XMはCFD取引にも対応しています。
CFDとは、株式投資や株価指数、農作物などの金融商品にレバレッジをかけて取引すること。(Contract For Differenceの略語)
FXとは値動きが異なるため、FXの調子が悪い時に投資すれば、リスク分散にもなります。
ただしFXとCFDでは、スプレッド、レバレッジ、取引時間などが大きく異なります。
この記事では、XMのCFDの特徴を分かりやすく解説することにしました。
CFD銘柄は、XMの「取引→取引商品」でも確認できます。
XMで使えるCFD銘柄一覧(52種類)
XMのCFD銘柄は52種類。大きく5つのカテゴリーに分けられます。
- コモディティ:8種類
- 株式指数(インデックス):30種類(現物18種類、先物12種類)
- レアメタル:4種類
- エネルギー:5種類
- 仮想通貨:5種類
CFD銘柄は、XMの「取引→取引商品」でも確認できます。
それぞれのカテゴリーを順に見ていきましょう。
コモディティ:8種類
コモディティとは、小麦粉、砂糖、とうもろこしなどの農作物に投資すること。
農作物は株価に変動されにくいため、株式投資のリスク分散先として好まれています。
XMで投資できるコモディティは以下の通り。
シンボル | 内容 | 最低スプレッド | 1ロットあたりの価値 | レバレッジ |
COCOA | ココア | 11 | 1 Metric Ton | 50倍 |
COFFE | コーヒー | 0.007 | 10000 LBS | 50倍 |
CORN | トウモロコシ | 0.022 | 400 Bushels | 50倍 |
COTTO | 綿花 | 0.0044 | 10000 LBS | 50倍 |
HGCOP | 上銅 | 0.007 | 2000 LBS | 50倍 |
SBEAN | 大豆 | 0.01 | 400 Bushels | 50倍 |
SUGAR | 砂糖 | 0.0008 | 10000 LBS | 50倍 |
WHEAT | 小麦 | 0.012 | 400 Bushels | 50倍 |
コモディティ銘柄は、XMの「取引→コモディティ」で確認できます。
株式指数(インデックス):30種類(現物18種類、先物12種類)
株式指数とは、特定の銘柄群の平均のこと。(例:日経平均株価、TOPIX、ナスダックなど)
XMでは30種類の株価指数に投資でき、現物18種類、先物12種類に分けられています。
現物と先物の違いは以下の通り。
- 先物は期限があるが、現物はない
- 現物はスワップあり、先物はスワップなし
- 現物は配当金あり
少し種類が多いですが、銘柄の紹介もしましょう。
現物指数CFDは以下の通り。(数字は銘柄の数、Cashは現物の意味)
シンボル | 名称 | 最低スプレッド | レバレッジ |
AUS200Cash | S&P/ASX 200 | 3 | 100倍 |
CHI50Cash | 中国A50 | 16 | 66倍 |
EU50Cash | ユーロ・ストックス50指数 | 2.1 | 100倍 |
FRA40Cash | フランスCAC40指数 | 1.8 | 100倍 |
GER30Cash | ドイツ株式指数DAX30 | 2 | 100倍 |
GRE20Cash | アテネ20 | 3 | 10倍 |
HK50Cash | 香港株価指数 | 14 | 66倍 |
IT40Cash | イタリア株価指数 | 13 | 100倍 |
JP225Cash | 日経225現物 | 12 | 200倍 |
NETH25Cash | アムステルダム株価指数 | 0.6 | 100倍 |
POL20Cash | ポーランド株価指数 | 3 | 50倍 |
SINGCash | シンガポール株価指数 | 0.6 | 66倍 |
SPAIN35Cash | スペイン株価指数 | 7 | 100倍 |
SWI20Cash | スイス株価指数 | 5 | 100倍 |
UK100Cash | イギリス株価指数 | 1.5 | 100倍 |
US100Cash | ナスダック100 | 2 | 100倍 |
US30Cash | ダウ平均30 | 2 | 100倍 |
