海外FXで大きく稼ぎたいなら、実際に大きく稼いでいるトレーダーのやり方を真似しましょう。彼らの間で主流なのは、スイングトレードと指標トレードの2つ。
あるいは資金が豊富にある人はスワップアービトラージ、ブローカーの検証能力に優れている人はレイテンシーアービトラージ、1日中チャートを監視できる人はスキャ・デイトレードを採用していることが多いです。
トレードの練習台にはXMのスタンダード口座+3種ボーナスがおすすめ。慣れてきたらAXIORYのcTrader口座・TradeviewのcTrader口座に乗り換えましょう。
この記事では海外FXの裁量トレードの始め方、収益性の高いトレード手法を紹介していきます。
おすすめチャート設定
トレード手法の前に、おすすめチャート設定をまとめておきます。
- FXプラットフォーム:cTrader(XMならMT5)
- 運用通貨ペア:XAUUSD, USDJPY, GBPJPY, XTIUSD
- 時間足:日足・週足・月足
- テクニカル指標:EMA(期間10・100)
FXプラットフォームは「cTrader」がおすすめ。ショートカットで時間足・通貨ペアチャートを切り替えたり、ドラッグ操作でリミット注文・ストップ注文を置いたりできて便利です。(TradeviewのcTrader・AXIORYのcTrader)
運用通貨ペアは、XAUUSD(ゴールド)・USDJPY(ドル円)・GBPJPY(ポンド円)・XTIUSD(原油)の4つがおすすめ。どれもボラティリティが高く、裁量トレードで利幅を稼ぎやすいです。
時間足は日足・週足・月足の3つがおすすめ。メインは日足ですが、トレンド転換など判断の難しいところでは週足・月足を併用します。エントリーポイントを厳選したいなら、6時間足・8時間足・12時間足で情報量を増やしても良いでしょう。(cTraderは時間足の種類が多い)
テクニカル指標はEMA(期間10・100)がおすすめ。10EMAは押し目買い・戻し売りをするときに、100EMAは上位時間足の押し目・戻しを把握して早めに利確するときに使います。
海外FXの高収益トレード手法
ここからは海外FXで収益性の高いトレード手法を紹介していきます。
スイングトレード
海外FXで安定して大きな利益を出すなら、スイングトレードがおすすめ。獲得ピップスが100pipsから200pips以上と多く、少ないロットでも大きな利益を狙えるため、資本効率に優れています。
特にレバレッジの高い海外FX口座なら資金10万円から始められますし、トレードセンスがある人なら月利100%以上を狙うことも可能です。
スイングトレードで使うテクニカル指標は、EMA(期間10・25)がおすすめ。4時間足・日足チャートにてグランビルの法則と組み合わせることで、値動きを予測しやすくなります。
グランビルの法則は、移動平均線(EMA・SMA)の傾きや価格との乖離具合で値動きを予測する手法のこと。

グランビルの法則を利用したスイングトレードのやり方は3つあります。
1つ目はEMAを基準とした押し目買い・戻し売り。価格が上方向のEMAに近づいたら買いエントリー、下方向のEMAに近づいたら売りエントリーをします。

長期トレンドが継続しそうなら、後述のピラミッディングトレードに切り替え、さらに大きな利益を狙います。
2つ目はトレンド転換後の順張りトレード。トレンドの勢いが落ちてEMAの傾きが変わったら、その方向に順張りトレードをします。EMAの傾きが丸くなったタイミングがベストです。

3つ目はリバ狙いの逆張りトレード。価格がEMAから大きく乖離した後、リバウンド狙いで逆張りトレードを仕掛けます。

4時間足・日足EMAは反映が遅いため、オーバーシュート直後だと機能しません。5分足・15分足チャートに切り替え、短期トレンド転換を確認してからエントリーしましょう。
スイングトレードの運用口座は、AXIORYのcTrader口座がおすすめ。AXIORYは海外FX初心者にとって扱いやすいブローカーですし、高性能FXプラットフォーム「cTrader」を使うことで裁量トレードの効率を大きくアップできます。(cTraderダウンロード)
応用:ピラミッディングトレード
スイングトレードに慣れてきたら、より利益率の高いピラミッディングトレードに切り替えましょう。
ピラミッディングトレードとは、トレンドが進むにつれて順張りポジションを増やしていくトレード手法のこと。
やり方は押し目買い・戻し売りとほぼ同じです。価格が4時間足・日足EMAに近づくごとに順張りポジションを増やしていき、長期トレンド転換の兆しが見えたらポジションを一括決済します。

ピラミッディングトレードは、FXの稼ぎ方の中でも収益性・資本効率・リスク耐性がトップクラスです。ナンピン・マーチンゲールよりも破綻リスクが低いですし、アービトラージ取引のようにFX業者側で不正取引扱いされることも少ないです。FX初心者は最優先で体得しましょう。
ピラミッディングトレードの練習台には、XMのスタンダード口座+3種ボーナスがおすすめ。XMは最大レバレッジが1000倍なので必要証拠金を低く抑えられますし、3種ボーナスで10万円の入金額を17万円ほどに増やすこともできます。(XM公式サイト)
裁量トレードに慣れてきたら、AXIORYのcTrader口座・TradeviewのcTrader口座に切り替えましょう。cTraderは高性能FXプラットフォームで、通貨ペアチャート・時間足の切り替え、リミット・ストップ注文の設置などがスムーズにできるようになります。(AXIORY公式サイト・Tradeview公式サイト)
指標トレード
海外FXで大きく稼ぎたいなら、高ロットの指標トレードもおすすめ。重要な経済指標が発表されるタイミングではチャートが大きく動くため、その流れに乗っかることで大きな利益を狙えます。
経済指標は、cTraderの経済指標カレンダーで確認できます。現在表示しているチャートと関係のある経済指標だけ表示されるため、情報量が最低限で見やすいです。

