EAクラックサイトの使い方・ダウンロード方法・おすすめクラックEA

EAを無料で入手したいなら、EAクラックサイトを活用しましょう。クラックされた市販EAを無料・口座縛りなしでダウンロードでき、EAの購入費用をゼロに抑えられます。

クラックサイトの収益は海外FXブローカーのアフィリエイト(IB/Introducing Broker)から成り立っています。広告量が非常に多いため、uBlock Originのような広告ブロッカーが必須です。

クラックEAはGogoJungleLET’S REALのような口座縛り、あるいはMQL5 EAのようなアクティベーション制限もありません。デモ・リアルを問わず2つ以上の口座で好きなだけ運用できます。

この記事ではEAクラックサイトの使い方、ダウンロード方法、おすすめEA・運用口座を解説していきます。

EAの利回りは月利3%前後と控えめです。もっと大きく稼ぎたいなら裁量トレードの方がおすすめ。(裁量トレードの始め方

目次

代表的なEAクラックサイト

まずは代表的なEAクラックサイトを紹介していきます。広告の量が非常に多いので、WebブラウザにuBlock Originなどの広告ブロッカーをインストールしておきましょう。

ForeXCracked(拡張子:zip)

ForeXCrackedは、ブログ形式のEAクラックサイトです。

バックテストの情報量等は控えめですが、長い文章でトレードロジックなどを解説しており、オリジナルコンテンツの割合が多めです。

圧縮ファイルの拡張子がzipなので、WindowsOSの標準機能で解凍できます。専用の解凍ソフトをダウンロードする必要はありません。

また投稿ページのコメントが解放されており、実際にEAを使った人が感想を書いたり、質問したりしています。EAがうまく動作しないときは解決に役立つでしょう。

ダウンロードリンクをクリックするとすぐにダウンロードが始まり、FX PROSYSTEMS.comのように20秒待たされることもありません。

デメリットはバックテストの情報量が少ないこと。メジャーなEAをダウンロードするなら、まずはFX PROSYSTEMS.comでバックテスト情報を見ておくといいでしょう。

ForeXCrackedの公式ページはこちら。

FX PROSYSTEMS.com(拡張子:rar)

FX PROSYSTEMS.comは、情報量が多めなEAクラックサイトです。

まず記事内でEAのトレードロジックを簡単に説明しているため、リスクの高いグリッド・マーチンゲールEAか、低リスクな単一ポジションEAか判別しやすいです。設定パラメーターなども細かく記載されているため、初めてEAを使う人には簡易な説明書にもなります。

複数通貨ペアで長期間のバックテストも行なっているため、有効証拠金グラフを見れば稼げるEAなのか判断しやすいです。

ウェブサイトも広告ブロック対策はしておらず、uBlock Originを使ってもWebサイトは閲覧できます。ただ広告ブロッカーは内部記事のバナー画像リンクには対応していないので、左クリックメニューの「要素をブロック」で個別に対応する必要があります。

EAのダウンロード方法も簡単で、赤色のダウンロードボタンをクリックして20秒待ってから、ダウンロードのテキストリンクをクリックすれば、EAの圧縮ファイルをダウンロードできます。

注意点は、圧縮ファイルの拡張子が「rar」であること。rarファイルはWindowsOSの標準機能では解凍できないため、rar対応解凍ソフトを窓の社でダウンロードする必要があります。(無料解凍ソフト一覧

解凍ソフトを入れずに済ませたいならForeXCrackedの方がおすすめ。こちらはファイル拡張子がzipなので、WindowsOSの標準機能で解凍できます。

FX PROSYSTEMS.comの公式ページはこちら。

Not And Or(拡張子:zip)

Not And Orは、中国系ドメインのEAクラックサイトです。公開されているクラックEAの種類が10,000以上と非常に多く、EAクラックサイトの中でも最大規模です。

トップページはトレードロジックごとにスキャEA、トレンドEA、グリッドEA、マーチンゲールEAなどで区分されており、欲しいトレードロジックのEAを探しやすくなっています。

さらにEAのソートがダウンロード数の高い順になっているため、収益性が高くて人気のあるEAを見つけやすいです。

以前はGoogle Chromeにてスパムサイト扱いされていて、外部リンクをクリックすると赤い警告画面が表示されていたのですが、2023年12月以降は問題は解決されています。