US500Cash | S&P 500 | 0.7 | 100倍 |
先物指数CFDは以下の12種類。
シンボル | 名称 | 最低スプレッド | レバレッジ |
CHI50 | 中国A50 | 18 | 66倍 |
EU50 | ユーロ・ストックス50指数 | 3 | 100倍 |
FRA40 | フランスCAC40指数 | 3 | 100倍 |
GER30 | ドイツ株式指数DAX30 | 4 | 100倍 |
JP225 | 日経225現物 | 24 | 200倍 |
SING | シンガポール株価指数 | 0.95 | 66倍 |
SWI20 | スイス株価指数 | 6 | 100倍 |
UK100 | イギリス株価指数 | 3 | 100倍 |
US100 | ナスダック100 | 4.5 | 100倍 |
US30 | ダウ平均30 | 6 | 100倍 |
US500 | S&P 500 | 1.1 | 100倍 |
USDX | 米ドル指数 | 0.05 | 100倍 |
インデックス銘柄は、XMの「取引→株式指数」で確認できます。
レアメタル:4種類
XMで投資できるレアメタルは、金、銀、パラジウム、プラチナの4種類。金と銀は現物で、パラジウムとプラチナは先物です。
レアメタルの特徴は価値が安定していること。
そのため株価が不安定になったときの資金の移動先に使われることも多く、株式投資のリスクヘッジにもなります。
金・銀銘柄の詳細は以下の通り。
通貨ペア | 名称 | 平均スプレッド | 1ロットあたりの価値 | レバレッジ |
GOLD | 金 | 0.35 | 100 oz | 500/888倍 |
SILVER | 銀 | 0.036 | 5000 oz | 500/888倍 |
パラジウムとプラチナのスプレッドは以下の通り。
通貨ペア | 名称 | 最低スプレッド | 1ロットあたりの価値 | レバレッジ |
PALL | パラジウム | 4 | 10 Troy ounces | 22倍 |
PLAT | プラチナ | 3 | 11 Troy ounces | 22倍 |
レアメタル銘柄は、XMの「取引→貴金属」で確認できます。
エネルギー:5種類
XMでは原油や天然ガスなどのエネルギー5種類への投資も可能。
エネルギーは中東や国際情勢が価格に反映されるため、ファンダメンタルズの要素が強め。
XMで投資できるエネルギーは以下の5種類。ちなみにエネルギーはすべて先物取引です。
シンボル | 内容 | 最低スプレッド | 1ロットあたりの価値 | レバレッジ |
BRENT | ブレント原油 | 0.05 | 100 Barrels | 66倍 |
GSOIL | ロンドン軽油 | 1.5 | 4 Tonnes | 33倍 |
NGAS | 天然ガス | 0.03 | 1000 MMBtu | 33倍 |
OIL | 原油先物 | 0.05 | 100 Barrels | 66倍 |
OILMn | 原油先物(ミニ) | 0.05 | 10 Barrels | 66倍 |
エネルギー銘柄は、XMの「取引→エネルギー」で確認できます。
仮想通貨:5種類
XMで投資できる仮想通貨は以下の5種類。
シンボル | 名称 | 平均スプレッド | レバレッジ |
BTCUSD | ビットコイン | 60.0pips | 5倍 |
BCHUSD | ビットコイン キャッシュ | 5.0pips | 5倍 |
ETHUSD | イーサリアム | 3.6pips | 5倍 |
LTCUSD | ライトコイン | 0.6pips | 5倍 |
XRPUSD | リップル | 0.0038pips | 5倍 |
最大レバレッジが5倍と低く、スプレッドも非常に広いため(20〜70 pips)、利益を出しにくいです。
ただし現在XMでは仮想通貨取引ができません。
他の銘柄は、XMの「取引→取引商品」で確認できます。
XMのFX取引とCFD取引で異なる点
FXとCFDで異なる点は、主に以下の5つ。
- スプレッド
- レバレッジ
- 取引時間
- ロット数
- 必要証拠金
それぞれの違いを見ていきましょう。
スプレッドを比較
スプレッドは、取引ごとに発生する手数料のこと。狭ければ狭いほど、利益を出しやすいです。