メタトレーダー(MT4・MT5)で取引する方は、みんかぶの経済指標カレンダーで代用します。あるいはTwitterで腕利きのFXトレーダーアカウントをフォローしておくのもいいでしょう。(FUTAKOさん・ざきさんなど)
指標トレードのやり方は簡単で、経済指標の発表後にチャートが大きく動いたら、その方向に順張りポジションを持ちます。

トレンドが固まって含み益が増えてきたら、建て値(エントリー価格)付近にストップロスを置き、明日の朝まで放置します。価格が伸びていたら、リバウンドが生じる前に利確しておきましょう。
ゴールドのようなボラティリティの激しい通貨ペアだと、一方通行のトレンド相場になりやすく、リバウンドが発生するまで6時間から9時間ほどかかります。急いで利確する必要はありません。
仮に大きなリバウンドが発生したとしても、ストップロスを建て値付近に置いておけば、損失を最小限に抑えられます。
注意点として、B-bookブローカー(XM・Exness・FXGTなど)で指標トレードをすると以下の嫌がらせを受けやすくなります。
- 経済指標の直前にスプレッドを大きく広げる(ストップ狩り)
- 指標時にマイナススリッページを出やすくする(VDP適用)
- 不正取引などの難癖をつけて利益没収する
B-bookブローカーは為替リスク対策として顧客と反対のポジションを持つため、顧客が勝ちすぎると資金が枯渇しやすくなります。そのため自社の資金を守るために、勝ちすぎるトレーダーやアービトラージ利用者を追い出すことがあるのです。
指標トレードをするときは、顧客と利益相反になりにくいA-bookブローカーを使いましょう。(Tradeview・IC Marketsなど)
指標トレードの運用口座は、TradeviewのcTrader口座がおすすめ。Tradeviewはスプレッド・約定力が優秀ですし、A-bookブローカーなので指標時でもブローカーから嫌がらせされにくいです。またcTraderならストップロスの設置・位置調整もしやすくなります。(Tradeview cTrader口座の詳細へ)
裁量トレードにおすすめの海外FX口座
ここからは裁量トレードにおすすめの海外FX口座を紹介していきます。ランキングは個人的おすすめ順です。
1位:Tradeview cTrader口座
海外FXで裁量トレードをするなら、メイン口座はTradeview cTrader口座がおすすめ。スプレッド・約定力が優秀で、A-bookブローカーなのでVDPなどで嫌がらせされにくいです。
Tradeviewは高性能FXプラットフォーム「cTrader」に対応しており、メタトレーダー(MT4・MT5)にはない便利機能がたくさん備わっています。例えばパソコン上下キーでの時間足切り替え、Command+左右キーでのチャート切り替え、ドラッグ操作によるリミット・ストップ注文の設置・位置調整などですね。
またTradeview自体もbitwallet入出金に対応しており、XMと違って利益出金も可能です。海外FXのアフィリエイト報酬をトレード資金にするのにも向いています。
TradeviewのMT4 ILC口座はEA自動売買と相性が良いことで有名ですが、最大レバレッジが200倍と低め、0.1ロット未満の取引ができない、ストップアウトが100%と高めなど使い勝手が良くありません。そもそもEA自動売買の利益率がそこまで高くないため(月利5%ほど)、優先して使う必要はないでしょう。
Tradeviewの主要なデメリットはこちら。
TradeviewのようなA-bookブローカーは事業の収益力が控えめなため、サイトの改修にコストをかけられず、ウェブサイトも使いにくい傾向があります。またA-bookの海外FXブローカーはコンプライアンスにも厳しく、公式サイトの日本語情報も少なかったりもします。
それでもTradeviewは日本在住者が使える海外FXブローカーの中ではトップクラスの取引環境を誇ります。海外FXで資金100万円以上で本格的にトレードするなら、TradeviewのcTrader口座を優先的に使いましょう。
詳しくはTradeview公式サイトをご覧ください。

