この記事ではおすすめの無料EA・有料EAを紹介していきます。
おすすめ無料EA
Grid EA Pro:グリッド・マーチンゲールEA
無料で優秀なEAが欲しいならGrid EA Proがおすすめ。MQL5の無料EAなので、MQL5アカウントがあれば誰でも無料ダウンロードできます。
![](https://c.mql5.com/31/533/grid-ea-pro-logo-200x200-5637.png)
トレードロジックは、グリッドトレード+マーチンゲール(ロット倍率は1.1倍)。
オーバーラップやトレーリングストップでの決済も可能で、長期トレンドに逆行してもロスカットされにくいです。
Grid EA Proの使い方・運用方法はこちら。
![](https://kai-fx.com/wp-content/uploads/2024/06/grid-ea-pro-600x315.png)
クラック版 Waka Waka EA:マーチンゲールEA
無料で優秀なEAが欲しいなら、まずはクラック版 Waka Waka EAがおすすめ。Waka Waka EAはMQL5の有料EAで、過去5年間以上にわたって利益を出し続けている優秀なマーチンゲールEAです。
製品版リンクはこちら。
![](https://c.mql5.com/31/1008/waka-waka-ea-logo-200x200-6703.png)
クラック版ダウンロードリンクはこちら。
![](https://www.fxcracked.com/wp-content/uploads/2023/09/Waka-Waka-EA-FREE-Download-FXCracked.com_.jpg)
Waka Waka EAのフォワード運用成績は、MQL5シグナルとMyfxbookで公開されています。
MQL5シグナルのフォワード成績はこちら。
![](https://www.mql5.com/ja/signals/images/og/fb/995287-waka-waka-ea.png)
Myfxbookのフォワード成績はこちら。
![](https://static.mfbcdn.net/images/static/og.facebook.png)
Waka Waka EAのトレードロジックは典型的なグリッド・マーチンゲールです。グリッド間隔は15pipsから30pips、ロット倍率は前回ポジションの1.5倍、利確タイミングは加重平均で10pipsとなります。
Waka Waka EAはMQL5だと2000ドル以上の非常に高額ですが、クラックサイトなら古いバージョンを無料入手できます。(クラック版ダウンロードリンクはこちら)
![](https://www.fxcracked.com/wp-content/uploads/2023/09/Waka-Waka-EA-FREE-Download-FXCracked.com_.jpg)
クラックEAの設定方法はMQL5 EAとは異なります。市販EAと同じようにパソコンにEAをダウンロードしてから、EX4ファイルをデスクトップ版MT4に組み込みます。
クラックEAの使い方・設定方法はこちら。
![](https://kai-fx.com/wp-content/uploads/2024/01/ea-crack-site-title-600x315.png)
Grid Free:マーチンゲールEA
無料マーチンゲールEAが欲しいならGrid Freeもおすすめ。こちらはソースコードをMT4メタエディターにコピペしてコンパイルすれば、無料・口座縛りなしで使えます。(Grid Freeのソースコードはこちら)
Grid Freeは筆者がソースコードを無料公開しているEAです。もともとはホソノPさんが作った無料EAをWaka Waka EAに似せてカスタマイズしたものです。
トレードロジックはRSIとダブルモメンタムを利用したグリッド・マーチンゲール。グリッド間隔は30pips、ロット倍率は前回ポジションの1.5倍、利確タイミングは加重平均で15pipsです。
ソースコードをいじればグリット間隔やロット倍率を自由に変更できます。そのためデモ口座でマーチンゲールEAの練習をしたり、マーチンゲールEAを商用開発したり、バックテストでマーチンゲールEAの破綻リスクを調べたりもできます。
EAは詐欺やぼったくりが多く、詐欺で使われるEAのほとんどはマーチンゲールEAです。実際にマーチンゲールEAを無料で運用することで、EA詐欺の耐性を身につけることができるでしょう。
Grid Freeの使い方はこちら。
![](https://kai-fx.com/wp-content/uploads/2023/04/grid-free-featured-image-600x315.png)
Dark Venus:マーチンゲールEA
クラックEA・ソースコードEAを使うのが難しいなら、MQL5の無料マーチンゲールEA「Dark Venus」もおすすめ。MQL5でアカウント登録をしていれば、無料でインストールできます。
Dark Venusのダウンロードリンクはこちら。
![](https://c.mql5.com/31/1055/dark-venus-logo-200x200-1207.png)
トレードロジックはボリンジャーバンドによる逆張りグリッド・マーチンゲール。グリッド間隔は5pips、ロット増加方法は加算方式(前回ポジション+基準ロット)、利確タイミングは加重平均で5pipsとなっています。
