この記事ではXM 証拠金維持率目安を解説していきます。(XM「MT4/MT5」で確認可能)
XMの証拠金維持率目安は500%前後
XMの証拠金維持率目安は500%前後となります。これは他の海外FXブローカーで資本効率の高いトレードをするときにも1つの目安となります。
XMで資金10,000ドルをドル円3.0ロットで運用したときの証拠金維持率はこちら。
口座残高 | 未実現損益 | 有効証拠金 | 必要証拠金 (ドル円/3.0ロット) | 証拠金維持率 |
---|---|---|---|---|
資金10,000ドル | -1,000ドル | 9,000ドル | 300ドル | 3000% |
-3,000ドル | 7,000ドル | 300ドル | 2333% | |
-5,000ドル | 5,000ドル | 300ドル | 1666% | |
-7,000ドル | 3,000ドル | 300ドル | 1000% |
XMはレバレッジが1000倍と非常に高く、ドル円3.0ロットの必要証拠金も300ドルと低めなため、含み損が大きくなっても証拠金維持率を高く維持しやすいです。
これがレバレッジ400倍のAXIORY ナノ口座やレバレッジ200倍のTradeview ILC口座だと、必要証拠金はもっと高額になり証拠金維持率が圧迫されやすくなります。
ナンピン・マーチンゲールEAなど必要証拠金・含み損の膨らみやすいトレードロジックを採用するなら、レバレッジ1000倍のXMを優先して使いましょう。
XMの証拠金維持率は、XM「会員ログイン→マイアカウントの概要」あるいはMT4/MT5で確認できます。(ポジション保有中のみ)
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率の計算方法はこちら。
- 有効証拠金/必要証拠金*100
有効証拠金を必要証拠金で割り算し、それに100をかけることでパーセンテージ変換します。
例えば有効証拠金が9,000ドルで、必要証拠金が300ドルなら、900/300*100で3000%となります。
証拠金維持率の目安として、200%以下ならリスクの取りすぎ、200%から500%なら適正、1000%以上なら資本効率がやや悪いと判断します。
証拠金維持率は、有効証拠金が多いほど、そして必要証拠金が少ないほど高くなります。
海外FXのハイリスクトレードでは運用額は10万円から100万円を想定することが多いため、証拠金維持率の高いトレードをするなら、レバレッジの高い口座を使って必要証拠金を抑える必要があります。
その点でレバレッジ1000倍のXMは、レバレッジ400倍のAXIORY・Tradeviewよりも資本効率の高いハイリスクトレードがしやすくなります。(ただし取引コストはやや劣る)
XMの証拠金維持率は、XM「会員ログイン→マイアカウントの概要」あるいはMT4/MT5で確認できます。(ポジション保有中のみ)
証拠金維持率の確認方法
XMの証拠金維持率は、XM会員ページの「マイアカウントの概要」で確認できます。
あるいはMT4/MT5でログイン後の口座ステータスでも確認できます。
XMの証拠金維持率は、XM「会員ログイン→マイアカウントの概要」あるいはMT4/MT5で確認できます。(ポジション保有中のみ)
証拠金維持率を500%前後を維持する方法
裁量トレードなら資金10,000ドル/合計3.0ロットを目安にする
裁量トレードの場合、運用ロットは資金10,000ドルあたり3.0ロットを目安にしましょう。そして1ポジションを3.0ロットにするのではなく、1.0ロットのポジションを3段にします。
ポジションを分割するのはマイナススリッページ対策です。FXでは運用ロットが大きくなるほどマイナススリーページが生じやすくなります。そのためロットは1.0ロットで固定し、ポジション数でリスク管理した方がいいです。
XMの口座レバレッジが1000倍と非常に高いため、リスク管理に自信があるなら運用ロットは資金10,000ドルあたり5.0ロットにしても構いません。
口座レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金が少なくなって、証拠金維持率が圧迫されにくくなるため、ハイリスクトレードをしてもロスカットされにくくなります。
XMの証拠金維持率は、XM「会員ログイン→マイアカウントの概要」あるいはMT4/MT5で確認できます。(ポジション保有中のみ)
EA自動売買(グリッドEA)なら資金10,000ドル/0.1ロットを目安にする
EA自動売買をする場合、運用ロットは資金10,000ドルあたり0.1ロットを目安にします。
ただこれはナンピンEAの場合であって、単一ポジションEAなら資金10,000ドルあたり1.0ロット、マーチンゲールEAなら資金10,000ドルあたり0.03ロットから0.05ロットを目安にします。
グリッド・マーチンゲールEAなどの複数ポジションEAは、含み損が大きくなるごとにポジション・ロットを増やしていくため証拠金維持率が圧迫されやすいです。そのため運用ロットは控えめにしておくのが一般的です。
EA自動売買でリスク管理の練習をするなら、MQL5の無料EA「Grid EA Pro」がおすすめ。MQL5アカウントを持っていれば誰でも無料ダウンロードできます。
トレードロジックは、ロット倍率1.1倍のグリッド・マーチンゲール。トレーリングストップやオーバーラップ決済を組み合わせているため、一般的なグリッド・マーチンゲールEAよりリスクリワードは高めです。
XMの証拠金維持率は、XM「会員ログイン→マイアカウントの概要」あるいはMT4/MT5で確認できます。(ポジション保有中のみ)