2位:AXIORY cTrader口座(ナノ口座)
海外FX初心者がcTraderをお試しで使ってみたいなら、AXIORYのcTrader ナノ口座もおすすめ。
AXIORYも高性能FXプラットフォーム「cTrader」に対応しており、メタトレーダー(MT4・MT5)よりも快適な裁量トレードができるようになります。
またAXIORYは会員ページが使いやすく、新規口座開設・入出金・追加口座開設・デモ口座開設もスムーズに行えます。おそらくAXIORYはB-bookブローカーとしてFX事業で十分に利益を出しており、ウェブサイト改修にも十分なコストをかけられるからでしょう。
Tradeviewの新規口座開設が難しい、あるいは会員ページが使いにくいと感じたら、まずはAXIORYのcTrader口座から使ってみましょう。
AXIORYの主要なデメリットはこちら。
- ゴールド(XAUUSD)の最大レバレッジが100倍と低め
- bitwallet入出金には対応していない
- B-bookブローカーなのでマイナススリッページが生じやすい(cTrader口座はデータ不十分)
- 仮想通貨取引ができない(ビットコイン・イーサリアムなど)
AXIORYの最大のデメリットは、ゴールド(XAUUSD)の最大レバレッジが100倍と低めなこと。
資金10,000ドル/1.0ロットでスイングトレードをする分には問題ないですが、資金10,000ドル/5.0ロット以上でハイリスクトレードをすると証拠金維持率ギリギリ(100%前後)になりロスカットされやすくなります。
またAXIORYはB-bookブローカーなので、ほとんどの決済で−0.2pipsほどのマイナススリッページが発生します。デイトレード・スイングトレードだと誤差の範囲ですが、利幅の小さいスキャルピングトレード・夜スキャEA・超高速売買(HFT)だと期待値が落ちてしまいます。
B-bookブローカーのAXIORYは取引環境こそTradeviewに劣りますが、ウェブサイトや会員ページが使いやすく海外FX初心者にはおすすめしやすいです。
詳しくはAXIORY公式サイトをご覧ください。

3位:XM スタンダード口座(MT5)
資金10万円前後で海外FXを始めるなら、XMのスタンダード口座がおすすめ。3種類のクッション機能付きボーナスを提供しており、10万円の入金額を17万円ほどに増やせます。
クッション機能付きボーナスを提供しているB-bookブローカーは出金リスクが高いとされていますが、XMはB-bookのブローカーの中では財務基盤が安定しており、出金拒否・出金遅延・利益募集リスクはかなり低いです。
これはXMの前身の会社が何度も出金拒否を引き起こしており、運営側にアービトラージ利用者の追い出しノウハウが身についているからですね。
大規模な出金拒否を起こすたびにTradingPoint→XEMarkets→XEM→XMと名前を変えてうまくいった例もあり、出金拒否業者が名前を変えるのはよくある手口です。
引用:マネーチャージャーはFX Fairが運営している件
アービトラージ取引はノーリスクで数千万円もの利益を得られるため、FX業者側が対策していないと資金が枯渇して、出金拒否・出金遅延などの原因になることがあります。
そのためXMで超高速売買(HFT)、夜スキャ(朝スキャ)EA、レイテンシーアービトラージ、ボーナスアービトラージなどを使うと、レバレッジ100倍制限・口座凍結・アカウント追放などのペナルティを受けることがあります。
新興の海外FX業者だと「アービトラージャーが荒稼ぎする→ブローカーが資金枯渇になる→出金拒否・利益没収が相次ぐ」というケースになりやすいですが、XMはこまめにアービトラージャーを追い出しているため資金枯渇や出金拒否になるリスクは低いです。
またXMはスワップフリーのKIWAMI口座も提供していますが、こちらはおすすめしません。スワップフリー口座はスワップアービトラージに利用されることが多く、ポジション保有期間が長すぎるとスワップフリーを取り消されることがあるからです。(ソース1・ソース2)
KIWAMI口座は低スプレッド+スワップフリーが売りでしたが、スワップアービトラージ利用者が増えたためか2023年9月あたりからスワップフリー取り消し・スプレッド悪化などが相次いでおり、利用するメリットが薄れつつあります。(ソース1・ソース2・ソース3・ソース4)
XMのおすすめな使い方としては、まず3種ボーナスで10万円の入金額を17万円ほどに増やし、それを100万円ほどに増やしてからAXIORY・TradeviewのcTrader口座に切り替えていく感じですね。
詳しくはXM公式サイトをご覧ください。

海外FX裁量トレードに関するよくある質問
ここからは裁量トレードに関するよくある質問をまとめておきます。
具体的にどれくらい稼げるの?
最も収益性の高いピラミッディングトレード(デイトレ軸)なら、資金10,000ドルあたり1.0ロットで運用することで、一連のトレードで3,000ドルから10,000ドルほどの利益を狙えます。
あるいはゴールドなどで10,000pips以上の長期トレンドに乗っかることができれば、100,000ドル以上の利益を狙うことも可能でしょう。実際ゴールドの特大トレンドに乗っかって、10.0ロットで1,000万円近く稼いだトレーダーはたまに見かけます。
一方で平均損失の方は、1.0ロット運用だと200ドルから1,000ドルくらいになります。1日中チャートを見ており損切りタイミングが早ければ200ドル、遅ければ1,000ドル前後でしょうか。
ピラミッディングトレードではトレンドの天井・底からエントリーを始めるため、読みを外しても1段目ポジションで損切りでき、トータルの損失は低めに抑えられます。
実際、TradeviewのcTraderデモ口座(レバレッジ200倍)にて資金10,000ユーロ/1.0ロットで証拠金維持率500%前後になるようピラミッディングトレードをしてみましたが、1週間で20,000ユーロ(320万円相当)ほど稼ぐことに成功しています。

