Tradeviewで本格的にFXトレードをするなら、レバレッジルールについても熟知しておくべきです。
レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金が少なくなり、資金の少ない人でも大きな利益を出しやすくなるからです。逆にレバレッジが低いと、FXトレードするのにたくさんの資金が必要となります。
ではTradeviewのレバレッジはどのように決まっているのでしょうか?
この記事ではTradeviewのレバレッジルールをわかりやすく解説します。
レバレッジルールは、英語版Tradeviewの「Accounts」で確認できます。
Tradeviewレバレッジの基礎知識
まずはTradeviewのレバレッジについて基本的なところからまとめておきます。
Tradeviewの最大レバレッジは口座タイプで異なる
Tradeviewのレバレッジは口座タイプによって異なります。
詳細を表でまとめておきました。
初期レバレッジ | 最大レバレッジ | |
MT4 Xレバレッジ口座(STP口座) | 100倍 | 500倍 |
MT4 ILC口座(ECN口座) | 100倍 | 200倍 |
MT5 Xレバレッジ口座(STP口座) | 100倍 | 500倍 |
MT5 ILC口座(ECN口座) | 100倍 | 200倍 |
cTrader口座 | 200倍 | 400倍 |
Viking口座 | 200倍 | 400倍 |
MT4・MT5口座には、それぞれSTP口座とECN口座がありますが、STP口座の方がレバレッジが高く、ECN口座は低めです。
ただMT4・MT5の初期レバレッジはどれも100倍と低め。トレードするときは、Tradeviewの「レバレッジ変更申請」で最大レバレッジまで引き上げましょう。
cTraderやViking口座についても同様です。Viking口座を使うことはないと思いますが、cTrader口座を使うなら、レバレッジを200倍から400倍に引き上げるべきです。
冒頭でも述べた通り、レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金が少なくなります。Tradeviewはレバレッジが低いので、できるだけ最大レバレッジでトレードしましょう。
口座タイプは、英語版Tradeviewの「Accounts」で確認できます。
口座残高1,000万円以上で、レバレッジ100倍に規制・制限
Tradeviewでは口座残高が1,000万円を超えると、レバレッジ100倍に制限されることがあります。
海外FXに1,000万円も突っ込む事は少ないと思いますが、Tradeviewにもレバレッジ制限があることは覚えておきましょう。
ちなみに他の海外FX業者のレバレッジ制限をまとめておくと、以下のようになります。
Tradeview | 口座残高1,000万円以上で100倍に |
XM | 口座残高200万円以上で200倍に |
GemForex | 口座残高200万円以上で500倍に |
AXIORY | 口座残高1,000万円以上で300倍に |
LAND-FX | 口座残高500万円以上で200倍に |
XMやGemForexなど利用者の多い海外FX業者は、数百万円程度でもレバレッジ制限されてしまいます。
数百万の資金を高いレバレッジで運用するなら、AXIORYやTradeviewなどのレバレッジ規制が緩い業者がおすすめ。
レバレッジルールは、英語版Tradeviewの「Accounts」で確認できます。
CFD銘柄のレバレッジは5倍〜100倍
TradeviewのCFD銘柄はレバレッジを明記していません。
ただCFD銘柄のレバレッジを調査したサイトを見つけたので、そこから引用しておきます。
レバレッジ | |
ゴールド | 100倍 |
シルバー | 200倍 |
株価指数 | 10倍 |
エネルギー | 10倍 |
ビットコイン | 10倍 |
アルトコイン | 5倍 |
CFD銘柄のレバレッジは総じて低いです。これがXMなら、レアメタルは888倍、株価指数銘柄も100〜200倍で取引できます。
Tradeviewが資金に余力がある人向けの海外FX業者なので、どの銘柄もレバレッジが低いです。
もしTradeviewでCFD取引するなら、レバレッジの低さを意識しつつ、必要証拠金に余裕を持たせておきましょう。
Tradeviewのレバレッジの確認方法
ここからはTradeviewのレバレッジを確認する方法を述べていきます。
具体的な確認手順は以下の通り。
- Tradeviewの「会員ページ」にログインする
