裁量トレードが苦手な人は、EA自動売買を始めましょう。
MT4のEAでFXトレードを自動化することで、他の仕事に集中しつつ、FXトレードができるようになります。
ただしEAは星の数ほど種類があり、利益率の高いEAを見つけるのは難しいです。
収益性の高いEAの条件はこちら。
- フォワードテストの収益が右肩上がり
- 勝率は60〜70%以上
- プロフィットファクターが1.2以上
- 最大ドローダウンは20%以下
- 平均利益が平均損失より高い(もしくは同じくらい)
- 取引回数が週2〜3回以上
これらの条件をバランスよく満たしているのは以下の3つ。
- ロンギヌス EURCHF:獲得pipsが非常に大きい
- カタサンカク:スイスフランの逆張りEA。利益率高め
- ロンドンは午前7時:安定型の逆張りEA
ただEA自動売買で稼ぐなら、知っておきたいことは他にもたくさんあります。
この記事では収益性の高いEAの選び方、おすすめEAについてわかりやすく解説していきます。
優秀なEAの選び方
収益性の高いEAの特徴は以下の通り。
- フォワードテストの収益が右肩上がり
- 勝率は60〜70%以上
- プロフィットファクターが1.2以上
- 最大ドローダウンは20%以下
- 平均利益が平均損失より高い(もしくは同じくらい)
- 取引回数が週2〜3回以上
ここからは優秀なEAの選び方をまとめておきます。
その1、フォワードテストの収益が右肩上がり
まずはフォワードテストの収益が右肩上がりのEAを選びましょう。
上記の画像では、チャートが右肩上がりなら収益が増え続けており、チャートが右肩下がりなら収益が減り続けていることを意味します。
収益性の高いEAは、数年スパンで見ると、チャートが右肩上がりになっています。
その2、勝率は60〜70%くらい
EAを購入するときは、勝率60〜70%のものを選びましょう。収益性の高いEAは、大体それぐらいの数値で収まります。
ただ例外もあって、平均収益が平均損失を上回っている場合は、勝率が40〜50%になることもあります。勝率が低くても、トータルで勝てていればOKです。
勝率は判断基準の1つにすぎないということですね。
その3、プロフィットファクターは1.2以上(理想は1.5以上)
プロフィットファクターとは、総利益に対する総損失の割合のこと。
例えば総利益が200万円で、総損失が100万円なら、プロフィットファクターは2.0。逆に総損失の方が高ければ、プロフィットファクターは1.0を下回ります。
簡単にまとめると、こんな感じ。
- PF1.0以下:収益がマイナス
- PF1.0:収益がゼロ
- PF1.0以上:収益がプラス
収益性の高いEAを買うなら、プロフィットファクターは1.2以上、欲を言うと1.5以上は欲しいですね。
プロフィットファクターはEAの収益力を示す重要な指標です。どのEAも選べばいいのかよくわからない方は、プロフィットファクターの高いEAを選びましょう。
ただしプロフィットファクターは運用し始めたときは、10以上になることがあります。できれば1年以上通算でのプロフィットファクターを確認しましょう。
その4、最大ドローダウンは20%以下(理想は10%以下)
最大ドローダウンは、今まで運用してきた中で、最も高い最大資産の下落率のこと。
例えば資産100万円で、1日で20万円の損失を出してしまった場合、最大ドローダウンは20%となります。
収益性の高いEAを探すなら、目安として最大ドローダウンは20%以下が良いですね。もっと堅実にEAを運用したいなら、10%以下を目指しましょう。
その5、平均利益が平均損失より高い
自動売買の収益を安定させるなら、なるべく平均利益が平均損失よりも高い、もしくは同じくらいのEAを選びましょう。
平均損失が平均利益よりもはるかに大きいEAを、コツドカ系EAと呼びます。コツコツ利益を積み上げて、損失をドカンと出すから「コツドカ」です。
有名なコツドカ系EAは、猫博士の「Pips_miner_EA」ですね。
コツドカ系は相場が安定しているときは利益率が高いのですが、相場が不安定になると、大きな損失を垂れ流すようになります。
以下の画像は「Pips_miner_EA」のフォワード成績。2020年12月に収益が大きく下落していますね。
玄人トレーダーだと不利な相場になった時にEAを止める判断ができるのですが、初心者は不利な相場でもEAを運用し続けることが多いため、損失が多くなりやすいのです。
コツドカ系EAは、利益率が高いのですが、運用が難しいデメリットがあります。
初心者は平均利益の比率が高い「安定系EA」を選びましょう。中でも「ロンドンは午前7時」などは安定度が高く、玄人トレーダーの間でも人気です。
その6、取引回数が週2〜3回以上(理想は1日1回)
自動売買の利益率を上げたいなら、なるべく取引回数が多いEAを選びましょう。目安は週に2〜3回以上の取引ですね。