Not And OrはクラックEAの種類こそ多いですが、公開情報はパラメーターとバックテスト画像など必要最小限です。バックテストの情報が少ないため、優秀なEAを見つけるには十分な時間をかける必要があります。

Not And Orの公式ページはこちら。

おすすめクラックEAは「Waka Waka EA」

運用するクラックEAは、グリッド・マーチンゲールEAの「Waka Waka EA」がおすすめ。

マーチンゲールEAは破綻リスクが高いとされていますが、こちらは過去5年以上破綻せずリアルフォワードで利益を出し続けています。(MQL5「Waka Waka EA 商品ページ」

リアルフォワード成績は、MQL5シグナル・Myfxbookでそれぞれ確認できます。

MQL5シグナルのフォワード成績はこちら。

Myfxbookのフォワード成績はこちら。

トレードロジックはオセアニア系通貨ペア(AUDCAD・NZDCAD・AUDNAD)によるグリッド・マーチンゲール。15-30pips間隔で逆張りポジションをエントリー、ロット倍率は前回ポジションの1.5倍、利確は加重平均で10pipsとなります。

オセアニア系通貨ペア(AUDCAD・NZDCAD・AUDNAD)は、ゴールド・ドル円・ポンド円と比べてボラティリティが控えめで、強いトレンドを形成にくく、マーチンゲールEAの破綻リスクを低めに抑えられます。

利益率は月利3%前後、最大ドローダウンは25%前後です。グリッドEAは苦手相場だと100pips以上の含み損を抱えますが、利確は10pips前後と浅めなため、裁量トレードよりもリスクリワードは悪いです。

クラック版「Waka Waka EA」はクラックサイトからダウンロードできます。

ForeXCrackedのダウンロードリンクはこちら。

FX PROSYSTEMS.comのダウンロードリンクはこちら。

クラックEAの使い方・設定方法

ここからクラックEAの使い方を解説していきます。

手順1:VPS(仮想専用サーバー)に接続する

まずはお手持ちのデバイスから、VPSにログインしましょう。

VPS(仮想専用サーバー)とは、オンラインでレンタルできるパソコン環境のこと。24時間EAを稼働し続けるなら必須のサービスです。まだの方はこれを機に契約しましょう。

月額有料VPSのおすすめはこちら。

VPSを契約したら、お手持ちのデバイスから接続します。接続方法はWindowsOSとそれ以外とで2種類あります。

WindowsOSの場合は、そのままWindowsメニューから接続します。(WindowsOSでの接続方法

スマホ・タブレット・macOSの場合は、App Store・Google playからリモートデスクトップアプリをダウンロードして、アプリ経由でVPSに接続します。(macOSでのVPS接続方法

リモートデスクトップアプリは「Microsoft リモートデスクトップ」がおすすめ。マイクロソフト純正アプリなので不具合が生じにくいです。(Mac版iOS版Android版

またVPS接続するときには、ユーザ名・IPアドレス・ログインパスワードを入力する必要があります。これらの情報はVPS契約後に送られてくるメール、あるいはVPS業者の会員ページで確認できます。

手順2:VPS内部のWebブラウザからEAをダウンロードする

VPSにログインしたら、VPS内部のウェブブラウザからクラックEAをダウンロードします。

その前にウェブブラウザに広告ブロッカーをインストールしておきましょう。EAクラックサイトは海外FXの広告量が非常に多く、そのままだとサイトを閲覧しにくいからです。

採用する広告ブロッカーはuBlock Originがおすすめ。広告ブロッカーの中でも広告除去性能がトップクラスですし、無料でダウンロードできます。(uBlock Origin 公式ページ

広告ブロッカーをインストールしたら、クラックサイトからEAをダウンロードしましょう。

代表的なEAクラックサイトはこちら。

  • ForeXCracked:コメント欄のレビューが参考になる(ダウンロード遅延なし/zipファイル)
  • FX PROSYSTEMS.com:バックテストの情報量が多め(20秒待ちあり/rarファイル)
  • Not And Or:クラックEAの種類が豊富(zipファイル)

この中ならForeXCrackedがおすすめ。圧縮ファイルの拡張子がzipなので、WindowsOSの標準機能で解凍できます。またコメント欄に利用者のレビューもあるため、そのEAの有効性・使用感などを確認できます。