ピラミッディングトレードは裁量トレードの手法の中でもリスクリワードがトップクラスに優れています。FX初心者は最優先で習得しましょう。
海外FXブローカーの選び方は?
利用者が多くて財務基盤の安定しているブローカーを選びましょう。そういったところは資金枯渇になりにくく、出金拒否・出金遅延・利益没収などのリスクが低いです。
個人的なおすすめはXM・AXIORY・Tradeviewの3つ。10万円入金してボーナス運用するだけならXM、cTraderを使ってみたいならAXIORY、取引コスト・約定力を重視するならTradeviewを選びましょう。
もっと優れた取引環境を求めるなら、IC Markets(IFC Marketsではない)、FXOpen、RannForex、FXPIG、VALUTRADES(日本居住者はNG)などのA-bookブローカーも候補に入ります。
逆に聞いたこともない無名ブローカー、日本人(反社)が経営している海外FXブローカー、SNSで日本人だけをターゲットにしているブローカーなどは、財務基盤が安定しておらず出金リスクが高いため使わないほうがいいです。
あるいは中堅B-bookブローカーであるExness、FXGT、TitanFX、HFM(旧HotForex)も勝ちすぎるトレーダーに露骨な嫌がらせをすることが多いため使わないほうがいいです。(VDP適用・マークアップ・指標時のストップ狩り・無警告でのスワップフリー停止など。根拠はツイッターで検索すること)
海外FXのA-book・B-bookとは?
海外FXブローカーはA-book・B-bookの2種類に大別されます。
A-bookブローカーとは、注文方式にNDD方式を採用しているブローカーのこと。顧客から受けた注文を直接インターバンクに流すため、取引の透明性に優れています。(Tradeview・IC Marketsなど)
A-bookのメリットは、取引環境に優れており、FXブローカーから嫌がらせを受けにくいこと。顧客と利益相反しないため、期待値の高い指標トレードや超高速売買、スキャルピングトレードなどで利益を出しやすいです。
デメリットはブローカー事業が儲かっておらず、サポートが貧弱なこと。例えば会員ページが使いにくかったり、ウェブサイト・サポートデスクが日本語非対応だったり、国内銀行送金に対応していなかったりします。
B-bookブローカーとは、注文方式にDD方式を採用しているブローカーのこと。顧客から受けた注文を直接インターバンクには流さず、自社や他の顧客の注文と相殺させるため、取引の流動性に優れています。(XM・AXIORYなど)
B-bookのメリットは、スプレッドが狭いこと(特に国内FX業者)、ブローカー事業が儲かっているため入金ボーナス・高倍率レバレッジを利用できること、日本語サポートに対応していること、国内銀行送金に対応していること、会員ページが使いやすいことなどですね。
デメリットは顧客と利益相反になりやすいこと。指標トレード・超高速売買・スキャルピングトレード・アービトラージ取引など期待値の高い手法を利用すると、不正取引扱いされて口座凍結・利益没収になることもあります。
基本的にB-bookブローカーは「顧客の利益=自社の損失」となるため、勝ちすぎるトレーダーにはマイナススリッページ・VDP適用・マークアップなどで嫌がらせをすることがあります。(特にExnessは露骨な嫌がらせを多数行っており、FX上級者の間で評判が悪い)
まずはXM・AXIORYなど大手・中堅のB-bookブローカーでトレードの練習をして、慣れてきたらTradeview・IC MarketsなどのA-bookブローカーで本格的にトレードをするといいでしょう。
時間足のおすすめは?
スイングトレードがメインなら、日足・週足の2つがおすすめ。週足で大まかなトレンド分析をして、日足でエントリーポイントを厳選します。ポジション保有期間は数日から1ヶ月ほどになります。
デイトレードがメインなら、15分足・4時間足の2つがおすすめ。4時間足で大まかなトレンド分析をして、15分足でエントリーポイントを厳選します。こちらはポジション保有期間は数時間から3日ほどになります。
FXは1つの時間足でチャート分析すると、トレンド転換と上位トレンドの押し目・戻しとの判別がしにくくなります。そのため2つ以上の時間足でマルチタイムフレーム分析をするのが基本です。
なお1分足・5分足はチャート内の情報量が多すぎて、エントリー判断に迷いやすくなるのでおすすめしません。使うにしても指標トレード・オーバーシュート直後の逆張りトレードだけにしましょう。
テクニカル指標のおすすめは?
テクニカル指標は10EMA・100EMAの2つがおすすめ。
10EMAはEMA基準の押し目買い・戻し売りに、100EMAは上位トレンドでの押し目・戻しを把握するのに使います。
例えば以下の画像だと、下向きの日足10EMAは下降トレンドの始まりのように見えますが、100EMA(週足EMAに相当)だと上昇トレンドでの戻しに過ぎず、100EMAに近づいた後は上に反発していることがわかります。