取引回数が多ければ、獲得ピップスも多くなり、自動売買の利益率も大きくなります。
例えばこの記事のなかで最も利益率が高い「ロンギヌス EURCHF」というEAも、週に3回以上は取引をしています。
逆にどれだけプロフィットファクターが高くても、どれだけ勝率が高くても、取引回数が月1回だけだと、自動売買の利益が小さくなってしまいます。
自動売買で大きく稼ぎたいなら、週に2〜3回以上は取引をしているEAを選びましょう。
おすすめ有料EA(GogoJungleのみ)
有料EAはGogoJungleで購入しましょう。EAの種類も多く、フォワードテストも公開しており、データの信頼性が高いからです。
中でもおすすめの有料EAはこちら。
- ロンギヌス EURCHF
- CROCUS_EURJPY
- カタサンカク
- Swing_Max_EURAUD
- KonokaSystem_USDJPY_M5
- ロンドンは午前7時
- RECOBA Triple Swing M5
一番のおすすめは「ロンドンは午前7時」利益率は低めですが、大きな負けがほとんどなく、収益が安定しやすいです。
ここからはそれぞれのEAの特徴を見ていきます。
ロンギヌス EURCHF:25,500円
「ロンギヌス EURCHF」のスペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:3.83(3ヶ月)
- 最大ドローダウン:6.32%
- 勝率:76.88%
- 平均利益:164円
- 平均損失:-142円
- 価格:22,500円
「ロンギヌス EURCHF」は、EURCHF(ユーロ/スイスフラン)での逆張りに特化したスキャルピングEAです。
ユーロ/スイスフランの相場は、2015年のスイスフランショック以降レンジ相場が続いており、逆張りが機能しやすくなっています。
ポジションは最大40、1日あたりのトレードも15トレードと非常に多く、アグレッシブにpipsを獲得するスタイルです。
基本的に逆張りのEAなので、順張りのEAのポートフォリオに組み込むことで、トレード手法のリスク分散にもなります。
ただしスイスフランはスプレッドが広めなので、海外FX業者はTradersTrustやHotForexなどスプレッドの狭いところを選びましょう。
CROCUS_EURJPY:19,800円
「CROCUS_EURJPY」のスペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:3.22(6ヶ月)
- 最大ドローダウン:7.96%
- 勝率:73.21%
- 平均利益:8,183円
- 平均損失:-7,023円
- 価格:19,800円
「CROCUS_EURJPY」は、EURJPYの5分足で動作するEAです。
平均利益が平均損失よりも高いのに、勝率は70%と高いことから、収益性が優秀なEAであることがわかります。
「18年間のバックテストで1万円から45億円にした」という謳い文句は伊達ではありませんね。(誇大広告気味ですが)
またスプレッドが高くても、プロフィットファクターを高く維持できます。
- スプレッドが1.0:PFは1.79
- スプレッドが2.0:PFは1.56
- スプレッドが3.0:PFは1.35
なおスプレッドが広いと、プロフィットファクターも低くなり、自動売買の利益率も下がってしまいます。
自動売買をするなら、TradersTrustなどスプレッドの狭い海外FX業者を選びましょう。
カタサンカク:27,800円
「カタサンカク」のスペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:1.67(3ヶ月)
- 最大ドローダウン:4.30%
- 勝率:64.58%
- 平均利益:5,778円
- 平均損失:-6,293円
- 価格:27,800円
「カタサンカク」は、EURCHF(ユーロスイスフラン)のスキャルピングEAです。
EURCHF(ユーロスイスフラン)はレンジ相場になりやすいため、逆張りでのスキャルピング戦術が機能しやすいです。
スイスフランと聞くと、スイスフランショックを思い浮かべ、リスクの高い通貨ペアと思うかもしれません。
しかし以下の画像の通り、収益グラフは安定した右肩上がりを描いています。
含み損を抱えている期間が長めなのが気になりますが、それを差し引いてもこの右肩上がりの成長率は、十分にリターンが大きいと判断できます。
リアルフォワードの運用成績はまだ3ヶ月分しかありませんが、プロフィットファクターも1.6と高めで、今後の伸びしろには期待していいでしょう。
価格は27,800円と少し高めですが、スイスフランEAをポートフォリオに組み込みたいなら、「カタサンカク」は有力候補の1つといえます。
Swing_Max_EURAUD:15,800円
