XMの出金方法には、銀行出金、クレジットカード、bitwallet、SticPayがあります。
中でも一番おすすめなのは、銀行出金。利益出金ができ、セキュリティも万全だからです。
ただ海外FXを利用するなら、出金に関する理解は深めておいた方がいいです。
この記事ではXMの出金方法・出金手数料・出金時の注意点などを詳しく述べていきます。
XMの出金方法は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
XMの出金方法は4種類
XMでは現在4種類の出金方法が利用できます。
それぞれの特徴が理解しやすいよう、比較表にしてまとめました。
出金方法 | 利益出金 | 出金手数料 | 最低出金額 | 着金時間 |
国内銀行送金 | できる | 無料(注1)(注2) | 10,000円 | 2〜5営業日 |
クレジットカード | できない | 無料 | 500円 | 最大2ヶ月 |
bitwallet | できない | 無料(注3) | 500円 | 即時 |
SticPay | できない | 無料(注4) | 500円 | 即時 |
- (注1):出金額2万円以下だと、XM側で手数料が3,000円かかる
- (注2):銀行側で送金手数料とリフティングチャージが3,000円ほどかかる
- (注3):銀行出金の手数料は824円
- (注4):銀行出金の手数料は600円+2.5%
最新情報は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
ここからはそれぞれの出金方法の特徴を見ていきます。
銀行送金による出金(おすすめ)
銀行出金は、XMの出金方法の中で1番おすすめ。
利益出金ができる上に、セキュリティも盤石で、サービスが突然停止するリスクもないからです。
また国内銀行送金による出金なので、手数料も200円〜300円くらいに安く抑えられます。これが海外銀行送金だと3,000円〜7,000円は取られますからね。
注意点として出金額が2万円以下だと、XM側の出金手数料3,000円も発生します。
銀行出金は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
クレジットカード出金
XMではクレジットカードで出金もできますが、利益出金には対応していません。
例えばクレジットカードで10万円入金して、資金を15万円まで増やしたとします。
クレジットカードで出金できるの10万円までで、残りの5万円は銀行出金になります。
利益出金するときに2つの出金手段を使うため、クレジットカード出金は使いにくいです。快適に出金するなら、銀行出金がおすすめ。
クレジットカード出金は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
bitwallet出金(利益出金できない)
bitwalletは、海外FXトレーダーの間で人気なオンラインウォレットサービスです。
出金手数料が824円と非常に安く、銀行出金よりも手数料を安く抑えます。
ただ2019年4月からbitwalletでは利益出金できなくなっています。おそらくマネーロンダリング対策でしょう。
FXで得た利益を出金するなら、利益出金できる銀行出金がおすすめ。
bitwallet出金は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
STICPAY出金(利益出金できない)
SticPayはbitwalletと同じくオンラインウォレットサービスです。ただbitwalletよりも知名度が低く、手数料も高め。
以前はSticPayでは利益出金できたのですが、2019年6月あたりからできなくなりました。オンラインウォレットサービスは不正に使われやすいからでしょう。
オンラインウォレットサービスは手数料が安く便利ですが、規制でサービスが改悪されるリスクがあります。
出金手続きをスムーズに行うなら、出金方法は銀行出金がおすすめ。
SticPay出金は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
XMでは現在使えない出金方法(2019年)
XMでは現在bitcoin出金とiAccount出金が使えません。
ここからはそれぞれの出金方法を詳しく見ておきます。
ビットコイン出金(利用できない)
以前のXMではビットコイン出金に対応していました。
ただビットコイン出金するには、事前にビットコインで入金している必要があり、さらにウォレットアプリも用意しておく必要があります。
ビットコインで入出金するのは、手間がかかるためおすすめできません。
XMで入金・出金の手続きをするなら、国内銀行送金が無難でおすすめです。
他の出金方法は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
iAccount出金(利用できない)
iAccountは、海外FX向けのオンライン決済サービスです。
ただbitwalletよりも手数料が高く、利用者はそこまで多くありません。
2019年5月あたりから、XMではiAccountのサービスを停止しています。
オンラインウォレットサービスを使うなら、bitwalletが無難です。利益出金もするなら、出金方法は銀行出金を選びましょう。
他の出金方法は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
XMの出金に関する基礎知識
ここからはXMの出金手数料・最低入金額・反映時間をまとめておきます。
XMの出金手数料
XMの出金手数料は少しややこしいです。XMでの手数料は無料ですが、出金先の銀行で手数料が発生するからです。
XMでの実質的な出金手数料は以下の通り。
出金方法 | 実質的な手数料 |
国内銀行送金 | 200円〜300円 |
クレジットカード | 無料 |
bitwallet | 824円 |
SticPay | 600円+2.5% |
出金手数料は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
XMの最低出金額
XMの最低出金額は以下の通り。
出金方法 | 最低出金額 |
国内銀行送金 | 10,000円 |
クレジットカード | 500円 |
bitwallet | 500円 |
SticPay | 500円 |
国内銀行送金の最低出金額は1万円ですが、出金額2万円以下だと手数料が発生します。
それ以外の出金方法だと最低出金額500円からで、手軽に出金手続きができます。
最低出金額は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
出金の反映時間
XMで出金処理が反映されるまでの時間は以下の通り。
出金方法 | 着金時間 |
国内銀行送金 | 2〜5営業日 |
クレジットカード | 最大2ヶ月 |
bitwallet | 即時 |
SticPay | 即時 |
オンラインウォレットサービスは、出金がすぐに反映されるのが魅力です。
銀行出金だと2営業日ほどかかることがありますが、インターネットバンキングだと30分ほどで済ませられるケースもあります。
クレジットカードの出金手続きは払い戻し処理となるため、時間がかかることが多いです。基本的には数週間、長ければ2ヶ月待たされることもあります。
反映時間は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
おすすめは銀行送金。メリット・デメリットは?