表示しているEMAが1本だけだと、トレンド転換と上位トレンドの押し目・戻しとの判断がつきにくくなります。EMAは基本的に短期・長期で2本併用しましょう。
逆にEMAを3本以上表示させる必要はありません。チャート内の情報量が多くなってしまい、エントリー・決済の判断に迷いやすくなるからです。
取引銘柄のおすすめは?
裁量トレードの取引銘柄は、ゴールド(XAUUSD)がおすすめ。ゴールドはボラティリティが非常に高いため、順張りスイングトレードでも指標トレードでも大きな利益を狙えます。
例えばゴールドなら1.0ロットのスイングトレードで1000pips稼げれば利益は15万円ほど、強いトレンドに乗っかって10,000pips稼げれば150万円ほどの利益を得られます。
ゴールドの地合いが良くない場合は、同じくボラティリティの高いUSDJPYやGBPJPY、CFD銘柄なら原油(XTIUSD)、ビットコイン(BTCUSD)、イーサリアム(ETHUSD)もおすすめです。
入金額の目安は?
最初のうちは10万円を目安にします。海外FX口座はレバレッジが400倍から1000倍と非常に高いため、少ない資金でも大きめのロットで取引できるからです。
裁量トレードに慣れてきたら、運用額を10倍の100万円にして、運用ロットも10倍にしてもいいでしょう。
海外FXブローカーは国内業者のように完全信託保全が義務付けられておらず、出金リスクが高いです。口座残高は多くても100万円前後を目安にして、それを大きく超えたらこまめに利益出金しましょう。
運用ロットの目安は?
スイングトレードの場合は、資金10万円あたり0.1ロットを目安にします。スイングトレードでは一時的に100pipsの含み損を抱えることが多いため、ロスカットされないよう運用ロットは控えめにしておきます。
指標トレードの場合は、資金10万円あたり1.0ロット以上を目安にします。指標時のトレンドに短期的に乗っかるだけなので、100pips以上の損をする可能性が低く、大きなロットで勝負した方が期待値が高くなるからです。
トレードに慣れてきたら、運用ロットを上記の10倍に増やしましょう。トップクラスのFXトレーダーはスイングトレードでは1.0ロットから5.0ロット、指標トレードでは10.0ロットから20.0ロットで取引しているケースが多いです。
証拠金維持率の目安は?
海外FXで資本効率を最大化させたいなら、証拠金維持率は200%以上500%以下を目安にしましょう。
証拠金維持率とは、有効証拠金(口座残高-未実現損益)を必要証拠金で割った数値のこと。FXのリスク許容度の指標となります。ざっくりとした目安として、100%以下だとリスクの取りすぎ、1000%以上だと資本効率がやや悪いと判断します。
例えばレバレッジ400倍のTradeview cTrader口座だと、ドル円1.0ロットの必要証拠金は250ドルとなるため、証拠金維持率500%前後で運用するなら資金10,000ドルあたり8.0ロットの運用が目安となります。(ゴールドの必要証拠金は2倍となるため、半分のロットで運用すること)
これがレバレッジ1000倍のXM スタンダード口座だと、ドル円1.0ロットの必要証拠金は100ドルとなるため、証拠金維持率500%前後で運用するなら、資金10,000ドルあたり20.0ロットの運用が目安となります。
また証拠金維持率は含み損・含み益の影響を大きく受けます。例えば含み損が大きくなりやすいナンピン・マーチンゲールだと証拠金維持率は悪化しやすいですし、含み益のあるピラミッディングトレードだと証拠金維持率は悪化しにくいため運用ロットをどんどん増やしていくことができます。
海外FXトレードではリスクを取りすぎるのは良くありませんが、リスクを取らなさすぎるとリターンも少なくなります。資本効率を最大化させてガンガン稼ぎたいなら、まずは証拠金維持率500%前後を目安にしましょう。
損切り(ストップロス)は設定すべき?
スイングトレードではストップロスは設定しません。スイングトレードはポジション保有期間が長いため、下手にストップロスを置くと経済指標などの変動で刺さりやすくなるからです。また運用ロットも小さめなため、100pipsぐらいの含み損は許容できるはずです。
逆に指標トレード・デイトレード・スキャルピングトレードではストップロスは浅めに設定します。これらのトレード手法では5.0ロット以上の高ロットで運用することが多く、ストップロスを設定しないと損失が大きくなりやすいからです。
運用ロットと獲得ピップスは反比例になるよう調整しましょう。運用ロットが小さければ(1.0ロット以下)ストップロスは深め・あるいは不要ですし、運用ロットが大きければ(5.0ロット以上)ストップロスは浅めに設定した方がいいです。
cTraderを使うメリットは?
cTraderには以下のメリットがあります。
- MacOS・Chromeブラウザでも動作しやすい
- ホットキー(ショートカット)で通貨ペア・時間足を切り替えられる
- ドラッグ操作でリミット注文・ストップ注文を置きやすい
- 必要証拠金・SL/TPでの損益を簡単に計算できる
- チャートの横に経済指標カレンダーを表示できる(日本時間に対応)
- メタトレーダー(MT4・MT5)より嫌がらせのリスクが低い
1番嬉しいのはChromeブラウザならMacOSでも操作できることですね。それに対してデスクトップ版MT4はMacOSに対応していませんし、ウェブブラウザ版のウェブトレーダーも使い勝手が良くないです。
またデスクトップ版のcTraderは上下キーでチャートの時間足を切り替えたり、Command+左右キーで表示チャートを切り替えたりもできます。
他にもドラッグ操作でリミット注文・ストップ注文を簡単に設置・位置調整できるため、スイング軸での押し目買い・戻し売り、あるいは指標トレードもしやすくなります。
cTraderは最新のFXプラットフォームなので、メタトレーダー(MT4・MT5)にはない便利機能がたくさん備わっています。EA自動売買をせず裁量トレードがメインなら、cTraderを優先して使いましょう。(AXIORYでcTraderを確認する)
参考にすべきツイッター(X)アカウントは?
海外FXで利益を出したいなら、実際に大きな利益を出しているトレーダーのアカウントを参考にしましょう。
海外FX関連で参考になるツイッターアカウントはこちら。
- 海外FX調査兵団さん(@wwfxinfo_tw)
- FUTAKOさん(@Futako1013)
- クラムさん(@kinder123454)
- ざきさん(@ZaKiNiNaFX)
最優先でフォローしたいのは海外FX調査兵団さん(@wwfxinfo_tw)ですね。海外FXに関する調査・レビュー、啓蒙活動などを行っており、フォローしておくことで海外FX詐欺に遭うリスクを大きく軽減できます。
裁量トレードで勝ちたいならFUTAKOさん(@Futako1013)をフォローしてもいいでしょう。裁量トレードの勝ち方・注意点などをわかりやすくツイートしてくれています。
他にもトレード1回で100万円以上の利益を出している人、いわゆる億トレーダークラスのアカウントをフォローしておくことで、FXの有益情報を無料で入手できます。
逆に商売色の強い海外FXアカウントはフォローしないほうがいいです。この手のアカウントは海外FXのアフィリエイト報酬のために、取引環境が微妙なB-bookブローカーを紹介していることが多いからです。(XM・Exness・FXGT・その他新興ブローカーなど)
デイトレード・スキャルピングトレードはやるべき?
スイングトレードで勝てているなら、デイトレードやスキャルピングトレードをする必要はありません。これらのトレード手法は1日中チャートを見る必要があるため、時間を拘束されやすく、生活上の負担も大きいからです。
デイトレード・スキャルピングトレードはスイングトレードよりも獲得ピップスが少ないため、その分運用ロット大きくする必要があります。具体的には5.0ロットから10.0ロット以上ですね。
リスクを大きくする分エントリーポイントの選定はシビアになりますし、経済指標などもチェックしないといけないため、スイングトレードより難易度が上がります。
1日中チャートを見られる専業トレーダーの方ならデイトレード・スキャルピングトレードをしても良いでしょう。逆に会社勤めなどで1日中チャートを見られない兼業トレーダーは、スイングトレードの方がおすすめです。
指標トレードはやるべき?
スイングトレードで安定して勝てているなら、無理に指標トレードで勝負する必要はありません。
指標トレードはうまくトレンドに乗っかれば爆発的な利益を得られるメリットがあります。ただ経済指標直後の値動きを予測するのは難しく、下手をするとトレンドとは逆方向のポジションを持ってしまうリスクもあります。
また指標トレードは必ずしもトレンドを形成するとは限らず、チャートが上下に大きく動くだけで終わってしまうケースもあります。ポジションを上下に何度も持ち替えていると、直近の値動きの逆行リスクも受けやすくなります。いわゆる往復ビンタ・両面焼きをくらうこともあるでしょう。
さらに指標トレードは時間との戦いでもあり、指標発表から1分でもエントリーが遅れてしまうと利益を逃してしまうこともあります。分単位のイベントを生活スケジュールに組み込む必要があるため、時間に正確な人でないと安定した利益を出すのは難しいです。
重要な経済指標は日本時間の21時以降に発表されることが多いです。夜間に分単位でチャートを監視できる気力があるなら指標トレードをしてもいいですが、そうでないならスイングトレードの方が労力面の負担が少なくなります。
ナンピン・マーチンゲールは使うべき?
エントリーポイントを厳選できていない限り、ナンピン・マーチンゲールは使わないほうがいいです。特にオーバーシュート直後はトレンドが継続しやすく、不用意にナンピンすると破綻リスクも高くなります。
例えば以下の画像だと、ドル円の急落後にナンピンを仕掛けようとすると、2度目の急落で大きな含み損を抱えることになります。

