TradeviewでのFXトレードが初めてで、いきなりお金を失うのが怖いなら、まずはデモ口座から始めましょう。
デモ口座ならFXトレードで損をしても、実際にお金を失わないからです。
では実際にTradeviewでデモ口座を使う上で、気をつけることはあるのでしょうか? またおすすめの設定方法などはあるのでしょうか?
この記事ではTradeviewのデモ口座について解説します。
デモトレードは、Tradeviewの「デモ口座開設ページ」で始められます。
Tradeviewデモ口座の開設方法
ここからはTradeviewのデモ口座の開設手順を述べていきます。
手順1、Tradeviewの公式サイトにアクセスする
まずはTradeviewの「トップページ」にアクセスしてください。
手順2、「無料デモ口座」をクリックする
次にトップページにある「無料デモ口座」という白いボタンをクリックします。
もしくはTradeviewの「デモ口座開設ページ」に直接アクセスしてもOKです。
手順3、フォームを入力して、送信ボタンをクリックする
デモ口座開設をクリックすると、デモ口座の登録フォームに移動します。
入力する情報は以下の4つです。
- お名前(半角ローマ字)
- メールアドレス(半角英数)
- レバレッジ(1倍、10倍、50倍、100倍、200倍、400倍)
- 通貨(USD、JPY、EUR、MXN、ZAR)
レバレッジのおすすめは最大の400倍。レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金が少なくなり、少ない資金でも利益率の高いトレードができるからです。
「通貨」の項目では、FX口座の取引通貨を選べます。日本人なら日本円の「JPY」を選びましょう。身近で使っている通貨の方が、収益や損失を実感しやすいからです。
最後に「Eメール受け取りに同意します」のチェックボックスにチェックを入れて、赤色の「送信」ボタンをクリックするだけです。
ここからはデモ口座の設定について補足しておきます。
口座残高は100万円で固定
デモ口座は口座残高は100万円に固定されています。他の金額には変更できません。
デモ口座の残高を細かく調整したいなら、TradeviewではなくAXIORYのデモ口座を使いましょう。MT4だけでなくcTraderのデモ口座も使えます。
AXIORYのデモ口座は、AXIORYの「口座開設ページ」から開設できます。
取引ツールは「MT4・MT5(デスクトップ版)」のみ
デモ口座で利用できる取引ツールは、MT4とデスクトップ版MT5のみ。cTraderやCURRENEXなどは使えません。
そしてMT5はウェブブラウザ版が使えません。
ウェブブラウザ版のMT5でデモトレードをしたいなら、XMのデモ口座を開設しましょう。
XMのデモ口座は、XMの「デモ口座開設ページ」から開設できます。
手順4、デモ口座開設完了のメールを確認する
送信ボタンをクリックすると、登録したメールアドレスにデモ口座開設完了のメールが届きます。
メールにはデモ口座の口座アカウント番号とパスワードが記載されているので、なくさないよう保管しましょう。
これらのパスワードはMT4にログインするときに必要となります。
Tradeviewデモ口座を開設した後にやること
デモ口座を開設しても、すぐにFXトレードができるわけではありません。
ここからはTradeviewのデモ口座を開設した後にやることをいくつか述べておきます。
その1、取引ツール「MT4」をダウンロードする
デモ口座でFXトレードを始めるなら、まずはTradeviewの「取引プラットフォーム」でMT4をダウンロードしましょう。
TradeviewのMT4に対応しているデバイスは以下の通り。
- Windows(パソコン)
- App Store(iPhone/iPad)
- Google Play(Androidスマホ・タブレット)
残念ながらMac OSやウェブトレーダーには対応していません。
MT4は、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で確認できます。
その2、取引ツール「MT4」にログインする
MT4を利用するには、最低1回はログインをする必要があります。
MT4にログインするには、
- 口座アカウント番号
- ログインパスワード
の2つを入力しましょう。
これらのパスワードはTradeviewでデモ口座を開設したときに、メールで送られたはずです。忘れてしまった方は、もう一度メールボックスから掘り返しましょう。
もしうっかりメールを削除してしまったなら、もう一度デモ口座を作り直しましょう。入力項目も少ないので、そのほうが手っ取り早いです。
デモ口座の作り直しも、Tradeviewの「デモ口座開設ページ」から行えます。
その3、実際にトレードしてみる
MT4へのログインに成功したら、実際にFXトレードをしてみましょう。自分のお金を使わないため、気軽にトレードできるはずです。
具体的にどうトレードすればいいのかわからないなら、以下の手法がおすすめ。
- トレードの基本戦術は、トレンド相場での押し目買い・戻り売り
- 取引ロット数は0.1ロットから
- デイトレードは損切り20 pips、利食い40 pips
- スイングトレードは損切り40 pips、利食い80 pips
- 1日以上ポジションを保有するなら、経済指標にも警戒する
FXトレードの上手なやり方は、言語化が難しいです。トレードの腕を鍛えたいなら、まずは実際にトレードをしてみましょう。
勝率の高いトレード手法は、こちらの記事をご覧ください。
デモ口座は、Tradeviewの「デモ口座開設ページ」で開設できます。
Tradeviewデモ口座の注意点
ここからはTradeviewのデモ口座を使う上での注意点を述べておきます。
