海外FX初心者が裁量トレードをするなら、まずは日足スイングトレードがおすすめ。
おすすめする理由はこちら。
- FX初心者でも実践しやすい(特殊な技術・ツールは不要)
- 資本効率に優れている(10,000ドル/5.0ロット運用時)
- 精神的なストレスが少ない(チャートを見る時間が少ないため)
日足スイングトレードは、日足チャートの10EMAを基準に順張りトレードをするだけなのでFX初心者の方でも実践しやすいです。
またエントリーポイントを厳選し10,000ドル/5.0ロット運用することで、1回のトレードで10,000ドル近くの利益を狙うこともできます。資本効率が非常に高いため、海外FXのゼロカット・高レバレッジを最大限活用できます。
スイングトレードの練習台にはXMの3種ボーナスがおすすめ。慣れてきたらスプレッドの低いKIWAMI口座に切り替えたり、AXIORYのcTrader口座でチャート分析の効率化を図りましょう。
この記事では海外FXのスイングトレードのやり方を解説していきます。
日足スイングトレードのメリット
日足スイングトレードには以下のメリットがあります。
- FX初心者でも実践しやすい(特殊な技術・ツールは不要)
- 資本効率に優れている(10,000ドル/5.0ロット運用時)
- 精神的なストレスが少ない(チャートを見る時間が少ないため)
日足スイングトレードの最大のメリットは、再現性に優れていること。日足10EMAを基準に順張りトレードをするだけなので、FX初心者でも簡単に実践できます。高額なインディケーターやEAも必要ないためお財布にも優しいです。
これがEA自動売買だとGogoJungleやLET’S REALで3万円前後のEAを購入するか、あるいはMQL5で1,000ドル前後のEAを購入した上で、月額2,000円前後のVPSまで契約する必要があるため初期費用が大きくなってしまいます。
2つ目のメリットは、資本効率に優れていること。エントリーポイントを厳選した上で資金10,000ドル/5.0ロットで運用するため、1回のトレードで10,000ドル近くの利益を出すことができます。
海外FXブローカーは日本の法律で規制されておらず完全信託保全もないため、利益没収・出金拒否・資金持ち逃げなどのリスクがあります。そのため入金額は10,000ドル前後に抑えつつ、ゼロカット・高レバレッジを活かしたハイリスクトレードをすることが前提となります。
3つ目のメリットは、精神的なストレスが少ないこと。スイングトレードではチャートの確認が1日1回、多くても3時間ごとに1回で済むため、チャートを見る時間を最小限に抑えられます。特に仕事の合間にチャート確認する兼業トレーダーと相性が良いですね。
これがスキャルピングトレードやデイトレードだと、エントリー・決済タイミングを判断するために1日中チャートを見る必要があるため、仕事や私生活に悪影響が出てしまうリスクがあります。
日足スイングトレードは収益性・再現性に優れており、FX初心者の方でも気軽に始めやすいです。まずはXMの3種ボーナスで練習し、慣れてきたらAXIORYのcTraderでトレードを効率化させましょう。
海外FXでのスイングトレードのやり方
ここからは海外FXでのスイングトレードのやり方を紹介します。
手順1:チャート周りの設定をする
まずはFXプラットフォームを「MT4・MT5・cTrader」をダウンロード・アクセスし、チャート周りの設定をしておきます。
おすすめの設定内容はこちら。
- ロット目安:資金10,000ドルあたり5.0ロット(ゴールドのみ3.0ロット)
- 通貨ペア:XAUUSD・USDJPY・GBPJPY
- 時間足:日足(1時間足をサブ運用)
- テクニカル指標:EMA(期間10・25・75)+ボリンジャーバンド±2σ
運用ロットは資金10,000ドルあたり合計5.0ロットを目安にします。(ゴールドは必要証拠金・ボラティリティが高いため3.0ロットを目安にする)
AXIORY・Tradeviewのレバレッジ400倍なら、5.0ロットの必要証拠金は1,200ドルになります。そして余剰証拠金8,800ドルなら、200pips〜300pipsの含み損にギリギリ耐えられる計算になります。
海外FXはレバレッジが高くゼロカットもあるため、5.0ロット以上の特大ロットで運用した方が資本効率が良くなります。1回のトレードで100万円以上の利益を狙うこともできますよ。
エントリーする通貨ペアは「XAUUSD・USDJPY・GBPJPY」の3つがおすすめ。どれもボラティリティが高いため、1回のスイングトレードで300pips以上の利益を狙えます。価格が日足10EMAに近づいている通貨ペアを優先して選びましょう。
