海外FXでのデイトレードのやり方・始め方

海外FXの裁量トレードで大きな利益を出したいならデイトレードがおすすめ。

デイトレードには以下のメリットがあります。

  • トレードの期待値が高い(リスクリワードが2.5から5.0以上)
  • 高ロット運用で爆発的な利益を狙える(10ロットで100万円など)
  • 含み損の保有期間が短く、ストレスを抱えにくい(慣れれば5分から1時間ほど)

デイトレードはエントリーポイントや損切りラインを厳選しているためリスクリワードが非常に高く、スイングトレードやEA自動売買よりもトレードの期待値は高めです。熟練した人なら1回のトレードで数百万円の利益を出すこともできます。

また損切りラインが20pips前後と狭く、損切りを抱える時間も5分から1時間と短めなため、精神的なストレスをも抱えにくいです。ナンピンやマーチンゲール、スイングトレードなどでポジションが捕まったままイライラしている方は、ぜひデイトレードに挑戦してみましょう。

この記事では海外FXのデイトレードの始め方・やり方を解説していきます。

目次

デイトレードの基礎知識

まずはデイトレードの基礎知識から見ていきます。

リスクリワードに優れている(トレードの期待値が高い)

デイトレードの最大のメリットは、リスクリワードに優れていること。リスクリワードとは平均利益と平均損失の割合のことで、これが高ければ高いほどトレードの期待値が高いことになります。

デイトレードはエントリーポイントを厳選しているため損切りラインが20pipsと狭めで、かつ大きなトレンドを狙いに行くため利幅は50pipsから100pipsと広めです。リスクリワードは2.5から5.0ほどでしょうか。

これがスイングトレードだとエントリー・損切りのタイミングが雑になりリスクリワードがやや悪化します。あるいはナンピン・マーチンゲールなども常時はコツコツと稼げるのですが、大きく外した時はその10倍の損失になることもあるためリスクリワードは良くありません。

海外FXの高ロットトレードで1日数百万円も稼いでいるトレーダーは、大体スキャルピングトレードかデイトレード(指標トレード含む)をしていることが多いです。

FXの裁量トレードは期待値の高いトレードを淡々と行い、徐々に利益を積み上げていくゲームです。その点でエントリーポイント・損切りラインを厳選しているデイトレードならリスクリワードも高く、高ロット運用もしやすいです。

高ロット運用で爆発的な利益を出しやすい

デイトレードの2つ目の大きなメリットは、高ロット運用によってトレード1回で数百万円の爆発的な利益を狙えること。

特に海外FXブローカーはレバレッジが400倍から1000倍以上と非常に高いため、100万円前後の資金でも10ロット以上の取引ができ、うまくトレンドに乗っかれば数百万円の利益も狙えます。

デイトレードが高ロット運用と相性が良いのは、チャートパターンやマルチタイムフレーム分析でエントリーポイントを厳選しているからですね。

例えばドル円を10ロットと運用するとマイナス100pipsで10,000ドルの損失になりますが、エントリーポイントをうまく厳選すれば損切りラインを20pips/2,000ドルに抑えられます。そして100pipsの利益を得られれば10,000ドルの利益になるため、リスクリワードも5.0と非常に高くなります。

トレード技術が熟達してエントリーポイントを厳選できるようになれば、含み損を10pips/1,000ドルあるいは5pips/500ドルといった具合にさらに狭めることもできます。

エントリーポイントを厳選できれば、10ロット以上の高ロットトレードでもローリスク・ハイリターンなトレードができるようになります。結果として1日1回のトレードで数百万円の利益を狙える、いわゆる「億トレーダー」も視野に入るでしょう。

含み損の保有期間が短い(数分から数時間ほど)

デイトレードの3つ目のメリットは、含み損の保有期間が短いこと。エントリーポイントを厳選しているため、 含み損も5pipsから20pipsと少なめで、かつその期間も数分から1時間と短めです。

裁量トレードでは含み損を抱えている期間を短くすべきです。含み損を抱えている間はトレーダーの精神状態が悪くなり、合理的な判断をしにくくなりますし、私生活にも悪影響が出やすいからです。

また不利なポジションはサクッと損切りして、逆方向に持ち替えた方がいいパターンもあります。例えば50pipsの含み損を抱えながら5pipsの含み益が出たら利確する手法だと、リスクリワードは0.1と非常に低くなってしまい、トレード全体の期待値もかなり悪くなってしまいます。