その1、デモトレードは実際に使う金額を設定しよう
デモ口座の残高は、自分が実際にFXトレードで使う金額に設定しましょう。資金が10万円なのに1,000万円で取引をしても、身の丈にあったトレード感覚が身につきません。
ただ残念なことに、Tradeviewのデモ口座は口座残高の初期設定ができず、100万円に設定されています。
デモ口座の残高を細かく調整したいなら、XMやAXIORYなどでデモ口座を開設しましょう。
XMのデモ口座は、XMの「デモ口座開設ページ」から開設できます。
AXIORYのデモ口座は、AXIORYの「口座開設ページ」から開設できます。
その2、デモトレードとリアルトレードは全くの別物
デモトレードで運良く大金を稼いだからといって、その手法をリアルトレードに持ち込むのはやめましょう。
デモトレードでは自分のお金を使わないため、リスクに無頓着になりがちです。ロスカットやゼロカットをされても、自分のお金ではないので、他人事のように思えてしまうのです。
ただリアルトレードとなると話は違います。実際に自分のお金を使うため、デモトレードの時ほど冷静な判断はできないでしょう。
たとえデモトレードであっても、今後リアルトレードをするなら、なるべく真剣にやりましょう。デモトレードで手を抜くと、トレードの手法が身に付かず、リアルトレードの成績も悪くなります。
その3、本番と同じく経済指標にも警戒しよう
デモトレードはリアルトレードの練習をするためのものです。デモトレードをする時でも、本番と同じように経済指標を確認しましょう。
経済指標の発表があると、チャートが大きく変動して、ポジション・ロット数次第では大損を抱えるリスクもあるからです。
経済指標はみんかぶFXの「経済指標カレンダー」で確認するのが便利です。情報収集を取引ツール内で済ませたいなら、cTraderもおすすめ。
cTraderならパソコン版でもアプリ版でも、ツール内部で経済指標が確認できます。FXトレードと情報収集を同時に済ませられるため、時間の節約にもなります。
cTraderは、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で確認できます。
その4、デモ口座は会員ページにログインできない
Tradeviewのデモ口座は、会員ページにログインできません。
会員ページでは、FX口座の入金・出金、資金移動、追加口座開設などが行えます。
Tradeviewの会員ページの使い勝手を試したいなら、リアル口座を開設しましょう。
リアル口座は、Tradeviewの「口座開設ページ」で開設できます。
Tradeviewデモ口座に関するよくある質問
ここからはTradeviewのデモ口座に関するよくある質問をまとめておきます。
Tradeviewデモ口座の有効期限は?
デモ口座の有効期限は3カ月間です。
ただしリアル口座を保有している人に限り、デモ口座の期限を無期限にできます。無期限化は、Tradeviewのサポートデスクで申請します。
リアル口座は、Tradeviewの「口座開設ページ」で開設できます。
Tradeviewデモ口座の残高は変更できる?
Tradeviewのデモ口座は、口座残高の変更ができません。
口座残高を細かく調整したいなら、XMやAXIORYのデモ口座を利用しましょう。
XMのデモ口座は、XMの「デモ口座開設ページ」で開設できます。
AXIORYのデモ口座は、AXIORYの「口座開設ページ」から開設できます。
Tradeviewデモ口座の追加口座は最大何個作れる?
Tradeviewのデモ口座開設数は制限がないため、デモ口座を大量に開設することもできます。
ただしTradeviewの会員ページはデモ口座を一括管理できないので、デモ口座を作りすぎると、パスワードの管理が大変になります。
デモ口座をたくさん運用したいなら、AXIORYのデモ口座を開設しましょう。
AXIORYもデモ口座を無制限に作れますし、会員ページの「MyAxiory」では複数口座を一括管理できるからです。
AXIORYのデモ口座は、AXIORYの「口座開設ページ」から開設できます。
Tradeviewデモ口座の口座タイプは?
Tradeviewのデモ口座の口座タイプは、ILC口座です。
ILC口座はTradeviewのECN口座で、取引手数料が1ロット往復5ドルと非常に安いのが大きな特徴。
デモ口座ではXレバレッジ口座やcTrader口座は使えません。ILC以外のの口座タイプを使いたいなら、リアル口座を開設しましょう。
リアル口座は、Tradeviewの「口座開設ページ」で開設できます。
Tradeviewデモ口座の取引ツールは?
Tradeviewのデモ口座で利用できる取引ツールは、MT4・デスクトップ版MT5のみ。cTraderやCURRENEXは利用できません。
他の取引プラットフォームは、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で確認できます。
まとめ:Tradeviewデモ口座は設定できる項目が少ない
ここまでTradeviewのデモ口座開設について説明してきました。
Tradeviewのデモ口座は、Tradeviewの「デモ口座開設ページ」で開設できます。
ただしデモ口座で使える取引ツールは、MT4とデスクトップ版MT5のみ。
さらに口座残高の金額も100万円に固定されています。10万円くらいの手ごろな金額で試せないのは不便ですね。
もっと細かい条件でデモ口座を使いたいなら、XMかAXIORYの方がおすすめ。どちらも口座残高を、少額かつ自由に設定できます。
XMのデモ口座は、XMの「デモ口座開設ページ」で開設できます。
AXIORYのデモ口座は、AXIORYの「口座開設ページ」から開設できます。