メインの時間足は「日足」がおすすめ。チャートの情報が必要最小限で、10EMAを基準としたブレイクアウトトレード・押し目買い・戻し売りがしやすくなります。
ただ日足だけだと直近トレンドの勢いがわからないので、エントリー前には1時間足チャートでマルチタイムフレーム分析をしておいた方がいいですね。
チャートに表示するテクニカル指標は「EMA・ボリンジャーバンド」の2つがおすすめ。1つ目のEMAはSMAの上位互換で、ブレイクアウト順張りや押し目買い・戻し売りをするときの基準になります。
EMAは期間中10・25・75の3本を設定しましょう。基本的には10EMAをメインで使いますが、トレンドの勢いが弱い時は25EMA・75EMAを基準にすることもあります。
2つ目のボリンジャーバンドは通貨の買われすぎ・売られすぎを示す指標です。
ボリンジャーバンドは保有ポジションの利確タイミングを判断するときに使います。
テクニカル指標を表示させたら、それをテンプレートにして他のFX通貨ペアチャートに使いまわしましょう。特にcTraderならテンプレート作成・新規チャートへのデフォルト設定も簡単にできます。
手順2:日足チャートで大まかなエントリーポイントを決める
チャート周りの設定ができたら、実際にFXトレードを始めてみましょう。
まずは日足チャートで大まかなエントリーポイントを決めます。特に価格が日足10EMAに近づいているものは、ブレイクアウト狙いの順張りや押し目買い・戻し売りのチャンスです。
おすすめのエントリーポイントはこちら。
- 日足10EMAのブレイクアウト直後
- 日足10EMAの押し目・戻し(ブレイクアウト付近・EMA3本が同じ方向)
1番おすすめのエントリーポイントは、価格が横ばいの日足10EMAをブレイクした直後。
例えば直近が上昇トレンドで、トレンドの勢いが落ちて日足10EMAも横ばいになり、その上で価格が10EMAを上から下にブレイクしたなら、その後は大きな下落トレンドが始まる可能性が高いです。
トレンドの始まりでエントリーすることで、大量のpipsを稼ぐことができます。
2番目のエントリーポイントは日足10EMAでの押し目買い・戻し売り。特に日足10EMAのブレイクアウト直後はトレンドの始まりになるため、利幅を稼ぎやすくなります。
あるいはEMA3本が同じ方向に並んでいる時も、強いトレンドが形成されているため日足10EMAが押し目・戻しとして機能します。
ただし押し目買い・戻し売りはトレンド中盤以降になるとリバウンドによる逆行リスクが高くなります。1時間足チャートでリバウンドの勢いが落ちているのを確認してからエントリーしましょう。
手順3:1時間足でエントリーポイントを厳選する
日足チャートで大まかなエントリーポイントを決めたら、1時間足チャートで絞り込みましょう。
日足チャートには直近トレンドが反映されにくいという欠点があります。例えばトレンドの勢いが強すぎると、価格が日足10EMAに戻す前にトレンドが進んでしまうことがあります。
このケースでは1時間足チャートに切り替え、10EMA・25EMAを基準に押し目買い・戻し売りすることで強いトレンドに乗っかることができます。
日足10EMAはあくまで目安です。トレンドの勢いが強いようなら、1時間足のEMAを基準に順張りエントリーしましょう。
日足10EMAが機能しにくいケースはもう1つあります。
それは直近トレンドの勢いが非常に強く、リバウンドの勢いも同じくらい強いとき。価格が日足10EMAを貫通しており、押し目・戻しとして機能しなくなっています。
こちらのケースでも1時間足チャートに切り替え、リバウンドの勢いが弱くなったタイミングでエントリーします。
具体的なエントリータイミングは、1時間足75EMAが逆方向になった時がベストですね。価格が75EMAをブレイクアウトするとトレンド転換の可能性が高くなるからです。(日足チャートでは75EMAの戻し売りとなる)
日足チャートは相場を大まかに把握するときに便利ですが、直近の強いトレンドや強いリバウンドを把握しにくいです。そんなときは1時間足チャートを活用しましょう。
手順4:利確タイミングを決める
ポジションの含み益がある程度育ってきたら、利確タイミングを決めておきましょう。おすすめの利確タイミングは、価格がボリンジャーバンド2σに近づいた時ですね。
ボリンジャーバンドは、通貨の買われすぎ・売られすぎを示す指標です。価格が+2σに近づいたら買われすぎなので買いポジションを決済、-2σに近づいたら売られすぎなので売りポジションを決済します。