そうではなくてエントリーポイントを厳選して損切りラインは5pipsから20pipsに抑えつつ、含み益は40pipsから100pips以上で利確する手法の方が、リスクリワードも高くなりトレードの期待値も大きく改善します。

デイトレードは含み損の保有期間が短く、かつ含み損のpipsも少ないため、トレーダーの精神に悪影響を及ぼすリスクが少ないです。精神的に余裕ができれば合理的にエントリー・決済できるようになりますし、私生活にも悪影響を与えにくくなるでしょう。

チャートを1日中監視する必要がある

デイトレードの最大のデメリットは、トレーダーの拘束時間が長いこと。エントリーポイントを厳選するには1日中チャートを見るか、あるいは10分に1回の頻度でこまめに確認する必要があります。

そのため肉体労働や接客業などチャートを見る時間がない人だとデイトレードは相性が悪いです。逆にデスクワーカーや自営業者などこまめにチャートを確認できる人だとデイトレードは相性が良いです。

仕事や私生活の兼ね合いで1日中チャートを見れない方はデイトレードよりもスイングトレードやEA自動売買、あるいは夜間だけトレードをする指標トレードの方がおすすめです。

チャート予測能力が鍛えられる

デイトレードをすることの副次的なメリットとして、チャートの予測能力が鍛えられることが挙げられます。

1日中チャートを見続けているため、チャートパターンが頭の中に刻み込まれ、どういうチャートパターンならどういう動きをするのかが直感的に予測できるようになるのです。

結果としてエントリーポイントを厳選でき雑なエントリーをせずに済むため、10ロット以上の高ロットポジションを持つことに抵抗感がなくなります。

そして読みが大きく外れても含み損が5pipsから10pipsになった段階で早めに損切りできるようになります。ダラダラと50pipsから100pips以上の含み損を抱えることがなくなり、トレード全体のリスクリワードも大きく改善されます。

実践で使えるチャート予測能力を身に付けるには、正しいのやり方を見ながらデイトレードを30回ほど練習する必要があります。チャートパターンの学習教材にはFUTAKOさんの手法ツイートか、ORZさんのチャートパターン記事がおすすめ。どちらも無料で提供されています。

デイトレードの練習台にはAXIORYのデモ口座がおすすめ。MT4・MT5・cTraderのデモ口座を簡単に作れますし、会員ページで口座残高の調整もでき練習用として使いやすいです。

デイトレードの設定・下準備

ここからはデイトレードを始める前の設定方法・下準備をまとめておきます。

FXプラットフォーム:cTrader

海外FXでデイトレードをするならプラットフォームはcTraderがおすすめ。

メタトレーダー(MT4・MT5)よりも便利な機能がたくさん備わっており、チャート分析やエントリーが快適になります。これはスマホアプリ版のcTraderでも同様です。

cTraderがメタトレーダーよりも優れている点はこちら。

  • MacOS・Chromeブラウザでも動作しやすい
  • ホットキー(ショートカット)で通貨ペア・時間足を切り替えられる
  • ドラッグ操作でリミット注文・ストップ注文を置きやすい
  • 必要証拠金・SL/TPでの損益を簡単に計算できる
  • チャートの横に経済指標カレンダーを表示できる(日本時間に対応)
  • メタトレーダー(MT4・MT5)より嫌がらせのリスクが低い

お使いのデバイスがパソコンなら上下キーで時間足を切り替えて簡単にマルチタイムフレーム分析ができますし、Command+左右キーで通貨ペアチャートの切り替えもできます。

あるいはドラッグ操作で簡単にリミット注文・ストップ注文を置くことができ、ドラッグ操作でその位置を微調整することもできます。

他にも運用ロットの部分にマウスホバーすることで必要証拠金が瞬時に計算できたり、SL/TPタブをドラッグすることでロット・pipsあたりの損益計算もできたりします。

これらの機能はスマホアプリ版cTraderでも部分的に利用できます。MT4・MT5アプリよりも裁量トレードが快適になるので、気になる方はApp StoreやGoogle playでダウンロードしてみましょう。(cTraderの使い方・便利機能を見る

運用通貨ペア:XAUUSD・USDJPY・GBPJPY

デイトレードの通貨ペアはXAUUSD・USDJPY・GBPJPYの3つがおすすめ。どれもボラティリティが高く、トレンド相場での順張りトレード・押し目買い・戻し売りなどで利幅を伸ばしやすくなります。