「Swing_Max_EURAUD」のスペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:1.61
- 最大ドローダウン:27.95%
- 勝率:63.74%
- 平均利益:3,902円
- 平均損失:-4,263円
- 価格:14,800円
「Swing_Max_EURAUD」は、EURAUDで高頻度のスイングトレードを行うEAです。
スイングトレードといっても、1日1回以上の高頻度トレードなので、利益率は高め。
それでもスキャルピングEAと比べると取引回数は少なめで、トレード1回あたりの利益を重視しているため、スプレッドの広いXMなどでも利用できます。
ユーロ/オーストラリアドルのスイングEAは珍しいため、ユーロドルEAなどをメインとして使っている方は、ポートフォリオの1つとして組み込むと収益が安定します。
KonokaSystem_USDJPY_M5:35,000円
「KonokaSystem_USDJPY_M5」のスペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:1.61
- 最大ドローダウン:9.63%
- 勝率:60.27%
- 平均利益:158円
- 平均損失:-149円
- 価格:35,000円
「KonokaSystem_USDJPY_M5」は、USDJPYの5分足でデイトレードを行うEAです。
公式のフォワードテストは5月から開始していますが、そこそこきれいな右肩上がりを描いていますね。
獲得pipsのほうも、平均100 pips前後を獲得しており、利益率も高いです。
デメリットは価格が高いこと。料金は35,000円で、EA相場が2万円であることを考えると、やや割高です。
ただ2020年の秋は多くのEAが利益を出せていないにもかかわらず、このEAは安定した利益を出しています。
価格が高いというデメリットを差し引いても、十分なリターンがあると判断できます。
ロンドンは午前7時:19,800円
「ロンドンは午前7時」のスペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:1.45
- 最大ドローダウン:8.82%
- 勝率:65.62%
- 平均利益:1,047円
- 平均損失:-1,357円
- 価格:19,800円
「ロンドンは午前7時」は、ロンドンの7時(日本時間の16時)でつけた高値・安値に逆張りするEAです。
世界最大のFX市場であるロンドン市場は、ロンドンの7時に始まります。通貨供給量が最も多くなるタイミングなので、テクニカル手法も通用しやすくなるのです。
高値・安値での逆張りは、一見するとリスクが高いようですが、テクニカルの精度は高め。以下のように安定した獲得pipsを稼いでいます。
価格は19,800円とまあまあお手頃で、トレード手法や全体的な収益も安定しています。
EAでトレード手法を分散をしたいなら、購入を検討しても良いでしょう。
RECOBA Triple Swing M5:30,000円
「RECOBA Triple Swing M5」のスペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:1.38
- 最大ドローダウン:14.94%
- 勝率:53.75%
- 平均利益:3,018円
- 平均損失:-2,546円
- 価格:30,000円
「RECOBA Triple Swing M5」は、AUDJPY、EURJPY、GBPJPYの3通貨ペアでデイトレード・スイングトレードを行うEAです。
勝率は53%と低めですが、平均利益が平均損失を上回っており、最大ドローダウンも14%と適正なため、全体的なトレード成績は優秀です。
公式のフォワードテストは以下の通り。
2020年の秋からは収益が横ばいになっていますが、これはボラティリティーの低いEA不利な相場が続いたため。1、2年単位で見れば、右肩上がりになっています。
そして何より開発者自身がEA自動売買を行っており、EA開発にも積極的なことから、利用者の間でも評判が良いです。
デメリットは価格が30,000円と相場より若干高めなこと。あとは利用者が300人と多いため、ロジックの優位性が薄れやすいことぐらいでしょうか。
また開発者は、Myfxbookでリアル口座のフォワード成績も公開しています。購入前に合わせて確認しましょう。
おすすめ無料EA
MT4のEAは、無料で入手することも可能です。
メジャーの入手方法は、海外FXの口座開設と引き換えに個別で配布してもらうこと。
ここからはおすすめの無料配布EAを紹介します。
Bloody Rose
「Bloody Rose」のスペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:1.94
- 最大ドローダウン:1.79%
