Tradeviewはベテラントレーダー向けの海外FX業者です。口座開設・入金ボーナスもありませんし、会員ページやトップページも使いにくいです。
もしTradeviewが自分に合わないと感じたなら、利用を止めて、口座解約することも検討すべきでしょう。
ではTradeviewで口座解約をするには、具体的に何をどうすれば良いのでしょうか?
ここからはTradeviewの口座解約方法について見ていきます。
口座解約は、Tradeviewの「お問い合わせ」から行えます。
Tradeviewの口座解約は、サポートデスクから行う
Tradeviewには専用の口座解約フォームなどはありません。
口座解約はTradeviewのサポートデスクから行います。
サポートデスクへの連絡方法は基本的にメールで、メールアドレスは以下の通り。
メールアドレスのリンクをクリックすると、メーラーが開いて、メール送信できます。
サポートデスクの営業時間は以下の通り。
- 月曜から金曜 24時間
私もTradeviewのサポートデスクに何回かメールをした事はありますが、基本的に24時間以内には返信してくれます。
少し日本語がたどたどしいところもありますが、基本的なコミュニケーションする分には問題ないはずです。
サポートデスクの連絡先は、Tradeviewの「お問い合わせ」で確認できます。
Tradeviewの口座解約方法その1、サポートデスクに連絡
Tradeviewで口座解約するには、サポートデスクに口座解約したいことをメールで伝えましょう。
メールの文面には以下の3つの情報を記載しておくと、やりとりがスムーズになります。
- 氏名
- 解約する口座の口座番号
- 解約する理由
Tradeviewのメールアドレスは以下の通り。リンクをクリックすれば、メール送信できます。
- メールアドレス:japanesesupport@tvmarkets.com
もしくはTradeviewのお問い合わせフォームからも連絡できます。メーラーを開くのが煩わしい方は、こちらを利用しましょう。
ただしTradeviewで口座解約すると、その口座アカウントでは二度とログインできなくなります。取引履歴も確認できなくなるので注意しましょう。
取引履歴が確認できないと、確定申告で収益・損失の確認ができなくなります。口座解約は慎重にしましょう。
Tradeviewの口座解約方法その2、出金フォームから解約
Tradeviewにはもう一つの口座解約方法があります。
それはTradeviewの出金フォームから口座解約手続きを行うこと。
Tradeviewの出金フォームには、なぜか「口座解約をしますか?」という選択肢があります。普段は「いいえ」を答えるところですが、「はい」を答えることで口座解約できます。
出金と同時に解約手続きも済ませたいなら、こちらの解約方法を利用しましょう。
出金時の口座解約は、Tradeviewの「出金ページ」で確認できます。
Tradeviewでの口座解約前にやっておくべきこと
Tradeviewで口座開設をする前には、いくつかやっておくべきことがあります。
ここからはそのやるべきことを詳しくお話しします。
その1、口座から全額出金しておく
Tradeviewで口座解約する前には、解約する口座の資金を全額出金しておきましょう。
口座出金は、Tradeviewの出金フォームからおこないます。
Tradeviewには10種類以上の出金方法がありますが、おすすめはbitwalletによる出金。
理由は出金手数料が安く抑えられるからで、Tradeview側の手数料1ドルを足しても、1000円以内で出金できます。
出金方法は、Tradeviewの「出金ページ」で確認できます。
その2、保有ポジションを全額決済しておく
Tradeviewで口座解約する前には、保有ポジションを全て決済しておきましょう。
ポジションの決済は、Tradeviewの取引プラットフォーム「MT4・MT5・cTrader・CURRENEX」で行います。
ポジションを決済するだけなら、アプリ版かウェブブラウザ版がおすすめ。デスクトップ版をもう一度起動したり、インストールしたりするのは手間がかかりますからね。
取引プラットフォームは、Tradeviewの「取引プラットフォーム」でダウンロードできます。
その3、取引ツールから取引履歴をダウンロードしておく
Tradeviewで口座解約する前には、取引履歴をダウンロードしておくことをおすすめします。
特に給与所得者はFXトレードで20万円以上稼いでいると、確定申告が義務づけられます(給与所得者以外は38万円以上)。
確定申告をスムーズに済ませたいなら、口座解約前に取引履歴をダウンロードしておきましょう。
MT4・MT5で取引履歴をダウンロードする方法は、こちらの記事が参考になります。
cTraderで取引履歴をダウンロードする方法は、こちらが参考になります。
取引履歴をダウンロードするには、デスクトップ版の取引プラットフォームが必要。
デスクトップ版は、Tradeviewの「取引プラットフォーム」でダウンロードできます。
Tradeviewの口座を解約せず、放置するとどうなる?
もしTradeviewで口座解約をせずに、そのまま放置するとどうなるのでしょうか?