スイングトレードでは資金10,000ドルあたり1.0ロットでトレードするのが基本ですが、2段・3段とナンピンポジションを増やすと含み損・必要証拠金が大きくなり、ロスカットされやすくなります。
資金10,000ドルあたり0.1ロットでナンピン・マーチンをすれば破綻リスクは抑えられますが、普段のトレードの資本効率が落ちてしまいます。
オーバーシュート直後はナンピン・マーチンゲールをせずに、トレンド転換後のピラミッドディングトレードに切り替えましょう。
例えば以下の画像なら、ドル円ロングの読みを外した時点ですぐに損切りし、次のトレンド転換でロングをし、含み益が増えたら2段目・3段目のロングポジションを増やしていきます。

筆者の観測範囲だと、海外FXで口座破綻する原因のトップは、長期トレンドに逆行するナンピン・マーチンゲールです。
特にゴールド・ドル円・ポンドのオーバーシュートは300pips以上継続することがあるため、無理にナンピン・マーチンはせず、トレンド転換のタイミングを待ってピラミッディングトレードに切り替えましょう。
EA(エキスパートアドバイザー)は併用すべき?
裁量トレードで勝てているなら、EAを使う必要はありません。EAの利回りは月利5%前後と低めで、裁量トレードより収益性・資本効率が劣るからです。
例えばリアルフォワードで5年近く安定した利益を出せているEA「Waka Waka EA(MQL5シグナル/Myfxbook)」は、利回りが月利3%前後・最大ドローダウン25%です。裁量トレードほど稼げないことがわかります。
EAのトレードロジックは、他にも夜スキャ、秒スキャ、仲値アノマリー、ゴトー日アノマリー、月末アノマリー、ブレイクアウトなど色々ありますが、どれも裁量トレードより収益性で劣ります。
むしろEAはFXで勝てない人からお金を巻き上げる目的に使われることが多いです。
例えば収益性の低いEAを5万円・10万円で売りつけたり、高額なアフィリエイト(IB)報酬のために無料EAをエサにして微妙なB-bookブローカーに誘導したりなどですね。EA界隈は情報弱者からお金を巻き上げたい人が多すぎるので関わらない方がいいです。
どうしてもEA自動売買を体験したいなら、当サイトで無料配布EA「Grid Free」を使うといいでしょう。ソースコードをメタエディターにコピペしてコンパイルすれば、無料・口座縛りなしで利用できます。(Grid Freeのソースコードを入手する)