- 勝率:63%
- 平均利益:2,443円
- 平均損失:-2,125円
- 価格:20,000円
「Bloody Rose」は、Larryさん(@Larry_MT4_EA)が作成した中でも特に収益力に優れたEAです。
このEAは「LET’S LEAL」というEA販売サイトでも購入できますが(2万円)、海外FXの口座開設で無料入手することもできます。
口座開設の対象は、AXIORYとTitanFX。既に口座を開設してしまった方でも、ある手続きをすれば、追加口座で配布EAをもらうこともできます。
数万円のEAを購入するのが怖いなら、まずは無料配布EAから試してみましょう。
無料配布EAの申請手続きは、Larryさんの運営ブログから行えます。
もしくはLET’S LEALからも購入できます。
Aurora execution
「Aurora execution」のスペックは以下の通り。
- プロフィットファクター:1.22
- 最大ドローダウン:0.79%
- 勝率:49%
- 平均利益:3,348円
- 平均損失:-2,592円
「Aurora execution」も、Larryさんが作成しているEAの1つです。
「Bloody Rose」ほどではありませんがEA界隈では有名で、使っている人もたまに見かけます。
こちらは販売されておらず、口座開設による無料配布限定となっています。
EA自動売買で効率よく稼ぐコツ
ここからはEA自動売買で効率よく稼ぐためのコツをまとめておきます。
コツ1、EA購入前にはフォワードテストを確認
EAを購入する前には、必ずフォワードテストを確認しましょう。
フォワードテストとは、EAの収益性や有効性を確かめるために、現在の相場で運用すること。バックテストと違って、過去の数値を使わないため、改ざんが難しく、信頼性も高いです。
GogoJungleでは、EAの購入ページでフォワードテストを確認できます。
例えばこちらは「カタサンカク」というEAのフォワードテスト。
トータルで見ると収益が右肩上がりを描いており、フォワードテストの結果は優秀だと判断できます。
またGogoJungle以外で購入するときは、Myfxbookのフォワードテストを確認しましょう。
次は「Bloody Rose」のフォワードテスト。
myfxbookのフォワードテストでは、赤枠部分「検証済みの実績・検証済みトレーディング権限」の2つに緑チェックが入っているかも確認してください。
こちらも成長グラフが右肩上がりを描いており、全体的なトレード成績は優秀です。
このようにフォワードテストを確認することで、EAについて信頼性の高いデータが確認できます。
EAを購入する前には、必ずフォワードテストを確認しておきましょう。
コツ2、まずはデモ口座でテスト運用
EA自動売買が初めてなら、まずはデモ口座を開設して、デモトレードでの運用から始めましょう。
デモ口座を開設するなら、以下の2つがおすすめ。
どちらもウェブサイトやサポートデスクが日本語に対応しており、デモ口座の開設も簡単に行えます。
ただAXIORYのデモ口座は初期残高が100万円で固定されています。10万円以下の残高に設定したいなら、XMのデモ口座の方がおすすめです。
デモ口座開設は、XMの「デモ口座開設ページ」から行えます。
コツ3、運用口座を「myfxbook」に登録
EA自動売買をするなら、運用口座をMyfxbookに登録しましょう。
Myfxbookは、紐付けした口座のトレード成績を記録してくれるサービスで、多くの自動売買トレーダーが利用しています。
MT4でも過去の収益は確認できますが、Myfxbookなら収益グラフや勝率、プロフィットファクターや最大ドローダウンなどを、より詳細に確認できます。
自動売買でトレードをするなら、EAのトレード成績や性能は把握しておくべきです。EA自動売買をするなら、必ずMyfxbookに登録しておきましょう。
登録手続きは、Myfxbookの「トップページ」から行えます。
コツ4、異なるロジック・通貨ペアでポートフォリオを組もう
どんな優れたEAも、1年中ずっと稼ぎ続けることはありません。調子が悪い時は、トータルの収益がマイナスになることもあります。
すべての資金を1つのEAで運用するのはリスキーです。自動売買の利益が安定したら、複数のEAを同時に運用しましょう。
その時は異なるロジックや通貨ペアのEAで分散すると良いです。例えばアメリカドル円のEAを既に運用しているなら、2つ目はユーロドルのEAにするとかですね。
目安として、稼いでいるEAトレーダーは、5個から10個ほどEAを同時運用している傾向があります。1つ目のEAで収益が安定してきたら、2つ目・3つ目のEAも導入しましょう。
EA自動売買におすすめの海外FX業者
EA自動売買をするなら、スプレッドが狭く、約定力の高い海外FX業者を選びましょう。
個人的なおすすめはこちら。