マーチンゲールEAはグリッド間隔が狭いほどハイリスク・ハイリターンになります。Dark Venusのグリッド間隔5pipsは非常に狭く、普通に運用すると3ヶ月から6ヶ月以内に破綻します。
そのかわりマーチンゲールEAとしての利回りは高く、Waka Waka EAやGrid Freeが月利3%から5%を想定しているのに対し、Dark Venusはデフォルト運用でも月利15%から30%を狙えます。
ボラティリティの高いレンジ相場だけを狙えば、大きなリターンをを狙えるかもしれません。
Dark Venusの使い方はこちら。
![](https://kai-fx.com/wp-content/uploads/2021/12/dark-venus-featured-image-600x315.png)
おすすめ有料EA
「THE AUDCAD」タイプB:単一ポジションEA
マーチンゲールEAは破綻リスクが高いため、EA初心者にはあまりおすすめできません。あれは本来レンジ相場だけで運用するものです。
EAを完全放置で運用するなら、単一ポジションEAの方がおすすめ。マーチンゲールEAほどの収益性はありませんが、トレンド相場でもレンジ相場でも利益が安定しやすく破綻リスクも低めです。
収益性の高い単一ポジションEAなら、THE AUDCAD タイプBがおすすめ。GogoJungleで3万円で購入できます。
トレードロジックはおそらく5分足オーバーシュート後の逆張りトレード。AUDCADはボラティリティが控えめでレンジ相場が生じやすく、マーチンゲールEAなどの逆張り系トレードロジックと相性が良いです。
また単一ポジションEAは運用ロットや含み損が大きくなりすぎないため、レバレッジの低い口座でも運用しやすいです。特にスプレッドと取引手数料が狭いTradeview ILC口座と相性がいいです。
Tradeview ILC口座の詳細はこちら。
![](https://kai-fx.com/wp-content/uploads/2024/03/Tradeview-ilc-account-600x315.png)
注意点としてGogoJungleの市販EAは口座縛りが設定されており、リアル口座1つでしか運用できません。コピーによる再販を防ぐためです。運用口座は取引コストが最も低いものに絞りましょう。
EA自動売買におすすめの海外FX口座
EA自動売買をするなら、MT4口座を選びましょう。MT5/cTraderよりEAの選択肢が多いからです。
EA自動売買におすすめのMT4口座はこちら。
口座タイプ | 最大レバレッジ | 取引手数料 | 最小ロット | EAの相性 |
---|---|---|---|---|
AXIORY MT4 ナノ口座 | 400倍 | 6ドル/ロット | 0.01ロット | なんでもOK |
XM MT4 KIWAMI口座 | 1000倍 | なし | 0.01ロット | 複数ポジションEA |
Tradeview MT4 ILC口座 | 200倍 | 5ドル/ロット | 0.1ロット | 単一ポジションEA |
それぞれの口座の特徴を詳しく見ていきます。
AXIORY MT4 ナノ口座:どんなEAでもOK
EA自動売買が初めてなら、まずはAXIORY MT4 ナノ口座がおすすめ。
最大レバレッジが400倍と標準的で、最小ロットは0.01ロットなので、マーチンゲールEAの低リスク運用が可能です。(低リスク運用=1段目0.01ロットからの運用)
スプレッドも低めで、取引手数料も1ロット往復6ドルと低めなので、単一ポジションの高ロット運用でも利益を出しやすいです。(スプレッドはAXIORY「FX通貨ペア」で確認可能)
またAXIORYは会員ページ(MyAxiory)が使いやすく、複数の口座を同時管理しやすいです。MT4口座を10個運用して、ゼロカットを前提にマーチンゲールEAでハイリスクトレードするといった使い方もできます。
AXIORYのレビューはこちら。
![](https://kai-fx.com/wp-content/uploads/2021/06/axiory-title-600x315.png)
XM MT4 KIWAMI口座:マーチンゲールEAにおすすめ
ナンピン・マーチン・グリッドEAをハイリスク運用するなら、XM MT4 KIWAMI口座がおすすめ。
レバレッジが1000倍と非常に高いため、必要証拠金が少なく抑えることができ、含み損が大きくなりやすいマーチンゲールEAでもロスカットされにくくなります。またストップアウトも20%と低めです。
さらにKIWAMI口座はスワップフリーなので、ポジションを長期間保有してもマイナススワップが発生しません。ただ運用ロットが大きすぎたり、保有期間が長すぎたりすると(1ヶ月以上)、アービトラージ取引扱いでスワップフリーを取り消されることがあります。
もう一つ注意点としてKIWAMI口座では入金ボーナスとロイヤルティプログラムは利用できません。これらのプロモーションを利用したいならスタンダード口座を選びましょう。
XMのレビューはこちら。
![](https://kai-fx.com/wp-content/uploads/2023/02/xm-title-600x315.png)
Tradeview MT4 ILC口座:単一ポジションEAにおすすめ
単一ポジションEAを運用するならTradeview ILC口座がおすすめ。
スプレッドが非常に狭く、取引手数料も1ロット往復5ドルと業界最安値クラスなので、単一ポジションEAの高ロット運用でも利益を出しやすいです。(リアルスプレッドはTradeview「トップページ」で確認可能)
ただTradeview ILC口座には以下のデメリットがあります。
