AXIORYではCFD取引も可能です。
CFD取引とは、エネルギーや農作物、貴金属や株価指数などにレバレッジをかけるトレードのこと。FXトレードと似たようなものです。
ではAXIORYでCFD取引はすべきなのでしょうか? またCFD取引とFXトレードでは何がどう違うのでしょうか?
この記事ではAXIORYのCFD取引とCFD銘柄についてわかりやすく解説します。
CFD銘柄は、AXIORYの「トップページ→取扱商品」で銘柄ごとに確認できます。
AXIORYでのCFD取引の始め方
まずはAXIORYでCFD取引を始める方法を解説しておきます。
パソコンでのCFD取引の始め方
パソコンでのCFD取引の始め方は以下の通り。
- AXIORYの「口座開設ページ」で口座開設する
- MT4・cTraderをダウンロード・インストールする
- 取引ツールを起動して、ログインする(口座アカウント・パスワードが必要)
- 「シンボルの追加」を行う
AXIORYでCFD取引をするには、当然AXIORYの口座アカウントが必要です。まだ口座を作っていない方は、AXIORYの口座開設ページから作っておきましょう。
口座開設をすると、取引プラットフォームにログインできるようになります。ログインした後は、シンボル追加の項目から、取引したいCFD銘柄を追加しましょう。
取引ツールの「cTrader」はAXIORYでのCFD取引に対応していますが、日本語の情報がまだ少ないです。取引に慣れていない方は、MT4から始めましょう。
対応プラットフォームは、AXIORYの「MT4・cTrader」でダウンロードできます。
スマホ・タブレットでのCFD取引の始め方
スマホ・タブレットでCFD取引を始める方法は以下の通り。
- AXIORYの「口座開設ページ」で口座開設する
- MT4アプリ・cTraderアプリをダウンロードする
- 取引ツールを起動して、ログインする(口座アカウント・パスワードが必要)
- 「シンボルの追加」を行う
基本的な流れはパソコンの時と同じです。
トレードアプリの使い方は、MT4・cTraderも大きな違いはありませんが、それでもcTraderアプリの日本語の情報は少ないです。トレードに不慣れな方は、MT4アプリから始めましょう。
対応アプリは、AXIORYの「MT4・cTrader」でダウンロードできます。
AXIORYのCFD銘柄一覧
ここからはAXIORYで利用できるCFD銘柄の詳細を見ていきます。
AXIORYの金銀・レアメタル銘柄一覧
金銀・レアメタル銘柄の詳細は以下の通り。スプレッドはスタンダード口座のものです。
銘柄 | スプレッド | レバレッジ | 最低必要証拠金 | 最小ロット |
XAU/USD | 4.1 | 100倍 | 購入額の1.0% | 0.01ロット |
XAG/USD | 5.1 | 100倍 | 1.0% | 0.01ロット |
XPD/USD | 290.2 | 20倍 | 5.0% | 0.1ロット |
XPT/USD | 27.6 | 20倍 | 5.0% | 0.1ロット |
貴金属銘柄のレバレッジは20倍から100倍ほど。FX通貨ペアの最大レバレッジ400倍と比べると低めですね。
さらにスプレッドも4.0 pipsを超えています。AXIORYの主要通貨スプレッドが、1.0 pips前後であることと比べると、どの銘柄もスプレッドは広めです。
CFD銘柄は基本的にスプレッドが広いため、デイトレードやスキャルピングトレードには向きません。短期売買ならFX通貨ペアがおすすめ。
レアメタル銘柄は、AXIORYの「取扱商品→貴金属CFD」で確認できます。
AXIORYのエネルギー銘柄一覧
エネルギー銘柄の詳細は以下の通り。
銘柄 | スプレッド | レバレッジ | 最低必要証拠金 | 最小ロット |
CL | 0.4 | 20倍 | 購入額の50% | 0.01ロット |
NGAS | 1.4 | 20倍 | 5.0% | 0.1ロット |
シンボルの「CL」は「Crude Oil(原油)」の略語で、NGASは「Natural Gas(天然ガス)」の略語です。
どちらの銘柄もレバレッジが20倍と低く、大きな収益を上げるには多額の資金が必要となります。単純計算でレバレッジ400倍のFX通貨ペアと比べて、必要な資金量は20倍です。
資金の少ない人がハイリスクトレードをするなら、エネルギー銘柄よりもFX通貨ペアの方がおすすめ。レバレッジ400倍だと、収益効率が良くなります。
エネルギー銘柄は、AXIORYの「取扱商品→エネルギーCFD」で確認できます。
AXIORYの株価指数CFD銘柄一覧
株価指数CFD銘柄の詳細は以下の通り。
銘柄 | スプレッド | レバレッジ | 最低必要証拠金 | 最小ロット |
Nikkei 225 | 0.9 | 100倍 | 購入額の0.1% | 0.01ロット |
HK50 | 6.4 | 50倍 | 0.2% | 0.01ロット |
FTSE 100 | 1.8 | 100倍 | 0.1% | 0.01ロット |
EURO STOXX 50 | 2.4 | 100倍 | 0.1% | 0.01ロット |
CAC 40 | 2 | 100倍 | 0.1% | 0.01ロット |
DAX 30 | 1.4 | 50倍 | 0.2% | 0.01ロット |
S&P/ASX 200 | 5.6 | 100倍 | 0.1% | 0.01ロット |
Dow Jones | 7 | 100倍 | 0.2% | 0.01ロット |
NASDAQ | 2.1 | 100倍 | 0.5% | 0.01ロット |
S&P 500 | 0.8 | 100倍 | 0.5% | 0.01ロット |
株価指数とは簡単に言うと、株価は平均化した数値のこと。日本だと東証株価指数のTOPIXや日経平均株価(日経225)などが有名ですね。
株価指数銘柄のレバレッジも50倍から100倍で、FX通貨ペアの最大400倍と比べると低めです。
株価指数銘柄を買いポジションで保有し続けると、配当金がもらえます。逆に売りポジションを保有し続けると、配当金を支払うので注意しましょう。
インデックス銘柄は、AXIORYの「株価指数CFD」で確認できます。
AXIORY CFD銘柄の必要証拠金の計算方法は?
