくの別物。
国内FXと同じ感覚で海外FXを使うと、痛い目を見るでしょう。
ここからは海外FXを始めるにあたって注意すべき点をまとめておきます。
最初の入金額は10万円から
XMでトレードを始めるなら、最初の入金額は10万円で十分です。
最大レバレッジが888倍と非常に高いため、わずかな資金でも大きな利益を狙えるからです。逆にいきなり100万円も入れる方が危険!
レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金は少なくなります。
例えば、アメリカドル円1万通貨を注文する時、レバレッジごとに必要な証拠金は以下の通り。
- レバレッジ888倍のXM:1,200円
- レバレッジ25倍の国内FX:45,000円
レバレッジ888倍のXMなら、資金10万円の状態で3万通貨注文しても、証拠金維持率は2,700%。かなり余裕がありますね。
このようにレバレッジが高いと、必要証拠金が少なくなり、わずかな資金でも十分戦えるのです。
必要証拠金を計算する時は、XMの「計算ツール」を使うと便利です。
注文ロット数は0.1ロット(1万通貨)から
XMの最大レバレッジは888倍。資金10万円なら、理論上は80万通貨ほど保有することも可能。
ただし80万通貨保有すると、20 pips損するだけで、16万円も失うことになります。
レバレッジの高さは諸刃の剣。通貨量が多ければ多いほど、利益も損失も大きくなるのです。
確かにレバレッジが高ければ、通貨量を増やして大きな利益を狙えます。ただFXトレードに慣れていない人が通貨量を増やしても、資金の大半を失うだけ終わります。
最初の取引通貨量は0.1ロットが無難です。そして資金が増えて余裕が出てから、ロット数を増やせばいいのです。
ロットあたりの損失額は、XMの「計算ツール」で計算できます。
ストップロス(逆指値)は必ず設定しよう
FXトレードをするときは、必ず逆指値(損切り)設定をしましょう。
逆指値を設定することで、損失が一定以上になった時に、自動で決済してくれます。損切りの判断は苦痛を伴うので、なるべく自動化した方がいいですよ!
特に経済指標の前後は、チャートが大きく動きます。運が悪ければ、1,000 pipsも損をすることもあるでしょう。
ストップロスを設定し忘れて、損失が無制限に広がってしまい、口座の資金がすべて溶けてしまう。FXの世界ではよくある話です。
FXで資金を一瞬で失いたくないなら、ストップロス(逆指値)設定をする癖をつけましょう。
経済指標は、XMの「FXを学ぶ→経済指標カレンダー」でも確認できます。
アプリはEA自動売買に対応していない
XMの取引プラットフォーム「MT4」は、EA自動売買に対応しています。(EAは自動売買プログラムの一種)
EA自動売買を上手く活用すれば、あなたが寝ている時でも仕事をしている時でも、ツールが自動でFXトレードをしています。
スマホやタブレットのMT4アプリは、EA自動売買に対応していません。パソコンのダウンロード版のMT4を使いましょう。
ただMT4のEA自動売買はFX上級者向けです。収益性の高いEAの目利き、EAの損切り、VPSの契約などの高度なスキルが要求されます。FXを始めたての人は手を出さないほうがいいでしょう。
EA自動売買の始め方については、こちらの記事をご覧ください。
まとめ:海外FXは始めるまでが大変
ここまでXMの取引の始め方をわかりやすく説明しました。
口座開設するときは名前・住所・銀行のローマ字入力が面倒ですが、自動変換ツールを使えば労力を節約できます。(JuDress、君に届け!など)
プラットフォームについては、スマホならMT5アプリ、パソコンで自動売買をするならMT4がおすすめ。
取引ツールのダウンロードは、XMの「プラットフォーム」から行えます。
ただXMの取引ツールは、XMで口座開設していないと使えません。
口座開設は、XMの「口座開設ページ」から行ってください。