特にゴールドは他の通貨ペアと比べてボラティリティが非常に激しく、うまくトレンドに乗っかれば1000pipsから2000pipsの利幅を出すことができます。運用ロット次第では1回のトレードで数百万円の利益も狙えるでしょう。

ただしAXIORYではゴールドの最大レバレッジが100倍と低めになっているため、他の海外FX口座よりも必要証拠金が高くなります。ゴールドなら1.0ロットで1,000ドルでしょうか。ゴールドで高ロットのハイリスクトレードをするならTradeviewを使いましょう。ゴールドでも最大レバレッジ400倍が適用されます。

通貨ペアの設定はAXIORYのcTraderあるいはTradeviewのcTraderから行えます。

時間足:5分足・1時間足

海外FXのデイトレードで使う時間足は5分足・1時間足の2つがおすすめ。1時間足で大まかなチャート分析をして、5分足でエントリーポイントを厳選します。

ポジションの保有期間が長く、スイングトレード寄りのトレード手法を採用するなら、4時間足・日足も併用しましょう。

1時間足チャートはEMA・グランビルの法則と合わせてエントリーポイントを大まかに決める時に使います。例えば1時間足EMAが上方向に強く傾いているなら、押し目買いを行います。

5分足は価格が上位時間足のエントリーポイントに近づいた時に使います。チャートパターンやプライスアクションで押し目・戻しの勢いが弱くなってからエントリーすることで利幅を大きく伸ばせます。

もちろんここで紹介したのはあくまで一例なので、もっと厳密なチャート分析をしたいなら1分足・15分足・30分足なども併用していいでしょう。

時間足の設定は、AXIORYのcTraderあるいはTradeviewのcTraderから行えます。

テクニカル指標:EMA(期間10・25・75)

デイトレードで使うテクニカル指標はEMAがおすすめ。EMAは簡単に言うとSMAの上位互換で、押し目買い・戻し売り、あるいはトレンド転換後の順張りトレードで使います。

そしてEMAは期間10・25・75の3本をセットしましょう。短期・中期・長期のそれぞれの観点でトレンドを捉えられるようになります。

EMA3本の使い分けとしては、10EMAはトレンドが強い時に、25EMAはトレンドがやや弱めの時に、75EMAはトレンドがかなり弱くレンジ相場気味のときに使います。

cTraderでEMAなどのテクニカル指標を設定したときはテンプレート保存しておきましょう。他の通貨ペアチャートを新規表示させたときに瞬時に呼び出せます。

EMAの設定は、AXIORYのcTraderあるいはTradeviewのcTraderから行えます。

運用ロット:資金10,000ドルあたり1.0ロットから

デイトレードは単一ポジションですし、エントリーポイントを厳選した上でトレーリングストップなどで損失を最小限に抑えられるため、運用ロットはなるべく高くしておきます。

運用口座のレバレッジが高ければ高いほど、運用ロットも大きくでき、資本効率を最大限まで高めることができます。

最大レバレッジごとの運用ロット目安はこちら。

最大レバレッジ資金10,000ドルあたりのロット目安
レバレッジ1000倍以上(XMExnessFBSなど)10.0ロット
レバレッジ400倍前後(AXIORYTradeviewなど)2.0ロットから5.0ロット
レバレッジ25倍(国内FXブローカー)1.0ロット

XMExnessFBSなどレバレッジ1000倍以上のブローカーなら、資金10,000ドルあたり10.0ロットで超ハイリスクトレードします。ただしレバレッジの高いブローカーは出金リスクが高い傾向があるため、利益を出したら即座に出金しましょう。

AXIORYTradeviewなどレバレッジ400倍前後のブローカーなら、運用ロットは資金10,000ドルあたり2.0ロットから5.0ロットを目安にします。これらのブローカーはハイリスクなトレード環境を提供していない代わりに出金リスクは低めな傾向があるため、利益出金せずに複利運用しても良いでしょう。

そしてレバレッジ25倍の国内FXブローカーなら、運用ロットは資金10,000ドルあたり1.0ロットと控えめにしておきます。レバレッジが低いと必要証拠金が大きくなってしまうため、運用ロットは少なめにしましょう。

ただ国内FXブローカーは海外FXブローカーと違って完全信託保全があるため、出金拒否のリスクは非常に低いです。資産に余裕があるなら資金1,000万円/10.0ロットなどで運用しても良いでしょう。