- 会員ページの「トレーダーステータス」からレバレッジを確認する
Tradeviewの会員ページにログインするには、口座アカウント番号とパスワードが必要となります。
これらのパスワードはTradeviewで口座開設した後のメールに記載されているので、忘れた方はメールを掘り出してチェックしましょう。
メールが見つからない場合は、Tradeviewのサポートデスクに問い合わせてください。
Tradeviewのレバレッジ変更方法
Tradeviewのレバレッジを変更する手順も述べておきます。
変更する手順は以下の通り。
- Tradeviewの「レバレッジ変更申請」にアクセスする
- 必要事項を記入する(名前、メール、口座番号、レバレッジ)
- チェックボックスにチェックを入れて、送信ボタンを押す
またレバレッジを変更するには、口座に資金が入っていることが条件となります。
口座を開設したばかりの人は、Tradeviewの会員ページから入金手続きも済ませておきましょう。入金方法はbitwalletがおすすめ。
入金方法は、Tradeviewの「入金ページ」で確認できます。
Tradeviewのレバレッジを他の海外FX業者と比較
Tradeviewのレバレッジは他の海外FX業者と比べても低めです。
参考までに他の海外FXのレバレッジを、STP口座・ECN口座ごとに比較してみました。
海外FX業者 | レバレッジ(STP口座) | レバレッジ(ECN口座) |
Tradeview | 500倍 | 200倍 |
AXIORY | 400倍 | 400倍 |
LAND-FX | 500倍 | 200倍 |
XM | 888倍 | 500倍 |
GemForex | 1,000倍 | なし |
このレバレッジ比較は重要な項目なので、もう少し詳しく解説します。
TradeviewのSTP口座のレバレッジ比較
まずはSTP口座の比較から。
TradeviewのSTP口座はレバレッジ500倍で、888倍のXMや1,000倍のGemForexと比べると低めです。
レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金が少なくなり、資金の少ない人でもFXトレードで大きな利益を出しやすくなります。
資金が10万円前後で、ボーナスをもらいつつFXトレードをするなら、TradeviewよりもXM・GemForexの方がおすすめ。どちらもボーナスが豊富なことで有名です。
ボーナスは、XMの「プロモーション」、GemForexの「口座開設ページ」でそれぞれ確認できます。
TradeviewのECN口座のレバレッジ比較
次はECN口座の比較をしましょう。
TradeviewのECN口座のレバレッジは200倍。AXIORYのナノスプレッド口座は400倍なので、その半分です。
ただこれはTradeviewのMT4・MT5口座の話。cTrader口座の場合は、レバレッジを400倍まで引き上げることが可能です。
TradeviewのECN口座で高いレバレッジを使いたいなら、cTrader口座がおすすめ。cTraderは約定・決済のスピードが速いため、スキャルピングトレードと非常に相性が良いからです。
cTraderは、Tradeviewの「取引プラットフォーム」で確認できます。
まとめ:Tradeviewのレバレッジルールは複雑
ここまでTradeviewのレバレッジルールを解説しました。
レバレッジルールは、英語版Tradeviewの「Accounts」で確認できます。
Tradeviewの最大レバレッジは500倍ですが、これはSTP口座の最大レバレッジに限った話。ECN口座は200倍から400倍です。
Tradeviewは口座タイプが多く、レバレッジルールも複雑です。
もう一度表を掲載しておくので、確認しましょう。
初期レバレッジ | 最大レバレッジ | |
MT4 Xレバレッジ口座(STP口座) | 100倍 | 500倍 |
MT4 ILC口座(ECN口座) | 100倍 | 200倍 |
MT5 Xレバレッジ口座(STP口座) | 100倍 | 500倍 |
MT5 ILC口座(ECN口座) | 100倍 | 200倍 |
cTrader口座 | 200倍 | 400倍 |
Viking口座 | 200倍 | 400倍 |
Tradeviewは口座開設直後のレバレッジが100倍から200倍と低めに抑えられているので、まともにトレードするなら最大レバレッジまで引き上げる必要があります。
レバレッジ引き上げは、Tradeviewの「レバレッジ変更申請」で行えます。