ここまでXMの出金方法をいくつか紹介してきました。中でも1番おすすめなのは銀行送金による出金です。
メリット1、利益出金ができる
XMの銀行出金は利益出金に対応しています。
利益出金とは、入金額以上の出金を行うこと。
例えばXMで10万円を入金し、資金の20万円まで増やしたとしましょう。この時に20万円出金すると、利益出金を10万円行ったことになります。
しかしクレジットカードやデビットカード、bitwallet、SticPayは利益出金ができません。
以前はbitwalletで利益出金が可能でしたが、2019年の4月からできなくなりました。SticPayも同様にXMでは利益出金できなくなっています。
XMで利益出金するなら、銀行出金が1番安全です。
XMの口座出金は、XMの「会員ページ」でログイン後に行えます。
メリット2、出金先として安定しており、利用停止のリスクが低い
海外FXは規制の厳しい業界です。便利だったウォレットサービスが突然使えなくなることもあります。
例えばXMではbitwalletに利益出金ができなくなり、AXIORYでもbitwalletが使えなくなりました。
この手のサービスは手数料が安く、使い勝手がいいのですが、規制で突然使えなくなるリスクもあるのです。
それに対し銀行ならセキュリティも盤石で、突然使えなくなるリスクも低いです。着金手数料やリフティングチャージは高額ですが、安全面のメリットは銀行のほうが上です。
海外FXトレードを安全に楽しみたいなら、出金先は銀行を選びましょう。
XMの口座出金は、XMの「会員ページ」でログイン後に行えます。
メリット3、資金管理が楽
bitwallet・SticPayなどのオンラインウォレットサービスは確かに便利です。手数料が安いですし、アメックスやダイナースカードの入金にも対応しています。
しかしウォレットサービスを使うことは、銀行口座を1つ余分に持つようなもの。ネットサービスに疎く、パスワード管理が苦手な人には、ウォレットサービスの管理はめんどくさく感じるはずです。
出金手数料を安くしたいなら、ウォレットサービスを使ってもいいでしょう。
ただ資金管理をシンプルにしたいなら、多少手数料が高くなっても、銀行出金を選びましょう。
XMの口座出金は、XMの「会員ページ」でログイン後に行えます。
デメリット1、出金額2万円未満だと手数料3,000円
XMで銀行出金するとき、出金額が2万円未満だと、XM側で3,000円の手数料が発生します。(銀行側の着金手数料は別に発生する)
XMでの出金手数料を無料にしたいなら、出金額が2万円以上になるよう調整しましょう。
こまめに出金しすぎないことが大切です。出金するなら、50万〜100万をまとめて出金するのが理想です。
XMの口座出金は、XMの「会員ページ」でログイン後に行えます。
デメリット2、出金が反映されるまでに2〜5日かかる
XMの銀行出金は、オンラインウォレットサービスよりも反映が遅いです。
ウォレットサービスだと1時間で反映されるのに対し、銀行出金だと2〜5日ほどかかることがあります。さらに年末年始だと1〜2週間かかることもザラです。
XMで銀行出金するときは、時間に余裕を持たせるようにしましょう。
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出金におすすめな銀行口座
ここからは銀行送金におすすめの口座を2つ紹介します。
住信SBIネット銀行
海外FXと日常生活で口座を兼用するなら、住信SBIネット銀行がおすすめ。
理由は、ATM出金手数料が無料になりやすいからです。普通に使っていれば、毎月2〜5回は出金手数料が無料になります。
また外貨の受け取り手数料は2,500円、リフティングチャージを入れても3,500円程度くらいで、メガバンクよりも手数料を安く抑えられます。
海外FXの銀行口座で迷ったら、とりあえず住信SBIネット銀行を選びましょう。
楽天銀行
楽天市場や楽天カードを使っているなら、楽天銀行もおすすめ。
楽天カードの会員ステージによってATM出金手数料が無料になり、さらに楽天ポイントも付与されるからです。
また外貨の受け取り手数料も2,450円と、他のメガバンクよりも安いです。ただしリフティングチャージは明記されていないのでご注意ください。
楽天ポイントを稼ぎたいなら、楽天銀行はおすすめです。
XMで出金先に利用できない銀行
XMでは以下の銀行を出金先として指定できません。
- ゆうちょ銀行
- じぶん銀行
- みずほ銀行(インターネット支店のみ)
- ジャパンネット銀行