運用ロットあたりの損益計算は、AXIORYのcTraderあるいはTradeviewのcTraderでも行えます。

デイトレードのやり方・始め方

ここからは海外FXでのデイトレードの始め方をまとめておきます。

手順1:FXプラットフォーム(MT4・MT5・cTrader)で基本設定をする

まずはAXIORYTradeviewでcTrader口座を開設し、cTraderにアクセスして基本設定をしましょう。cTraderが使いにくいと感じるならMT4・MT5でもかまいません。

cTraderでデイトレードをするときのおすすめ設定内容はこちら。

  • 通貨ペアチャート:XAUUSD・USDJPY・GBPJPY
  • 時間足:5分足・1時間足(余力があれば4時間足・日足も)
  • テクニカル指標:EMA(期間10・25・75)
  • 運用ロット:1.0ロット/10,000ドル

これらの設定内容はあくまで目安なので他の通貨ペアチャートを設定してもいいですし、時間足も1分足・15分足・30分足などを併用しても構いません。

cTraderの設定・カスタマイズはAXIORYのcTraderあるいはTradeviewのcTraderにログインして行います。お使いのデバイスがスマホ・タブレットならcTraderアプリから行いましょう。

手順2:上位時間足で大まかなエントリーポイントを決める

cTraderの設定が終わったら、上位時間足のチャートで大まかなエントリーポイントを決めます。

エントリーポイントを決める時には「グランビルの法則」を使います。

グランビルの法則とは、EMAの傾きや価格との乖離具合によってエントリータイミングを判断する手法のこと。以下の画像を見てもらうとわかりやすいです。(画像引用元

グランビルの法則に基づいた代表的なトレード手法はこちら。

  • EMA基準の押し目買い・戻し売り(画像の2・3)
  • トレンド転換後の順張り(画像の1)
  • レンジ相場でのEMA乖離後の逆張り(画像の4)

1番のおすすめはトレンド相場での押し目買い・戻し売り。強いトレンドに乗っかるため利幅を伸ばしやすく、 できるだけ積極的になっていきたいチャートパターンです。

2番目のおすすめはトレンド転換後の順張りトレード。EMAが横ばいになり直近トレンドが弱くなった後、トレンド転換した方向に順張りエントリーします。

3つ目の逆張りトレードは、レンジ相場にて価格がEMAから大きく乖離した後に逆張りエントリーをします。

トレンド相場での逆張りトレードはおすすめしません。トレンドが強いとリバウンドが弱くなってしまい、逆張りトレードの期待値が落ちるからです。

手順3:下位時間足でチャートパターンを見てエントリー

上位時間足チャートで大まかなエントリーポイントを決めたら、5分足チャートでさらにエントリーポイントを厳選します。

5分足でエントリーするときは価格が上位時間足の押し目・戻しに近づくまで待ちます。そしてプライスアクションやチャートパターンなどで戻しの勢いが弱くなったのを確認してからエントリーしましょう。

このあたりは画像を見てもらったほうがわかりやすいです。(引用元ツイート

既に価格がトレンド方向に進んでしまった場合は、5分足の10EMA・25EMAで押し目買い・戻し売りをします。

またオーバーシュート(通貨の売られすぎ・買われすぎ)の直後は、プライスアクションに関係なく逆張りトレードをします。

オーバーシュート→リバウンドの流れは10分前後で終わってしまうため、1分足チャートでエントリー・決済のタイミングを見極めます。10EMAブレイク後の逆張りエントリーがシンプルで扱いやすいです。

プライスアクション(チャートパターン)は他にもたくさんの種類があります。詳しくはORZさんのチャートパターン紹介記事をご覧ください。

手順4:エントリー直前に経済指標カレンダーを確認しておく

エントリー直前にはcTraderで経済指標カレンダーを確認しておきましょう。デイトレードではストップロスを浅めに設定するため、経済指標による乱高下に巻き込まれるとストップロスが刺さりやすくなるからです。

経済指標カレンダーはcTraderの画面右側にある「アクティブ通貨ペアパネル」から確認できます。Command+Eボタンを押すことで、パネルの表示/非表示を切り替えられます。(スマホアプリ版でも確認可能)