- AXIORY:手数料1ロット往復6ドル。最大10口座作れる
- Tradeview:手数料5ドル。会員ページが使いにくい
- TradersTrust:手数料6ドル。マイナススリッページが少ない
- HotForex:手数料最低5ドル。マイナススリッページが少ない
自動売買が初めてなら、まずはAXIORYがおすすめ。リアル口座を最大10口座作れるため、EAの複数同時運用と相性がいいです。
また会員ページも使いやすく、複数口座を同時に管理でき、口座放置ペナルティがないのも大きなメリット。
ただEA界隈では「AXIORYはマイナススリッページが発生しやすい」という意見もあります。EAの利益率を上げたいなら、TradersTrustやHotForexに切り替えましょう。
EA自動売買におすすめの有料VPS
自動売買をするなら、VPS(仮想専用サーバー)を契約する必要があります。
VPSは簡単に言うと、オンラインでレンタルできるパソコン環境のこと。24時間EAを運用するなら必須です。
月額有料VPSのおすすめはこちら。
- お名前.comのデスクトップクラウド:初心者におすすめ
- ABLENET VPS:10日間の無料お試しあり
- VULTR:海外VPS。料金体系がわかりにくい
- CONTABO:海外VPS。月額1,200円の超コスパ
自動売買が初めてなら、まずはお名前.comのデスクトップクラウドがおすすめ。
日本大手のGMOが運営しており、わからないことがあっても、日本語で丁寧にサポートしてもらえます。デメリットは料金がやや高いことで、メモリ2GBのプランで月額2,500円ほどです。
VPSの料金を節約したいなら、CONTABOがおすすめ。こちらはメモリ8GBで、WindowsOSとセットでも、月額1,300円程度です。
ただしサービスはすべて英語で、わからないことがあった時も、サポートに英語で質問する必要があります。
EAが高すぎて買えないなら、コピートレードがおすすめ
EA自動売買の最大のデメリットは、EAの価格が非常に高いこと。GogoJungleで安いものでも2万円、高額な部類だと3万円になります。
1つ購入するだけならともかく、リスク分散のために10個購入すると、費用が20万円から30万円になってしまいます。
いきなりEAに大金を突っ込みたくないなら、コピートレードの方がおすすめ。
コピートレードには以下のメリットがあります。
- 初期費用が無料(利用手数料は利益から徴収される)
- VPSの契約が不要(相場は月額2,000円前後)
- EA自動売買より利益率が高い(月利20〜30%。EAは5〜10%)
- 経済指標や相場に合わせて、EAを止める必要がない
デメリットも挙げておきましょう。
- ストラテジープロバイダーが突然トレードを辞めてしまうことがある
- 日本在住者は利用サービスが限られる(Zulutradeは利用不可)
- ノウハウを国内FX業者に転用しにくい
デメリットを差し引いても、トータルのメリットの方が大きいと判断できます。
そしてコピートレードするなら、まずはHotForexのコピートレードがおすすめ。ストラテジーの人数が多く、優秀なトレーダーを探しやすいからです。
ただHotForexはフォロワー口座を3つしか開設できません。慣れてきたらcTraderのコピートレードも併用して、さらにリスク分散しましょう。
まとめ:収益性の高いEAを見つけよう
ここまで収益性の高いEAやおすすめEAについてわかりやすく解説してきました。
収益性の高いEAの条件は以下の通り。
- フォワードテストの収益が右肩上がり
- 勝率は60〜70%以上
- プロフィットファクターが1.2以上
- 最大ドローダウンは20%以下
- 平均利益が平均損失より高い(もしくは同じくらい)
- 取引回数が週2〜3回以上
それらの条件をある程度満たしているEAは、以下の3つです。
- ロンギヌス EURCHF:獲得pipsが非常に大きい
- カタサンカク:スイスフランの逆張りEA。利益率高め
- ロンドンは午前7時:安定型の逆張りEA
これら3つのEAは、自動売買トレーダーの間でも評判が高く、うまく運用できれば自動売買の収益性がアップします。
そしてEA自動売買をするなら、ブローカーとVPSも重要。
海外ブローカーは、AXIORYがおすすめ。サイトが日本語に対応しており、会員ページも使いやすく、リアル口座を最大10口座も開設できるからです。
ちなみにGogoJungleのEAは、海外ブローカーでも問題なく使えます。
VPSについては、初心者ならお名前.comデスクトップクラウドがおすすめ。ウェブサイトや会員ページが使いやすく、日本語のサポートも充実しています。
ただ料金は2GBで2500円前後と高め。VPSの運用に慣れてきたら、海外VPSのCONTABOに切り替えましょう。料金を月額1300円ほどに抑えられます。