- 新生銀行
- セブン銀行(SWIFTコードがない)
銀行側が海外送金の受け取りに対応していないからです。
ゆうちょ銀行は手数料が安いだけに、海外FXで使えないのは残念ですね。
海外FXの出金先口座は、手数料の安い住信SBIネット銀行か楽天銀行を選びましょう。
出金時の注意点は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
XMの出金手順
XMの出金手順は以下の通り。
- XMの「会員ページ」にアクセスする
- 口座IDとパスワードを入力して、ログインする
- 会員ページの灰色ボタン「資金の出金」をクリックする
- 出金方法を選択する(銀行出金、クレジットカード、bitwallet、SticPay)
- アカウント情報・出金額を入力する
- 手続き完了のメールが届く
XMはサイトデザインがわかりやすいため、直感的に操作できるはずです。
ただし銀行出金するときは、初回だけ銀行の住所などをローマ字で入力する必要があります。
住所を英語表記にするのが面倒なら「JuDress」「君に届け」などの変換サービスを使うと便利です。
XMの口座出金は、XMの「会員ページ」でログイン後に行えます。
XMで出金するときの注意点
ここからはXMで出金するときの注意点について述べておきます。
海外FXで出金できないケースを避けるためにも、しっかりと読んでおきましょう。
入金額までの出金は、入金時と同じ経路になる
海外FXでは基本的に入金経路と出金経路を同じにする必要があります。(出金優先手順)マネーロンダリングを防止するためでしょう。
例えばクレジットカードで5万円入金した場合、出金経路も5万円までは同じクレジットカードの払い戻しとなります。
5万円を超えた部分は利益出金となるので、銀行送金で出金します。
そのためクレジットカードで入金して、銀行で出金すると行ったことはできないのです。海外FX業者を悪用して、クレジットカードの現金化はできないということですね。
出金の注意点は、XMの「トップページ→よくある質問」で確認できます。
出金すると、出金額と同じ割合だけボーナスが消滅する
XMのボーナスは、出金すると同じ割合だけ消滅してしまいます。
例えば10万円の口座資金と5万円のボーナスがあるとしましょう。この時5万円を出金すると、ボーナスも同じ割合50%の2.5万円分だけ消えてしまいます。
資金を全額出金すれば、ボーナスも全てなくなります。FX口座にボーナスが残っている場合は、なるべく出金は控えましょう。
ボーナスの注意点は、XMの「プロモーション」で確認できます。
一部の銀行は出金先に選べない
一部の銀行は、XMの出金先として利用できません。
- ゆうちょ銀行
- じぶん銀行
- みずほ銀行(インターネット支店のみ)
- ジャパンネット銀行
- 新生銀行
- セブン銀行(SWIFTコードがない)
入金には使えますが、出金には対応していないのです。
海外FXの出金先口座は、手数料の安い住信SBIネット銀行か楽天銀行を選びましょう。
出金時の注意点は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
証拠金維持率150%以下になる出金はできない
XMではポジションを保有していても出金できますが、証拠金維持率150%以上であることが条件となります。
含み損を抱えていて証拠金維持率が150%以下なら、ポジションを決済してから出金しましょう。
証拠金維持率は、ポジション保有中に「MT4・MT5」で確認できます。
XMで出金拒否される原因
XMで出金拒否されることは稀です。
出金できない場合は、以下のケースが考えられます。
- ボーナス出金しようとしている
- XMの取引ルールに違反している
- 銀行出金以外で利益出金しようとしている
- 出金先の銀行口座の情報を間違えている
- 出金できない銀行を利用している(ゆうちょ銀行、新生銀行など)
出金をスムーズに済ませたいなら、最初のうちは銀行出金が無難です。
出金方法は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。
まとめ:XMは出金手数料が安く、使いやすい
ここまでXMの出金方法や出金手数料について詳しく述べてました。
XMでは多様な出金方法が利用できましたが、最近ではウォレットサービスが利益出金できなくなったりと、使い勝手が悪くなっています。
資金を安全に出金したいなら、出金方法は銀行出金がおすすめ。
XMの出金方法は、XMの「会員ページ」でログイン後に確認できます。