ではAXIORYでCFD取引をするには、どれぐらいのお金が必要なのでしょうか?
CFD銘柄での必要証拠金の計算方法は以下の通りです。
- 必要証拠金=オープン価格 × コントラクトサイズ × ロット数 × 証拠金率
これだけだとわかりにくいので、実例を用いて計算してみましょう。
日経225を1ロット買いポジションで保有する場合、必要証拠金は以下のようになります。
- 必要証拠金=オープン価格(22,721円)×コントラクトサイズ(10.00)×ロット数(1.0)×証拠金率(0.1%)=227円
AXIORYの日経225はコントラクトサイズと証拠金率が低いためか、必要証拠金がかなり少なめになりました。
CFD銘柄でトレードをする前には、ざっくりとでもいいので、必要証拠金の計算をしておきましょう。うっかり大量のロットを保有してしまうと、ロスカットのリスクが跳ね上がるからです。
コントラクトサイズは、AXIORYの「株価指数CFD」で確認できます。
CFD取引とFX取引の違いは?
ここからはAXIORYでのCFD取引とFX取引の違いをまとめておきます。
レバレッジの違い
CFDとFXのレバレッジの違いは以下の通り。
- CFD取引:20〜100倍
- FX取引:最大400倍
CFD銘柄のレバレッジが20倍から100倍と低めなのに対して、FX通貨ペアは最大400倍とかなり高めです。
レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金が少なくなり、わずかな資金でも大きな利益を出しやすくなります。トレードの資金が少ない人は、レバレッジの高いFX取引の方がおすすめ。
レバレッジ400倍でも低いと感じたら、レバレッジ888倍のXMやレバレッジ1,000倍のGemForexを検討しましょう。
CFD銘柄のレバレッジは、AXIORYの「トップページ→取引商品」で銘柄ごとに確認できます。
スプレッドの違い
CFDとFXのスプレッドの違いは以下の通り。
- CFD取引:0.4〜290.2 pips
- FX取引:0.2〜1105.3 pips
どちらの銘柄もスプレッドの幅は広いですが、特にFX通貨ペアの方が顕著です。ちなみにこの1,100ピップスは、ユーロ/ロシアルーブルの通貨ペアです。
CFDもFXも、スプレッドが低いものだと1.0 pips未満のものはいくらかあります。ただしCFDはレバレッジが低いため、短期的なトレードをするにしても、FXトレードよりも多額の資金が必要となります。
スプレッドの狭い銘柄で短期売買をするにしても、レバレッジの高いFX通貨ペアの方がおすすめです。
スプレッドは、AXIORYの「スプレッド一覧」で確認できます。
取引時間の違い
CFDとFXの取引時間の違いは以下の通り。
- CFD取引:銘柄によって異なる
- FX取引:月曜07:04〜土曜06:58(夏時間は1時間早くなる)
FX通貨ペアは基本的に取引時間が決まっていますが、CFD銘柄は取引時間が銘柄によってバラバラです。
CFD銘柄で取引をするなら、銘柄の取引時間をチェックしておく必要もあります。
CFD銘柄の取引時間は、AXIORYの「トップページ→取扱商品」で銘柄ごとに確認できます。
まとめ:CFD取引よりFX取引の方がおすすめ
ここまでAXIORYのCFD銘柄について説明してきました。
CFD銘柄はFXと比べて、スプレッドが広く、レバレッジが低いため、資金の少ない人や短期売買をする人には不向きです。
10万円から50万円位の資金でハイリスクなトレードをするなら、CFD取引よりも、FXトレードの方が利益が出しやすいでしょう。
それにCFDは銘柄ごとにレバレッジや取引時間、コントラクトサイズなどが異なり、FXと比べて複雑です。海外FXを始めたばかりの人は、FXトレードがおすすめ。
CFD銘柄は、AXIORYの「トップページ→取扱商品」で銘柄ごとに確認できます。