バックテストの情報量が欲しいなら、FX PROSYSTEMS.comもおすすめ。ただこちらは圧縮ファイルの拡張子がrarなので、WindowsOSの標準機能では解凍できず、専用の解凍ソフトをダウンロードする必要があります。

3つ目のNot And OrはクラックEAの種類こそ非常に多いですが、バックテストや利用者レビューなどの情報が少ないため、EAの検証に時間がかかってしまいます。

最初に使うクラックEAは、Waka Waka EA(ForeXCracked版)がおすすめ。過去5年以上リアルフォワードで利益を出し続けている優秀なグリッド・マーチンゲールEAです。

手順3:ダウンロードした圧縮ファイルを解凍する

クラックEAの圧縮ファイルをダウンロードしたら、解凍ソフトで解凍します。

圧縮ファイルの拡張子がzipであれば、WindowsOSの標準機能で解凍できます。拡張子がrarだと標準機能では解凍できないため、専用の解凍ソフトをダウンロードする必要があります。

rar対応の解凍ソフトは、窓の社で無料ダウンロードできます。(無料解凍ソフト一覧

解凍ソフトのダウンロードは、VPS内部のWebブラウザから行いましょう。圧縮ファイルの解凍・EAの設置はVPS内部で行うからです。

圧縮ファイルの解凍方法はソフトウェアによって異なりますが、WindowsOSならダブルクリック・右クリックメニューの「解凍」から行うことが多いです。

手順4:クラックEAをMT4に設定する

圧縮ファイルを解凍したら、中にあるEX4ファイルをデスクトップ版MT4に組み込みます。

EX4ファイルとは、MT4で動作するデータ形式のこと。ソースコードであるMQ4ファイルをコンパイルすると、EX4ファイルになる。(EX4ファイルとMQ4ファイルの違い

まずは解凍したファイル内にあるEX4ファイルをコピーしておきます。

次にデスクトップ版MT4を開き、画面上部メニューの「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックします。これでMT4内部のデータに干渉できるようになります。

次は「MQL4」ファイルをクリックします。

その中の「Experts」ファイルをクリックします。

「Experts」ファイル内に先ほどコピーしたEX4ファイルを貼り付けます。

デスクトップ版MT4を再起動すれば、画面左の「ナビゲーター」にコピペしたEAが表示されます。あとはEAを通貨ペアチャートにドラッグ&ドロップすれば設定は完了です。

EAが正常に稼働していれば、チャート右上にニコちゃんマークが表示されます。

困った顔をしている場合は、EAがうまく稼働していないため原因を調査しましょう。(MT4でEAが動かない時のチェックリスト

EA自動売買を始める:XMで口座開設AXIORYで口座開設Tradeviewで口座開設

クラックEA運用におすすめの海外FX口座

ここからはクラックEA運用におすすめの海外FX口座を紹介していきます。

XM KIWAMI口座(MT4)

Waka Waka EAのようなグリッド・マーチンゲールEAを運用するなら、まずはXM KIWAMI口座がおすすめ。

KIWAMI口座はスワップフリーなので、深夜帯にポジションを持ち越してもスワップポイントが発生しません。 グリッド・マーチンゲールEAはポジション保有期間が1週間を超えることもあるため、スワップフリー口座を使ったほうが取引コストを節約できます。

最近はKIWAMI口座でスワップフリー取り消しになるケースがTwitterで見かけられますが、勝率がそれほど高くないグリッド・マーチンゲールEAを小ロットで運用するだけなら、その可能性は低いです。

高収益トレーダー・アービトラージ利用者はスワップフリー取り消しになりやすい。

またXM自体もレバレッジが1000倍と非常に高く、運用ロットが大きくても必要証拠金を低めに抑えられます。マーチンゲールEAはポジションが6段を超えると証拠金維持率が圧迫されやすくなるので、レバレッジの高い口座を使ったほうがロスカットされにくくなります。

さらにXMはアービトラージ利用者をこまめに追い出しているため、資金枯渇のリスクも低く、出金拒否・出金遅延にもなりにくいです。EAは資金100万円以上で高額運用することが多いため、財務基盤の安定しているFXブローカーを使った方がいいです。

マーチンゲールEAを運用するなら、レバレッジ1000倍+スワップフリーのXM KIWAMI口座から使ってみましょう。

KIWAMI口座の詳細は、XM「取引口座タイプ」で確認できます。

AXIORY ナノ口座(MT4)