- 最大レバレッジが200倍と低め
- 最小ロットが0.1ロットと高め
- ストップアウトが100%と高め
ILC口座は最大レバレッジが200倍と低めなので、必要証拠金が大きくなります。そのため含み損・合計運用ロットが大きくなりやすいマーチンゲールEAだとロスカットされやすいです。
またILC口座は最小ロットが0.1ロットと高めなので、マーチンゲールEAの低リスク・中リスク運用には適していません。(1段目が0.01ロットなら低リスク、0.03-0.05ロットなら中リスク、0.1ロットなら高リスク)
さらにTradeviewはストップアウトが100%と高めなので、証拠金維持率が100%を切ったらロスカットされます。そのため極端なハイリスクトレードとも相性が悪いです。
Tradeview ILC口座はマーチンゲールEAと相性が悪いです。マーチンゲールEAを運用するなら、XM KIWAMI口座を使いましょう。こちらはレバレッジ1000倍・スワップフリー・ストップアウト20%なので、マーチンゲールEAと相性がいいです。
Tradeviewのレビューはこちら。
![](https://kai-fx.com/wp-content/uploads/2021/06/tradeview-title-600x315.png)
EAを運用するときの注意点
EA運用にはVPS(仮想専用サーバー)が必要
EA自動売買をするなら、VPSの契約も必要です。VPSは簡単に言えばWindows OSをオンラインでレンタルできるサービスです。これでスマホ・タブレット・macOSでもEA運用ができるようになります。
おすすめVPSサービスはこちら。
VPSサービス名称 | 月額料金 | 推奨メモリプラン |
---|---|---|
WebARENA Indigo | 3.410円(税込) | 4GB |
さくらのVPS | 4,730円(税込) | 4GB |
CONTABO | 17ドル/2,700円相当 | 8GB |
VPSの安定性を重視するなら、WebARENA Indigoがおすすめ。容量4GBのプランが3,000円ほどで使えます。国内VPSサービスの中では安価な方です。
無料お試しから入りたいなら、さくらのVPSもおすすめ。2週間の無料お試しが使えます。ただ無料お試し期間が過ぎると、自動的に3ヶ月のプランに加入させられるので、メインで使うつもりがないなら早めに解約しておきましょう。
コストパフォーマンスにこだわるなら、海外VPSのCONTABOがおすすめ。8GBの大容量プランが3,000円ほどで使えます。ただウェブサイト表記やサポートが全て英語なので、VPSの扱いに慣れている上級者向けです。
なおVPSサービスは一部の海外FXブローカーが無料で提供していますが、運用ロットのノルマがあったり、VPSの性能が低かったり、メモリが2GBと低かったりするため、メイン利用にはおすすめしません。
おすすめVPSの詳細はこちら。
![](https://kai-fx.com/wp-content/uploads/2021/09/osusume-vps-featured-image-600x315.png)
マーチンゲールEAはレンジ相場でのみ運用すること
マーチンゲールEAはレンジ相場でのみ運用しましょう。長期トレンドに逆行するポジションが増えてしまうと、口座破綻リスクが高くなるからです。
マーチンゲールEAは長期トレンドの押し目・戻しで逆張りポジションを増やしていきます。ただ急激なトレンド転換だとそれが機能せず、長期トレンドに逆行するマーチンゲールになってしまいます。
これに関しては以下の画像を見てもらったほうがわかりやすいです。
![](https://kai-fx.com/wp-content/uploads/2024/05/waka-waka-ea-drawdown-1024x539.png)
2024年5月現在、最も優秀なマーチンゲールEAであるWaka Waka EAは最大ドローダウン70%になっています。AUDNZDの売りポジション9段が捕まっている状態です。
トップクラスのマーチンゲールEAであるWaka Waka EAでさえ苦手相場では70%のドローダウンになります。普通のマーチンゲールEAなら1年運用であっさり口座が破綻してしまうでしょう。
マーチンゲールEAはどれだけ優秀でも長期トレンドに逆行すると、破綻リスクが高くなります。基本的にトレンド相場では運用せず、レンジ相場だけで運用しましょう。
無料配布EA(IB口座縛りEA)はおすすめしない
IB口座縛りの無料配布EAを使うのはおすすめしません。その多くはハイリスクなゴールドマーチンゲールEAで、破綻リスクが非常に高いからです。
無料配布EAは、海外FXの口座開設と引き換えに無料入手できるEAです。配布EAをIB契約口座で運用することで、EA配布者に海外FXのアフィリエイト報酬が入ります。(IB契約EAには口座縛りがあり、他の口座では運用できない)
ただEA配布者・代理店はアフィリエイト報酬目当てに、マーチンゲールEAの運用リスクを隠していることがあります。
例えばmyfxbookでフォワード運用成績を公開していない、バックテストの期間が非常に短い、バックテストの初期証拠金を1億円にしてドローダウンを相対的に小さくしているなどですね。
またEA配布者のリテラシーが低いと、信用度の低いマイナー海外FXブローカーに誘導されることもあります。そうしたブローカーは出金拒否・出金遅延・利益没収のリスクが高いので、非常に危険です。
Twitterの無料配布EAは資金を失うリスクが大きいので、無料でも安易に応募しないようにしましょう。