FX通貨ペアのスプレッド目安は以下の通り。
- メジャー通貨なら1.6 pips前後、
- マイナー通貨は3.0 pips前後、
- エキゾチック通貨は20 pips前後
それに対しCFD銘柄のスプレッド目安は以下の通り。
- 株価指数なら3.0 pips前後、
- 先物CFDは5.0 pips前後、
- 仮想通貨は70 pips前後
スキャルピングトレードやデイトレードなら、スプレッドの狭いFXのメジャー通貨がおすすめ(USD/EUR/JPYなど)。
スイングトレードや長期投資なら、リスク分散で株価指数や先物を選びましょう。
XMのスプレッドは、XMの「取引→取引商品」で確認できます。
レバレッジを比較
FXの最大レバレッジは以下の通り。口座タイプによって異なります。
- スタンダード口座・マイクロ口座:888倍
- XM Zero口座:500倍
ただし一部の通貨ペアはレバレッジが制限されています。
- スイスフラン:444倍
- デンマーククローネ、ロシアルーブル、中国元など:50倍
CFDの最大レバレッジはFXより低く、銘柄によっても異なります。
- 商品CFD:50倍
- エネルギー:33倍〜66倍
- 株価指数:100倍〜200倍
- レアメタル:888倍
- 仮想通貨:5倍
銘柄ごとのレバレッジは、XMの「取引→取引商品」で確認できます。
取引時間を比較
FXの取引時間は以下の通り。
- 夏時間:月曜日06:05~土曜日05:50(日本時間)
- 冬時間:月曜日07:05~土曜日06:50(日本時間)
CFDの取引時間は銘柄によって異なります。
取引時間は、XMの「取引→取引商品」で確認できますが、日本時間ではないためわかりにくいです。
ロット数を比較
ロット(lot)はトレードの取引量のこと。FXにおける1ロット通貨量は以下の通りです。
- スタンダード口座・XM Zero口座:10万通貨/1lot
- マイクロ口座:1,000通貨/1lot
CFD取引の1ロット価値はFXより複雑です。
- 小麦粉:1ロット400ブッシェル(1,480ドル)
- JP 225 現物:2万円相当
- 金:100 oz(2.8kg相当、1,400万円相当)
- オイル:100 Barrels(15,800リットル相当、6,000ドル相当)
特に農作物・エネルギーは単位の違いがあるため、価値の計算が面倒ですね。
1ロット通貨量は、XMの「取引→取引商品」で確認できます。
必要証拠金を比較
FXとCFDでは必要証拠金の計算方法が異なります。
FXではロットあたりの価値からレバレッジで割って必要な証拠金を算出します。
例えばアメリカドル円1万通貨をレバレッジ888倍で注文すると、必要証拠金は以下の通り。
- 1,000,000円/888倍= 1,200円ほど
それに対しCFD取引の証拠金の計算方法はこちら。
- 証拠金=ロット数 × コントラクトサイズ × オープン価格 × 証拠金率
日経平均株価を2万円とするとすると、証拠金は100円。
- ロット数(1.0) × コントラクトサイズ(1.0) × オープン価格(20,000) × 証拠金率(0.5%)= 100円
日経平均株価がたった100円で買えるのは、レバレッジ200倍と高いからです。
必要証拠金の計算は、XMの「計算ツール」を使うと便利です。
CFD取引の注意点
XMでCFD取引をするときの注意点は以下の2つ。
- スワップは「売り」も「買い」もマイナス
- 先物取引の「限月」は最大3ヶ月しか保有できない
ではそれぞれの要素を見ていきます。
スワップポイントは「売り」も「買い」もマイナス
現物CFDのスワップポイントは常にマイナスです。そのため現物CFDは長期保有に向いていません。
さらに配当金という仕組みもあり、買い注文では受け取れますが、売り注文だと配当金を支払う必要があります。
配当金は、XMの「取引商品→株価指数→指数配当金」で確認できます。
先物取引の「限月」は最大3ヶ月しか保有できない
CFD銘柄には、現物と先物の2種類があります。
中でも先物には「限月(げんげつ)」が決められており、1〜3ヶ月しかポジションを保有できません。
期限が過ぎると、強制的にポジションを決済させられます。