ここからはTradeviewで口座を放置した場合を見ていきます。
6ヶ月以上放置すると、毎月50ドルの口座維持手数料が発生する(返金は可能)
Tradeviewでは口座を6カ月間使わずに放置していると、毎月50ドルの口座維持手数料が発生します。
Tradeviewの利用規約から引用しておきましょう。
Funded accounts which remain inactive for a period of six (6) months will be charged an inactive account fee of $50.00 USD.
日本語訳:6か月間非アクティブのままである資金アカウントには、50.00米ドルの非アクティブアカウント料金が請求されます。
確かに「口座を6カ月間放置すると、50ドルの手数料を請求する」と書かれてありますね。Tradeviewでは追加口座をたくさん作って、放置するのは良くないようです。
ただこの口座維持手数料は、口座入金したり、トレードしたりすることで、返金されます。サポートデスクに確認したところ「口座内の資金が動かない状態が長期間続くのが、監査上で問題になる」とのこと。
口座維持手数料50ドルをとられてしまったら、口座入金やトレードをして、返金してもらいましょう。
口座維持手数料は、Tradeviewの「利用規約」で確認できます。
残高ゼロで6ヶ月放置すると休眠(サポートデスクに連絡して解除できる)
Tradeviewで口座残高ゼロのまま6カ月間放置すると、口座が休眠状態になってしまいます。
口座が休眠状態になるとログインできなくなり、もう一度アクティブ化するには、サポートデスクに申請をする必要があります。
休眠口座の解除方法は、Tradeviewのサポートデスクに住所確認書類を提出すること。書類が確認でき次第、口座がアクティブになり、もう一度ログインできるようになります。
Tradeviewは口座アカウントと会員ページが同じパスワードで紐付いているため、口座が休眠すると、会員ページにもログインできなくなります。
Tradeviewでは口座を6カ月間放置しないように気をつけましょう。口座休眠状態は、Tradeviewの会員ページから確認できます。
口座アカウント・パスワードが正しいのにログインできず、「無効な口座です」などと表示されると、口座休眠の可能性が高いです。
残高ゼロで1年放置すると口座凍結・削除
Tradeviewでは口座残高ゼロのまま1年以上放置すると、口座が凍結してしまい、二度と使えなくなります。
Tradeviewのサポートデスクに確認したところ「口座を1年以上放置すると、個人情報保護の観点でデータベース上から削除される」とのこと。
運営側のルールが厳しいためか、Tradeviewでは長期間使っていない口座があると、すぐに口座が使えなくなってしまいます。
追加口座をたくさん運用して、いろいろなトレード手法を試したい人には、Tradeviewは相性が悪いです。
口座をたくさん運用したいなら、TradeviewよりもAXIORYの方がおすすめ。口座を最大10個まで保有でき、口座放置ペナルティも発生しません。
詳しくはAXIORY公式サイトをご覧ください。
Tradeviewの口座解約後におすすめの海外FX業者
Tradeviewは確かに取引手数料が安いですが、公式サイトの情報が少ない、会員ページが使いにくい、などのデメリットもあります。
ではTradeviewの代わりに他の海外FX業者を使うなら、どれがおすすめなのでしょうか?
ここからはTradeviewの代わりとなり得るおすすめの海外FX業者を見ていきます。
AXIORY:cTraderが使えて、会員ページが使いやすい
Tradeviewの代わりとして1番おすすめなのがAXIORY。
AXIORYは取引手数料が1ロット往復6ドルと安いですし、スキャルピングトレードと相性の良いcTraderにも対応しているからです。
cTraderは高性能なFX取引ツールで、ワンタップ注文、自動損切り設定、板情報・経済指標の表示などができます。
特にウェブブラウザ版cTraderのホットキーが非常に便利で、矢印キーを押すだけで、時間足の変更が簡単にできます。ちなみにウェブブラウザ版はMacOSにも対応。
AXIORYの会員ページ「MyAxiory」では、複数口座を同時に管理できるため、いろいろな条件でFXトレードをしたい人にも最適です。
Tradeviewと比べると取引手数料は劣りますが、使いやすさはAXIORYが勝っているはずです。
詳しくはAXIORY公式サイトをご覧ください。
まとめ:口座解約前は、取引履歴をダウンロードしておこう
ここまでTradeviewの口座解約方法について解説してきました。
Tradeviewの口座解約方法は以下の3つ。
- Tradeviewの「お問い合わせフォーム」から連絡する
- Tradeviewサポートデスクに直接メールする(japanesesupport@tvmarkets.com)
- Tradeviewの「出金フォーム」から解約する
おすすめは2番目のサポートデスクへの直接メール。メールはTradeview日本サポートに送られますし、メールの文面が残っている方が安心できます。
Tradeviewで口座解約した後、後釜におすすめなのはAXIORYです。
AXIORYはcTraderが使えますし、ECN口座の取引手数料も1ロット往復6ドルと安いからです。さらにAXIORYは放置による口座休眠・凍結がなく、口座維持手数料も発生しません。
詳しくはAXIORY公式サイトをご覧ください。