ただ2023年以降はテクニカルが通用しにくい相場が続いており、EAで安定した利益を出すのは難しくなっています。裁量トレードが苦手で完全放置で稼ぎたいなら、確実な利益が得られるスワップアービトラージの方がマシかもしれません。
コピートレードは併用すべき?
海外FXのコピートレードはおすすめしません。理由は3つ。
1つ目の理由は、取引手数料が高いこと。フォロワー口座で利益を出すと、得られた利益の3割ほどをストラテジープロバイダーに徴収されます。
仮にコピートレードで100万円稼いだとしても、そのうちの30万円前後を取られてしまうため、トレードの収益性が大きく落ちてしまいます。
2つ目の理由は、トレードロジックが信用できないこと。コピートレードストラテジーのほとんどは破綻リスクの高いナンピン・マーチンゲールです。
直近数ヶ月では月利30%以上で安定して稼げていても、特大トレンドに遭遇すると破綻しやすいです。ストラテジーの決済履歴を見て、複数ポジションを同じタイミングで決済しているなら、そのストラテジーはナンピン・マーチンである可能性が高いです。避けるようにしましょう。
3つ目の理由は、FXブローカーのカウンターパーティーリスクが高いこと。コピートレードを提供している海外FXブローカーの多くは無名のB-bookブローカーで、財務基盤が安定しておらず出金リスクが高いです。
またコピートレードプラットフォームを作ったり、ストラテジープロバイダーを呼び込んだりするのに膨大なコストを使っており、そのコストをスプレッド・取引手数料・マイナススリッページに上乗せしているため、取引環境も悪いことが多いです。(FXOpenなどのA-bookブローカーは例外)
コピートレードはVPSなしでトレードを自動化できるメリットはありますが、デメリットとリスクがそれを大きく上回ります。なるべく使わないようにしましょう。
アービトラージ取引は併用すべき?
裁量トレードで稼げているなら、アービトラージ取引をする必要はあまりないです。
アービトラージ取引は数年前だと旨味が多かったのですが、現在は業者側に対策されて稼ぎにくくなっているからです。
アービトラージ取引の代表例はこちら。
- スワップアービトラージ
- ボーナスアービトラージ
- レイテンシーアービトラージ
スワップアービトラージは、100ロット以上のポジションを両建てで保有し、毎日数万円の利益をノーリスクで稼いでいく手法です。ブローカー側からはスイングトレードと判別しにくく、口座凍結などのペナルティを受けるリスクが低いです。
ただし100ロット以上のポジションを1ヶ月以上保有しつづけるため、ロスカットされないよう300万円から1,000万円以上の資金を入金しておく必要があり、裁量トレードよりも資本効率は悪いです。
XM・Exnessなどのスワップフリー口座はアービトラージ取引に適していません。B-bookブローカーはアービトラージ利用者のスワップフリーを取り消すことがあるからです。(情報ソース1・情報ソース2)
ボーナスアービトラージは、海外FXブローカーの入金ボーナスやゼロカットを利用して高ロットの両建て取引で利益を得る手法です。ただクッション機能付きボーナスを提供しているB-bookブローカーはコンプライアンス意識が低く、派手に稼ぎすぎると不正取引を理由に利益を没収されることがあります。
レイテンシーアービトラージは、レート配信の早いブローカーで値動きを先読みして、配信の遅いブローカーで後出しジャンケンのように利益を得る手法です。ただポジションの保有期間が秒単位で、獲得ピップスも1.0pipsと狭いため、B-bookブローカーから検出されやすく、口座凍結のリスクが非常に高いです。
レイテンシー取引だとバレないよう裁量トレードに偽装したり、凍結されない最適なパラメータやロットを見つけるのにも膨大な時間と労力がかかります。
他にもレイテンシー用のソフトウェアを揃えたり(HFT Arbitrage Platform・ちゃっち倶楽部のツールなど)、凍結対策に口座をたくさん用意したりする必要があるため、FX初心者にはハードルが高いです。
海外FXでのアービトラージ取引のやり方については、こちらの記事が参考になります。
海外FXのトップトレーダーはどうやって稼いでいるの?
実際に海外FXで大きく稼いでいるトレーダーは、以下のトレード手法を採用していることが多いです。
1つ目のスイングトレードでは、4時間足・日足の長期トレンドに乗っかって大量の獲得ピップスを狙います。
トップトレーダーの動向を見てみると、口座残高は10万円から100万円、運用ロットは1.0ロットから5.0ロット、運用銘柄はゴールド、ドル円、ポンド円、原油、ビットコイン、イーサリアムが多いです。地合いによってはピラミッディングトレードを併用することもあります。
2つ目の指標トレードでは、経済指標が発表された後のトレンドに乗っかることで、大量ピップスを獲得します。こちらは10.0ロットから20.0ロット以上の特大ロットで勝負を仕掛けることが多いです。
指標トレードは含み損を抱えるリスクが少なく、レバレッジが十分に高ければ資金10万円で5.0ロット以上のポジションを持つことができます。特にボラの激しいゴールドなら、1日で100万円以上の利益を狙うことも可能です。