日足10EMAが順張りエントリーの基準として役立つように、日足ボリンジャーバンドも利確タイミングの基準として役立ちます。
ボリンジャーバンドの欠点は、トレンドの変わり目では機能しにくくなること。直近がレンジ相場だとバンド幅が狭くなり、直近がトレンド相場だとバンド幅は広くなってしまいます。
その場合は「価格が日足10MAから200pips以上乖離したら利確する」などボリンジャーバンドとは別の利確ルールを決めておきましょう。
ちなみにストップロス(損切り)は設定しません。スイングトレードでは200pips前後の含み益は許容すべきですし、中途半端に設定してしまうと小さなリバウンドで暴発してしまい、トレンドで利益を得られなくなるからです。(トレーリングストップも同様)
スイングトレードにおすすめの海外FXブローカー
ここからはスイングトレードにおすすめの海外FXブローカーを紹介します。
XM:高額ボーナス+高レバレッジで使いやすい(初心者向け)
スイングトレードが初めてなら、最初に使う海外FXブローカーはXMがおすすめ。高額な入金ボーナスがもらえるため、少ない入金額でも大きなロットでトレードしやすくなります。
XMが提供している3種類のボーナスはこちら。
- 13,000円の未入金ボーナス(90ドル・90ユーロ相当)
- 500ドルの100%入金ボーナス(68,000円相当)
- 10,000ドルの20%入金ボーナス(130万円相当)
特においしいのが2つ目の500ドル100%入金ボーナス。FX口座に500ドル(68,000円)入金すれば同額のボーナスがもらえます。
1つ目の未入金ボーナスも以前は3,000円だったものが13,000円に大幅増額されており、資金10万円前後で始めたい人には十分旨みのあるものになっています。
3つ目の20%入金ボーナスも以前は45万円だったものが130万円相当(10,000ドル)に大幅増額されています。ただこちらは入金額の20%しか付与されないため旨味が少ないです。
XMの2つ目の大きなメリットは、最大レバレッジが1000倍と非常に高いこと。レバレッジが高いほど必要証拠金が少なくなり、少ない資金でも大きなロットでトレードしやすくなります。
またXMは海外FXブローカーの中でも最大手なので、出金拒否や利益没収、資金持ち逃げなどのリスクが低く、海外FX初心者でも安心して利用しやすいです。
XMのデメリットはcTraderに対応していないこと。iPhoneやiPadでトレードする場合、App StoreでMT4・MT5アプリをダウンロードできないので、デスクトップ版MT4・ウェブトレーダー、あるいはAXIORYのcTraderアプリで代用する必要があります。
XM(スタンダード口座)は3種ボーナスと1000倍レバレッジが使えるため、資金10万円前後で海外FXを始めたい人におすすめです。慣れてきたら低スプレッド・スワップフリーのKIWAMI口座に切り替えましょう。
AXIORY:cTrader+国内銀行送金に対応
裁量トレードを効率化させたいならAXIORYもおすすめ。AXIORYは高性能FXプラットフォーム「cTrader」に対応しています。
cTraderは対応しているブローカーこそ限られているものの、メタトレーダー(MT4・MT5)よりも便利な機能がたくさん備わっており、裁量トレードをより快適なものにできます。
cTraderのおすすめ便利機能はこちら。
- ホットキーで時間足・通貨ペアウィンドウを切り替えられる
- ドラッグ操作でリミット注文・ストップ注文を設置できる
- 損切り・利確を設定しやすく、実現損益も表示される
cTraderの最大のメリットは、ホットキーでいろいろな操作をショートカットできること。例えば「Command+左右キー」で通貨ペアチャートを切り替えたり、パソコンの+ーボタンで時間足を切り替えたりできます。
特に時間足の切り替えは「1時間足・4時間足・日足」をお気に入り登録しておくことで、それぞれ瞬時に切り替えることができ、スイングトレードのマルチタイムフレーム分析を効率化できます。
他にもドラッグ操作でリミット注文・ストップ注文を置いたり、損切り・利確を簡単に設定できたり、そのときの実現損益を表示したりもできます。
AXIORY自体のメリットとしては、国内銀行送金が使えること、会員ページが使いやすいこと、入出金・資金移動・追加口座開設がしやすいこと、などが挙げられます。
またAXIORYも海外FXブローカーの中では準大手レベルなので、出金拒否・出金遅延・資金持ち逃げなどのリスクはかなり低いです。