Waka Waka EAのようなグリッド・マーチンゲールEAを低リスク運用するなら、AXIORY ナノ口座もおすすめ。

AXIORYの最大レバレッジは400倍で、XMの1000倍ほど高くはありません。それでも国内FXブローカーの25倍よりは高いため、マーチンゲールEAを低リスク運用する分には問題ないです。

AXIORYのもう一つのメリットは、高性能FXプラットフォーム「cTrader」に対応していること。cTrader口座の裁量トレードで大きな利益を出し、その利益をMT4口座のEA運用に回すこともできます。

またAXIORYは会員ページ(MyAxiory)が使いやすく口座管理もしやすいため、入出金・追加口座開設・デモ口座開設・資金移動などもスムーズに行えます。

AXIORYのデメリットの1つはB-bookブローカーであること。決済ごとに高確率で−0.2pipsほどのマイナススリッページが発生します。そのため利幅の小さいスキャルピングEAとは相性が悪いです。

マーチンゲールEAはレバレッジの高い口座で運用した方がいいですが、レバレッジ400倍でも低リスク運用ならできます。cTrader口座で裁量トレードもするなら、AXIORY ナノ口座を使った方がいいでしょう。

ナノ口座の詳細は、AXIORY「口座→口座タイプ」で確認できます。

Tradeview ILC口座(MT4)

単一ポジションEAを運用するなら、運用口座はTradeviewのILC口座がおすすめ。

ILC口座はどの通貨ペアもスプレッドが非常に狭く、取引手数料も1ロット往復5ドルと低いため、利幅の狭いEAでも利益を出しやすくなります。

TradeviewはA-bookブローカーなので、夜スキャ(朝スキャ)EA・秒スキャEAなど期待値の高いトレードロジックを使っても利益相反にはならず、VDPで嫌がらせされたり、不正取引扱いされるリスクも低いです。

またTradeviewは高性能FXプラットフォーム「cTrader」にも対応しています。そのためcTrader口座の裁量トレードで大きく稼いで、その利益をMY4口座のEAで低リスク運用するといった使い分けもできます。

ILC口座のデメリットは、最大レバレッジが200倍と低めなこと、0.1ロット未満の取引ができないこと、ストップアウトが100%と高めなことなどですね。(ストップアウト=ロスカットが発動する証拠金維持率)

最大レバレッジが200倍と低めなので、マーチンゲールEAなどで保有ポジションが6段を超えると証拠金維持率が圧迫され、ロスカットされやすくなります。

必要証拠金を抑えるために資金10,000ドル/0.01ロットで低リスク運用したいところですが、ILC口座は0.1ロット未満の取引ができません。ILC口座はマーチンゲールEAと相性が悪いと言えましょう。

逆に夜スキャ(朝スキャ)・仲値アノマリー・ブレイクアウトなどの単一ポジションEAであれば、証拠金維持率も圧迫されにくいため、レバレッジ200倍のILC口座でも問題なく運用できます。

収益性の高い単一ポジションEAなら、GogoJungleの「THE AUDCAD」タイプBがおすすめ。価格3万円が高すぎるようなら、前述のクラックサイトで単一ポジションEAを探してもいいでしょう。

ILC口座の詳細は、英語版Tradeview「Accounts」で確認できます。

EA自動売買はあまり稼げない

EA自動売買の利益率は月利3%-5%ほどで、裁量トレードほど大きく稼げません。

フォワード運用で5年以上利益を出し続けているWaka Waka EAでさえ、月利3%・最大ドローダウン25%とリスクリワード的には微妙です。(MQL5シグナルでのフォワード成績Myfxbookでのフォワード成績

これがスキャ・アノマリー・ブレイクアウトEAだと普通に負ける月がありますし、トレードロジックの拙いナンピン・マーチンゲールEAだとロスカット・ゼロカットされやすくなります。

EAの利益率が低いのは、1つの時間足しか参照できず、エントリーポイントを厳選しにくいからです。そのため読みを外したときに早めに損切りしたり、ここぞと言うタイミングでポジションを増やしたりできないのです。

海外FXで効率よく稼ぐなら、EA運用よりも裁量トレードの方がおすすめ。特にスイング軸のピラミッディングトレードは資本効率が非常に高く、トレンド次第では月利100%以上の利益も狙えます。

裁量トレードの始め方はこちら。

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この記事を書いた人

海外FXの情報を備忘録としてまとめています。
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