3つ目のスワップアービトラージは、両建てポジションを保有し、プラスのスワップポイントとマイナスのスワップポイントの差分で稼ぐ手法です。
例えばスワップ差分が0.5pips、運用ロットが100ロットなら、1日5万円ほど稼げる計算になります。ただロスカットされないよう300万円から1,000万円以上の資金を入れておく必要があるため、上記2つのトレード手法と比べると資本効率は劣ります。
FXで勝っている人の特徴は?
FXで勝ち続けている人の特徴はこちら。
- 長期時間足をメインにしている(4時間足・日足・週足など)
- 運用ロットが適正(資金100万円あたり1.0ロットから5.0ロット)
- 他の収入があり、FXは余剰資金で行っている
- エントリーポイントをできるだけ厳選している
- 1日中チャートの研究・検証をしている
- トレードの期待値・リスクリワードを高める努力をしている
FXで勝っている人は4時間足・日足など長期時間足をメインにチャートを監視している傾向があります。デイトレーダーなら4時間足、スイングトレーダーなら日足、長期投資なら週足・月足が多いですね。
またFXがハイリスクな取引であることも理解しており、余剰資金しか使わない、あるいは高ロット取引をしないよう心がけています。
あるいは会社を経営していたり、家賃収入があったり、サラリーマンとして働いていたりなど他の収入がある上で、副収入としてFXトレードをしている人が多数です。
FXで負けている人の特徴は?
FXで負け続けている人の特徴はこちら。
- 短期時間足をメインにしている(1分足・5分足など)
- 入金額に対して運用ロットが大きすぎる(Exnessで10万円/5.0ロットなど)
- FXをメインの収入源にしようとしている
- 含み損が少しでも出たら、すぐ損切りしてポジションを持ち替えている(ポジポジ病)
- トレードで負けても敗因を検証していない
- 借金してでも負けを取り戻そうとする(リベンジトレード)
- トレード1回の収益額にこだわりすぎている
- Uber Eatsや短期アルバイトで種銭を増やそうとする
FXで負け続けている人は1分足・5分足など短期時間足を見ている傾向が強いです。そしてExnessなど無制限レバレッジのブローカーで、資金10万円/5.0ロット以上のハイリスクトレードをしていたりします。
またFXをメインの収入源としようとしており、数百万円の爆益を夢見てギャンブルトレードを繰り返している人も多いです。特にギャンブル中毒になるとFX以外の手段で収入を増やすことを考えなくなり、リベンジトレードで1,000万円以上の借金を抱えたり、多重債務者になってしまうことがあります。
あるいは生活に困窮しており、Uber Eatsや日雇いバイトなど労働単価の低いもので食いつないでいるケースも多いです。目先のお金しか見えておらず、長期的なリターンを考える余裕がない印象です。
海外FXでギャンブル中毒・借金地獄を防ぐには?
海外FXは国内業者よりもレバレッジが高いため、資金10万円からでもハイリスクトレードで100万円以上の利益を狙うことが可能です。
そのため爆益を夢見てどんどんお金を溶かしていくギャンブル中毒者も珍しくありません。ひどいものだと1,000万円以上の借金を抱えているケースもあります。
海外FXでギャンブル中毒・借金地獄に陥らないためにも、以下の3点を意識しましょう。
- デモ口座でたくさん練習する(Tradeview cTrader口座がおすすめ)
- あくまで余剰資金で行う(借金して取り戻そうとするのはNG)
- Exnessは使わない(無制限レバレッジはギャンブル中毒の元)
1つ目は、デモ口座でたくさん練習して期待値の高いトレードロジックを確立すること。練習台にはTradeview cTrader口座がおすすめ。cTraderのデモ口座はプラットフォーム内部で入出金できるため、ゼロカット・ロスカットされてもすぐに口座残高を増やせます。
2つ目は、海外FXトレードはあくまで余剰資金で行うこと。トレードでも大きく負けても、無理に借金して取り返そうとせず、期待値の高いトレードロジックが身に付くまでデモ口座で練習しましょう。
3つ目は、Exnessを使わないこと。Exnessは無制限レバレッジを提供しており、資金10万円でも10.0ロット以上のハイリスクトレードが可能です。(そのためギャンブル中毒者に人気がある)
ただこの手の超ハイリスクトレードは期待値が低く、たとえ1回のトレードで100万円稼いだとしても、ゼロカット・ロスカットで10万円を何十回も溶かしているケースが多いです。
海外FXの裁量トレードでは証拠金維持率を500%前後に維持するのが基本ですが、Exnessはレバレッジ無制限なので必要証拠金が非常に低くなり、証拠金維持率がリスク指標として使えなくなります。
それにExnessは勝ちすぎるトレーダーにVDP・マークアップ・出金遅延などで嫌がらせをするため、海外FX上級者の間で評判が悪いです。海外FXで安定して勝ちたいなら、取引環境の悪いB-bookブローカーは使わないようにしましょう。