限月は、XMの「株価指数→先物指数CFD→カレンダー」で確認できます。
他の証券会社でなく、XMでCFD取引をするメリット
XMでCFD取引をするメリットは以下の通り。
- レバレッジが高い(50倍〜200倍)
- FXと同じ取引ツール「MT4・MT5」が使える
- ゼロカットを採用しており、追証がない
- 最大50万円の入金ボーナスがもらえる
XMは日本のFX業者や証券会社と比べてレバレッジが高く、利益を出しやすい環境が整っています。
それぞれのメリットを順に見ていきましょう。
レバレッジが高い(50倍〜200倍)
日本ではCFD取引のレバレッジも規制されています。(ソースはGMOクリック証券)
- 個別株CFD取引:5倍
- 株価指数CFD取引:10倍
- 債権CFD取引:50倍
レバレッジが低いということは、CFD取引をするのにたくさんの資金が必要になるということ。10万円程度の少ない資金では、まともに利益を出せないでしょう。
それに対しXMだと、CFD取引のレバレッジも高いです。
- 商品CFD:50倍
- エネルギー:33倍〜66倍
- 株価指数:100倍〜200倍
- レアメタル:888倍
- 仮想通貨:5倍
特に株価指数の最大レバレッジ200倍と非常に高く、国内業者よりも少ない証拠金でトレードができます。
CFDで大きな利益を出したいなら、レバレッジの高い海外FX業者を利用しましょう。そしてXMは十分に信頼できる海外FX業者です。
銘柄ごとのレバレッジは、XMの「取引→取引商品」で確認できます。
FXと同じ取引ツール「MT4・MT5」が使える
日本のFX業者や証券会社は、それぞれ独自の取引ツールを用意しています。FXからCFDに新しく移行するときも、新しいCFDのツールに慣れないといけません。
それに対しXMのCFD取引では、取引ツールにMT4やMT5を使えます。FXと同じような感覚で、CFD取引に挑戦できるのです。
さらにMT4やMT5は他の海外FX業者との互換性があります。XM以外の海外業者を使うときでも、取引ツールの操作方法を覚え直す必要もありません。
MT4とMT5は世界でも有名な取引ツールです。これらがあれば、高度なテクニカル分析もしやすくなります。
CFD取引の勝率を上げたいなら、MT4とMT5を使いこなせるようになりましょう。
MT4・MT5は、XMの「プラットフォーム」でダウンロードできます。
ゼロカットを採用しており、追証がない
日本のFX業者や証券会社はゼロカットシステムが導入されていません。
急な変動で大きな損失を出してしまうと、口座残高がマイナスになり、トレーダーは補填を求められることがあります。口座に入れた以上のお金を請求されるなんて、トレーダーにとっては恐怖ですよね?
それに対しXMを含む主要な海外FX業者は、ゼロカットを導入しています。
ハイリスクなトレードで莫大な損失を抱えても、トレーダーが負担するのは口座に入れた金額までです。
レバレッジの高いCFD取引は、非常にリスクが高いです。予想外の損失をくらわないためにも、ゼロカットシステムを導入しているXMを利用しましょう。
ゼロカットは、XMの「取引→証拠金とレバレッジ」で確認できます。
最大50万円の入金ボーナスがもらえる
XMは以下の2種類の入金ボーナスを提供しています。
入金ボーナスはCFD取引の追加証拠金としてトレードに使えます。
証拠金に余裕があれば、ロット数を増やして、収益性の高いトレードも可能になるでしょう。
特に5万円入金して5万円もらえるのは大盤振る舞いです。10万円くらいの少ない資金でCFD取引をするなら、XMはおすすめ。
XMのボーナスは、XMの「プロモーション」で確認できます。
CFD取引で収益を上げたいなら、まずはXMがおすすめ!
CFD取引はFXと比べて複雑です。銘柄ごとにスプレッドやレバレッジ、取引時間が異なりますからね。
それでもFXとは異なる値動きをするため、リスクの分散先としては優秀です。FXに慣れてきたら、CFD取引に手を出すのも良い選択肢でしょう。
CFD取引をするなら、取引口座はXMがおすすめ。
最大50万円の入金ボーナスがあり、レバレッジが888倍と非常に高いため、CFD取引の収益性も高くなるからです。
XMのCFD銘柄は、XMの「取引→取引商品」で銘柄ごとに確認できます。