AXIORYのデメリットは、cTraderコピーをリアル口座で使えないこと、そしてbitwallet入出金ができないことです。これらの機能を使いたいならTradeviewを使いましょう。
AXIORYは取引コストの低さ・会員ページの使いやすさ・入出金経路の豊富さ・海外FXブローカーとしての信頼性などのバランスがよく、上級者の間でも人気のあるブローカーです。
Tradeview:cTrader+bitwallet送金に対応(上級者向け)
取引コストを最小限まで抑えたいなら、Tradeviewがおすすめ。スプレッドがAXIORYより0.1pips〜0.2pipsほど狭く、高ロットトレードでの取引コストを節約できます。
またTradeviewもcTraderに対応しているため、デスクトップ版MT4よりも効率的なチャート分析ができますし、iPhoneやiPadでもトレードできます。
Tradeviewの2つ目のメリットは、bitwallet入出金に対応していること。海外FXのアフィリエイト報酬や他の対応ブローカーの資金をbitwallet経由で移すことができます。
3つ目のメリットは、cTraderコピーをリアル口座で運用できること。AXIORYのcTraderは対応していませんが、TradeviewのcTraderなら問題なく利用できます。
ただコピートレードは取引手数料が高い(利益の30%)、ストラテジープロバイダーがリベンジトレード・無限ナンピンするリスクがあることから、あまりおすすめしません。
Tradeviewのデメリットは、会員ページが口座単位で使いにくいこと、新規口座開設のハードルが高いこと、追加口座開設の手続きが煩雑なこと、口座維持手数料が月50ドルと高めなこと、などが挙げられます。
Tradeviewは使い勝手があまり良くないことから、上級者向けの海外FXブローカーです。bitwallet送金を使いたいならTradeviewでもいいですが、入出金・会員ページの使いやすさを重視するならAXIORYを選んだほうがいいです。
スイングトレードで利益を出すコツ
ここからはスイングトレードで効率よく稼ぐためのコツをまとめておきます。
その1:エントリーポイントを厳選すること
スイングトレードの利益を安定させたいなら、まずはエントリーポイントを厳選しましょう。
高ロット運用したときの含み損を小さく抑えられ、200pips以上の利幅を得られれば10,000ドル単位の利益を狙えます。(5.0ロット以上での運用時)
ただ絶好のトレードチャンスは限られており、例えばUSDJPYだと月3回くらいしかありません。
それ以外のタイミングでエントリーしても利幅を稼げないどころか、リバウンドによる逆行リスクも高くなり資金がどんどん溶けてしまいます。
海外FXの収益は運用ロットと獲得ピップスの2つで決まります。運用ロットは大きめに設定するだけでいいですが、獲得ピップスを増やすにはエントリーポイントを厳選する必要があります。優位性の低いところで無理やりエントリーしても、獲得したピップスを減らすだけだからです。
実際Twitterで海外FXトレーダーの成績を見てみると、年間1,000万円から1億円稼いでいる人はエントリーポイントを厳選しつつ、5.0ロット以上の高ロット運用をしているケースが多いです。
逆にFXの成績が芳しくない人はチャート分析がやや雑で、常にポジションを持っており、少し含み損を抱えただけでポジションをコロコロ変えてしまう傾向があります。(いわゆるポジポジ病)
スイングトレードで大きな利益を出したいなら、絶好のエントリーポイントが訪れるまでじっくりと待ちましょう。忍耐力もトレード技術の1つです。
その2:高レバレッジとゼロカットを活用する
FXの収益を増やしたいなら運用ロットを大きくしましょう。運用ロットを10倍にすれば収益もおよそ10倍になります。
運用ロットの目安は、資金10,000ドルあたり5.0ロットですね。AXIORY・Tradeviewなどレバレッジ400倍のブローカーなら必要証拠金は1,250ドル、余剰証拠金は8700ドルほどになり、200pipsほどの含み損を抱えられる計算になります。
エントリーポイントに自信があるなら、資金10,000ドルあたり10.0ロットで運用します。許容できる含み損は100pips以下になってしまいますが、スイングトレードで300pipsプラスなら20,000ドル以上の大きな利益を狙えます。
運用ロットが5.0ロットを超えると1,000ドル単位の含み損を出すこともあるため、恐怖を感じるかもしれません。ただ0.1ロットでちまちまトレードするよりも、ゼロカット覚悟で高ロットトレードした方が長期的な期待値は高くなります。