経済指標カレンダーではその通貨ペアに関連する経済指標だけが表示されます。例えばUSDJPYチャートならアメリカと日本に関する経済指標のみが表示され、他の通貨の経済指標は表示されません。

そして経済指標は今日の分しか表示されないため、ポジションを1日のうちにエントリー・決済するデイトレードと相性がいいです。

さらにcTraderはチャートの表示時間は日本時間(UTC+9)ですし、経済指標の発表時間も日本時間になっています。メタトレーダーのようにサーバー時間(GMT+2/3)を基準にしていないため、日本時間に計算し直す必要もありません。

経済指標カレンダーは、AXIORYのcTraderあるいはTradeviewのcTraderでも確認できます。

手順5:ストップロスを設置し、トレーリングしていく

ポジションをエントリーしたらストップロス(損切り)を設定しましょう。

ストップロスを置く場所は直近の高値・安値付近が好ましいですね。損切りラインは20pips前後を目安にします。(ゴールドなら200pips前後)

そして含み益が50pipsを超えたら、ストップロスを建て値(エントリー価格)+5pipsに移動させます。こうすることで価格が大きく逆行しても最低限の利益を確保できます。

そのあとは含み益が100pipsを超えたら建て値+50pips、150pipsを超えたら建て値+100pipsとストップロスをトレーリングしていきます。

建値ストップロス・トレーリングストップをスムーズに行いたいならcTraderがおすすめ。ドラッグ操作で簡単にストップロスの位置を調整できます。

注意:ナンピン・マーチンゲールはしないこと

デイトレードで読みを外したからといって、ナンピン・マーチンゲールに切り替えるのはおすすめしません。

単一ポジション向けの運用ロット(資金10,000ドル/1.0ロット)でナンピン・マーチンをすると、破綻リスクが高くなるからです。

ナンピン・マーチンゲールの運用ロット目安は、ハイリスク運用なら資金10,000ドルあたり0.1ロット、ミドルリスク運用なら0.05ロット、ローリスク運用なら0.03ロットとなります。

資金10,000ドル/1.0ロットのデイトレードからナンピン・マーチンゲールに切り替えてしまうと、次のポジションのロットが2.0ロットや4.0ロットになってしまい、含み損も膨大になってロスカットされやすくなります。

ナンピン・マーチンゲールはグリッド間隔・ロット増加率・決済タイミングなどの調整がシビアです。その場しのぎで手動でやっても失敗するだけなので、グリッドEAで自動化させましょう。

おすすめのナンピン・マーチン・グリッドEAは、こちらの記事で詳しくまとめています。

デイトレードにおすすめの海外FX口座

デイトレードにおすすめの海外FX口座はこちら。

裁量トレード向け口座最大レバレッジ取引手数料XAUUSDUSDJPY
AXIORY cTrader口座400倍(ゴールドは100倍)6ドル/ロット2.1pips1.2pips
Tradeview cTrader口座400倍6ドル/ロット1.7pips0.8pips
XM KIWAMI口座1000倍なし1.5pips0.7pips

海外FXでデイトレードをするなら、まずはAXIORYのcTrader口座がおすすめ。高性能FXプラットフォーム「cTrader」に対応しており、裁量トレードが快適になります。

またAXIORY国内銀行送金に対応しており、会員ページも使いやすいため、FX初心者であっても扱いやすいです。ただしゴールドのレバレッジが100倍と低めなので、必要証拠金が大きくなりやすく、高ロットのハイリスクトレードはできなくなります。

2番目の候補としてはTradeviewのcTrader口座がおすすめ。TradeviewはAXIORYよりもスプレッドが狭いため、運用ロットが大きければ大きいほど取引コストを節約できます。

またTradeviewはゴールドでもレバレッジ400倍で取引できるため、ハイリスクトレードに適しています。ただしTradeviewは国内銀行送金に対応していないため、送金方法は基本的にbitwalletを使う必要があります。(他の送金方法は手数料が高いため)

3番目の候補としてはXMのKIWAMI口座がおすすめ。低スプレッドな上に、最大レバレッジが1000倍と非常に高く、高ロットのハイリスクトレードに適しています。

またXMはオセアニア系通貨ペア(AUDCADなど)のスプレッドも狭いため、ナンピン・マーチン・グリッドEAの運用に適しています。cTraderには対応していませんが、MT4でEA自動売買もするなら有力候補になるでしょう。

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この記事を書いた人

海外FXの情報を備忘録としてまとめています。
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