海外FXで高ロット運用するときは、ゼロカットも活用しましょう。口座残高がマイナスになるような巨額の損失を出してもその損失を補填する必要がないため、気軽に特大ロットを打つことができます。
ゼロカットのおすすめな使い方はこちら。
- 資金10,000ドルを口座入金する
- 5.0ロット〜10.0ロットで運用して利益を出す
- 口座残高が10,000ドルになるよう利益出金し、トレードを続ける
こうすることでゼロカットが発動しても損失を10,000ドル前後に抑えられます。
ロスカット・ゼロカットの性能をフル活用したいならcTraderがおすすめ。スマートストップアウトという機能により、証拠金維持率がロスカットになるレベルに到達しても0.01ロットずつ小刻みで決済されるため、保有ポジションをギリギリのロットで保護できます。
例えばMT4で5.0ロット運用すると証拠金維持率がストップアウトに到達した時点でポジションを一括決済されてしまいますが、cTraderなら2.0ロット前後のポジションを維持できるかもしれません。cTraderはロスカット耐性が強いのです。
海外FXの最大の魅力は、高いレバレッジとゼロカットによる資本効率の高さです。スイングトレードで大きく稼ぎたいなら、これら2つの機能をフル活用しましょう。
その3:入金額の目安は、レバレッジ制限額の50%〜70%
例えばXMなら口座残高20,000ドルでレバレッジ制限がかかるため14,000ドルあたりをキープします。口座残高が20,000ドルに近づいたら14,000ドル前後になるよう出金して調整します。
こうすることでXMの1000倍レバレッジをできるだけ大きな金額で利用できるようになり、資本効率を最大化できます。
ここで紹介した海外FXブローカーのレバレッジ制限金額はこちら。
最大レバレッジ | 最大レバレッジの適用金額 | |
XM | 1000倍 | 20,000ドルまで |
AXIORY | 400倍 | 100,000ドルまで |
Tradeview | 500倍 | 100,000ドルまで |
XMは口座残高20,000ドルでレバレッジを制限されますが、AXIORY・Tradeviewは口座残高が100,000ドルに達するまでレバレッジ制限を受けません。ただ海外FXブローカーを100%信用するのは危険なので、実際の入金額は20,000ドル前後に抑えた方がいいです。
海外FXの高ロット運用で資本効率を最大限まで高めたいなら、入金額はレバレッジ制限額の70%前後を目安にしたほうがいいです。
その4:定期的に利益出金すること
海外FXブローカーである程度の利益を出したら、定期的に利益出金しましょう。例えばXMなら口座残高14,000ドル前後を維持しつつ、4,000ドル前後の利益が得られたらその都度銀行出金します。
海外FXブローカーは国内FXブローカーと違って日本の法律で規制されておらず、完全信託保全が義務付けられていません。仮に海外FXブローカーが出金拒否・利益没収・資金持ち逃げをしたとしても、利用者は泣き寝入りするしかありません。
例えば最近だとGemForexとHastForexが組織的なボーナスアービトラージに巻き込まれ多額の資金を抜き取られてしまい、多くの人が出金拒否・出金遅延に巻き込まれる事件がありました。
中には1,000万円以上の利益を没収された人もおり、海外FXブローカーへの不信感を強めることになりました。いくらトレードで利益を出して口座残高が増えたとしても、出金できなければ意味がないのです。
海外FXブローカーを100%信用するのは危険です。利益が出たらこまめに出金しましょう。得られた利益が銀行口座に着金するまでは油断しないでください。
まとめ:FX初心者はスイングトレードがおすすめ
ここまで海外FXでのスイングトレードのやり方を解説してきました。
スイングトレードのメリットはこちら。
- FX初心者でも実践しやすい(特殊な技術・ツールは不要)
- 資本効率に優れている(10,000ドル/5.0ロット運用時)
- 精神的なストレスが少ない(チャートを見る時間が少ないため)
スイングトレードの最大のメリットは、FX初心者でも実践しやすいこと。日足チャートを基準にしておりエントリー・クローズのタイミングがそこまでシビアでもなく、再現性に優れています。
スイングトレードの練習台にはXMの500ドル100%入金ボーナスがおすすめ。500ドル(68,000円)入金すれば同額のボーナスがもらえて、実質的に資金10万円以上で始められます。
スイングトレードに慣れてきたら、低スプレッド・スワップフリーのKIWAMI口座に切り替えるか、AXIORYのcTraderでチャート分析を効率化させてもいいでしょう。